ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
宇宙警備隊隊長室…ゾフィーは椅子に座りながら今日の仕事を確認をしていた。そして、仕事をしながら、宇宙警備隊隊長に就任をしてからかなりの年数が経ったことを思い返す。
「……本当に色々とあったな。(宇宙警備隊隊長として就任してからジャック達を地球に派遣したっけ。最後に私達の次元、M78ワールドの地球に派遣したのはアムールだったな。イーハント星人が一人の男の子欲望を利用をしようとしていたからね。それを阻止をすることができてよかったよ。)……コイビトホシイナ」
ボソリと呟いてからため息をついた。仕事に集中しているが、段々とやる気が起きなくなり、ついには机に伏せてしまう。
「しつれいしま・・・・・・ゾフィー兄さん!?」
隊長室の扉が開けて入ってきたのは、書類を提出するために来たウルトラウーマンエースだった。彼女は机に伏せているゾフィーの姿を見て急いで駆け寄る。
「やぁ、エースか」
「だ、大丈夫ですか、ゾフィー兄さん?」
「あぁ・・・・・・仕事が多くてね」
「トレギアはどうしたのですか?」
「今日は休みだよ。だから私一人で処理をしていたんだ」
「それでしたら誰か姉妹を呼んだらいいじゃないですか。もう私も手伝いますから。」
「ありがとう、エース」
エースに手伝ってもらい、仕事は順調に進んだ。数時間後、彼らは仕事を終えた。
「うーーーーん、助かったよ、エース」
「いえいえ、いつもゾフィー兄さんには助けてもらってばかりですから!」
「そうかな?」
「はい、銀河連邦から地球に派遣された時、どれだけ助けてもらったことか……ゾフィー兄さんがいなかったら私はやられていましたよ」
エースは目を閉じて、地球で超獣と激闘を繰り広げていた時のことを想起する。ギロン人の罠にかかり閉じ込められてしまった時にゾフィーがウルトラコンバーターを持って助けに来てくれたことが彼女は嬉しかったのだ。
「気にすることはないさ、エース。お前達がピンチになったときは駆けつける……お前たちは大事な妹たちだからね。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「エース?」
「ねぇ、ゾフィー兄さん?あなたの隣に立つのは私じゃダメなんですか?私があなたの隣にいてもいいのではないですか?」
「え、エース?」
彼女はだんだんとゾフィーの方へと近づいていこうとしたときに扉が一斉に開いた。
「「「「ちょっと待ったあああああああああああああああああああ!!」」」」
「み、皆?」
現れたのはほかのウルトラウーマン達だった。彼自身は「仕事はどうしたのかな」と思う中、ジャックが素早くエースに近づく。
「エース?何をしようとしていたのかな?」
「そうね、抜け駆けは禁止といっておいたはずよ?」
「いや・・・あの・・・その・・・・・・」
エースはウーマンとジャックの二人から問いただされており、ゾフィー自身はほかの姉妹達から問いただされていた。しかし、彼には何のことかさっぱりとわからないので首をかしげた。
(えっと確かエースから告白されようとした時にほかの姉妹達が入ってきたんだよね?それで現在エースはウーマンとジャックに責められて、私はセブン達に責められている……なぜ、こんなことになってしまったんだ)
「聞いているのかしら、ゾフィー!!」
「聞いているよ、セブン」
「ゾフィー兄さん!!」
「はい!なんでしょう、タロウ?」
「ゾフィー兄さんは誰と結婚するの!?」
「え?」
「え?」
ゾフィーはタロウから「結婚」というワードを聞いて固まってしまう。恋人がいないので結婚する必要がないのである。だからこそタロウの質問が気になってしまうが、そこにウルトラの母ことマリ―が入ってきた。
「あら?皆いたのね?」
「マリーさん、いったいどうしたのですか?」
「ゾフィー、あなたに見合いの話しを持ってきたのよ」
「え?」
「「「「!!」」」」
ゾフィーの見合いを聞いて姉妹達は目を見開いている。彼自身もそんな話を持ってくるとは思ってもいなかったので驚いていた。
次回 ゾフィーがお見合いをする話はほかのウルトラウーマン達にも知られてしまい、彼女達はゾフィーのお見合いを見るために別室で待機をすることになった。
次回「ゾフィーのお見合い!?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」