ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

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ベリアルの力の制御、ゾフィーの特訓

重力惑星「ガンズ」、ここで修行をする一人のウルトラ戦士がいた。そう、我らのゾフィーである。

 

諸事情により、彼の体内にはウルトラウーマンベリアルが住んでいる。彼女の力を制御するためにこの星で特訓をしていたのだ。しかし、彼女が生きていることを知られるわけにはいかないため、この辺境の星で特訓をしていたのである。

 

「はあああああああああああ!!」

 

彼の両手からベリアルリッパ—改めてゾフィーリッパーが放たれて、岩に命中させると、両手に闇と光のエネルギーを集めてそれを十字に構える。

 

「ゼットシウム光線!!」

 

ウルトラウーマンオーブサンダーブレスターの得意技であるゼットシウム光線をゾフィー本人が放った。彼は休憩するために地面に座ると、光の粒子のベリアルが現れる。

 

「流石ゾフィー、私の闇の力の制御できているではないか」

 

「ありがとうございます、ベリアルさん・・・・・・なんだか不思議な気分ですよ。ベルさんもそうですが・・・・・・こうしてもう一人のお義母さんと話せるのは」

 

「・・・・・・まぁな、私自身もこうなるとは思ってもいなかった・・・・・・感謝するぞゾフィー」

 

ベリアルが頭を下げたので、ゾフィーは驚きながらも立ちあがり、修行の続きをしようとした瞬間、攻撃が飛んできたので回避する。彼が身構えていると、現れたのはメビウスだった。

 

「メビウス?いや、違う!お前は何者だ!?」

 

「シェア!!」

 

メビウスがゾフィーに襲い掛かってきた。彼女が放つパンチを受け止めると、彼女の腕や足、腹部にプロテクターが装着されているのを見てゾフィーは偽物と判断して蹴りを入れる。

 

相手はメビュームシュートを放ってきた。ゾフィーはスぺシウム光線で相殺をすると、そのまま接近してウルトラブレスレットをウルトラソードに変形させて真っ二つに斬り裂いた。

 

「これはロボットか・・・・・・ぬお!?」

 

光線が飛んできたので、振り返るとそこにはウーマン,セブン,ジャック,エースの四人が立っていた。だが彼女達も先ほどのメビウス同様にプロテクターが装着されており、ゾフィーは連中の正体を察した。

 

「そうか、お前たちはSR(サロメロボット)シリーズだな!」

 

「ヘア!」

 

「デュワ!」

 

「ジェア!」

 

「ふううううう!!」

 

四体はゾフィーに襲い掛かってきた。ニセセブンはエメリウム光線をゾフィーに放つが、彼は回避してゼット光線を放ちダメージを与える。すると、ニセウーマンとニセジャックはウルトラスラッシュをゾフィーに放つが、彼は上空へと飛び回避する。

 

「ポワ!!」

 

ニセエースがバーチカルギロチンをゾフィーに放ってきた。彼はウルトラブレスレットをウルトラディフェンダーに変えてガードする。

 

地面に着地をすると、ニセウーマンとニセセブンがゾフィーの横に立ち、ウルトラキックを彼のボディに放つ。

 

「ぐ!!」

 

彼はクロスガードで防ぐと、ニセジャックが流星キックを放ち彼を吹き飛ばす。

 

「サロメ星人め、性懲りも無くニセウルトラ兄妹を作ったのか・・・・・・絶対に許すわけにはいかない!!シュワ!!」

 

ゾフィーはニセエースをつかむと投げ飛ばした。ニセジャックはウルトラランスを投げつけるが、彼はそれをキャッチをしてなげ返して彼女の胴体を貫いた。ニセジャックはそのまま爆発したので、今度はニセエースにM87光線Bを放ち撃破する。

 

ニセウーマンとニセセブンはゾフィーに攻撃をするために接近をする。二人は同時に蹴りを入れてくるが彼は二人の攻撃を受け流すと衝撃波を放ち二人を吹き飛ばした。

 

ゾフィーは右手にエネルギーを集中させてから振り返り構える。

 

「M87光線!!」

 

「ヘア!!」

 

「デュワ!!」

 

ニセウーマン達もスぺシウム光線、ワイドショットを構えてゾフィーのM87光線に対抗をしようとした。彼は本気で撃ってはいないが、二人の光線を粉砕をした。そして、二体はM87光線を受けて爆発する。

 

彼自身は拳を握りしめて姉妹達をベースに作りだした侵略宇宙人サロメ星人に怒りを燃やしていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

『流石宇宙警備隊隊長ゾフィー!!』

 

「サロメ星人!!まだ宇宙征服を企んでいるのなら私が阻止をする!!」

 

『貴様にできるかな?サロメ星の技術で生み出したウルトラ姉妹相手に!!いでよ!!』

 

宇宙船からさらにウルトラウーマンタロウ,レオ,エイティのロボットが現れると、ゾフィーは怒りが頂点に達した。彼が構えようとしたときに上空から光線が放たれる。一体何かと見ているとゾフィーの前に着地をする戦士たちが現れた。

 

「カラレス!ドリュー!ザージ!?どうしてここが?」

 

「大丈夫かゾフィー?」

 

「フレアの占いでお前がピンチだとわかってな。私達が駆けつけたのさ。なるほど・・・・・・私の弟子、タロウの姿をしたロボットか」

 

「ゾフィー、ここは私達に任せてくれ・・・・・・君は今のうちにサロメ星人の宇宙船を!!」

 

「すまない!」

 

ゾフィーはサロメ星人の宇宙船を倒す為に宇宙へと飛び立つ。カラレス,ドリュー,ザージはタロウ,レオ,エイティのサロメロボットを見ていた。

 

「確かに似ているわね」

 

「あぁレオさまの姿を似せているが所詮ロボットだ。」

 

「そういうこと。お前たちは弟子を相手にしたらどう?私はウルトラウーマン先生と呼ばれている彼女と戦わせてもらう」

 

「わかった」

 

「任せなさい」

 

カラレスはニセタロウと交戦をする。彼女が放つ拳をカラレスは簡単にはじかせている。

 

「甘いのよ。今のタロウに比べたら全然!!おりゃあああああああああ!!」

 

ニセタロウをつかんで投げ飛ばす。ニセタロウは投げ飛ばされた後に立ちあがり構える。

 

「ならこちらもストリウム光線!!」

 

ニセタロウが放ったストリウム光線にカラレス自身もストリウム光線を放ちぶつかり合う。だがカラレスのストリウム光線が押していきニセタロウに命中して爆散する。

 

一方でニセレオと戦うドリューは、かつて自身が仕えていたレオの成長をした姿を見て涙を流した。

 

「成長したレオさまの姿を見て私は・・・・・・だからこそ模造された貴様を許すわけにはいかない!!であ!!とう!!」

 

ドリューの連続した蹴りがニセレオの体に命中する。ニセレオはこれで決めるかのように構える。

 

「来るか・・・・・・なら!!」

 

ドリューも飛び、回転を始める。彼女の必殺技ドリュートルネードでニセレオのレオキックと激突をする。

 

「であああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

彼女の蹴りがニセレオのボディに命中して貫通し、爆発する。一方でザージはニセエイティと交戦をしていた。

 

ニセエイティが放ったサクシウム光線を躱して彼女は右手に冷気の刃を作り斬りかかる。

 

「流石エイティのロボットだけあるわね。」

 

「ショワ!!」

 

ニセエイティはウルトラレイランスを放ったが、ザージは躱していく。ニセエイティは突撃して蹴りを入れようとしたが、突然として自身の体が動き辛くなったことに気づいた。

 

「今更遅いわよ。あなたの関節は凍らせたからね。終わりよ!」

 

彼女が放った斬撃がニセエイティを斬り裂いて倒した。一方で宇宙船にいたサロメ星人はニセ姉妹達が次々と倒されたので動揺していた。

 

「馬鹿な、敗れたというのか!?本物と同様の能力を持っているはずのなのに!!」

 

「そのとおりだサロメ星人!!」

 

「「「!!」」」

 

サロメ星人が画面を見ると、ゾフィーがM87光線の構えをしていた。

 

「お前たちが作ったとしても彼女達には勝てない。ただ能力をコピーをしただけのロボットが心を持った本物に勝てるわけがない!!くらえ!!M87光線!!」

 

放たれたM87光線がサロメ星人の宇宙船に命中して爆散した。彼は構えを解くと、ほかの三人が宇宙へと上がってきた。

 

「やったなゾフィー!!」

 

「あぁカラレス、ザージ、ドリュー、ありがとう!」

 

「気にするなって、ゾフィー」

 

「そのとおりだ。私達は仲間だろ?」

 

「そうだな!」

 

ゾフィー達はサロメ星人一派を倒して光の国の方へと飛んで行く。ベリアルの力を制御できたのも良い収穫であった。




次回 光の国へと戻ったゾフィーはエイティが前に話していた講習の先生として出ることを忘れていた。

次の日に宇宙警備隊候補生達の前に立ち臨時講師として授業をする。

次回「臨時講師ゾフィー」
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