ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ウルトラの国のウルトラコロセウム…ゾフィーはウルトラブレスレットを変形させたウルトラソードを構えて目の前の相手と対峙する。相手の髪は白色のセミロングで、両手剣を構えていた。
彼女の名前はウルトラウーマンオーブ…ウルトラフュージョンカードを使って様々な姿に変わることができるウルトラ戦士なのである。
彼女とゾフィーとの出会いは、惑星ヨミで発生した亡霊魔導士レイバトスとの戦いの時だ。その時以外にもオーブとは共に戦うことが多かった。
「ゾフィーさん、行きます!!」
「あぁ全力でかかってくるといい、オーブ」
彼女はオーブカリバーを構えて走りだし、ゾフィーにふるう。ウルトラソードでオーブカリバーを受け止めてから連撃をオーブに繰り出した。
「く!!(流石ゾフィーさん、強い・・・・・・だったら!!)」
彼女は光りだして、スぺシウムゼペリオン形態に変身した。そして、紫のラインを光らせて高速で移動する。
「む!?(ティガの力で動きを一時的に早くしたか)」
「であ!!」
「む!!」
オーブが放つ拳をゾフィーは受け止めて投げ飛ばす。
「スぺリオン光輪!!」
「ウルトラカッター!!」
お互いに放つ切断技がぶつかり相殺をする。オーブはさらに光りだして姿が変わり構える。
【ウルトラウーマンオーブ!ハリケーンスラッシュ!】
ハリケーンスラッシュへと変わったのを見て、ゾフィーは「色んな姿を持っているな」と感心した。そんな中、オーブはオーブスラッガーランスを構えてレバーを三回引いた。
「トライデントスラッシュ!!」
彼女はオーブスラッガーランスを振り下ろす。だがゾフィーはなんと人差し指と中指の二本でオーブスラッガーをつかんだ。彼女は動かそうとしたがオーブスラッガーランスを動かすことができずにいた。
「ふぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!」
「どうやらここまでのようだね」
そのまま力を入れると、彼女は後ろの方へと倒れてしまう。
「どうする、まだやるかい?」
「いいえ、私の負けです、ゾフィーさん」
「前よりも成長しているようで嬉しいよオーブ。では…」
ゾフィーは、ブラザーズマントを羽織り、ウルトラコロセウムを後にする。
オーブside
ゾフィーさんと模擬戦をした後、私はシャワーで汗を流してから出るとゼロさんとジードが前から走ってきた。
「ようオーブ!!」
「ゼロさん、ジード、どうもです」
「オーブさん、こんにちは!」
「見てたぜオーブ、ゾフィー隊長と戦ってたのをよ」
「恥ずかしながら、今だにゾフィーさんに一本もとれていないんですよね。」
「多分だが、お袋たちも今だにゾフィー隊長から一本もとれてないぜ?」
「でもお母さんなら取ってる可能性があるよ。だってお母さんがゾフィーさんに戦い方のイロハを教えたんだもん!!」
「ベリアルさんが・・・・・・」
私は収納されているフュージョンカードを二枚出す。それはゾフィーさんとベリアルさんのカードだ。私がサンダーブレスターに自我を支配された際、誰かの優しい声を聞いて私は自我を取り戻すことができた。それがゾフィーさんの声なんだなと思い、彼のカードをぎゅっと抱きしめた。
「そういえばお前のサンダーブレスターってゾフィー隊長とベルの姉御なんだよな」
「え!?ベルさんってベリアルさんだったのですか!?」
「あー、そうかお前は知らないもんな。どうやらアナザースペースの戦いの後、ゾフィー隊長がプラズマスパークコアに来た時、いたんだってよ。俺もそこまで詳しいことは聞かなかったけどな」
なるほど。しかしゾフィーさんは色んな人に慕われているな────流石宇宙警備隊隊長を務めている人です!!
オーブside終了
一方で隊長室へと戻ったゾフィーが椅子に座るとトレギアはモンスター星人についての資料を渡した。
「やはり黒だったのか。」
「はい、いかがしますか?」
「直ちにエースとメビウスに向かうように指示を頼む」
「わかりました」
トレギアはそう言って、エースとメビウスに連絡をしていると、ゾフィーは左手の人差し指と中指をじーっと見ていた。その為、連絡を終えたトレギアは声をかけた。
「どうしましたゾフィー隊長・・・・・・?」
「あぁオーブと先ほど模擬戦をしていてね。彼女もまた強くなったな、と」
「オーブの得物を二本の指で受け止めたと、模擬戦を見ていた人たちから聞きましたが?」
「ははははは、流石だね。既に把握済みか」
ゾフィーは笑いながら、「さらに強くなったなオーブ」と心の中で呟き、窓から街を眺めていると扉が開いた。
「ゾフィーお兄ちゃん!」
「やぁジャック、報告かい?」
「うん、惑星『アースラ』との会談が成功したことを報告に来ました。」
「あぁ向こうも私達と友好を結びたいといっていたからね。成功して良かったよ。ジャックも大隊長の護衛、ご苦労さま。」
「ううん、ウーマン姉さんやセブン姉さんが一緒だったから大丈夫でしたよ」
「そうか。それはそうと、確かアースラ人はヒューマノイドタイプだったね」
「はい。私も地球のみんなを思い出しちゃいました」
「そうか、いずれにしてもアースラの代表とは会わないといけないな。」
「え?」
「え?」
「ゾフィーお兄ちゃん、代表と……会うの?」
「ん?大隊長が行かれたのだから私も行かないといけないだろう?」
「それは・・・・・・そうだけど・・・・・・」
ジャックがあまりにも嫌そうな雰囲気を出していたので、彼は詳しく訊かないことにした。
ジャックは急いでウーマンとセブンがいる執務室へと戻り、彼女たちに先ほどのことを話した。
「まずいわね」
「あぁ彼女はゾフィーのファンだからな、本人に会いたいといっているぐらいに……」
三人はあの代表がウルトラの国へ来るのじゃないかと思っていると、レオが入ってきた。
「た、大変です!!アースラの代表一団がこちらにむかっているそうです!!」
「「「えええええええええええええええええええええええええ!!」」」
「すでにネオスや21さん、パワードさんやグレートさんも護衛で向かってこちらに来るそうです!!」
「「「はやいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」
一方で隊長室で部下からアースラの代表がこちらに来ると聞いてゾフィーは思った。「え?はやくないかい?」っと
次回「ゾフィーとアースラ女王」