ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

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TDG

ゾフィーside

 

みんなーーー、ゾフィーお兄さんだよーーーー!…って何やっているんだ私は、どこかの『お〇〇さんといっしょ』じゃないからね。

 

光の国に戻った私は、大隊長と大隊長補佐に報告をした後、ウルトラマン商店街を散策していた。すると、三人のウルトラウーマンが歩いているのに気づく。

 

プロテクターを装着し、赤と紫のボディをした黒い長髪の戦士“ウルトラウーマンティガ”,

 

金髪にセミロングでティガよりも派手な色の“ウルトラウーマンダイナ”,

 

黒髪をポニーテールにし、黒いプロテクターを装着した赤の戦士“ウルトラウーマンガイア”だ。

 

「やぁティガ、ダイナ、ガイア」

 

「おーゾフィー!!」

 

「こらダイナ、ゾフィーさんだろ?」

 

「いいじゃねーか、ガイア」

 

三人は本当に仲がいい。あの究極生命体レイブラッド星人が起こしたギャラクシークライシスの際も彼女達は三人で活動していたところを私がスカウトをしたんだ。普段は光の国ではなく自分たちが守っていた地球にいることが多い。だから、こうして光の国へ来てくれるのは私も嬉しい。

 

さて気になった人のために説明しておこう。ダイナは『ウルトラマンファイティングエボリューション3』のように自由にタイプチェンジができるみたいだ。主にミラクルタイプに変身することが多いね。

 

「君達が提供してくれたエネルギーのお陰で、ウルトラメダルがゼットの力となってくれたみたいだ。宇宙警備隊隊長としてお礼を言わせてくれ」

 

「ゾフィー隊長、頭を上げてください!!」

 

「そうだぜ!!あたしたちはメダルのエネルギーを提供しただけだからよ!!」

 

「そうです。それに私は気になるのはゾフィーさんですよ」

 

「え?私?」

 

「あなたの戦闘力もそうですが、M87光線の威力なども気になります。」

 

私のM87光線か・・・・・・少しだけ彼女達に話をしてもいいかな?

 

「私のM87光線は、元は私の師匠ウォーリアンが教えてくれた技なんだ。私に本当の意味でM87光線のことを教えてくれたのもあの人だ。私はこの技を鍛え上げてあそこまでの威力まで達したんだ」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

「もうウォーリアンはこの世にはいない。だけど彼が教えてくれた技は今も私の中で生きている。私はこれからも宇宙警備隊隊長としてこの宇宙の平和のために戦うさ」

 

しまった・・・・・・ついいつもの癖で話をしてしまったなってあれ?

 

「うおおおおおお!!ゾフィー!!あんたにいつまでもついていくぜ!!」

 

「お、おう」

 

ダイナが涙を流しながら私の両手を勢いよくつかんできた・・・・・ティガとガイアも涙を流している。あれ?そこまで悲しい話したっけ?

 

「うううう私、ゾフィーさんのことを知らないでM87光線のことを聞こうとして・・・・・・」

 

「あ、いやそこまで悲しむ必要はないよ?」

 

「だって!!」

 

「「「うわああああああああああああああああああああん!!」」」

 

ま、待ってくれ!?これじゃあ私が泣かしているみたいじゃあないか!?とりあえず泣いている三人を落ち着かせてから、私はウルトラカフェメロディ」へと彼女たちを連れていき。奢ることにした。

 

「すみません。私たちのせいで・・・・・・」

 

「いや、今回は私が悪かったからね。これはお詫びだよ」

 

コーヒーや紅茶などを奢ることにして私はため息をつく。やはりこの話は若い子達には早かったようだね。

 

ティガたちと別れてから、私はウォーリアンが眠っているお墓へやってきて膝をついた。

 

「ウォーリアン、あなたがこうして教えてくれたM87光線でこの宇宙の平和を守っています。」

 

「そうかそうか、それは安心できるわい!!」

 

「え?」

 

私は即座に後ろを振り返ると、なんとウォーリアンがいた!!私は唖然としてしまったよ。

 

「えっと……ウォーリアン?」

 

「ゾフィー・・・・・・久しぶりだな。」

 

「あなたは、あの時、確かに……」

 

「うむ、だがある方がわしを蘇らせてくれた。その間はその御方のところで鍛え直していたんじゃよ」

 

「うぉ、ウォーリアン!!」

 

私は駆けだして彼に抱き付いた。

 

「ゾフィー、よくここまで成長をした。わしは嬉しいぞ・・・・・・」

 

「ありがとうございます……!これもあなたが教えてくれたからですよ」

 

「ふふふ、これからは共に戦うことができる!またお前を鍛えてやるぞ!!」

 

「お願いします!!」

 

私はまたウォーリアンが生きていたことが、鍛えてもらえることが嬉しかった。そして、今、私はウォーリアンと互いに拳をつきつけた。

 

「うむ、見事な拳だ!宇宙警備隊隊長としての活躍をウルトラウーマンキングから聞いているぞ」

 

「やはりあの方が・・・・・・」

 

「あぁわしを蘇らせてくれたのもあの方だ。さて、いくぞ!!ウォーリアンショット!!」

 

あれは両手から放つ光弾「ウォーリアンショット」!

 

「スぺシウム光線!!」

 

スぺシウム光線でウォーリアンショットを相殺した後、私は接近して連続蹴りをウォーリアンに放つ。

 

「うむキック力もよし!!見事だぞゾフィー!!」

 

「ありがとうございます!!あなたが亡くなってからも鍛え続けていましたから!!」

 

そしてお互いに離れてから、ウォーリアンがある構えをしたので私も同じように構える。……そう、これはあなたが教えてくれた技ですからね。

 

「M」

 

「87」

 

「「光線!!」」

 

お互いに放ったM87光線が激突した!私も押されそうになるが絶対に負けない!!この光線は宇宙の平和を守るために使っているのだから!!

 

「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「どあ!!」

 

すぐにM87光線を解除してウォーリアンは笑いながら歩いてきた。

 

「はっはっはっは!!見事だ!!M87光線を完全に使いこなしているな、ゾフィー!!」

 

「ありがとうございます、ウォーリアン!!」

 

私は彼に握手をして共に光の国へと戻った。今日はなんて嬉しい日なんだろう、と。




次回 ゾフィーは現在ある敵と交戦をしていた。かつてガイア、ティガ、ダイナが戦ったキングオブモンス、バジリス、スキューラの三体だ。ゾフィーは戦うが三体の連携に苦戦をする。

そこに光が発生をしてゾフィーを助ける。

次回「勇者現る。」
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