ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
「忘れてた!ゾフィーお兄ちゃんに出さないといけないのに!!」
本日提出予定の書類を纏め終わったジャックは隊長室に向かって走っていた。
隊長室へ到着し、扉をノックするも返事がない。中に入ると、ゾフィーがソファーの上で寝ているのが見えた。「疲れているのかな」と思ったジャックは静かに布団をかけた。とりあえず提出用の書類を机の上に置いた後、どうしたものかと考えているとウーマン,セブン,エースの三人が入ってきた。
「ゾ「しーーーー」寝ているの?」
「はい、私が入ってきたときから……」
「そうか、この間のデビル星人のこともあるからな・・・・・・そういえば、このメンバーが揃ったのは久々じゃないか?」
「あー、確かに。最近はタロウ達がいましたからね」
「そうね、でも思い出すわ・・・・・・ウルトラ兄妹結成日の頃を、ね・・・・・・」
ウーマンside
ウルトラ兄妹の結成──あれは触覚宇宙人バット星人が光の国へ攻めこんできた時の頃になるわね。地球でバット星人とゼットン(二代目)を倒したジャックが光の国へ向かってた頃、私達やエースが奮戦していた頃ね。
ジャックが到着した後……ゾフィーがM87光線をバット星人の母艦に撃って、撤退させた後……ゾフィーが言い出したのよね、「ウルトラ兄妹を結成する」と。
「「「「ウルトラ兄妹?」」」」
「そうだ、私達の絆をもっと深めるためにね」
「まぁ、それは悪く無いじゃないか?」
「うん、私も賛成だよ?」
「私もです!!」
こうしてウルトラ兄妹が結成されたわ。ゾフィーが一番上で、二番目が私…と順番になったわね。その後にタロウ、レオ、アストラ、エイティが加わって、それからエンペラ星人を倒したメビウスやヒカリも入って今の11兄妹になったのよね・・・・・・最初はどうなるのかと思ったけど上手くやれてると思うわ、ライバルが増えちゃったけどね。
本当、性交渉をするまで気づかないなんて鈍感にも程があるわね。だけど、「あのアナタシア女王も抱かれた」とエースが言っていたから油断ができない。さて、どうしたらいいものか・・・・・・宇宙警備隊隊長として外宇宙(そと)に出ることが多いけど、ゾフィーを一人にさせると何をするのかわかったものじゃない。
最近も、わざと捕まってセブンと調査をしていたサロメ星人の基地を破壊したし・・・・・・宇宙警備隊隊長として全宇宙の悪から命を狙われているというのに・・・・・・私達がどれだけ心配をしているのか全くわかっていない。
「いつもボロボロなのはどっちなのよ・・・・・・」
「そうだな。私達を心配をしてくれるのはいいが・・・・・・自分の体を大事にしてほしい」
セブンや私がそう言うと、ジャックとエースも首を縦に振る。本当に、どれだけ心配をかけさせているのやら・・・・・・するとゾフィーが起き上がった。
「ウーマン?それにセブンにジャック、エース?」
「おはよう、兄さん」
「どうやら寝てしまったようだね。色々と思い出を振り返っていたから・・・・・・つい寝てしまった。」
「思い出?」
「・・・・・・あぁ、小さい時のこととかね」
ゾフィーはそう言うが、どうも何かを隠している気がするわね。長い間、共に過ごしているからわかるのよ・・・・・・。
ウーマンside終了
「それにしても邪悪な闇エネルギーが別世界から放たれているのは気のせいではないよな」
「・・・・・・実はお兄ちゃん、そのことなんだけど・・・・・・」
「ジャック、何かわかったのかい?」
「はい、前にお兄ちゃんが言っていたウーマントリガーがいる宇宙・・・・・・そこの地球で大いなる闇エネルギーが検出されました。もしかして・・・・・・」
「何かが起こっていると言いたいんだね?わかった……各支部に通達!闇エネルギーを警戒しておいてくれ!」
「わかりました!」
直ちに宇宙警備隊各支部に通達をして警戒をするように伝えたゾフィー・・・・・・隊長室から見える光の国の街並みを見ながら彼は考えるのであった。
次回 いつも通りに宇宙をパトロールをしている我らのゾフィー・・・・・・彼は惑星「グルグ」に降りたつとぺギラが現れておそいかかってきた。
彼は落ち着かせるためにぺギラと交戦をしていると後ろから現れたのはメカゴモラだった。
次回「襲いくる怪獣」