最高の選手を目指して!   作:銅英雄

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仏契大学のチームメイトは頼りになります①

『プレイボール!!』

 

どうも早川朱里です。遂に上級者との紅白戦が始まりました。ちなみに私達1、2年生チームが先攻となってるよ。

 

「よろしくお願いします」

 

1、2年生チームの先頭打者の三船さんが一礼して打席に入る。なんだか様になってるな……。もしかして良いとこのお嬢様?

 

 

ズバンッ!

 

 

『ストライク!』

 

「速いね~!」

 

「そうね……」

 

今投げているのは3年生の人で、元洛山の人だ。大豪月さんに着いてきた1人だと思われるけど……?

 

 

カンッ!

 

 

三船さんは2球目のストレートを綺麗に合わせ、その打球はセンター前に落ちた。

 

「ナイバッチ~!」

 

「よーし!私も続きますよ~!」

 

ノーアウト一塁の場面で2番の初野が打席に入る。

 

初野は私のリトル時代からの後輩で、チームメイトとしての付き合いがこの中で1番長い。この大学を合わせれば、7年になるか……。

 

 

コンッ。

 

 

勢い良く打席に入った初野だったけど、初球で送りバントをバッチリ決める。役割がよくわかってるね。

 

「ノータイムでバントだったけど、サインは瑞希ちゃんか遊佐さんが出してるの?」

 

「いえ。この試合で私達はサインを出しません。本人達の状況判断とアドリブ能力を見せてもらうつもりです」

 

……との事だ。何にせよこれでワンアウト二塁。

 

「行ってくるわね」

 

「真深ちゃんファイトー!」

 

3番の上杉さん。この後の4番打者には清本が入る訳だけど、この3、4番だけで相手チームの総合打撃力を上回っている気がするんだよね……。

 

(まぁ味方だから頼もしい事この上ないけどね……)

 

上杉さんも三船さんのように一礼して打席へ。

 

「いやー。それにしてもこの大学に入った時は驚きましたよ。今打席にいる真深先輩と梨子先輩の容姿というか雰囲気というかが似てるんですから……」

 

「そ、そんなに似てる……?」

 

初野の言葉に反応したのは桜内さんだ。まぁ初野の気持ちは正直わかる。

 

「……というか私からすればヨミちゃんとしずくちゃんの声質が瓜二つな事に驚いてるわよ」

 

そして桜内さんの切り返し。まぁこっちも凄くわかる。

 

「「えっ?そう(ですか)?」」

 

「……口調で違いを見付けるしかないんじゃない?」

 

「……そうね」

 

「ですね……」

 

声をハモらせるとややこしさが倍増するから、武田さんと桜坂さんは同時に喋るのを止めようね!

 

 

カキーン!!

 

 

あっ。初球からいった。

 

「ほら。私じゃあんな長打力は出せないわ」

 

桜内さんが上杉さんとの差別化を述べてるけど、あんなポンポンと長距離砲が続出したらたまったもんじゃないよ!まぁ洛山は長距離砲の集まりだったけど……。

 

「何の話をしてるの?」

 

上杉さんが三船さんと一緒に戻ってきた。

 

「世の中にはそっくりな人が3人はいるって話だよ……」

 

「そ、そう……」

 

多分上杉さんは武田さんと桜坂さんの事を思い出してるんだろうね……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし5月に行われるベーフェスにて、ドッペルゲンガーと思わしきレベルである人と容姿の似ている人物が現れる事を私達はまだ知らない……。

(0)アンケート埋まらなかったので、投稿延期……。次回の投稿3月15日予定(少し投稿頻度を上げるかも?))は……?締め切りは投稿予定日の3日前

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