週末以外は投稿できずで本当にすみません。これからもこんな感じになると思います・・・。投稿できそうなら、頑張ります。
シリアスイヤイヤ病は続いてますが、今回からハロハピ回スタートです。
それと、ずっと見れてなかったですが、お気に入り・評価をくださった方ありがとうございます。
駅前の混沌
リサや紗夜とのデートやお出かけ?を終えて数日経ったある日、俺は運動不足解消がてら散歩していたのだが、その道中である駅前にて意味不明な光景を前に立ちつくしていた。
(カ、カオスだ・・・)
なにやら見覚えのある金髪の少女と薄水色の髪のスネアドラムを持っている少女がいたり、ものすごい人だかりに囲まれた本紫色の少年?がいたりと大混乱な駅前だった。その人だかりの何人かは失神しているようだから余計にそう思えた。
(とりあえず、花音のところに行ってみよう)
とにかく、見知らぬ中ではないのだし、なにやら困っている様子の花音のもとを訪れることにした。
「ふ、ふぇぇ〜・・・もう許してください〜!」
「勇気ならあたしがあげるから大丈夫よ、花音!さぁ、一緒に世界を笑顔にしましょう!」
「あ、あの・・・」
正直、さっきの会話の内容を聞くかぎりかかわり合いになりたくなかったのだが、困っているのが大事な友人である花音なのだ。助けないわけにはいかないだろう。それが表にでてしまったのか、幾分か頼りない声かけになってしまったが。
「あら?あなたどこかで・・・」
「り、良哉くん!!」
金髪の少女は俺の顔を見るなり考えこんでしまった。花音は助けがきたのがよほど嬉しかったのか、声をかけられた後すぐに俺の後ろにまわって制服の裾を掴んだ。
「あ、花音、なぜ隠れてしまうのっ?」
「だ、だって〜・・・」
(ホント、なんなんだこれ・・・)
「え、えーと、とりあえず自己紹介からかな。花咲川学園2年の神崎良哉です。君は?」
「花咲川学園1年、弦巻こころよ!よろしくね、良哉!」
弦巻さんの溢れ出るコミュ力に圧倒されながらも、なんとか挨拶を返す。
「・・・で、何があったんだ?」
いまだ後ろで隠れている花音に目配せして状況説明を求める。
「え、えーと──────────」
「なるほど・・・」
花音がドラムをやめようと思っていたことに少し驚き、いつかにそんな話を聞いたことを思い出した。話をしている花音もどこか辛そうな、申し訳なさそうな表情だった。気にしなくてもいいのに・・・。ホント、花音は優しいな。
「弦巻さんはどうして花音と演奏してみたいの?」
「どうしてって、そうした方が楽しいからに決まっているじゃないっ」
「で、でも私は・・・」
(ふーむ)
真っ向から食い違う両者の考え。どうしたものかと考えていると、弦巻さんがこれまたとんでもないことを言いだした。
「そうだわ!良哉も一緒にやればいいのよ!」
「・・・・・・はい?」
そんなこんなで俺も混ざることになってしまった。・・・いや、なんでだよ。俺は花音を助けるために介入したはずだったのに・・・。そして一番謎なのは、ここに俺のギターと同じものがあることだ。黒服の人が差し出してくれたが、なんで俺のギターの種類知ってるんだよ・・・。超怖いんですけど。その恐怖の黒服さんは弦巻さんのお家の関係者らしい。恐ろしや、弦巻家。
「そろそろ準備はいいかしら、あなたたち?」
「んー、もうちょっと」
「ふぇぇ・・・なんでこんなことに・・・」
花音は結局断れきれずにドラムを叩くことになった。俺が折れてしまったのが、決め手だったようだ。・・・ごめん、花音。弦巻さんの圧力には勝てなかったよ・・・。
「・・・ん、オッケー。いけるよ、弦巻さん」
「わかったわっ。それじゃあ、いくわよ!」
「良哉くん、なんで適応できるの・・・?」
花音の戸惑いの声を聞きつつ、弦巻さんの歌声が響き始める。・・・花音、人間には潔く諦めることも大事なんだ。
「──────────♪」
(この子・・・)
ふわふわと形を成さないまま始まった演奏だが、弦巻さんの歌声と花音のドラム、そして俺のギターが混ざりあって少しずつ形を成していく。花音も戸惑ってはいたが、しっかり叩けている。
(これだけ叩けるなら、上手い下手なんか気にする必要ないと思うんだけどなぁ。)
そんなことを思いながら弦巻さんと花音の演奏に合わせていると、少しずつ人が集まってくる。
「な、なんでこんなに人が・・・」
「いい感じよ、2人とも!うーん、楽しくなってきたわ!!」
「え、ちょ、弦巻さん!?」
演奏中にもかかわらず、弦巻さんが移動し始める。待ったをかけるが聞き入れてもらえず、やむなく俺たちも移動を開始する。そうして歩いていった先は商店街だった。
(移動しながらギター弾いたのなんか初めてかも)
そんなしょうもないことを考えながら、ふと隣でドラムを叩いている花音を盗み見ると、少し笑っていた。
(楽しんでるみたいでよかった・・・)
最初はパニクりまくってたが、徐々に楽しくなってきたようだ。かくいう俺も、音を奏でるギターが思わず走りそうになってしまう。
「やっぱり、あなたたち最高だわっ。よし、じゃあ今から花音と良哉とあたしでバンド結成ね!」
「・・・・・・え?」
「・・・・・・はい?」
歌も一区切りしたところで、不意にそんなことを言われてしまう。俺はもちろん、花音も同じ気持ちだったようだ。
「私と・・・良哉くんと・・・弦巻さんで・・・バンド・・・?」
「こころでいいわ。あたしも花音って呼んでるしっ。良哉もそれで構わないわよっ」
「え、あ、うん。・・・て、そうじゃなくて。俺はバンドとかは──────────」
(授業にAfterglowとRoseliaの技術指導、それに『CiRCLE』でのバイトもあるんだ。その上、バンドなんてやったら俺死んじゃう。こころや花音には悪いが、何がなんでも断らなければ・・・!)
「そ、そうですよ。わ、私も人前で演奏したりするのはちょっと・・・。それに、バンドって他のメンバーはいるんですか?」
先程のこころの発言を鑑みるに、他のメンバーがいる可能性は低いだろうと思うが・・・
「いたらなにかあるのかしら?」
「私・・・人見知りだから・・・他の人と、なんて無理ですし・・・」
確かに花音には申し訳ないが、普段の花音を見てても人付き合いが得意だとはあまり思えない。さあ、こころの返答はどうか・・・
「それなら、大丈夫よっ。あたしと花音と良哉以外のメンバーはいないもの!」
(えぇ・・・なんか勝手にやることになってるんですけど・・・)
「えぇ!?・・・そ、それじゃあ、バンドなんかできないですよ?ボーカルやギター、ドラムの他にもベースもいりますし・・・メロディやリズムも・・・大事ですし・・・」
花音がバンドについて詳しいことに少し驚いた。過去にバンドについて知る機会でもあったのだろうか?
「ベース・・・メロディ・・・リズム・・・。いろんな音があたしの音と混ざりあって・・・。うん、とってもいいわね!花音、あなたバンドに詳しいのねっ。それじゃあ、早速メンバーを集めに行きましょう!」
「え、あの・・・!」
「いや、ちょ、まっ──────────は、はなせぇぇぇ!」
そうして花音と俺はこころに片腕を掴まれ、引きずられていった。
執筆するの久しぶり?でしたけど、やっぱり楽しいですね。口調とか書き方とか忘れかけてましたけど。笑
余談ですけど、千聖先輩の誕生日ガチャは20連しかしてないですけど見事爆死でした。(白目)
それでは、次回までしばしお待ちを。