ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーとセブンが大鉄塊と交戦をしている頃、光の国に「怪獣墓場から強烈な闇エネルギーが発生している」と連絡があった。大隊長ウルトラの父はメビウス、ヒカリ、エース、タロウ、ゼロ、ゼット、タイガ、タイタス、フーマに怪獣墓場へ向かうように指示を出す。
「怪獣墓場・・・・・・あそこでいったい何が起こっているの?」
「わからないわ。いずれにしても警戒はしておかないとね」
エースとタロウを筆頭に選ばれた戦士たちは怪獣墓場の方へと向かい、辺りを警戒をする。
「何もありませんね師匠!」
「うるさいぞ、ゼット!だがなんだこの異様な気配は・・・・・・」
ゼロが辺りを警戒をしていると、何かが近づいているのに気づく。全員が音をした方へ振り返る中、メビウスは目を見開く。
「嘘・・・・・・なんで・・・・・・どうして・・・・・・!?」
「あれは・・・」
「まさかあれが蘇ったって言うの!?」
「あれってメビウス達が言っていた・・・・・・皇帝復活装置ゴーストリバース!?」
『ぐおおおおおおおおおおおおお!!』
ゴーストリバースは、咆哮しながら、右手に装備しているソードザンバーを構えて突撃してきた。
【ウルトラウーマンゼット!デルタライズクロー!】
デルタライズクローとなったゼットはべリアロクを構え、ゼロはウルトラゼロランスでゴーストリバースが放った攻撃を防ぐが、その猛攻に二人の戦士は押され始める。
「二人ともいくわよ!!」
「はい!」
「あぁ!!」
エースはタロウ、ヒカリと共に合体光線を放つが、回避したゴーストリバースはソードザンバーにエネルギーを込めて斬撃刃ザンバースラッシュを放ってきた。
「「「うわ!!」」」
「フーマ!タイタス!」
「あぁ!!」
「行くわよ!!」
トライスクワッドの三人もゴーストリバースを止めようと動く。タイタスはワイズマンズフィストを放つが、ゴーストリバースは回避する。そこにタイガとフーマがスワローバレットと光波手裏剣を放つ。
『ぐおおおおおおおおおお!!』
「なんだよこいつ!!」
「攻撃を受けても進んでくるのか!?」
「そいつには闇の力が込められているからな。」
「「「!!」」」
全員が声をした方を向くと、ダークルシフェルがそこにいた。彼は笑いながら説明をする。
「言っておくが、そいつに説得なんて無駄だよ。元々エンペラ星人を復活させる装置だからね。さーてやれ!ゴーストリバース!!」
『グおおおおおおおおおおおお!!』
ゴーストリバースが再び彼女達に襲い掛かろうとしたとき、上空から光線が放たれる。ルシフェルが上空を見やると、ゾフィーとセブンが舞い降りた。
「彼は、メカザム・・・・・・貴様の仕業か、ルシフェル!」
「来たかいゾフィー、まぁいいさ……やれ!!」
ダークルシフェルはゴーストリバースにゾフィーを殺すように指示を出すと、目を赤く光らせながらソードザンバーを構えて、突撃してきた。
「!!」
ウルトラブレスレットをウルトラソードに変えたゾフィーは、ゴーストリバースが振り下ろすソードザンバーを受け止める。
セブンは援護するためにアイスラッガーを投げる。ゴーストリバースは難なくアイスラッガーを躱すが、ほかのウルトラウーマン達が立ち上がる時間を稼ぐには十分だった。
しかし、メビウスだけは膝をついたままだった。かつて・・・・・・彼の思いを聞いてメビュームダイナマイトで彼を倒した彼女だけは。
彼が再び利用されていることに彼女は傷ついている。
「また・・・またなの?」
『甘いぞメビウス!!』
「!!」
声が聞こえたメビウスが前を向くと、ゴーストリバース…いや、メカザムの幻影が、暴れている彼の上に現出していた。
「メカ・・・ザム・・・・・・」
『久しぶりだなメビウス・・・・・・だが話をしている場合ではないな』
「私は・・・・・・あなたを眠らせていたのに・・・・・・なのに奴は!!」
『ならお前がすることはわかっているはずだ・・・・・・』
「だけど!!」
『今の拙者は、ただの暴れ回る機械に過ぎない!ならお前がすることは一つ!拙者をまた安らかに寝かせてくれ!!』
「・・・・・・メカザム・・・・・・私は・・・・・・」
「どあ!!」
「!!」
メビウスは立ちあがり見ると、ゾフィー達が吹き飛ばされていた。ゴーストリバースはソードザンバーを構えてゾフィーを倒そうとしている。メビウスはメビュームブレードを展開して走りだし、ゴーストリバースに一閃する。
『ぐおおお・・・・・・おおおお・・・・・・』
ゴーストリバースの目は消灯し、膝をついて機能停止する。
「ダークブラスト!!」
「ぐうううううううううう!!」
ダークルシフェルが放ったダークブラストがメビウスに当たり彼女は吹き飛ばされてしまう。
「ぐあ!」
「おのれ・・・・・・ウルトラウーマンメビウス…グッ!?」
ルシフェルが邪魔をしたメビウスを倒そうとした時に、何者かが彼のボディを斬りつけた。
「え?」
「あ、あれは!!」
「き、貴様!?」
「・・・・・・相変わらずだなメビウス。」
「メカ・・・ザム・・・・・・」
立っていたのは、青い目のメカザムであった。そして、ほかのウルトラ戦士も立ちあがる。
「おのれ!!どあ!!」
光線を受けてダークルシフェルは睨んでいる。ゾフィー達が放った合体光線が命中してダークルシフェルを吹き飛ばしたのだ。
「おのれ・・・・・・ウルトラ戦士ども!覚えておけ!!」
ルシフェルはそのまま消えると、メカザムは振り返る。
「メカザム・・・・・・」
「こうして再び生を得るとはな・・・・・・なら拙者がすることは一つ・・・・・・この宇宙を旅する。拙者自身・・・・・・皇帝復活装置としてではなく一介の戦士メカザムとしてな。宇宙警備隊隊長ゾフィー、ルシフェルは強力な闇を持っている。気を付けろ」
そういってメカザムは飛びあがっていく。
「・・・・・・・・・・・・」
「しっかしルシフェルの野郎・・・・・・色んなところで滅茶苦茶なことやってるみたいだな。・・・・・・どうしたんだお袋?」
「何でもない。」
「そうか?」
「あぁ・・・・・・」
「いずれにしても警戒をする必要があるな」
ゾフィーは宇宙全体にダークルシフェルに気を付けるように指示を出す。
次回 アナタシアに呼ばれて惑星アースラへとやってきたゾフィー、彼女からアースラに眠る兵器があることを伝える。それをおじが狙っているのを教える。
次回「惑星アースラに眠る超兵器」