ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーside
ストルム星人……伏井出 ケイが変身をしたスカルゴモラをウルトラウーマンベルさんが倒した。危機を乗り越えた私は傷ついた体を癒す為、ウルトラクリニックへと運ばれて治療を受けていた。やがて数日が経ち、私が病室でのんびりしているとウーマンがやってきた。
「調子はどう、ゾフィー?」
「少しだるいね。」
「まさかベリアル融合獣が現れるとはね。ウルトラウーマンゼットがいた地球でもベリアル融合獣が現れたというのにね。」
「確かにな。だがあれはメダルを使ってゼットライザーでセレブロが変身をしたものだが・・・・・・今回は、蘇った伏井出 ケイが怪獣カプセルを使い変身したんだ」
ウーマンにその話をしながら彼女自身も両手を組んで考えていた。なぜ伏井出 ケイが蘇り、私を狙ったのか……そのせいで私自身が入院をすることになったので彼女は私を見ながらも拳を握りしめていた。どうやらかなり心配をかけてしまったようだ。
(なぜゾフィーが狙われなければいけないの?宇宙警備隊隊長だから狙われているの?それとも何かをゾフィーは持っているの?それもわからないから何も言えないわ)
「それで退院はできそうなの?」
「あぁ今日退院できるそうだ。」
それから退院手続きをした次の日、私は宇宙警備隊本部の隊長室へ入るとほかの姉妹達がいた。そして、タロウが走って私に抱き付いてきた。
「ゾフィー兄さん!!良かった・・・・・・良かったよぉ」
「心配かけさせたな、タロウ。それに皆も……私はもう大丈夫だ」
「だがゾフィー、なぜ伏井出 ケイが復活をしてお前の命を狙ったのか。何かわかるか?」
「いやセブン、残念ながら私にもわからない。だがあいつは私の命を使い、あの悪の帝王ベリアルを蘇らせようとしていたのは間違いない」
「ゾフィー兄さんの命を使って……?ジードが倒したっていうのにか・・・・・・?」
「いずれにしてもあの悪魔を蘇らせるのだけはまずい、奴の復讐心や忠誠心を考えると、ロボット兵器もかなりの量と見た。各宇宙警備隊に通達、パトロールを厳重にするようにと」
「はっ!!」
私は、各宇宙警備隊員に通達をして厳重にするよう指示を出した後、ジャックとエースがやってきた。
「ゾフィーお兄ちゃん」
「ゾフィー兄さん・・・・・・その・・・・・・」
「どうしたんだジャックとエース。」
「私達、近くにいたのに・・・・・・」
「何もできなかったんです。それが悔しくて・・・・・・そのせいでゾフィー兄さんが。」
エースとジャックは私が結界に閉じ込められた後も壊そうと奮闘してくれた。結界はベルさんが壊したから良かったが、そうでなかったら私が殺されていたのではないか……と思ってしまったのだろう。私は二人の頭を撫でる。
「お前たちのせいじゃないさ。それに私はこうして生きている」
「で、でも!!」
「ジャック、エース、お前達は私の大事な妹たちだ。それはウーマンやセブン達にも言えることだ。」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
「いずれにしても今日は乙女座のトライアングル星雲へと行かないといけないからね。レオとタロウ、君達二人に一緒に来てもらう。」
「「私達がですか?」」
「そうだ。乙女座の王女様から招待を受けていてね。君達二人についてきてもらおうとね。」
「わかったよ!」
「わかりました」
ゾフィーside終了
「乙女座・・・・・か。」
私はゾフィー兄さんと共に乙女座の方へと飛んでいた。乙女座といえば、二代目コメットさんと再会したことを思いだす。彼女は乙女座出身の人物で私とは幼馴染だ。だが獅子座L77星がマグマ星人に滅ぼされた。私は地球へと行き、オオトリ・ユナという名前でスポーツセンターで働いていた。
やがてブラック指令を倒した後、地球を旅していたわ。ある日、日本へ戻った後、トオルからレオリングを返してもらい、寺へ上がると一人の少年がぶつかってきた。その子は赤い模様を浮かべていた。そして私は前を向くと黒い髪をした女性がいたが彼女だってことがわかった。
「あのー、あなたは?」
「コメットさん、覚えているかい?私はオオトリ・ユナよ」
「えぇ。」
私は、「順平くんと呼ばれた子を治すにはコメットさんが皆の前で宇宙人とばらすことだ」と教えた。もう一つ方法があるが、どちらにせよ辛い選択だろう……私にとってもこの星は第二の故郷でもある。そして、私は決意を固める。丁度その時にセブン姉さんが生きていたことを知った。彼女はUキラーザウルスを封印した際に、エネルギーを大半消耗させてしまい変身ができなくなってしまった。自分の代わりに光の国へ行ってほしいと頼まれたのだ。
「コメットさん」
「レオ・・・・・・」
「アカゴンになった順平君を救う方法はもう一つある。順平君を地球の外へと連れ出してβ線とγ線を浴びさせるんだ」
「それって!!」
そう、順平君を救うもう一つの方法……それは私がレオに変身をして彼を外へ連れ出すしかない。彼の家族が来る前に私は彼を連れさらい公園へと行く。
「レオ!!」
「・・・・・・レオおおおおおおおおおおおお!!」
私はウルトラウーマンレオに変身をして順平君が苦しまないようにフィールドを張り宇宙へ飛びだす。彼の体にγ線とβ線を浴びさせていき、彼の体の模様がなくなったのを見て地球へと帰還をして私は彼を降ろす。
「レオ・・・・・・」
「さようならコメットさん、また乙女座で会おうね。シュワ!!」
私は光の国へ帰還をした後、コメットさんも乙女座のほうへと戻ってきたことを聞いていたので、乙女座の仕事をした後、彼女と話をしてから光の国へ戻っていくのが日常になっていた。そこにタロウ姉さんがいたり、セブン姉さんもコメットさんとは親友だったことを知ったりと驚きもあった。
「さて、そろそろつくよ?」
私はレオマントを装備をして乙女座に着地をする。
レオside終了
「・・・・・・(まさかコメットさんがいるとはな・・・・・・確か『大場久美子のコメットさん』ではセブンは親友でタロウは恋人、レオは幼馴染だった。しかし、この世界ではタロウとセブンは親友でレオは幼馴染ってことか。)」
ゾフィーはブラザーズマントを羽織って案内されてから女王がいる間に通される。三人のウルトラ戦士たちは女王の間に入り彼女が来るのを待つことにした。
「女王様のおなーりーーーー」
乙女座の女王が入ってきたので三人は片膝をついて頭を下げる。女王は席に座ると声をかける。
「もういいですよ宇宙警備隊の皆さま。」
三人が顔を上げた時、レオとタロウは驚いていた。
「え!?」
「嘘・・・・・・」
「お久しぶりですねタロウさんにレオ、それに初めまして、ゾフィーさん」
「「コメットさん!?」」
そこにいたのはタロウとレオが知っているコメットさん……スピカだった。彼女はふふと笑いながら驚いている二人を見て笑っていた。
「改めて乙女座の女王のコメット16世です」
「宇宙警備隊隊長を務めておりますゾフィーと申します。今日はお招きありがとうございます女王様」
「本当、タロウさんやレオの言った通りですね」
「「い!!」」
「二人は私のことをあなたに何と伝えているのですか?」
「そうですね。一番頼れて、ピンチにいつも駆けつけてくれる妹さん思いなお兄さんって」
「これはこれは・・・・・・」
タロウとレオはコメットさんにゾフィーのことを言っていたのを暴露されたので顔を赤くしており、ゾフィー自身も妹たちがコメットさんにそんなことを言っていたのかと彼自身も顔を赤くする。
それからパーティーの時間となりコメットさんはレオとタロウに近づいていく。ゾフィー自身もお酒を飲みながら、お話をする。
「あの時、レオがいなかったら順平君は・・・・・・」
「そのことに関しては気にしないでほしいわ。だけどあなたが地球を去っていたなんてね。だからあの時、あなたが住んでいた場所に行ったときにあなたの姿が見えなかったのはそういうことだったの」
レオは地球へ戻ったときに、コメットさんが住んでいた鎌倉の方へ行き、彼女がお世話になっていた沢野家を見ていたが、コメットさんの姿が見えなかったので彼女は乙女座の方へと帰ってしまったのかと察した。あの子達も大きくなっており、彼女が去ろうとした時、二人の男の子が近づいてくる。
「あなたはウルトラウーマンですよね?」
「・・・・・・・・・そうと言ったら?」
「あの・・・コメットさんにあったら僕たちは元気にいるよと伝えてくれませんか?僕たちコメットさんにお礼が言えなかったので」
「わかったわ」
「・・・・・・公平君、順平君・・・・・・」
コメットさんは涙を流しながら、ゾフィーは「あの子達も今はいないからね」と思い、サコミズのことを思いだす。
(・・・・・・サコミズ、君は立派な人物だよ。最後に君の前に現れた時も君はこういってくれたね?「地球を宇宙を守ってくれてありがとう」っと、それが君の最後の言葉でもあった。だからこそ私は君達をいつまでも守りたいと思っている・・・・・・ありがとうサコミズ。)
ゾフィーは心の中でサコミズにお礼を言い、彼が残してきた思いを忘れないようにこれからも戦っていく決意を固める。
次回 「ゾフィーとコスモス」