どうも、なぁくどはるです。お、お気に入りしてくださった方がなんと18名も・・・!さらには、評価をつけてくださった方まで・・・!さらにはさらには、☆9という高評価・・・!ホントに感無量です・・・!私の作品を気に入ってくださった方、評価をつけてくださった方本当にありがとうございます。
それでは続きを書いたので、頭を空っぽにできた方はご覧ください。
なんと見知らぬ少女に名前を知られていました。え、俺って転校生だけどそんなに有名人なの?・・・自惚れはこれくらいにして思考を現実に戻そう。
「えーっと、どうして俺のことを?」
「え、だって今日の朝自己紹介してたし・・・」
今日の朝・・・ということは、もしかしなくても・・・
「・・・同じクラスだったりする?」
「ふ、ふぇぇ〜、き、気づかなかったの?」
「ご、ごめん。あの時は緊張しまくってて、まわりに気をつかってる余裕がなかったんだ。ほんとにごめん」
まさか同じクラスだったなんて・・・
「えと、じゃあ、改めて。私は松原花音です。よろしくね、神崎くん」
「うん、よろしく。松原さん。・・・で、結局なにがあったの?」
「じ、実は・・・」
「なるほど、つまり道に迷ったと・・・」
「う、うん。」
どうやら彼女は始業式が終わってから、所属している茶道部の方に用事があったらしく、今の状況はそちらを済ませてから家に帰ろうとした矢先の出来事であったらしい。
(え、マジ?え?彼女にとっては通い慣れた道だろうに今更迷うとかありうるのか?)
「と、とりあえず、スマホの地図アプリ使えばなんとかなると思うよ」
「そ、そうだよね。・・・えーと、まずは目的地に住所を設定して────」
「ど、どうしてこんなことに・・・」
「ふ、ふぇぇ〜」
先の会話から15分後のことである。俺たちは見知らぬ場所に立っていた。
(だけど、分かったことが1つある。本人にはとても言えないけど彼女は・・・方向音痴だ。それもとんでもないレベルの)
そう、これが彼女と行動を共にした俺の感想だ。
あの後、俺たちは彼女に舵取りを任せ、いざ帰宅!と意気込んだまではよかったのだが、5分ほど歩いた段階で俺はなぜか既視感を感じていた。
(・・・この家さっきも見なかったか?というより、この路地さっき通らなかったか?)
ふと、背中に嫌な汗が流れるのを感じた。
「あ、あの〜、松原さん?」
嫌な予感が的中しないように、と願いを込め俺はスマホとにらめっこしている松原さんに声をかける。
「えーと、次の路地を右に曲がって・・・う、うん?どうしたの?」
「・・・さっきから俺たち同じとこ歩いてない?」
「え、そ、そんなこと・・・ない・・・はず・・・だよ?」
視線がスマホと周りを行ったり来たりしている松原さんの整った顔に冷や汗が流れるのが見えたのは気のせいだと思いたい。
「と、とりあえず、もう少し歩いてみよう」
「う、うん。」
そうして、もがき苦しみ?歩き回った先にあったものは見知らぬ土地であった。
「な、なんとかループは抜け出せたみたいだけどホントにここどこなんだ?」
上京したての俺には当然のことだが、どこもかしこも見覚えのない路地や建築物ばかりだった。松原さんも彼女は彼女でなぜこのような状況に陥ったのか分かっていないようだった。今も隣で、地図の通りに歩いたのに・・・と呟いている。
「ほんと、どうしたものか・・・」
まさに絶体絶命だった。そんな途方に暮れていた俺たち2人に大きな声が届いた。
「はい、カーット!」
(うん?なにかの撮影か?)
声のした方に目を向けると、小規模の人だかりができており、カメラも数台設置されていた。さらにはなにかのスタッフと思しき男性が忙しなく動いている。完全に八方塞がりの現状ではどうしようもないので、面接の時間が差し迫っていることに、内心焦りを覚えながら未だスマホとにらめっこを繰り広げている松原さんになにかの撮影と思しき場所を指さしながら、声をかけた。
「松原さん、あそこ行ってみない?」
「う、うん?あそこ?」
そういった彼女は俺の指の先へ視線を滑らせ、その先のものを視界に入れる。
「・・・な、なにかの撮影なの・・・かな?」
「多分、そうだと思うんだけど・・・」
そう言いながら歩く俺に松原さんも遅れずに並んで歩き出す。
撮影現場らしき場所にたどり着いた俺たちを待っていたのは興奮を抑えきれない雰囲気の人だかりと、真剣な雰囲気を纏った撮影の関係者であろう人たちであった。
「うーん、ちょっと遠いか」
俺は野次馬越しに、中央を覗こうとするが170cm程しかないのではっきりとは視認できなかった。松原さんも頑張って覗こうとしているが、みたところ160cmもないので厳しいだろう。ただ、中を覗こうと背伸びしてうんしょ、うんしょと口にしている彼女はとても可愛らしかった。
「うーん・・・!・・・だめだ、見えないや。神崎くんはなにか見えた?」
「いや、俺もなにも・・・」
と、口にしたところでふと、視界に黄色が入る。首から上、しかも後ろ姿しか見えなかったが、髪の長さからして女性だろう。遠目だったので、確信はもてないが体格も小柄の部類に入るだろう。すると、偶然だろうが人だかりが一瞬割れて、松原さんにも中の様子が確認できるようになる。
「あ、あれってもしかして・・・」
なにかに気づいたらしい松原さんに声かける。
「ん?どうしたの、松原さん?」
「・・・もしかしたら、中にいる1人は私の友達かもしれないんだ」
・・・え?松原さん、もしかして有名人の方とお知り合いなの?・・・・・・え、ホントに?ヤバくない?
今回は短めです。いつもいつもいいところで終わってすみません・・・。キリのいいところって思うとどうしてもこういう感じになっちゃいます。
さあ、次回はお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、あの方が登場します。
衝動に任せての投稿だったので、ストックとか全く無い状態です。ですので、次回の投稿はいつになるか分かりませんが、なるはやで頑張ります。それでは、次回の投稿までバイバイ。