転校生とバンド少女たち   作:なぁくどはる

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どうも、なぁくどはるです。
用事が済んだので、また投稿始めます。

1日投稿しないうちにお気に入りが、87・・・。開いた瞬間、は?って言っちゃいました。本当にありがとうございます。

では、どうぞ。



コーチ就任?

 

 

「毎回じゃなくてもいいんです!先輩の都合のつく日でいいので、お願いできませんか!?」

「うーん・・・」

「アタシからもお願いします!」

「わ、私も!」

(困ったなぁ・・・誰かの上達の手助けなんて俺にできるんだろうか。でも、もし俺にできるなら手伝ってあげたいし・・・)

要はそこなのだ。自分が楽しむことしか考えず音楽に向き合ってきた俺に、誰かの手助けなんてできるのか。・・・とりあえず、その旨を伝えてそれでもいい、って言ってくれたら考えよう。

 

「その・・・俺自身、自分が楽しむことだけを考えて音楽をしてきた。そんな俺に上原さんたちの手助けができるとは思えない。」

「──────────っ!?」

彼女たちの表情が曇る。断られると思ったのだろうか。そうだったら、申し訳ないな・・・、と思いつつ続ける。

 

「・・・けど、それでもいいって言ってくれるなら俺にできる精一杯をさせてもらうよ」

「・・・・・・そ、それじゃ・・・!」

「うん、これからよろしくね。みんな」

そう告げると、上原さんたちは笑顔を見せ合っていた。

 

 


 

 

その後、残り時間で先ほどの彼女たちの演奏で気になった箇所を指摘した。美竹さんあたりから反発があるかも、と思っていたが存外素直に聞いてくれた。教えてるうちに、落ち着いてきたのかあの妙な敬語もなくなったし。あいかわらず、目は合わせてくれなかったが。問題は上原さんだ。いかんせん彼女は距離感がおかしい。彼女に問題点を指摘する時も、肩が触れ合うぐらいの距離感なのだ。正直、男子高校生には辛いものがある。特に彼女は・・・いや、これ以上は言うまい。さらに、その光景に何かしらの不満があるのか、美竹さんと青葉さんの目が怖いのだ。美竹さんは睨んでくるし、青葉さんは顔は笑顔だが目が笑っていなかった。

(勘弁してくれ・・・)

 

そう思った俺は悪くないはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで時間になり、まりなさんに楽器を返却して俺たちはスタジオを後にした。日は暮れかかっており、辺りも、もう少し時間が経つと暗くなる頃合いだ。大勢だが、時間も時間なので近くまで送っていこう、と思い声をかけたところ、上原さんから二つ返事が返ってきた。・・・お、おお。まあ、構わないんだけど。

 

「それにしても先輩、演奏だけじゃなくて教えるのも上手なんですね〜」

「そ、そうなの・・・かな?人に教えたことなんてなかったから、イマイチ実感はないけど・・・」

「いやいや!ホント分かりやすかったですよ!あの時のドラムの叩き方なんて──────────」

不安はあったが、彼女たちの力になれたならよかった。そう思っていると、上原さんから声がかけられる。

 

「あ!先輩、連絡先交換しませんか?これから必要になるかもしれませんし!」

「確かに。うん、構わないよ」

そう言い、上原さんと宇田川さん。羽沢さんに青葉さん、と連絡先を交換する。最後は美竹さんなのだが・・・

 

(交換・・・してくれるんだろうか・・・)

どうも彼女には嫌われている節がある、と感じていたので交換に応じてくれるか不安だった。しかし、彼女は震える手でスッ、と自身のスマホを差し出す。

 

「・・・・・・こ、これあたしの連絡先」

「──────────」

(え、やばい。可愛すぎない?普段のキツめのイメージとギャップがありすぎて・・・)

顔を赤くしてそっぽを向き、震えながらスマホを差し出す彼女が可愛すぎてフリーズしてしまった。すると、返事しないことを怪訝に思ったのか、美竹さんが問いかけてくる。

 

「・・・ん?ちょっと、どしたの?」

「え、あ、いや、ごめん。・・・よし、おっけ。はい、これ俺の連絡先」

「ん」

俺が登録を終えてから自身の連絡先を差し出すと、一言発し、美竹さんは俺の連絡先をスマホに入力し始める。

 

(あー、やばかったな、今のは。ギャップも相まって超可愛かった)

そんなことを思っているうちに入力を終えたようだ。すると背後から、んー!という唸り声が聞こえる。振り向くと、声の主は上原さんだった。

 

「え、どしたの」

「なんでもありません!」

明らかに怒っているように思えるが、宇田川さんに目をやると、苦笑いしているので大丈夫なのだろう、と思うことにした。

 

 


 

 

彼女たちを近くまで送り届けてから帰宅し、晩飯やお風呂を済ませて、楽器を軽く弾いてから眠りについた。そして、なんやかんやで迎えた月曜日。普段と同じように登校した俺はとんでもない人物に遭遇することになる。

 

(うーん、やっぱり慣れないせいか疲れがとれない感じがあるなぁ)

『CiRCLE』でのアルバイトは意外にも体に負担をかけているのか、翌日になっても疲れが抜けていない感じがあった。そんな疲労と闘いながら登校していると突然、目の前に金髪金眼の少女が現れる。

 

「あら、あなた。あんまり元気じゃなさそうね!あたしが笑顔にしてあげるわ!」

(え、なになに!?なんなの、このヤバそうな人!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「危ないところだった・・・」

登校する度に、このセリフを口にしている気がする。しかし、前回付き合ってくれた白鷺さんはお休みなのでこの独り言に返事をしてくれる人は───────

 

「どうしたの、朝からなにかあった?」

「うぉい!?び、びっくりした〜、花音か」

「ご、ごめんね。良哉くんが沈んでたから気になって・・・」

心配してくれたのか。・・・悪いことしたな。

 

「ごめん、花音・・・。心配してきてくれたのに・・・」

「う、ううん!大丈夫だよ!それより、なにかあったの?」

「あ、いや、朝のことなんだけど、急に目の前に現れた金髪の女の子に、笑顔にしてあげる!って言われて・・・」

「え、笑顔に・・・?す、すごいね・・・」

花音が顔を引きつらせるのも無理はないだろう。俺なんかテンパりまくってたし。

 

「それで、なんか黒い服着た人にどっか連れていかれそうになって・・・」

「ふ、ふぇぇ〜、どういうことなの〜」

 

花音、それは俺のセリフだと思うんだ。まあ、なんとか事情を説明して金髪の女の子と黒服の人にはお引き取り願ったんだけど。・・・にしても、ホントなんだったんだろうな?巷で流行りの決闘文句とかじゃないよな?

 

 




1日空けただけなのに、書き方分かんなくなりました。これはやばい。書き手としては致命的な気が・・・。なので、いつも以上に低クオリティになってると思います。どうか、ご容赦を・・・。
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