最高の選手を目指して!   作:銅英雄

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ベースボール・フェスティバルに向けて⑮

どうも。早川朱里です。あかつき大学との試合が終わった後、各々が対戦相手と交流している。この光景を見てると、なんだか大学のサークルっぽいよね。

 

「お疲れ」

 

「神童さん……」

 

私はどうしようかと思っていたら、神童さんに声を掛けられた。いつの間に来てたの……?

 

「互いに1、2年生のみの出場とはいえ、この結果は称賛に値するだろう。特に小浪と渡邉はよく頑張ってくれた」

 

「そうですね。猪狩さんがこの試合においてどういった目的で投げたかはわかりませんけど、渡邉さんの対応力が良かったですし、小浪君も自信を取り戻せたと思います」

 

大きな目的の1つである小浪君の奮起も上手くいって良かったよ……。

 

「かといってあかつき大学の有力な1、2年生は温存されていたみたいだし、相手は女子選手しかいなかった……。これも紛れもない事実だ。3年生で言えば、絢瀬辺りも強力な選手だ。秋以降は彼女が強力なチームを築いてくるぞ」

 

「そうですね……」

 

あかつき大学の男子選手は小浪君並かそれ以上の選手の集まりだし、1、2年生の女子選手も近江先輩の妹さんもいなかったし、高坂さんの妹さん、そしてさっき話題に挙がった絢瀬さんの妹さんもそれぞれ1年生だ。温存されてたのか、要件がバッティングしてたのかは溝知るだけど……。

 

「それで……メンバーの方は決まりそうか?」

 

メンバーというのは、ベーフェスに起用するメンバーの事だ。実は三船さんと岩崎さんにはさっきお願いしたんだけど、断られちゃったんだよね……。

 

(幸い桜坂さんからはOKはもらえたし、あと1人なんだよね。どうしようかな……?)

 

大学野球部内でまたお願いしに回るかなぁ……。

 

「朱里ちゃんに教えてもらった事だけど、投げる時に指先に力を込めて投げると球の威力が増すから、通常のピッチングに加えて要所でそれを用いると、相手打者を上手く打ち取れるかもよー?」

 

「成程リリースポイントで更なる緩急を……。参考にしてみるね♪」

 

ふと見てみると、武田さんが南さんに何やらピッチングについてのアドバイスをしていた。それはまるで同級生や後輩にアドバイスをするかのように……。これからも敵同士という事を忘れてなければ、良いけど……。大丈夫だよね?

 

「ホームランを打つのに必要なのは筋力や腕の力だと言われているけれど、手首の使い方もかなり重要視されてるわ」

 

「手首かぁ。今まで考えてこなかったや……」

 

あっちでは上杉さんが高坂さんに打撃のアドバイスを行ってる。まぁ上杉さんならその辺りの分別も出来てるだろうし、良いけどね……。

 

「今日戦った相手に自分ルーツを語る……か。ああいう風に分け隔てなく接する事が出来るのも、あいつ等の良いところなのかもな」

 

「まぁ同時にちょっと心配な面もありますけどね……」

 

他にも渡邉さんと木虎が園田さんと捕手について話していたり、小浪君と猪狩さんがやれ決め球がどうとか言ってたり、他にも色々と交流を深めていた。

 

(全く……。ライバルをアシストして強化して大丈夫なのかな?)

 

呆れながらも微笑ましそうに見ていたと、私を見ていた初野や桜坂さんは語っていた。私って、そんなにおばちゃんくさい?

(0)アンケート埋まらなかったので、投稿延期……。次回の投稿3月15日予定(少し投稿頻度を上げるかも?))は……?締め切りは投稿予定日の3日前

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