Fate/beyond【日本史fate】   作:たたこ

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Fate/beyond material Ⅴ:用語集た行~わ行 Q&A

【タ行】

 

 

対魔力(たいまりょく)(スキル)

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。また、呪術は物理現象であるために対象外。

「剣士」「弓兵」「槍兵」「騎兵」の四クラスにクラス特性として与えられるが、英霊自身の能力や逸話によってもランクは増減するため、必ずしも同クラスが同ランクになるわけではない。また、他のクラスでも生前の逸話次第では所持が可能。

所持サーヴァント……セイバー(A)、ランサー(B)、アーチャー(C)、ライダー(A)

 

天啓齎す導きの金鵄(たかむすびのやたがらす)(宝具)

サーヴァント・ライダー欄参照

 

建御雷(たけみかづち)(その他人物)

本編に出てくるわけではない、日本神話の神霊。イザナギが息子であるカグツチの首を切り落とした際に飛び散った血液から生まれた。葦原中国平定に於いて、「いい加減国よこせや」とキレかけの天照と高天原の神々の推挙を受けて天鳥船に乗り込みフツヌシを携え降臨し、タケミナカタをぶっとばして無事平定を成し遂げる高天原最終兵器。武神でもあり雷神でもある。葦原中国平定を終えてからは高天原でまったり暮らしていたが、時が経っても葦原の天孫が周りの悪神共に悩まされているのを見かねたこと、天孫による統治を広げる目的もあり、建御雷が再度使わされることに決定した。だが時が経ちすぎており、すでに世界は物理法則に支配されつつあったため、再度の神霊降臨は不可能だった。よって次善の策として建御雷が人として転生して役目を果たすこととなった。その転生先がカムヤマトイワレヒコ、後の神武天皇である。

転生後は自分が神霊であることを忘れたまま成長するが、自分が他の人間とは明らかに異なり神命を授かった存在であることは自覚している。そして熊野において布津御霊剣を授かった際に本来の自分(建御雷であること)を思い出す。だが、本来何者であったかを思い出したことによりこれまで人として育ってきたカムヤマトイワレヒコとしての人格がより鮮明となり、建御雷としての人格はむしろ影に押しやられてしまうことになる。

建御雷自体の性格は寡黙で冷静沈着。例えるなら戦闘マシーンで、セイバーから「人ではない」ことに悩む葛藤を全部抜き去った正真正銘のターミネーター神霊。略して神(カーミ)ネーター。心はあるものすごくさっぱりしていて「兵器である己」を是とし、そう扱われることを当然としている。道具としての幸せを体現しており、そのあり方に不満はない。日本神話最強についてはすみわけって感じで、全体宝具スサノオ単体宝具ミカヅチ、破壊力あるけど制御できない暴風スサノオ、大規模破壊は向いてないけどコントロールできる神(カーミ)ネーターミカヅチ。ギャグが寒い?すまない。

ちなみに建御雷自体の本体は天沼矛であり、混沌を裂いた原初の雷の擬神化。

 

単独行動(たんどくこうどう)(スキル)

「弓兵」のクラス特性。

マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。反面、サーヴァントがマスターの制御を離れ、独自の行動を取る危険性も孕む。

所持サーヴァント……アーチャー(C)

マスターを失っても、Cランクならば一日は現界可能。

 

直感(ちょっかん)(スキル)

戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に近い。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。

所持サーヴァント……セイバー(A)

 

土御門一成(つちみかど かずなり)(マスター)

マスター・土御門一成参照

 

土御門(つちみかど)(魔術)

平安時代の安倍清明に端を発し、歴史は専念を数えるもっとも正当な陰陽道を受け継ぐ一族。分派が多いため、陰陽道自体を旨とする魔導の家は無数に存在するがその宗家的存在である。しかし土御門家の魔術回路は数世代前から減退の一途をたどっており、一成の次で魔術回路がなくなってしまう。主人の嘉昭は一成に魔術刻印を譲らず、分派の陰陽道の家から子をもらい継がせる予定である。

陰陽道は元々道教の影響を強く受けているため、「呪術」としての性質を強く持つ。魔術は「そこにあるものを組み替える」術であるが、呪術は「自らの体を組み替える物理現象」として扱われるため、サーヴァントの対魔力を貫通する。また、碓氷の体質も「魔術」に対する抵抗力のため、明にも効く。

専ら土御門家が得意とするのは使役――式神の術である(春日聖杯の令呪担当)。それの派生で呪殺も得意とする。一成の「保護」は正直、現在の土御門陰陽道からは若干ずれている。

 

土御門正明(つちみかど まさあき)(その他人物)

一成父。御年四十三歳。嘉昭の実子だが、跡継ぎではなく刻印も受け継いでいない。最初は後を継ぐ予定であったが、母の末路を知ってしまったことが決定的引き金になり跡継ぎを退いた。現在サラリーマンとして働いている。嘉昭が割合あっさりと跡を継がないことを許したのは、正明の回路や素質がそこまで優れたモノではなかったため。ただし妻の泉希は母体として優れていたため、その子供は生まれたら跡継ぎにすると言われていた。(結果として一成がへっぽこだったため、嘉昭は落胆し夫妻は喜んだ)

 

土御門泉希(つちみかど みずき)(その他人物)

一成母。御年四十一歳。土御門家に嫁入りをしており、旧姓は三善(みよし)で、こちらも今も残る陰陽道の家。元々三善家の跡継ぎではなく、他家へ嫁にいくことだけが決まっていた。ぶっちゃけた話正明よりも魔術の素質はあるが、必要がないとして磨かれていない。元々魔導に命を懸ける意味を見出していたわけではないが、家に逆らうほど強い思いがあったわけでもなく、言われるがままに土御門家に嫁入りした経緯がある。彼女が一成にその道に行って欲しくないと思ったのが、一成が生まれたことそのものと、正明の母の末路を知ったことによる。なんだかんだ、正明と泉希は似た者夫婦だったことになる。

正明泉希夫妻の二人はかかあ天下気味だが、土御門家の最高権力者が嘉昭のため、あまりその気配は感じられない。

 

土御門嘉昭(つちみかど よしあきら)(その他人物)

一成祖父。御年八十、現土御門家当主。魔術刻印もまだ自分で保持している。春日の聖杯の首謀者で、当初の予定通り五年で魔力が満ちれば自分が戦争に参加するつもりであった。だがその目算が外れたため、かつ一成が不肖の孫であったために今回の戦争は見送る予定だった。彼が生まれた頃には既に土御門家の回路は限界に達しつつあり、彼自体が「土御門家最後の精華」と言われていた。その名の通り呪術の腕は当代最高峰であり、特に呪殺に長じていた。良く言えば職人気質の魔術師で、悪く言えば魔術師らしく一般の倫理観は失われている。彼の妻である鈴子(すずこ)は生きながらにして春日聖杯の核となり、春日聖杯がセイバーによって破壊されるまで固定され続けていた。一成の不出来を見て、ついに自分直系の血筋に刻印を譲ることを諦め、他陰陽師の家系から養子をとりつがせることに決めた。余談ではあるが、日本史fateアナザールートでは間桐さんちの蟲爺ばりに八面六臂の活躍をする。

 

尊きを受け継ぎし剣(つぼきりのみつるぎ)(宝具)

サーヴァント・アーチャー欄参照。

 

破滅呼ぶ勝利の剣(ティルフィング)(魔術)

これ単体として宝具ランクはC(実質無限の魔力供給を可能とするが、その魔力をどう使うかは使い手の采配に委ねられるため)。

碓氷の一代目が大家から強奪した宝、現存する宝具。破滅剣ティルフィング。北欧神話においてオーディンの孫に脅迫された鍛冶の妖精(ドゥエルグ)が造りだした魔剣。細かい神話は作中の描写とグーグル先生に任せるとして、その機能は「願いを叶えるが、持ち主は破滅に至る」剣。言い換えて「敵を屠るという手段を以て願いを成就させる」、つまり「勝つまで(敵を殺すまで)戦い続けることを可能とする剣」。

剣を鞘から抜き払った担い手の魂の情報を取得し、星幽界から魂を引き下ろして魔力に変換し、剣から自身の魔術として放つことができる。魂を降ろすことに必要なエネルギーより魂自体のエネルギーの方が大きいため、実質永久機関であり限定的第三魔法。その魔力に物を言わせた分厚い結界で様々な魔術干渉から持ち主を護り、対魔力はEXランクに相当する。

難点の一つ目は、無限魔力は剣から魔術としてしか放てず(つまり敵を殺すためにしか使えない)用途が限られてしまっていること。二つ目は戦い続けた末に敵を殺せたとしても、剣を手放した瞬間に担い手の魂が剣に強制的に奪われてしまう=死を迎えること。

この二つ目の難点のため、宝具を持つ碓氷家もまともに扱えずに来た。しかし明は虚数魔術であらかじめもう一人の自分を生み出し、そのもう一人の自分の魂を魔剣に食らわせることによりノーリスクで使うことができる。

ちなみにシグマは魔剣を碓氷が持っていることは知っていた為、魔剣の機能(願いを叶える)で聖杯が紛い物でもきちんと機能するモノに作り替えようとしていた。

シグマ曰く、神代の宝具というものは本来真エーテルの満ちた世界でもって振るわれるべきものであり、エーテルの薄い現代においては神話そのものの力を発揮できない(終末の黄金華が「偽」の冠を戴くのと同じ理由)。本来はもっと凄まじい力で本当に「願いを叶えていた」のではないかと考えている。

また碓氷(明ではなく)も、限定的第三魔法の具現である魔剣を以て、仮に聖杯が紛い物でも全き聖杯にできるのではないかと考えていたらしい。

 

デカいセイバー(サーヴァント)

セイバーの肉体最盛期の姿。見た目は二十五歳前後・身長百八十三センチ、体重七十八キロのややマッチョ寄りのただのイケメン。しかしこの時期鬱っぽかったので、現界時の姿は最盛期の姿として少年である。余談だがイケメン度合はプロトセイバーとどっこいどっこいをイメージしているものの、無愛想で目つきが鋭く、何を考えているのかわかりづらく近寄りがたい感じ(実際は「夜何食べよう」とかしか考えてない)。

これはこれで需要はある(真顔)。

 

鉄人(てつじん)(スキル)

その尋常ならざる強さゆえに、体が鉄でできていたという伝説により生まれたスキル。Bランク以下の物理攻撃を無効化する。

所持サーヴァント……バーサーカー(A+)

実はランサーの「無傷の誉れ」と効果は同じスキル。

 

動物会話(どうぶつかいわ)(スキル)

言葉を持たない動物との意思疎通が可能。動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。

所持サーヴァント……キャスター(C)

 

徳川家康(とくがわいえやす)(その他人物)

ランサー生前の主君にして、江戸幕府将軍一代目。タヌキおやじとの定評が高いが、若いころは苦労人なのでそれの結果としてのタヌキおやじ。ただし型月世界の本物の家康は若いころに死に、それからは影武者の家康がまじもんの家康として動くというリアル映画「影武者」状態らしいね。家康が幼少のころ(本物の家康)から仕えていたランサーは薄々入れ替わったことに感づいていたものの、それを口に出すことはなかった(言い立てても徳川にいいことはない、影武者の家康が悪人でなかったことをわかっていた)。めんどくさいことに定評のある三河武士のアイドル。

 

絶てぬものなき蜻蛉切(とんぼぎり)(宝具) 

サーヴァント・ランサー欄参照

 

 

 

【ナ行】

 

 

二の太刀要らず(にのたちいらず)(魔術)

神内美琴の得意とする剣術。「一撃必殺」を旨とする九州は薩摩の示現流。現在はその「一撃」をはずした後の為の連撃もあり、美琴は免許皆伝の腕前を持つ。本来この剣術は刀の切れ味を重視せず破壊力をよしとするため、彼女は黒鍵を用いて攻撃を行っている(投擲もする)。起源「放出」を使いこなし、攻撃の出力だけならサーヴァント一歩手前レベル。身を顧みず、一撃に全力を込めるならば瞬間的に筋力……Aの破壊力に達する。

 

 

 

【ハ行】

 

バーサーカー(サーヴァント)

サーヴァント・バーサーカー欄参照

 

破軍七星剣(はぐんしちせいけん(ロンギヌス・オリエンタル))ルート(その他)

描かれることはないBeyondアナザールート。本編(beyondルート)がSNでいうfateルートとUBWルートを足して二で割ってエクス←カリバー→で木っ端みじんにした感じとすれば、こちらはHFルートの立ち位置。とは言ったものの、ガッチリと話が決まっているわけではないのでフワッとしたイメージを書いておきます。

一成が本当に主人公をし、嘉昭じいちゃんが蟲爺並みの八面六臂の暗躍をしキリエと大聖杯を奪取し、神父とシグマが味方になるものの破滅剣は叩き折られていてセイバーはオルタになるし悟おじちゃんとか咲ちゃんとかは死に、七星剣を持った一成が死にかけながら大暴れし、ついでに正式に一成×明が成立する。一成に超強化入って本編でイマイチ全力を見せられなかった千里天眼通完全覚醒。

ちなみにライダーが仲間になるんだけどマジで役に立たない。

一時期マジで二ルートやるべきではと思ったものの、beyondルートでだいたい全鯖見せ場はあったし、マスターズも大体……となった、あとどうせ長いので書く時間と熱意と他のものの書きたさ、時間は有限(リアル)という事情でお蔵入り。誰か書いて。

 

ハルカ・エーデルフェルト(マスター)

マスター・ハルカ・エーデルフェルト参照

 

反骨の相(はんこつのそう)(スキル)

一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つける事ができない流浪の星。

所持サーヴァント……アサシン(C)

同ランクのカリスマ等のスキルを無効化する。このスキルによりライダーの烏に対し抵抗を見せたが、完全に抗しきるには至らなかった。

 

将門大新皇(ばんどうのてんのう)(宝具)

サーヴァント・バーサーカー参照

 

飛行(ひこう)(スキル)

体一つで空を自由に飛ぶスキル。

所持サーヴァント……セイバー(C)

Cランクでは普通に飛行する分には音速も越えられる。だが、飛行状態での宝具の解放は威力が減殺される。

 

聖杯(ひじりのさかずき)(魔術)

冬木の聖杯を模倣して造られた聖杯。冬木の御三家のうち、残っているのはアインツベルンのみで、新たな協力者として遠坂の代わりに碓氷、間桐の代わりに土御門となっている。冬木の模造のため基本的に型落ちではあるものの、サーヴァントを七騎呼び出し、七騎消滅させた際には根源に至る力を持っている。ただし、聖杯の汚れも模造されているため、願いの成就の方法は殺戮に寄ってしまう。

冬木聖杯との違いは、サーヴァント制御(令呪)の役割が陰陽術を旨とする土御門家担当となったため、「聖杯」の概念がない日本の英霊が召喚可能であること。理論的には春日聖杯でも西洋の英霊を呼ぶことは可能だが、陰陽道の「支配」のため、西洋の英霊を呼んだ場合に万が一令呪の縛りが十分に働かない可能性があった。令呪の問題と、開催地が日本であることの知名度補正を考慮にいれたため、結果的に日本の英霊のみの聖杯戦争となった。

また、ライダーの離れ業(一度召喚を受けておきながら、拒否して大聖杯にとどまる)が

可能であったのも、陰陽道を導入した春日聖杯であったため。冬木では不可能。

土御門が聖杯模造に参加した理由は「枯れかけの回路を復活させ、さらなる研鑽を積めるようにすること」。碓氷が参加した理由は、元々碓氷が第三魔法もどきの剣を持っており、仮に聖杯自体が不出来であったとしても、家宝で補い第三魔法に辿り着く公算を持っていた為(碓氷はこのことを神父にもアインツベルンにも伝えていない)。大聖杯の設置場所は土御門神社直下の大空洞。本来は大西山に設置したかったが、碓氷が許可を出さなかった。最終的にセイバーの対城宝具によって大聖杯は破壊された。

 

藤原隆家(ふじわらのたかいえ)(その他人物)

平安時代中期の人物。生前のアーチャー藤原道長の甥であり政敵、暴れん坊貴族。結果的には隆家が政争に敗れて道長が出世することとなった。そのため生涯(道長がいる限り)栄達の芽はなくなったわけだが、彼は自ら京を去り、九州大宰府において異民族の襲来を追い返すという快挙を成し遂げる。だがかつて道長の政敵であったという過去が尾を引いて、その功績も都において評価されることはなかった消された英雄。

当時の平安京社会において、隆家の最盛期は道長に敗れる前――彼の父も母も姉も兄も健在で、『枕草子』に描かれる栄華を謳歌していた十代後半の時代だと認識されていた。それ以降彼は都において「過去の人」だった。

しかし彼の特筆すべきは都で栄達が断たれたとしても、人生を諦めなかったこと。誰にも評価されなくても、現地にて正しく武力を使い略奪者を撃退したことは彼自身の誇りだった。

「別に褒められるなんて思ってやったんじゃねえ。ただ、やる奴が俺しかいなかっただけだ。つか、今更叔父上(道長)に褒められても気持ち悪いしな」

それがかつての政敵であり勝者に、己の人生に対するしこりを残したとはつゆほども思ってはいない。流石に大人なので付き合いは多くこなしていたが、道長のことは嫌い。

実は作者の一番好きな日本史の人物で最初サーヴァントになる予定だった。しかしマイナー人物の逸話からうまく宝具をつくれなかったこと・道長と隆家の確執とか大好物だけどあまりにも内輪話過ぎてつまんなかったためにお蔵入りした。あと引っ張ってくれる気のいい兄貴系キャラがアサシンと被った。

 

経津主神(ふつぬし)(宝具)

あら?(わたし)の項目があるの?ヤッダ~~だったら最初から言いなさいよッだったらちゃんとおめかし(研いで)きたのにィ!もうあんまり見ないで~~スッピンなんだから!え?なんで本編で人格が出てこないのかって?も~~聞いて!あのバカレヒコ、召喚に応じたと思ったら「クソ聖杯を清掃するぞ~~」とか言い出して、でも思った以上にてこずって……あのバカを守るために私がひと肌ぬいで人格が削ぎ落ちちゃったのよ~~~!!バカレヒコは嫌いだけど、あれでも建御雷(ダーリン)の別人格だもの、放っておけないわよッ、まったく世話が焼けるんだから……も~~なんで超絶クールガイ、触れれば切らんみたいなタケミカちゃんの別人格があんなちゃらんぽらんバカなのか信じられないわヨ!ハッ……でもクールにふるまう一面、実はハジけたい欲望が表出しているとしたら……悪くないわね(真顔)。

 

開闢せし断絶の剣神(ふつのみたまのつるぎ)(宝具)

サーヴァント・ライダー参照

 

開闢と終焉分かつ剣神(ふつのみたまのつるぎ)(宝具)

サーヴァント・ライダー参照

 

分解(ぶんかい)(魔術)

碓氷家の魔術特性。また、碓氷明の起源でもある(覚醒はしていない。明は魔術特性と起源の二重で分解を得手とするため、機械や人体をバラすのがとても得意)。碓氷家の魔術師の特異体質でもあり、他家の魔術師による干渉を極めて受けにくい(暗示や洗脳にまずかからない)。「分解」の特性で魔術を分解してしまうため、碓氷にそれらをかけるためには膨大な魔力をかけて行うしかない。分解が間に合わないくらいの物量で攻めるイメージ。碓氷の人間に対して暗示や洗脳をかけるなら、魔術戦もしくは近代兵器で殺した方が早い。

あくまで「分解」であり「破壊」ではない。分析・解析にも通じる特性であるが、明は分解専門で分解したはいいものの元に戻すことはできない。父の影景は起源が分解ではない為、通ずる「解析」にも長けているらしい。

 

 

 

【マ行】

 

 

魔眼(まがん)(スキル)

魔眼を有していることを示すもの。

所持サーヴァント……キャスター(C)

キャスターの場合、生前の逸話から男女問わず相手に恋愛感情を抱かせる働きを持つ。対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。

スキルではないが、『終末の黄金華』のシグマも魅了の魔眼をもっている。

 

間宮透(まみや とおる)(その他人物) 

碓氷家に勤めていた家政婦。死亡時四十八歳。三十三歳から碓氷家の家政婦となり、明とその姉の世話をしていた。彼女自身交通事故で両親を失っており、施設にて育てられた。一度結婚し妊娠するも、またしても事故で夫とお腹の子供を失う(流産し、その影響で妊娠できなくなっている)。天涯孤独の身であり都合がよい(もしもの場合殺しても文句を言う人間がいない)とした碓氷影景に碓氷家の家政婦として雇われた。育児放棄状態の影景の代わりに親のように明と姉を育て、授業参観や運動会など学校の行事にも彼女が出ている。

魔術刻印移植中の苦痛・影魔術による精神不安定化・友人の死が重なった中学生の明が、地下室にて自殺を試みた際、透は悲鳴を聞きつけて立ち入りを禁じられていた地下室に足を踏み入れ止血を施し、救急車を呼んだ。明はそれにより一命を取り留めたが、地下室――魔術の生業を見てしまった為に、影景によって殺される。その死体をどうしたかは影景しか知らないが、当然ながら墓もない(明が聞いていないのは「どうせろくでもない方法」だと感付いているから)。生きた痕跡を世界から失いながら、救った碓氷明に良くも悪くも大きな影響を与えた人間の一人。ちなみに生前影景のことは「旦那様」、明のことは「明さん」と呼んでいた。

 

魔力放出(まりょくほうしゅつ)(スキル)

武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。

所持サーヴァント……セイバー(A)、ライダー(A)

ライダーのスキルは「魔力放出(雷)」の為、攻撃に雷撃が宿る。ちなみにセイバーはマスタ-が明、ライダーは大聖杯の魔力を吸っている為に燃費の悪さは問題になっていない。神内美琴のは起源により、魔力放出と同等の効果を得ている。

 

美夜津媛(みやずひめ)(人物)

セイバー生前のリアル俺の嫁その2。男運はないけど女運の良さには定評のあるヤマタケさんです。セクシーかキュートでいえばセクシー。ぶっちゃけた話、ヤマタケ氏外見的にはタチバナよりもミヤズの方が好みではある。

兄が東征について行った武者である影響を受け、彼女も剣が使える。だが男勝りに手柄を上げたい欲はなく、平和に尾張で暮らせればいいかなという思考。ただ害を成そうとするものには容赦がない。クールデレ娘。

実は彼女も草薙剣の担い手であるため、草薙剣の触媒で召喚に応じる可能性あり。

 

将門七人衆(みょうけんのごかご)(宝具)

サーヴァント・バーサーカー参照

 

無辜の怪物(むこのかいぶつ)(スキル)

生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。このスキルを外すことは出来ない。

所持サーヴァント……アサシン(A)

アサシンの場合、死後に歌舞伎として人口に膾炙した「石川五右衛門」像により、義賊であり忍者の技術を取得している。

 

無傷の誉れ(むきずのほまれ)(スキル)

生涯五十を超える戦場を駆け抜け、なおかつ無傷を貫き通したランサーの逸話によるスキル。Bランク以下の物理攻撃を無効化する。しかしAランク以上の攻撃で手傷を負った際には、傷の回復に多くの時間と魔力を要する(彼の死因が、小刀によって小指を傷つけたことである逸話のため)

所持サーヴァント……ランサー(A)

 

無窮の武練(むきゅうのぶれん)(スキル)

ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

所持サーヴァント……ランサー(A)

 

 

 

【ヤ行】

 

 

山内悟(やまうち さとる)(マスター)

マスター・山内悟参照

 

山内華(やまうち はな)(その他人物)

山内夫妻の一人娘。御年五歳。現在は母の椿とともに、母の実家で暮らしている。腕白系じゃじゃ馬娘だが、将来はアサシン曰く「べっぴんになるぞ!」

 

山内椿(やまうち つばき)(その他人物)

山内悟の妻。御年三十二歳。スレンダー系の美人で、白いワンピースが良く似合う良家出身。悟との結婚を実家には認められていなかったが、華の誕生で和解を見た。しかし悟が巻きこまれてしまった事件で、再び実家に連れ戻されている。今は離婚こそしていないものの、別居状態。なんだかんだ旦那を立てるタイプで強く主張することはないが、意思は強い。今も実家において誤解を解き、再び一家で暮らせるように手を打っている。ちなみに悟との出会いは、なんと合コン。二人ともそういうイベントに積極的に顔を出す方ではなく、数合わせで呼ばれたのが始まり。

 

ヤマタケ顔(やまたけがお)(その他)

なんだこのアホな項目は。それはともかく、beyond世界には日本武尊と同じ顔の人物が二人いる。一人目は日本武尊もとい小碓命の双子の兄、大碓命。双子なのだから同じ顔でも当然である。ただ大碓は小碓と違って感情表現が豊かで愛想がいいので判断はすぐにつく。

もう一人は本編に出ない神霊である素戔嗚尊。というか日本武尊の力のデザイン元が素戔嗚尊のため、むしろオリジナルはこっちである。正しくはスサノオ顔であった。

 

全ては天下の廻もの(よにぬすっとのたねはつきまじ)(宝具)

サーヴァント・アサシン参照

 

 

 

【ラ行】

 

 

ライダー(サーヴァント)

サーヴァント・ライダー参照。

 

ライダー顔(ライダーがお)(その他)

なんだこのバカっぽい項目は(二回目)。beyond世界にはライダーもとい神武天皇と同じ顔も二人おり、一人目は神武天皇の大本である建御雷。もう一人はニギハヤヒノミコト。神武のスペア(バックアップ)的立ち位置であるが、ニギハヤヒも建御雷のアルターエゴゆえ。ただし髪は黒い。

 

ランサー(サーヴァント)

サーヴァント・ランサー参照。

 

ルージュノワール春日(場所)

一成が一人暮らしを営むアパート。築十五年リフォーム済みの三階建て。一階が大家の家兼駐車場、二階に三部屋、三階に三部屋あり一成は二〇二号室の住人。春日駅から徒歩十分、家賃は共営費抜きで五万五千円。二十平米ワンルーム。

春日が近年発展を遂げている都市の為、お隣さんとの付き合いは薄い。二〇二号室は文字通り一成の城であり、友人たちのエロDVD&本の避難場所にもなっている。

 

 

 

【ワ行】

 

この道繋げし我が妻よ(わがつまはや)(宝具)

サーヴァント・セイバー参照

 

 

 

 

★Q&A

 

Qヤマタケのパンツの色は?

Aノーパンなので色はないです。ただし女装の際に、「現代女性はパンツを履くことがスタンダード」と理解しあえて履くときはあります。そのときは明のを参考にします。たまに勝手に穿きます。メチャ怒られます。

 

Q破滅剣ティルフィングの宝具ステと、破滅剣を触媒にした時誰が呼ばれるか?

A明が使ったやつはランクB相当。無限の魔力供給を可能とするも、その使い道は担い手に任せられるのである意味自由度が高いと言えなくもない。

触媒にすると本命ヘルヴォール(伝説最初の方の) 

対抗アンガンチュール(伝説ラストの方の)

大穴 (いろんな手を使って)ドヴァリン・ドゥリン

明が振るう破滅剣と、召喚されたサーヴァントの振るう破滅剣の効果は異なる。

 

Qゴッドハンド持ちのヘラクレスや百貌のハサンが破滅剣使ってもノーリスク?

百貌ハサンはアウト。ハサンは一の魂を百個に分割して、大本は一つであると解釈。星幽界から魂を引き下ろす際にはその大本の一つとして引きおろし、最後に魂を回収する際にも大本の一つ分を回収していくため。ハサンの一人が剣を抜き、手放した瞬間に他の九十九のハサンも同時に魂を食われる。

 

ヘラクレスのゴッドハンドは蘇生魔術の重ねがけだったと思いますが、その蘇生魔術は魂をどう扱っているのかによります。破滅剣の性質上「同一の魂を複数個持っているかどうか」が鍵です。

肉体の消滅とともに消滅した魂を甦らせているなら破滅剣を手放して魂を回収されても、またヘラクレスは復活するから使えます。

 

Q今回はセイバー勝利ルートだったが、仮に他の鯖が勝ち残るとしたらどんな勝ち筋があるか。そもそも勝ち筋あるのか。

あります。今回のSSだと、明と一成が同盟組まなかったらおそらくライダー勝利ルートに行ってましたが、完全別ルートだとアーチャーが勝ってたりしましたね。

 

 

4、セイバーは日本英霊が呼ばれる聖杯戦争に優先的に呼ばれるらしいが、日本鯖1、海外鯖5みたいな聖杯戦争でも日本鯖に引かれて呼ばれる可能性はあるのか。

Aあります。セイバーは「日本英霊が出る可能性がある儀式(聖杯戦争とは限らない)」に召喚されるので、極端な話呼ばれた日本英霊がヤマタケだけだった、というパターンもありえます。

 

Q原作鯖とビヨンド鯖がクラス別対抗戦やったら、各々の勝敗はどうなるのか。

A四次五次だけ&マスターなど状況とか抜いて相性で考えます(エクストラやFGOまで考え出すとキリない)

 セイバー アルトリア対日本武尊

 ギリギリ日本武尊? 流石にアヴァロンに引きこもられると手に負えない。SSでいいところのなかった悲しみの草薙剣は、エクスカリバーのようなビームを幻想返しするために存在するので宝具の相性がよくない。ただ戦闘能力自体は総じて互角(アルトリアの方が丸くてヤマタケのほうが攻撃より)。アルトリアは四次みたいにアヴァロンをマスターに持たせたままの方がいいね!ヤマタケ直ぐマスター殺したがるので。

 

 ランサー クー・フーリン対ディルムッド・オディナ対本多忠勝

 クーフーリン。 ディルの黒子は無意味、かつ黄薔薇はあろうとなかろうと、忠勝は傷を負うこと自体がマズいので宝具自体は忠勝には恐怖ではない。むしろ兄貴の生き汚さの方が天敵でいい勝負をしそう。しかし、この三人衆の戦いは暑苦しいながらどいつも楽しそうな顔をしてそうでよい。

 

 アーチャー ギルガメッシュ対藤原道長

 ギルガメッシュ。固有結界は乖離剣で切り裂ける、壺切剣はギルの神性が高すぎて長時間拘束はできない。ただ道長宝具、すごい初見殺しなので慢心してるとアレだけど……。

 

 ライダー メデューサ対イスカンダル対神武天皇

 多分神武。二人とも神性持ちだから八咫烏の効きはイマイチだけど、ライダー自体神殺持ちであり対界宝具で固有結界もぶった切るので、相性がいい。

 

 キャスター メディア対ジルドレ対酒呑童子

 メディアの辛勝……?とりあえず酒呑童子は魔術自体の腕はからきしで、魔術合戦を迫られると即死です。あとメディアのルルブレがメディアの魔術よりヤバくて、あれで四天王ズたちの繋がりをばっさりやられたり結界の破壊を試みられる方がつらい。多分ジルドレの怪魔はみんなでよってたかって潰せる気がする。というかある意味ジルとは近いのでは?

 

 アサシン   呪腕のハサン対百貌のハサン対石川五右衛門

百貌のハサン? というかそもそも、五右衛門の宝具は「宝具として形のあるもの」しか盗めないうえに魔神の腕をどうにかできるか(使えるか)って聞かれたら微妙なので、すごいあっさいりハサンズに負けてしまいそう。

 

 バーサーカー ヘラクレス対ランスロット対平将門

 ヘラクレス。ヘラクレスのゴッドハンドがやばすぎた。ランスには一斉に分身して攻勢をかけて殲滅するスタイルでいけば勝てるけど、四次みたいにヘリなどで移動をされ始めると厄介。

 

 

Qビヨンド鯖に、今回呼ばれたクラス以外での該当クラスがあれば教えてください。

Aセイバー  →ランサー・アーチャー・ライダー・アサシン・バーサーカー

 ランサー  →ライダー

 アーチャー →キャスター セイバー?ないな……

 ライダー  →セイバー・ランサー・アーチャー・キャスター・バーサーカー

       ランサーは当SSの設定限定の節がない事もない

 キャスター →バーサーカー

 アサシン  →なし

 バーサーカー→ライダー

  

 

Q擬似サーヴァントヘルヴォール(明)のステータスとかなんとか

Aアレ一発ネタだったのであんまり真面目に考えてなかった(笑)

セイバー ヘルヴォール(碓氷明) ARTS2枚 Quick1枚 Buster2枚

筋力 B 耐久 A 敏捷 B 魔力 A+ 幸運 C 宝具 B

クラススキル

対魔力EX 自身の弱体耐性をアップ

騎乗C 自身のクイックカードの性能をアップ

固有スキル

直感   スター大量獲得

第三魔法(限)NPチャージ

魂の偽造 ガッツ2回+HP大回復

宝具『破滅呼ぶ勝利の剣(ティルフィング)』(ARTS)

敵単体に強力な攻撃+自身にNPリチャージ+HP回復+2ターンスタン

 


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