ロクでなし魔術講師と幻想音盤(テイルズレコード)   作:にゃんにゃんにゃん

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僕の話を聞いてくれるかい?

 

 

 魔術と魔法はどちらも超自然的現象を引き起こす力でありながら、明確な違いがあるらしいね

 

 曰く、魔術が魔術式だのマナバイオリズムだの、理屈的で理性的に操る力なのだとしたら―

 

魔法は魔術より旧い、いわば原初の力。その力がただ、人間の純粋で本能的な願いを叶えるだけだった頃の代物

 

―ふむ……それにしても、魔術といい魔法といい、同じ名前でありながら世界が違うだけで、ここまで差異が生まれるものなのか。全く此の次元を創り給うた神様は随分面倒くさい事をするものだねぇ。

 

まぁ、僕が言えた義理ではないけれど

 

くすくすくす

 

おや、何の話かよくわからない人の気配がぽつぽつと……

 

少々前置きが過ぎたみたいだね。

 

前述した2つの力は、僕が永らく存在し続けた世界とは異なる世界のものなんだよ

 

 そして、僕は確かめたかった

 

 この世界とあの世界は決して交わることのできない異世界なのか

 

 知りたかった

 

 この世界は()()()か 

 

 結論を言おう、素晴らしい!この世界は素晴らしい!!

 

 

―それだけで、僕が力を行使するのに充分過ぎる理由になる

 

 決して交わることのない世界と世界を繋ぐ。僕の()()でね

 

 なら早速、僕の■■と■■の時間だ。まずはこの交えた世界の■■だね。

 

もう此処は、『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の世界でも、

 

『テイルズオブザレイズ』の世界でもないのだから

 

 ■■■の言葉を借りるならさしずめ『■■■■』!ってところだけど、そしたらこれから交わる世界も皆『■■■■』になってしまう……

 

やはり世界の■■は、シンプルで分かりやすいのにかぎるね

 

となると……こちらも混ぜてしまうのが確実。

 

■■■■■■■■■■■のは僕の流儀に反する。なんとなくでも、僕の気持ちが分かってくれる人がいれば僥倖だ

 

ならば、こちら。■■■■■■■■■■、■■■■が望ましいかな、僕のしゅm……流儀的に!

 

―禁忌教典にちなんで■■■■■■■■■■かな、うん、それがいい!!

 

 世界の形が決まれば、あとはこっちのものさ!!

 

 

 さぁ……おいで、おいで、皆の世界。君の手を引くのは、美しい旋律。

 

 不協和音も大歓迎!!乱れて歪むも世界の形

 

 音と音は溶け合って、新たな音へと昇華して、

 

 響いて集えば、世界を導く光が灯る

 

 指揮者はいらない、その代わり、

 

 僕が鳴らそう、あの鐘を!

 

 ロクでなし魔術講師と、幻想音盤(テイルズレコード)を聴く準備は出来たかな……?

 

 

 

―ふふっ、置いてけぼりにして済まなかったね、つい熱が入ってしまった

 

ここまで僕の酔狂に付き合ってくれたお礼だ。君に伝えよう

 

この世界には、抹消された存在がいる

 

君たちは絶対知らないさ、だって観測できる媒体は君たちの世界に存在しないから

 

君たちにはいないも同然の存在だけど……彼女はいる、僕の世界に

 

今から君たちが観測するこの世界に

 

抹消した僕が言うのもなんだが、君たちが出会うかもしれないその日が待ち遠しいよ

 

 ―ねぇ?■■■……

 

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