イナイレ動画みてベータちゃん可愛いなと思い、そこからイナイレに熱が入った男です。そんなわけで、俺得の小説をこれから書いていこうと思っております。よろしかったら読んでいただけると幸いです。
「俺が生きていい場所は…何処にあるんだ…」
少年はそう言った。痛みに耐え、涙にも耐えながら。
この少年は、人格が2つある、二重人格者であった。そのことから、両親、同級生からも忌み嫌われていた。挙句の果てに、嫌われた両親に捨てられ、少年は1人彷徨っていた。死にかけながらも…
歩いていく後に、道端に倒れた。
「俺はまだ…生きていたいのに…」
その言葉を最後に…彼の意識が落ちた。このまま死ぬという恐怖に押しつぶされそうになった。
だがしかし、そんな彼の前に、1人の少女が通りかかった。
「……丈夫ですか?……きていますか?」
途切れ途切れに聞こえた声は、まだ彼の心には届いていなかった。
「…ここは?」
意識が戻り目を覚ました時には、ベッドの上に寝てることに気がついた。
「目を覚ましたみたいですね。てっきり、死んでしまったのかと思って少し不安になっちゃいました。」
声の方を見ると水色の髪の少女がいた。少し珍しげな髪型、紫じみた目。見知らぬ姿に、俺は疑問を抱くばかりだった。
「貴女は誰?」
率直に聞いた。彼女は少し表情を緩め、こう告げた。
「私はベータと言います。以後、よろしくお願い致しますね。」
少しはにかんだ笑顔を見せて、そう言った。
(見知らぬ俺を、この人はどうして助けてくれたんだろうか…)
心の中には、疑問で溢れていた。
ベータと名乗る少女が、俺に話しかけた。
「貴方はどうやってここに迷い込んだのですか?私に教えていただけませんか?」
彼女は俺にそう問いかけた。
俺は、このことを彼女に答えるべきか否か、考えた。だが彼女は宛のない俺を助けてくれた。きっと分かってくれると、そう感じていた。そして、ありのままの自分を、俺は彼女に答えた。
「親に忌み嫌われ、捨てられたんだ。そして行く宛てもなくて…」
俺は初めて、自分の事情を他人に話した。ベータは、少し寂しげな表情を見せた。
「酷いですね…」と一言添えたその時、あることに気がついた。ベータの目の色が変わっていたのだ。そして、ベータはこう言った。「そんなクズ共、俺がぶっ潰してやりたいよ。」別の人格が垣間見える瞬間だった。
「まさか…アンタも…?」驚きのあまり、自分も人格が変わっていた。
ベータはハッとなって答えた。
「いきなりごめんなさいね。実は私も、二重人格のようなものでして…仲間ですね。私たち。」
と彼女は言った。
「そ、そうですかね…あはは…」俺もハッとなって、少しはにかみながら誤魔化した。この2人は後に、互いが大切な存在になることに気づくのは、まだ先のお話。
第1話、いかがでしたでしょうか。
プロローグ→序章へと続く感じに書いてみました。上手くかけてるかは正直心配です()
ヤンデレ要素はないです。ゴメンナサイ