俺の時間を穏やかにしてくれないのはなぜだ   作:ジンジャー・エール

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羽丘女子学園も共学になって羽丘学園になりました。
なぜかって?そりゃもちろんその方が都合がいいかr(((

お気に入り登録してくださった方々ありがとうございます!
というかお気に入りってどうやったらできるのか分からないです。教えて下さい(´;ω;`)

誤字はなかったようで良かったですε-(´∀`*)ホッ
今回も誤字、文法等ご指摘あればお願いします。


俺の警戒心を解かせてくれないのはなぜだ

 虎穴に入らずんば虎子を得ず、という言葉がある。

 

 危険を冒さなければ大きな成功は得られないという言葉だが、それは本当のことだと思う。

 

 しかし、危険を冒せば必ず成功するとは限らない。

 

 危険にリスクが伴うのは当たり前のことだ。

 

 なんでこんな話をしているかって?

 

 それは目の前を見れば分かる。

 

 

 「なんで?モカちゃんは男子更衣室に入っただけなのにー」

 

 「入った時点でアウトなんですよ!」

 

 

 そこには正座させられた先輩の姿があった。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 「で、青葉先輩。なんで男子更衣室に入ったんですか?」

 

 「えー、モカちゃんって言って?」

 

 「じゃあモカ先輩で」

 

 「おおー、なんだか照れますな〜」

 

 

 僕は北野健、羽丘学園の一年生だ。

 

 一応テニス部に所属している。

 

 自分で言うのもなんだが、世に言うエースってやつだ。

 

 そして今、部活が終わって男子更衣室に着替えに来たらモカ先輩がいた、という状況である。

 

 あれ、何の話してたんだっけ。

 

 

 「それじゃあモカちゃんはこれでー」

 

 「はい待ってくださいね〜」

 

 

 危ない、現行犯を逃がすところだった。

 

 気をつけないと。

 

 

 「もう一度聞きますが、なんでここに入ってきたんですか?」

 

 「答えなきゃだめ?」

 

 「当たり前でしょ」

 

 「えー」

 

 「しつこいですよ」

 

 「実はモカちゃんはあるミッションのために」

 

 「怒りますよ?」

 

 

 そんなに話したくない理由があるのだろうか。

 

 興味本位で入ったならこんなに引き伸ばさなくてもいいはずだ。

 

 少し注意するはずがなんだか気になってきた。

 

 よし、あの言葉をを使おう。

 

 これを使うのは小学生以来だ。

 

 

 「答えてくれたら一つだけ言うこと聞きますよ?」

 

 「本当?」

 

 

 お、どうやら話してくれるようだ。

 

 これを言うととりあえず教えてくれる謎の現象が起こる。

 

 まさか高校生にも通じるとは…

 

 モカ先輩が深呼吸をした。

 

 覚悟が決まったようだ。

 

 さて、どんな理由なのか聞かせてもらおう。

 

 

 「実は健くんの匂いが大好きでね?」

 

 「ん?」

 

 なんだって?

 

 聞き間違えだよな?

 

 

 「健くん部活終わるとここで着替えるでしょ?健くんが出ていったあとに服に染み付いた汗の匂いを」

 

 「え、モカ先輩?」

 

 「今日は見つかっちゃったけどいつもは」

 

 「それ以上聞きたくありません!」

 

 「あ、待って〜」

 

 

 信じられない。

 

 モカ先輩がこんな人だったなんて…

 

 僕はその場から走り去った。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 ようやく家についた。

 

 モカ先輩ってあんなに足速かったっけ?

 

 辺りはすっかり暗くなっている。モカ先輩から逃げるために遠回りしてしまったからだ。

 

 玄関への扉を開ける。

 

 やっと安全な場所にたどり着けた。

 

 

 「あ、おかえり〜」

 

 「ただいま」

 

 「そんなに汗かいて、部活大変だった?」

 

 「いや、まあね」

 

 「ご飯できてるからリビングに来てね」

 

 「分かった」

 

 「ママ〜。お風呂沸いたよ〜」

 

 「あら、ありがと!助かっちゃうわ〜」

 

 「お役に立てて何よりです」

 

 「なんでいるんですか!?」

 

 

 帰ると目の前には母さんと親しげに話している彼女がいた。

 

 しかもママ?

 

 あれ、僕の母親はこの人じゃないのかな。

 

 

 「健、モカちゃんから聞いたわよ?あなたはこの子のパートナーなんですって?やだ〜、早く言ってちょうだいよ〜!」

 

 「いや、違うから」

 

 「そうですよ〜。モカちゃんにとって、健くんはパートナーじゃなく、モカちゃんの婚約者です」

 

 「あら、そうだったの?」

 

 「全然違うから!」

 

 

 僕にリラックス出来る場所はないのだろうか。

 

 そうだ、お風呂に入ろう。

 

 さすがにお風呂には入ってこない……よな?

 

 お風呂はやめておこう。

 

 いっそこのまま部屋で眠ってしまおうか。

 

 これが泣き寝入りってやつか?

 

 

 「じゃあ僕、もう寝るから」

 

 「あら、せっかくご飯作ったのに」

 

 「モカちゃんが全部食べてあげますよ〜」

 

 「モカ先輩は帰ってください」

 

 「えー」

 

 

 なんか、色々と疲れた。

 

 明日も部活があるし早く寝たい。

 

 部屋に入り布団にもぐる。

 

 そのまま夢の中へ入っていった。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 北野健、朝のルーティン。

 

 朝の五時に起床。

 

 ジャージに着替えて六時からランニング。

 

 七時までに家に帰って、朝ごはんを食べてシャワーを浴びる。

 

 

 「いただきます」

 

 「はーい、今回はモカちゃんの手作りだよ〜」

 

 「…なんでいるんですかね?」

 

 「ママが泊めてくれたから」

 

 「ママって言うのやめてください!複雑だから!」

 

 

 あの人は本当に僕の母親だよな?

 

 あとで問い詰めてみよう。

 

 

 「そういえばママは?」

 

 「あ、母さんはもう仕事に行っていると思いますよ」

 

 「そうなんだ〜」

 

 

 へー、と言ってこっちを見てきた。

 

 モカ先輩なんか顔怖いですよ?

 

 そんな目してましたっけ?

 

 

 「ねぇ健くん」

 

 「それでは僕はこれで!」

 

 

 嫌な予感しかしなかったので学校に走っていった。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 何ということだ。

 

 今日が土曜日だったなんて知らなかった。

 

 気づいたのは九時に清掃員さんが今日は学校は休みだよ、と言ってくれたときだった。

 

 こうして今、僕がどこにいるというと━

 

 

 「いらっしゃいませー!」

 

 「あ、健くんだ!」

 

 「こんにちは、羽沢先輩、上原先輩」

 

 

 羽沢珈琲店にいた。

 

 羽沢先輩はこの羽沢珈琲店の娘さんで、よく通わせてもらっている。

 

 たまに相談に乗ってもらうこともあるので今回もここに来た。

 

 上原先輩は中学のときにテニスを教えてもらった、いわば師匠である。

 

 まさかここにいるとは思わなかったがちょうどいい。

 

 二人ともモカ先輩と仲がいいようなので場所を変えずに相談しよう。

 

 

 「で、相談なんですけど」

 

 「うん!ひまり先輩に頼りなさい!」

 

 「羽沢先輩にお願いしてるんですけど」

 

 「えー!!」

 

 「あはは…」

 

 

 こうして二人にモカ先輩のことを相談した。

 

 モカ先輩の性癖については話さなかった。

 

 それが原因で三人の友好関係を崩したくないからだ。

 

 なので僕はモカ先輩が追いかけてきたこと、家に押しかけられたことのみ話した。

 

 

 「ということなんですけど」

 

 「モカって大胆だね〜」

 

 「ひまりちゃんもそう思った?」

 

 「あの、どういうことですか?」

 

 

 大胆といえば大胆だけれども…

 

 

 「あのね、最近モカちゃんが楽しそうなんだ」

 

 「楽しい、ですか?」

 

 「モカってばパンを食べているときも健くんの話をしてるんだよ〜」

 

 「蘭ちゃんはちょっと微妙な顔してるけど、笑顔で話してくれるんだよ」

 

 「そうなんですね」

 

 

 知らなかった。

 

 モカ先輩が僕のことを話していたのか。

 

 

 「二人ともありがとうございました」

 

 「ううん、いつでも相談に乗るよ!」

 

 

 こうして僕の相談は終わった。

 

 あれ、これってなんの解決にもなってないんじゃ…

 

 そう思ったころには家についていた。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 家に帰るとモカ先輩はいなかった。

 

 自分で昼ごはんを作るスキルはないのでファストフード店へ行くことにした。

 

 

 「いらっしゃいませー!ご注文は何でしょうか?」

 

 「えっと、チキンバーガーお願いします」

 

 

 手軽に食べられるファストフード店。

 

 注文してすぐに出てくるのがいい。

 

 もちろん味は羽沢珈琲店の方が上手だけど。

 

 

 「おまたせしました!」

 

 「ありがとうございます」

 

 

 空いている席はどこだろう。

 

 あ、あの人すごい勢いでポテト食べてる。

 

 ちょっと離れた席に座ろう。

 

 食べ終わったら何をしようか。

 

 そう考えていると一件のメールがきた。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 みんな大好きおやつの時間、午後三時。

 

 そんな時間、僕はある人に呼び出されていた。

 

 その人の名前は美竹蘭。

 

 ただ一言、『モカのことで話がある。河川敷に来て。』とだけ書いてあった。

 

 それにしても遅いな。

 

 

 「おまたせ」

 

 「あ、美竹先輩。遅れるなら連絡くださいよ」

 

 「そういうものなの?」

 

 「そういうものですよ。そういえばモカ先輩のことで話があるってなんのことですか?」

 

 「あー、そのことなんだけど」

 

 

 真面目な顔になる。

 

 お願いだから面倒事はやめてほしい。

 

 

 「モカのことどう思ってるの?」

 

 「え?」

 

 「だからモカのこと」

 

 「いやそういうことじゃなくて」

 

 

 モカ先輩をどう思っているかなんて考えたことないし急に言われても…

 

 

 「ちゃんとモカと向き合ってあげて。じゃあね」

 

 「あ、はい」

 

 

 ちゃんと向き合う、か。

 

 それは僕がモカ先輩をどう思っているかに繋がるだろう。

 

 こんなに考えるのは久しぶりだ。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 寝れなかった。

 

 考えすぎて寝れなかった。

 

 気づいたら日曜日の五時になっていた。

 

 ランニングなんてしている暇はない。

 

 僕がモカ先輩のことをどう思っているかなんて分からない。

 

 そもそも考えて答えが出るものなのだろうか。

 

 誰かに頼るか?

 

 いや、これは自分で答えを出さないといけないんだ。

 

 一体どうすればいいんだ。

 

 

 「健くん、困ってる?」

 

 「モ、モカ先輩!?」

 

 「そんなに驚いてどうしたの?」

 

 「いや、なんでも…」

 

 「モカちゃんが相談乗るよ〜」

 

 

 確かに困っているが、本人に登場されても困る。

 

 それに昨日あんなこと言われたから嫌でも意識してしまう。

 

 胸の奥がモヤモヤして自分の体じゃないみたいだ。

 

 

 「健くん、なんか変だよ〜?」

 

 「そ、そんなことないと思いますけど?」

 

 「なにか隠してる?」

 

 「違います!」

 

 「あっ…」

 

 

 もうやってられない。

 

 相手は匂いで興奮する変態だぞ。

 

 部屋を出ていく。

 

 そのとき、なにか言おうとしたモカ先輩と目があった。

 

 そんなモカ先輩が、なんだか寂しそうに見えた。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 「はぁ」

 

 

 雨が降る中、ついため息をついてしまう。

 

 モカ先輩とはそこまで深い関係ではない。

 

 それなのにどうしてこんなに気になるのだろう。

 

 部屋を出ていったときのモカ先輩の顔が頭に浮かぶ。

 

 

 「なんであんな顔させたんだよ…!」

 

 

 自分で自分が許せない。

 

 許せないんじゃない、ただ後悔しているだけなんだ。

 

 ああ言えば良かった、こうすれば良かった。

 

 そんな言葉が駆け巡る。

 

 モカ先輩は心配してくれただけのに。

 

 もうモカ先輩に合わせる顔がない。

 

 どうすれば…

 

 

 「こんなところで何してるんだよ」

 

 「え?」

 

 「濡れてるじゃねぇか、風邪引くぞ」

 

 

 そういって傘をさしてくれた。

 

 顔も名前も知らない金髪の人。

 

 後ろにはバイクがあった。

 

 きっと年上だろう。

 

 

 「で、なにしてんだ?言ってみろよ」

 

 「いや、別に」

 

 「言えよ」

 

 「は、はい!実は…」

 

 

 僕はその人にこれまでのことを話した。

 

 話し終えるとその人は笑ってこう言った。

 

 

 「それで、お前はどうしたいんだ?」

 

 「え?」

 

 「いや、だからどうしたいんだよ。答えは決まってるんだろ?」

 

 

 答え、その言葉が僕を惑わす。

 

 その答えは何なのか、それだけがずっと分からなかった。

 

 分かっていればこんなふうになってなかったのかもな…

 

 

 「はぁ…お前はその人に会いたくねえのかよ」

 

 「そんなことありませんよ!」

 

 「それが答えだろ?」

 

 「どういう」

 

 「お前はその人に会いたいんだろ?行ってこいよ」

 

 

 その時、僕は気がついた。

 

 僕がモカ先輩のことをどう思っているか、僕が今どうしたいのか。

 

 モカ先輩に会いたい。

 

 会って、謝って、また話したい。

 

 もうモカ先輩は他人じゃなく、僕にとって大切な人になろうとしていたのだ。

 

 

 「ありがとうございます!」

 

 

 その人は笑っていた。

 

 見ず知らずの人。

 

 その姿はとてもかっこよかった。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 「モカ先輩!」

 

 「モカちゃんならさっき出ていったわよ?」

 

 「分かった!」

 

 「あ、ちょっと健!傘!」

 

 

 傘を持たずに走り出す。

 

 どこにいるんだ!

 

 

 「健くん、いらっしゃいませって大丈夫!?すごく濡れてるけど」

 

 「羽沢先輩、モカ先輩は」

 

 「え!?モカちゃんなら来てないけど」

 

 「ありがとうございます」

 

 

 羽沢珈琲店にもいない。

 

 モカ先輩に会いたい。

 

 ただそれだけなのに見つけられない。

 

 河川敷にもいない。

 

 羽丘学園にもいない。

 

 モカ先輩の家は?

 

 

 「知らない」

 

 

 モカ先輩のことを何も知らない。

 

 誕生日も、好きな食べ物も、趣味も何もかも知らない。

 

 でもそんなこと関係ない。

 

 絶対に見つける。

 

 そして謝るんだ。

 

 絶対、絶対に諦めない。

 

 

 「美竹先輩!」

 

 「え、どうしたの」

 

 「モカ先輩知りませんか?」

 

 「今あっちに行ったけど」

 

 「ありがとうございます」

 

 

 花を買っていた美竹先輩に声をかけた。

 

 お花好きなのかな。

 

 そんなことを考えてる暇はない。

 

 言われた方向へ走る。

 

 走る、ただ走る。

 

 実際に体力の限界は超えている。

 

 それでも走る。

 

 モカ先輩に会うために。

 

 角を曲がり、広がった傘が一つ見えた。

 

 ようやく追いついた。

 

 

 「モカ先輩!」

 

 「あ、健くん…」

 

 

 モカ先輩に会えた。

 

 やっと、やっと会えた。

 

 

 「モカ先輩、さっきはすみませんでした!モカ先輩は心配してくれただけなのにあんな態度とって…」

 

 

 それにあんな顔をさせた。

 

 

 「モカ先輩には笑っていてほしい。それに気づいたんです。僕にとって、モカ先輩は大切な人なんだって。」

 

 「健くん、あの」

 

 「許してくれないかもしれない、それでもいい。でも、また話がしたいんです」

 

 

 僕のしたいことは話すこと。

 

 もし叶うならモカ先輩のことをもっと知りたい。

 

 

 「健くん!」

 

 「え、モカ先輩!?」

 

 

 急に抱きつかれる。

 

 しかもモカ先輩…泣いてる?

 

 呼吸が荒かった。

 

 

 「モカちゃん、健くんのことを許すよ〜。だからいつも通りモカちゃんと話して、匂いも嗅がせて」

 

 「分かりました。なんでもします」

 

 

 …最後なんて?

 

 よく見てみると泣いてなかった。

 

 呼吸が荒いのってまさか匂いを嗅いでたからってことか?

 

 

 「なんでもするって言ったもんね〜」

 

 「はい、分かりましたよ。モカ先輩」

 

 「モカちゃんって呼んで?」

 

 「じゃあモカちゃん先輩で」

 

 「えへへ〜」

 

 

 全く、モカ先輩……モカちゃん先輩って人は…

 

 これからモカちゃん先輩のことをたくさん知ろう。

 

 そして僕のこともモカちゃん先輩に知ってもらいたい。

 

 そんなことを考えてしまうほど幸せだった。

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 

 

 

 健くんと出会ったのは中学生のころ、ひーちゃんがテニスを教えると聞いてついていったときだった。

 

 一目惚れだった。

 

 それからずっと気になっていた。

 

 だから、モカ先輩には笑っていてほしいと言われたとき、とても嬉しかった。

 

 つい抱きついてしまった。

 

 とても恥ずかしかった。

 

 だから嘘をついた。

 

 匂いがなくても健くんのことは大好きだ。

 

 それに、モカちゃん先輩って言ってくれた。

 

 もっとモカちゃんのことを知ってほしい。

 

 それに、モカちゃんも健くんのことを知りたい。

 

 モカちゃんはそれだけで幸せだから。

 




最後まで読んでくれてありがとうございますm(_ _)m
モカちゃんの独特な喋り方は難しいですね…

今回も誤字等あればご指摘よろしくおねがいします。
もしよければ評価もしてくれると嬉しいです。モチベが上がります。
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