ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

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SOS

ゾフィーside

 

宇宙警備隊の隊長として部下たちに指示を出した後、パトロールをしているとウルトラサインを見つけた。

 

「『惑星“マラガス”にて襲われている、応援求む』か。惑星マラガスはこの辺だったな。よし!」

 

私は惑星マラガスへと降り立つ。しかし、辺りを見回しても、警備隊員の姿が見えない。何か嫌な予感がするな・・・・・・念のためにウルトラサインを出して、応援を呼んでおこう。

 

ウルトラサインを飛ばして惑星マラガスを探索する。森や草花など自然に満ち溢れた綺麗な星だ・・・・・・だが生命の気配を感じないのはなぜだ?まるでこの星自体が生きている要塞なのか?そう考えていると、攻撃が飛んできたので私は回避する。

 

「・・・・・・・・・」

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおおお!!」

 

前から現れたのは……バキシム?私はカプセルからバードンを出す。彼女は前から現れたバキシムらしき怪獣を見た後、私に説明してくれた。

 

「一角紅蓮超獣バキシマム!?ご主人様、バキシムの強化型です!!」

 

「なんだって!?ここは、ヤプールが支配する星なのか!?」

 

『そのとおりだ、ゾフィー!!』

 

「「!!」」

 

私達が振り返ると立っていたのは異次元人ヤプールだった。戦闘形態である巨大ヤプールとして実体化したので、私達は構えた。

 

「ヤプール、あのウルトラサインは貴様の仕業か!!」

 

『そのとおりだ、ゾフィー!貴様を倒す為に改良したバキシマムがお前の相手だ。行け!!バキシマム!!』

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおお!!」

 

「これはやばいな・・・・・・ゼットン!タイラント!ダークロプスゼロ!」

 

私はさらに三体を出して彼女達もバードンと同じように並ぶ。

 

「なーるほどな、バキシムの強化態か!これは私の両手がうずくぜ!!」

 

「負けません!!」

 

「うん、勝つよ」

 

「その通りです!!」

 

「いくぞ!!」

 

ゾフィーside終了

 

五人はバキシマムに対して構える。ゼットンとバードン、タイラントは口から高熱火炎と火炎弾をバキシマムに放つ。

 

バキシマムは両手から紅蓮火炎弾を放ち、三人が放った火炎攻撃を相殺をする。ダークロプスゼロは接近して両手に持ったダークロプススラッガーを振り下ろす。

 

だがバキシマムは右手で受け止めると、左手でダークロプスゼロを殴り飛ばす。ゾフィーはZ光線をバキシマムに放つも異次元の穴を使い回避する。

 

「何!?」

 

「ご主人、後ろだ!!」

 

「どあ!!」

 

タイラントの叫びで、後ろを振り返るが、時すでに遅し。バキシマムの頭突きを受けてゾフィーは吹き飛ばされてしまう。

 

「がは!!」

 

「こいつ、ただの改良型じゃない!!」

 

「・・・・・・まさかマスターの戦闘パターンを?」

 

『さっき言っただろう、ゾフィーを倒すために調整した、と!しかもゾフィーだけではない!ほかのウルトラウーマン達のデータも組み込んだ!!貴様らカプセル怪獣もな!このバキシマムは、レイオニクスはおろか光の戦士すら滅ぼす最強兵器なのだ!!さぁとどめを刺せ、バキシマム!!』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

突然、バキシマムは動きを止めた。ゾフィー達はなぜバキシマムが動きを止めたのかわからなかった。

 

『何をしているバキシマム!!さぁこいつらに!!』

 

『・・・・・・死ぬのはお前だ!!ヤプール!!』

 

バキシマムは頭部の角“一角紅蓮ミサイル”を発射すると、それはヤプールに刺さり爆発する。

 

『ば、馬鹿な!?』

 

「これはいったいどういうことだ?」

 

タイラントたちはバキシマムがヤプールに攻撃をしたので驚いた。そして、ゾフィーはと言うと、バキシマムの右手に傷がついているのを見て驚いた。

 

「お、お前は・・・・・・バキシマルなのか?」

 

「「「「え?」」」」」

 

『気づいてくれたみたいだな、我が主(あるじ)よ!!』

 

するとバキシマムは光りだしてタイラントたちのような少女の姿になり、そのまま彼に抱き付いた。

 

「えっと、ご主人?どういうことか説明してくれないか?」

 

「あぁ、そうだね。あれはヤプールが100体のバキシムを地球に出現させた時のことだ……バキシム軍団と戦った私たちは、何体かのバキシムを捕獲することに成功したんだ。その一体を私が引き取り、バキシマルと名付けて育てていた。だがある日、バキシマルは姿を消していたんだ。必死に探しても見つからなかったわけだ……ヤプール、貴様がバキシマルを奪ったのか!!」

 

『だ、黙れ!!元々私が作ったモノを貴様らが奪ったのではないか!?返してもらっただけだ!!』

 

「だまるのはそっちだ!!お前によって殺された仲間たちがどれだけいるか!!私は主と過ごしていたのにお前は無理やり・・・・・・だから待っていた!!お前が油断をする隙を・・・・・・主ならわかっていたかと思っていたけど・・・・・・」

 

「すまない、バキシマル……」

 

「もういいさ。さぁ主よ!!」

 

「あぁ、M87光線!!」

 

ゾフィーはM87光線を放ち、ヤプールはそれを受けて爆散する。ヤプールを撃破後、ゾフィーはバキシマムことバキシマルを見ていた。

 

「バキシマル、君はこれからどうするんだ?」

 

「・・・・・・我が主よ、もう一度私をあなたの傍にいさせてほしい。」

 

「それは私のカプセル怪獣として戦いたいということでいいかな?」

 

「それで構わない。私はもう一度あなたの傍で戦いたい。さっきのように」

 

「わかった!!共に行こうバキシマル!!戻れ!!」

 

ゾフィーが彼女に手をかざすと、彼女はカプセルに収納された。彼はそのカプセルを箱の中にいれる。そして、そのままマラガスを確認した後、宇宙へと飛び立った。




NEWカプセル怪獣

バードン

タイラント

ゼットン

ダークロプスゼロ

バキシマム NEW

次回 かつて過ごしていた仲間バキシマルを取り戻したゾフィー、彼は引き続いてパトロールをしているとバルタン星人が現れて襲い掛かる。

次回「バルタン星人の襲撃」
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