インフィニット・ストラトス 最強銀河究極零 作:ゼーロ
ピンポンパンポン
─この後の一夏対セシリアの試合は原作(むしろコミカライズ)通りなので割愛─
「全く、あのバカ者は………」
「一夏………」
「全く、甘過ぎるぜ」
「甘いだけならまだ良かったけどな………」
上から順番に織斑センセ、一夏の幼馴染みの篠ノ之箒、ムゲン、そして零がそれぞれ感想を述べる。
試合内容をざっくりと説明すると、最初はセシリアが有利だったが、途中で一夏の機体の一次移行が終わり、形成が逆転。そのまま一夏が勝てるのかと思いきや、一夏が人を斬るのを躊躇ってしまう。そして、自身の死を幻視したセシリアが恐怖で半暴走状態に陥り、一夏が何とか止めに入った物のシールドエネルギーが切れて負けた。と言う感じだ。
「零、絶対立ったぞ。フラグが」
「そうだな………篠ノ之、ライバルが増えたと思うが頑張れ」
「な!?わ、私は別に一夏の事など………!」
箒は顔を真っ赤にして否定するが、それを察せぬ程、零とムゲンは鈍く無い。
「分かり安いな、それならいっそ素直になった方が楽だぞ」
「う、うっさい!」
その後、セシリアの機体のシールドエネルギー(以下:SE)の回復が終了した為、零VSセシリアの試合が始まる。
零はカタパルトの先に立ち、相手を見据える。
「来ましたわね」
「ああ」
先にISを展開していたセシリアは上空から零を物理的にも精神的にも見下していた。
「せっかくなので、貴方にもチャンスをあげますわ。わたくしとあなたが戦えばあなたの負けは自然の理。ですから、ボロボロの惨めな姿を晒したくなければ、ここで降伏するのでしたら、許してあげないこともなくってよ」
「………なに言ってんだ、お前?」
「なッ!」
「勝つのは俺だ。候補生なんて通過点ごときで胡座をかいてる奴に負ける気がしねぇ!」
「い、言いますわね!早くあなたもISを装着なさい!私が直々に手を下して差し上げますわ」
「言われなくても、ムゲン!」
「ホイきた!」
ムゲンは零の手に乗り、上空へと投げられる。
「蒼き傲慢を打ち負かす色は、清廉潔白の白だ!」
ポン!
と白い煙を上げ、ムゲンはその姿をカードへと変える。
零はそれを手に取り、突き出して叫ぶ。
「ゲートオープン・界放!」
その瞬間、零は白い光に包まれ、その身にISを纏う。白青黒をベースにしたメカニカルな装備に青いゴーグル。そして、瞳の色が白くなり、髪が銀色へと変色する。
そのまま白い光は空中に氷塊を作り、砕けると同時に、戦闘機の様な足場に乗った零が現れた。
「出撃の時は来た。全軍、進撃開始!これより、セシリア・オルコット撃墜作戦を開始する!」
その口調にいつもの様な明るさはなく、まるで軍人の様な厳しさがあった。
「あ、貴方、全然キャラが違うじゃないですか!一体何者何ですの!?」
セシリアは驚愕を上げながら問い、零は………いや、彼はその手にカードを展開し、名乗りを上げる。
「我が軍は白き軍。そして我が名は………白銀のゼロ」
『試合開始!』
ゼロ。それがバトルの時の彼の名前。そして、彼の名乗りを終えると同時に、試合が始まった。
「零だかゼロだか知らないですが、貴方とはここでお別れです!踊りなさい、私とブルーティアーズの奏でるワルツで!」
「貴様が奏でるのはワルツではない、貴様自身への鎮魂歌である」
先制攻撃を仕掛けたのはセシリアだった。メイン武器のライフルからの一撃がゼロのライフを一つくだく。
残りライフ5→4
「『ディフェンザード』発進」
そう言い、カードを投げる。すると、カードが大きくなり、そこから小さな白いドラゴンのメカが現れる。
「なっ!奇怪な物を…………」
「そして、ネクサス『白銀のゼロ』を設置」
カードを掲げ、宣言すると。カードが ポン!白い煙を上げると、ソコからゼロと同じISを纏ったムゲンが現れる。
「よっしゃあ!【
ムゲンは【神託】を発動。ネクサスにコアが三個入る。
「何をしているのかは知りませんが、そっちが仕掛けないならこっちから行きますわ!」
セシリアはファ○ネルみたいなBT兵器『ティアーズ』を展開し、様々な方向から攻撃する。
「その攻撃は既に予測済みだ」
と紙一重で躱して行く。
「それと、操作中は動けないのだろう?」
「しまっ!?」
一夏との試合でその弱点を見抜いていたゼロ。背後から体当たりを仕掛けるはディフェンザード。
「くっ!『インターセプター』!」
だが、流石は代表候補生。咄嗟の判断で接近武器を展開し、攻撃を防ぐ。
「弱点なら、貴方にもありましてよ!」
セシリアは再びライフルを放つ。ゼロは涼しい顔で避けるが、避けた先には『ティアーズ』が待ち構えていた。
「くっ!」
ティアーズから放たれた光が、再びライフを砕く
残りライフ4→3
「その機体、五回攻撃を食らったら終わりでしょう?その証拠に、胸部装甲の光が残り三つに減ってますわ」
「ほう、理解が早い様だな。どうやら貴様を少し甘く見ていた」
辺りを見渡せば、ゼロの回りにはティアーズがあらゆる方向で陣取っている。つまり、囲まれた…………
「呆気なかったですね。所詮、男なんてそんなものですもの。一夏さんが特別だっただけですわ」
セシリアのライフルとBT兵器に光が溜まる。
『もう駄目だ』誰もがそう思った時、ゼロが動く
「フラッシュ展開。マジック『バーストシールド』我が軍はライフで受ける」
「いただきましてよ!」
ライフルから放たれる無数のビームがゼロを捉える。が、それは全て、白い光に阻まれる
「な、何故!?」
「壁はスピリットのみに有らず。これなるは、『バーストシールド』の効果。貴様の攻撃では、我がライフは削れん」
「なっ!ほんと、貴方は何なんですか!?」
本日何度目か分からない驚愕。そして、ゼロの答えは一つ。
「我は宇宙で一番気高き男、白銀のゼロである!アルティメット、発進準備!」
ゼロの宣言に『ディフェンザード』が反応し、ほんのりと白く光る
「白のスピリット配備により発進準備満了」
「コア充填完了。発進態勢良し!」
言葉を重ねる毎に増すプレッシャー。そして、回りに浮かぶコアが静かに輝き、その出番を待っている。
「何なんですか………これは………」
重い空気に口数が少なくなるセシリア。そして、それは現れる。
「出力、LEVEL4!」
ゼロの見せた白のアルティメットのカード輝く。それに呼応し、アリーナの地面が開き、黄金に輝くロボットがせりあがって来る。
「白銀の守護神、『アルティメット・オーディーン』発進!」
コアが『アルティメット・オーディーン』に取り込まれ、起動する。
その双眼を光らせ、巨体を動かしポーズを取ると同時に黄金を撒き散らし白銀のボディを顕にした。
「む、無茶苦茶ですわ………」
一人の少女の前に立ちはだかる白い巨神。セシリアの言葉に、誰もが共感せざる追えない。
「『アルティメット・オーディーン』の力、目の当たりにせよ」
『アルティメット・オーディーン』は普通のISの様に銃を展開し、セシリアに向ける。
「射てー!」
放たれた弾丸は彼女のライフルに吸い込まれる様に当たり、量子変換され拡張領域へと収納されていく。
「なっ!スターライトMarkⅢが!?」
「それだけでは無いぞ!『アルティメット・オーディーン』、行けぇーい!」
『アルティメット・オーディーン』は自らの指揮官の命に答え、空中で一回転した後、全身の主砲を展開する。
そして、ゼロは腕を伸ばし、親指と人差し指を立て銃を作り、セシリアに向けて叫ぶ
「アルティメット・トリガー、ロックオン!」
ゼロの指先から、光がセシリアに向かって飛び、セシリアに当たる。
「あ、アルティメット・トリガー!?」
光は砕け、数字を形作る。
─2─
「ヒット…!」
ゼロは再び光を放ち、数字を撃ち抜く。
「キャッ!な、何をしていますの!」
『アルティメット・オーディーン』の主砲にエネルギーが集まり、吹雪を撒き散らしながら放たれる。
「ひ、ひゃあああああああああ!」
その一撃はセシリアの視界を白く染めた。
「は、はぁ、ハクチュ!い、一体何が…………」
だんだんと色が戻り、セシリアが辺りを見回すと、その目に写ったのは──
「………な、何ですのー!」
氷漬けになった自身とティアーズ、そしてアリーナのフィールドだった。
「敵のシールドを破壊せよ。『アルティメット・オーディーン』」
指揮官からの命令が下った『アルティメット・オーディーン』は再び銃を展開し、セシリアに向かって構える。
「あ、あ、あああ…………」
その巨体から来る圧と恐怖にセシリアの顔は青ざめ、まともに言葉を発っせなかった。
「これが、アルティメットの力である」
そして、慈悲無き銃撃が、放たれた。
「きゃあああああああ!」
直撃。爆風を巻き上げセシリアのシールドエネルギーを削り切った。
『し、SEエンプティ!勝者、一星零改め、白銀のゼロ!』
「白く輝け一番星、轟け勝利の凱歌」
感想、手札の枚数やコアの数の指摘、お待ちしています。
ドライアンとかショコラとか他の三竜神とかどうする?
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ご本人にそっくりなオリキャラに
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一夏に使ってもらう
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ゼロが全部使う