最高の選手を目指して!   作:銅英雄

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同期組2軍は気分転換に遊びに出掛ける③

3人の最後の行き先は雷轟さんが通っていた新越谷高校だ。

 

「……というか新越谷って女子校だけど、入校許可とか大丈夫なのか?」

 

それが不安で仕方ない。

 

「事前に許可は取ってるよ。私と同い年の男の子が1人来る事もちゃんと伝えてあるからねっ!」

 

「なら良いんだが……」

 

雷轟さん的には既にこの事態を予測していたかのように、学校側へ許可をもらったようだ。

 

(まぁ俺としても新越谷野球部には興味あるし、それは鋼さんも宮下さんも一緒だろう)

 

まぁ1つ不安があるとするのなら……。

 

『…………』

 

(このなんていうか……好奇の目線で見られてる感じがする事だよな)

 

(この敷地内で男性はご主人様だけでマジン~)

 

魔人の見た目も女性だから、本当に俺しか男がいない。気まずいとか心細いとかそういうレベルじゃないんだが……。

 

「あれっ?遥先輩じゃないですか!」

 

「歩美ちゃん!」

 

雷轟さんに声掛けした女子は雷轟さんの後輩っぽいが……。

 

「今日はオフなんですか?」

 

「うん。同い年の3人に野球部の練習を見てもらおうと思ってね!歩美ちゃんはどうしてここに?訊いた話だと、藍ちゃんにしごかれてるって……」

 

「な、なんの事ですかね……?」

 

歩美さんとやらはどうやら勉強を苦手としてるっぽいな。まぁ息抜きも大事だろう。

 

「そ、それよりも一緒にいるのは、元白糸台の鋼さんに、元虹ヶ咲の宮下さんに……」

 

彼女の目線は鋼さんと宮下さんに行った後、俺の方に移った。なんか訝しげに見てる気がするんだが……。

 

「ほーん?遥先輩もやる事はやってるんですね~?」

 

「やる事……?」

 

「そこの男の人とはどういったご関係なんですか?」

 

「一真君?同い年の男の子だよ!」

 

「いや、それはなんとなくわかるんですけど……」

 

(遥先輩のこの反応……。現状は脈なしだね。共学校だったら、間違いなく男子の人気も高いんだろうけど、遥先輩は可愛いし、人懐っこいし、オマケに格好良くもあるから、理想も高そうだもんなぁ……)

 

な、なんか同情の目を向けられてるんだが……?

 

「一真君、紹介するね!こちらは1個下の後輩の……」

 

「どもども!初野歩美でっす!1ヶ月くらい前までは新越谷高校野球部のキャプテンしてました!」

 

「あ、ああ。鈴木一真だ。雷轟さんにはバッティング方面でよくお世話になってるよ」

 

とりあえず軽く自己紹介は済ませたか……。

 

「じゃあ今度こそ野球部に向かおっか!」

 

「エースバッテリーも健在だし、秋以降も期待が出来ますよ!」

 

雷轟さんと初野さんから新越谷高校野球部のプレゼンを聞かされた気がするが、いよいよ野球部とのご対面だな。今の俺にとって何か得られるものがあれば良いが……!

(0)アンケート埋まらなかったので、投稿延期……。次回の投稿3月15日予定(少し投稿頻度を上げるかも?))は……?締め切りは投稿予定日の3日前

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