ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーside
「・・・・・・ふぅ・・・・・・」
惑星オーラーでの戦いの後、レオ姉妹と共に光の国へと戻った私は、隊長室で、転生した日のことを思い出していた・・・・・・。
勇敢な父と優しい母の元で生まれて、初めてゾフィーとして転生した日のことを。しかし、母は私を産んだ後に亡くなり、ケンさんの親友でもあった父はとある宇宙戦争で殉職してしまい・・・・・・私は本当の意味で独りになってしまった。
ケンさんやベリアルさん達に引き取られてからも私は一人でいることが多かった。ある日、公園でのんびりしていると、二人の少女が声をかけてきてくれた。
それがウーマンとセブンだった。彼女たちを見た時、自分が知っているウルトラマンの世界じゃないと確信したよ。だけど、ゾフィーとして生まれ変わったのは自分が望んだことだから後悔はない。
大きくなり、私は宇宙警備隊に入隊して、ウルトラ大戦争(ウルティメイトウォーズ)やベリアルの乱、さらに『ウルトラマンSTORY0』の物語も体験した・・・・・・最後は星間連合を倒すことができたけど、犠牲も大きかったな。
だが今、こうして散ったはずの仲間たちは生き返り、私たちと共に宇宙の平和のために戦ってくれている。
「・・・・・・本当に様々な戦いを経験したな・・・・・・十字架にとらわれたり、ブロンズ像にされたり、命を落としたこともあったな。いやー、どれもこれも今となっては懐かしい・・・・・・」
「何をやっているんだ?」
「ん?」
私が思い出に耽っていると、ヒカリが現れた。報告書を持っているけど、何か頼んでたっけ?
「全く、せっかく報告に来たのに、貴様は!」
「あっ!?……すまんすまん」
ヒカリに謝りながら、思い出した。ウルトラブレスレットの便利さから、量産体制を整えるようにヒカリやトレギアに頼んでいたんだった。
現在、ウルトラブレスレットを装備しているのは、私やジャック、ゼロ以外には宇宙牢獄を守る兵士くらいで、あまり多くない。そのためブレスレットの量産を進めているんだけど、なかなか難しいからね・・・・・・ジャック達や私のように様々な形に変形できればいいが・・・・・・なかなか難しい。今はウルトラランスが便利なのでそれに対応できるように改良を進めている。
「・・・・・・やはりウルトラブレスレットは使いこなせるものが少ないね・・・・・・」
「だろうな。お前のだって改良型だろ?」
「まぁね……」
ヒカリは話の後に、技術局へと戻っていき、隊長室に静けさが戻った。
「そう言えば、ダークスパークウォーズだったか・・・・・・ダークルギエルの策で身体が人形(スパークドールズ)になってしまった時は焦ったな・・・・・・なぜかタロウと共に意識があったんだよね。あれは驚いた」
「だよねだよね!懐かしいなぁ〜!」
「・・・・・・タロウ、いつのまに・・・・・・」
「さっきだよ?お兄ちゃん、ノックしても返事がないから」
「あぁ、すまないな」
「気にしないで!それより本当に驚いたよね!姉さんたちも闇の姿で現れたぐらいだからね(笑)」
「笑い事じゃないけどね。まぁ確かに悪いことだけじゃなかった。ギンガやビクトリーのような戦士や、エックスやオーブ達と出会えた・・・・・・」
「本当、色んな後輩たちが現れて・・・・・色んな敵も現れた。そして・・・・・・」
「私も彼女達と何度も戦った」
「トレギア、か」
「はい、惑星アースラでの報告書の確認が終わりました。まさかダークルシフェルが……」
トレギアは長い白髪が特徴的だが、今日はその髪をポニーテールにしていてなかなか似合っていたので驚いてしまう。
「これで、直近の問題なのはデーモン軍団……そして、アブソリュートの戦士達のことだけですね?」
「あぁそうだ。ユリアン王女をさらい・・・・・・さらには光の国を開け渡せと言ってきたぐらいだからね。いずれにしても警戒する必要があるな。タロウ、ギャラクシーレスキューフォースと連絡ひて異常がないかを確認、トレギアはアンドロ警備隊に連絡を」
「「了解!!」」
二人が部屋を出た後、疲れてしまい、ソファーで眠ることにした。とりあえず一言・・・・・・おやすみなさい、今年もよろしくZZZZZZZZZZ
次回 ジャックはゾフィーに用があったので部屋に行くがソファーで寝ているゾフィーを見つけて毛布をかけることにした。
そこにウーマンやセブン、エースも入ってきてウルトラ兄妹を作ると言ったときのことを思いだす。
次回「ウルトラ兄妹」