最高の選手を目指して!   作:銅英雄

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アンケートが同率だったので、話数が少ないプロ野球編を優先しました。

次回からプロ野球編はキャラ毎の視点も入ります。


開幕!合同キャンプ!!

2月某日。今日からミラクルホッパーズのキャンプが始まる……。

 

「オッス一真!今日からいよいよキャンプだな!」

 

「そうだな。今年のホッパーズの春季キャンプは合同だって監督は言ってたが……」

 

「他球団との合同キャンプとかいつも以上にワクワクが止まんねぇぜ!」

 

「テンション高いな佐藤君は……」

 

佐藤は合同キャンプにテンションを上げて、一真も口にはしないが、気持ちが昂っていた。

 

「おはよー!」

 

「今日からキャンプだね」

 

「合同キャンプってだけで愛さんのテンション爆上がりっしょ!!」

 

「宮下さん、佐藤君と同じ事を言ってるな……」

 

遥、鋼、宮下の3人も一真と佐藤に合流し、1月に組んだ同期組がここに集結した。

 

「早く行こうぜー!もしかしたら合同相手ももう来てるかも知れないしな!」

 

「よっし!じゃあ空港まで競争だーっ!」

 

「おーっ!!」

 

佐藤と宮下、そして遥の3人は空港まで走って行った。合同キャンプの地は飛行機に乗る必要があるようだ……?

 

「……俺達も行くか」

 

「そうだね。……私も今日から始まるキャンプ、とっても楽しみなんだ!一真君は?」

 

「あの3人程ではないけど、俺も滅茶苦茶楽しみだよ」

 

鋼も、そして一真も、キャンプに胸を踊らせて走って行った3人を追い掛けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてキャンプ地に到着……。

 

「さて、今日から我々ミラクルホッパーズのライバルチームである大神ナマーズとの合同キャンプだ。普段は凌ぎを削る間柄だが、このキャンプ期間中は仲間だ。互いに得るものがある事を祈っている。じゃあここからはナマーズの水木監督から挨拶だ」

 

「では簡潔に……。ナマーズ監督の水木だ。今日から1ヶ月の間よろしく頼む。わからない事があれば、俺でも古沢監督でも聞いてくれ。以上だ!」

 

ホッパーズ監督の古沢小一郎とナマーズ監督の水木卓は元々同じチームの選手達だったが、その事はまた何れ語られるだろう……。

 

……再び舞台は同期組5人へと戻る。5人が少し離れた位置で柔軟をしていると、後方から声が掛かった。

 

「私達も一緒に参加しても良いかな?」

 

「もちろん良いぜ。俺達は来る者拒まずだ!」

 

「ありがとう」

 

「良いって事よ!おーい!ナマーズのこの2人も参加するってー!!」

 

佐藤の声掛けによって4人は集まる。そして……。

 

「あっ、珠姫ちゃんだ!」

 

「久し振りだね遥ちゃん」

 

遥はかつて同じチームメイトだった山崎珠姫とキャンプ地にて再開した……。

 

「あの2人、同じ高校出身だったのか……」

 

「3年間レギュラーだったし、相当仲良いと思うよ。あの2人がいた新越谷高校は間違いなく黄金期だっただろうし……」

 

「へぇ……」

 

鋼の口から語られる遥と珠姫の印象を聞いて、一真は興味深く見ていた。

 

「えっと……。自己紹介した方が良いよね?山崎珠姫です。遥ちゃんと同じ高校で野球をやってたんだ。それでこっちは……」

 

「鏑木真哉です。仲の良い人達は皆シンヤって呼んでるの。よろしくね!」

 

「あ、ああ……」

 

(この合同キャンプが終わると敵同士……だよな?よろしくしてて良いのか……?)

 

「鋼や宮下や雷轟や山崎もそうだけど、鏑木もかなり注目されてたよな。確か長野にある清澄高校出身だっけ?」

 

「佐藤君って珠姫達の事もそうだけど、私の事も知ってるんだ?」

 

「戦いの基本は情報戦だからな。情報を制する者が戦いを制するんだよ!プロになるって事を考えると、男女関係なしに色々調べてるぜ」

 

「そういうものなのか?俺は全然知らなかったけど……」

 

「何か昴君って瑞希ちゃん……高校のチームメイトみたいな事を言うなぁ……」

 

佐藤の情報網に一真は関心を示し、鋼は佐藤の発言を聞いてかつてのチームメイトを思い出していた。

 

「そんな俺の名前は佐藤昴だ!天下不滅の無一文の18歳!!」

 

「それ昴違いだろ……。鈴木一真だ。同じく18歳」

 

「愛さん達の紹介は不要だよね?高校時代は何度か対戦したし!まぁ愛さんが在学中の虹ヶ咲は全国に行けなかったから新越谷も、白糸台も、清澄も練習試合でしかやってないけどさ……」

 

「虹ヶ咲なら全国行けても全然可笑しくなかったけどね……。東京が激戦区過ぎただけなんじゃないかなぁ?東も西も」

 

「東東京は藤和高校、西東京は白糸台高校がここ数年ずっと全国出場を果たしてたからな……。でもこうしてプロに入ってからにはもう実力の世界だろ?肩書きは関係ないぜ!」

 

「……佐藤君の言う通りだよ。俺達の高校時代の成績はこのプロの世界においてはないものと同義だ。これからの野球人生、頑張っていこう!」

 

『おおーっ!!』

 

一真の言葉に7人の気持ちが団結した。この1ヶ月が過ぎるとまた5人と2人の敵同士になってしまうが、合同キャンプはこの7人で乗り越えていこう……そう決意したのであった。

(0)アンケート埋まらなかったので、投稿延期……。次回の投稿3月15日予定(少し投稿頻度を上げるかも?))は……?締め切りは投稿予定日の3日前

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