ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

88 / 195
襲い掛かる戦闘員

ゾフィーside

 

「惑星オーラーにて救援を求む・・・・・・か」

 

惑星アースラの事件から数週間が経った。私は、惑星オーラーから救援信号が出されたので、現場に急行している。

 

しかし、惑星オーラーと言えば、現在は銀河連邦の早瀬兄妹がデビル星人の魔の手から守っているはずだ……いずれにしても向かわないことにはわからない。

 

「見えてきた、あれが惑星オーラーか。地球に似ているな・・・・・・」

 

警戒しながら巡回していると、ふと気配を感じた。振り返ると黒いマスクをかぶったような異星人がいる。こいつらは、前世の記憶で見たことがある。

 

「デビラか・・・・・・」

 

「「「「デビラ!!」」」」

 

デビラ達は一斉に私へ襲い掛かってきたが、こいつらの戦い方は知っている。奴らの攻撃を躱した後、徒手空拳で撃退した。

 

こいつらがいるってことはデーモン怪人がいるはずだ。

 

「ふはははははははははははは!!流石宇宙警備隊隊長!!デビラでは相手にならないか!!」

 

「その声は……貴様がデーモン軍団の首領デーモンか!!」

 

「いかにも!だがこいつらにはお前でも勝てまい!!」

 

「こいつら?」

 

足音が聞こえてきたので振り返ると三人の戦士が歩いてきていた。

 

「まっ・・・・・・まさか!!」

 

「そのとおりだ!今度の貴様の相手はこいつらだ!行け!トリプルファイター!!」

 

なんだと・・・彼らがデビル星人に負けたというのか!?いずれにしても彼らを相手に戦わないといけないのか・・・・・・厄介だな。

 

ゾフィーside終了

 

グリーンファイター,レッドファイター,オレンジファイターの三人が、デーモンの命を受けて、ゾフィーに襲い掛かってきた。

 

「やめるんだ!」

 

ゾフィーの声は、彼らに届いておらず、次々に攻撃を仕掛けてくる!

 

「ファイターキック!」

 

「ぐ!!」

 

グリーンファイターのファイターキックをクロスガードで防御する。その隙を狙って、レッドファイターとオレンジファイターがダブルキックを放ってきてゾフィーを吹き飛ばす。

 

「ぐうううううううう!!」

 

三人に攻撃をするわけにはいかないため、ゾフィーに危機が訪れる。

 

「はっはっはっはっは!宇宙警備隊隊長も流石にトリプルファイター相手には戦えまい!さぁトリプルファイター!ゾフィーにとどめを刺せ!!」

 

「「「・・・・・・・・・・・・」」」

 

三人がゾフィーにとどめを刺すために近づいてくると、上空から光線が放たれた。デーモンが驚く中、三人のウルトラウーマンが降りたつ。

 

「ゾフィー兄さん、無事ですか!?」

 

「レオ!アストラ!コスモス!」

 

彼女達は三人のファイターを見て驚いている。

 

「なぜ彼らが!?」

 

「気を付けろ!彼らはデーモンに操られている!!」

 

「アストラはオレンジファイターを、私はレッドファイターを止めます!ゾフィー兄さんはグリーンファイターをコスモスは私達が抑えている時にフルムーンレクトを」

 

「わかりました!!」

 

「行くぞ!!」

 

ゾフィー達の足止めが始まった。

 

レッドファイターの攻撃をレオは宇宙拳法で弾いていく。

 

「ファイターチョップ!」

 

「えいやああああああ!!」

 

「スクリューパンチ!」

 

「おっと!」

 

オレンジファイターのスクリューパンチを躱したアストラは連続蹴りを放つ。

 

グリーンファイターと交戦をするゾフィーは、彼の蹴りを弾いた後、背後から羽交締めにした。

 

レオ姉妹も同様に抑えることに成功したようだ。

 

「フルムーンレクト」

 

放たれたフルムーンレクトにより、三人のファイター達は頭を押さえ始めた。

 

「「「ぐあああああああああああああああ!!」」」

 

「おのれ・・・・・・いでよ!デーモン怪人サンダークラッシュ!」

 

「はっはっはっは!俺様はデーモン怪人サンダークラッシュ様だ!くらえ!サンダーボルト!!」

 

サンダークラッシュが放つサンダーボルトが四人に向かって放たれる。回避したコスモスは右手を高く上げて、光を発した。すると、チャイナドレスの色が青から赤へと変わり、髪の色も黒くなる。

 

ウルトラウーマンコスモスコロナモードである。

 

「たあ!!」

 

「フン、舐めてもらっては困る!!トリプルファイターを敗ったのもこのサンダークラッシュなのだからな!!」

 

「なるほど、トリプルファイターがお前に操られたのはそういうことか・・・・・・いくぞ!!」

 

アストラに倒れているファイター達を守るように指示を出した後、ゾフィーはレオやコスモスと共にサンダークラッシュに攻撃する。

 

「えいや!」

 

「シェア!」

 

レオとコスモスがダブルキックをサンダークラッシュに放つが、両手でガードされる。しかし、ゾフィーがその隙をついて空中からゾフィーキックをお見舞いする。

 

「俺達は・・・・・・」

 

「目を覚ましたかしら?」

 

「宇宙警備隊?そうだ俺達は・・・・・・」

 

「迷惑をかけました……レッドファイター!オレンジファイター!」

 

「おう!」

 

「えぇ!」

 

「「「トリプルファイター!!」」」

 

三人のファイターが合体することで誕生するのがトリプルファイターだ!サンダークラッシュが放つサンダーボルトをゾフィー達が防ぐ中、トリプルファイターとアストラが駆けつける。

 

「もう大丈夫なのかい?」

 

「ご迷惑をおかけしました。」

 

「よし行くぞ!!」

 

ここに五人の戦士が揃った!サンダークラッシュは再びサンダーボルトを放つが、五人はあっさり回避する。そして、接近したコスモスは両手を突き出してサンダークラッシュのボディに叩きつけていく。

 

「どあ?!」

 

「アストラ!」

 

「はい!」

 

「「ダブルシューティングビーム!!」」

 

姉妹が放ったダブルシューティングビームがサンダークラッシュを吹き飛ばす。

 

「おのれ!!」

 

「「「トリプルキック!!」」」

 

トリプルファイターが放ったトリプルキックは、サンダークラッシュをグロッキー状態に追い込んだ。そこで、ゾフィーは構える。

 

「コスモス!同時攻撃だ!」

 

「はい!!」

 

「M87光線!」

 

「ネイバスター光線!!」

 

二人が放った同時光線がサンダークラッシュに命中する。

 

「デーーーモーーーン!!」

 

サンダークラッシュは爆発四散した。

 

「おのれ!宇宙警備隊にトリプルファイター!私はまだ諦めたわけじゃないぞ!!覚えておけ!!」

 

デーモンの声が聞こえなくなった後、トリプルファイターは分離して三人に戻る。そして、ゾフィーとグリーンファイターは握手をする。

 

「ありがとうございます!あなたたちが来なかったら私達は・・・・・・!」

 

「気にすることはない。SOSサインが上がったから駆けつけたんだ」

 

「それ、私が上げたやつだ……」

 

「オレンジファイター・・・・・・そうか、君のおかげでもあるね。我々は共に平和を守る同志でもある。また共に戦おう!」

 

「はい!!」

 

「「「「シュワ!!」」」」

 

四人のウルトラ戦士は惑星オーラーを後にした。宇宙空間でコスモスと別れ、レオとアストラと共に光の国へと帰還をする中、ゾフィーは話をする。

 

「そういえば、二人とも、よく来てくれたね」

 

「実はあのSOSサイン、私達も見たんです。」

 

「同じくそのサインを見たコスモスも途中で合流したんです」

 

「なるほどな。だが君達が来なかったら危なかったよ。本当にありがとう」

 

「いえいえ」

 

ゾフィーはお礼を述べ、三人で光の国へと帰還するのであった。




次回 惑星オーラ―の戦いの後光の国、隊長室で仕事をしている我らのゾフィー・・・・・・彼は転生をして違和感を感じたが宇宙警備隊隊長として戦い続けている。

次回「ゾフィーメモリアル」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。