【完結】ポケットモンスター 約束のためにもう一度   作:犬鼬

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ちょっと完成がギリギリになって焦り始めているこの頃です。

出来れば遅れたくない……


11話

「「外だー!!」」

 

 2人して思いっきり伸びをしながら叫ぶ。

 

 時間は既に19時半。

 

 ガラル鉱山をぬけて空を見上げると中で予想していたとおり待っていたのは満天の星空。すっかり暗くなってしまっていたので今日はここまで。もしかしたらここからターフタウンはあまり遠くないのかもしれないけどボクの視界では残念ながらターフタウンは確認できない。夜で暗いしこの4番道路には街灯等はないらしく何一つ明かりが存在しない そのおかげでものすごく綺麗な星空が見えるけど代償が一寸先の闇。さすがにここを歩いていく勇気はない。

 

 幸いこのガラル鉱山が初心者にとっては関門になるとリーグ側も理解しているのか鉱山の出入り口両方にポケモンを回復してくれる人がたっており、またすぐそばにはキャンプ場もある。

 

 このキャンプ場で洞窟に行く前の準備や突破したあとの休憩を取ってくれということだろう。実際に周りを見るとキャンプを建てているジムチャレンジ中とおもしき人たちの影がちらほら……街灯はないけどその分料理を作るためのちょっとした焚き火がよく目立つ。

 

 かく言う僕達も今日はここで1泊するためにキャンプを2つ建てる。何気にガラル地方で初めての野宿だ。とはいえテントを建てることくらいはとっくに慣れているのでササッと建て、まだ慣れていないユウリの手伝いもしてそんなに時間のかからないうちに完成。焚き火も起こしユウリから鍋も借りて晩御飯の準備に取り掛かる。

 

「わ、私もなにか手伝う?」

「ううん、大丈夫。ボクが全部作っておくからユウリは休んでて」

「うぅ……」

 

 おずおずと発言してくるユウリにやんわりと断りを入れておくと落ち込み出すユウリどうもお昼のことを気にしているみたいで……

 

「やっぱり私が料理音痴だから……」

「いや、そういう事じゃなくてね?なれない道を歩きっぱなしで足が棒でしょ?ボクはもう慣れてるからまだ体力あるし作ってあげようかなって。現にもう動けないでしょ?」

「あはは……実はそうなの。……任せてもいい?」

「任せなさいな〜」

 

 そういうとありがとうと言いながら自分のテントの中に入って行くユウリ。明らかに疲れている顔だったし本当に限界近かったんだろうなぁなんて思いながら夕食へ。

 

「さて、頑張ってる後輩ちゃんのためにも腕を振るいますか!!」

 

 と言ってもそんなにこらないただの男飯なんだけどね。お昼はカレーだったのでさすがに連続は辛いと思い、パスタでも茹でようかななんて思いながら準備を進めていく。パスタは消化から吸収が緩やかだから次の日のエネルギーという少し先の栄養にするのに持ってこいの料理だったりする。明日ターフタウンに着くとしたらすぐにジムに挑むかもしれないし、疲れているだろうから食べやすい麺類っていうのもいいと思っての献立づくりだ。やっぱり麺類はいいよね。

 

 早速お湯を沸かして麺をゆがき、麺と一緒にミートソース等の具も一緒に温めていき、皿を準備する。もっと凝ったものを作りたいという思いは少しあったものの隠しているけどボク自身もなかなかに疲れている。

 

(なんだかんだいってボクも久しぶりだしね〜)

 

 シンオウリーグからそこそこの時間があいている今、体力的にもなかなか辛いところもあるみたいだ。こういったところの感は少しずつ取り戻していくことにしよう。

 

(きのみを使ったジュースも作り終えてっと……)

 

 さて、そんなこんなでご飯も完成してきた。そろそろユウリを呼ぶことにしよう。

 

「ユウリ〜、できたよ〜」

「は〜い」

 

 テントからのそのそと出てくるユウリ。組み立てておいた机と折りたたみ式の椅子を2つ置き、片方に座りながらメッソンとラルトスを出す。ポケモンフーズも全員分用意してみんなの前においてあげる。その頃にはユウリも椅子に座っており、ヒバニーを呼び出して同じようにポケモンフーズをあげていた。

 

「ありがと〜フリア……ほんとにくたくたのぺこぺこだよ……」

「ははは、旅の最初はそうなるよね。分かるなぁ」

「でも楽しいよ!……って、早く食べないと冷めちゃうね。食べよ食べよ!!」

 

「「いただきま〜す」」

 

 手を合わせて元気に言う。手持ちのみんなも手を合わせて一緒に言ってくれるのを微笑ましく見ながらボクたちも食べ進めていく。お昼に食べたカレー程美味しいとは言えないけど空腹というブーストのおかげかこのパスタも十分に美味しい。さすがに料理はできるけど料理得意な人にはもちろん勝てないからまぁこのくらいかなと言ったところだ。

 

「んん〜、疲れてお腹すいていたから身に染みる〜……ありがとフリア〜美味しいよ〜」

「誰でも作れる手抜き料理だけどね。まぁお礼は受け取っておくよ」

「私はこういうのも作ったことないからなぁ」

「そんなに作る機会なかったの?」

「というより、お兄ちゃんが料理すごく得意で作る必要がなかったの。お兄ちゃん、ほんとに料理上手なんだ」

「それは食べてみたいなぁ」

「私も食べて欲しいんだけど……今お兄ちゃん、ガラルに居ないしなぁ」

 

 パスタを口に運び、きのみジュースで喉を潤しながら話を続けていく。そういえばここまで話しておいてユウリのお兄さんについてよく知らないなと思い至る。

 

「ユウリのお兄さんってどんな人なの?」

「う〜ん、料理も上手くて優しくて、あとポケモンバトルも凄く強いの!」

「そういえば、ちょくちょく話は聞いてたけど去年の優勝者なんだっけ」

「そうなの。他のジムチャレンジャーと比べて圧倒的って言われてて、最後のトーナメントも圧勝。チャンピオントーナメントすらも決勝まで駆け上がったんだ。……ダンデさんにはあとちょっと届かなかったんだけどね」

「いや、十分誇っていいと思うんだけど……」

 

 シンオウ地方で言うところの実質リーグ優勝だ。戦績だけで言えばボクよりも上の成績と言っていい。ボクは準優勝だったから……

 

「誇ってはいるけどやっぱり優勝してダンデさん超えて、チャンピオンになって欲しかったなぁって」

「やっぱり身内は特別だよね……ってことはユウリがジムチャレンジに挑んでいるのはリベンジとか?」

「……う〜ん、どうなんだろ」

 

 顔の下に指を当てながら考えるユウリ。

 

「確かに私はポケモンも大好きだしバトルも好き。ジムチャレンジも楽しみにしていたしお兄ちゃんみたいに強くなりたいとも思ってる。ちっちゃい頃からホップと一緒に見てたいつの間にかできた子供の頃の憧れ。……でもたまにね、お兄ちゃんみたいな絶対チャンピオンになるんだっていう絶対の目標も、ホップみたいな兄を超えるっていう明確な壁もない私はなんで目指してるんだろって悩む時はちょっとあったり。あぁ、結論から言うと多分リベンジなんて考えてはないよ?なんて」

 

 少し微笑み、舌をペロッと出しながらそういうユウリ。だけど少しだけ陰りも見え隠れした気がする。

 

「そう考えると私って明確な理由ないなぁ……いいのかな」

「いいんじゃない?」

「え?」

 

 少し難しい顔をしているユウリだけど思ったことを言う。

 

「チャンピオンなんて誰だって憧れるでしょ?そこに理由の大きいも小さいもなくない?」

「そう……かな?」

「ボクはそう思うけどなぁ」

 

 自分が小さい子供だった頃、テレビに映っているスポーツ選手や有名人に憧れて夢になったなんて人はごまんといるはずだ。ユウリもその1人だったに過ぎないだけなんだと思う。それに……

 

「ボクがシンオウ地方を巡ってリーグを目指した理由だって子供の頃見たチャンピオンのバトルが凄く印象に残ってて……それを友達とみてたからその友達と一緒にチャンピオンを目指すライバルとして頑張ろうねって約束して……それがボクの夢の初め」

 

 残念ながらその夢は未だに叶えられていないけど……

 

「こう考えるとボクの夢の持ち方ってユウリに似てない?」

「そう……かも?」

「それでも気になるって言うならこの旅で目標探そうよ。それでも遅くはないと思うんだけどな〜。ボクは全然焦る必要ないと思うな。ボクたち言ってもまだ13、4だよ?今はバトル楽しい〜でいいんじゃないかなって」

「……うん、そうかも」

「それでもなお気になるって言うなら目標見つけるの手伝うよ」

「うん、ありがと」

 

 パスタも食べ終えて少しは憑き物が落ちたような顔をするユウリ。少し重たい話になっちゃったけど……まぁ先延ばしにしただけかもだけどおおかた解決したことだし良しとしよう!それと……

 

「はい、これプレゼント」

「え?」

 

 ユウリに渡したのはカゴに少し多めに入ったお菓子たち。

 

「これって……確か」

「ポフィンだよ。お昼にミクさんに教えたついでに久しぶりに作って見たんだ。良かったら食べてみて?」

「うん」

 

 ゆっくりと口に咥えて咀嚼する。その瞬間パァっと顔が綻んでいく。

 

「甘くて美味しい!!」

「それは良かった。久しぶりだからとりあえずモモンやオレン、ナナシとスタンダードなもので作ってみたんだ」

「凄く美味しいよ!!もっと食べてみていい?」

「もちろん。味変したかったらシロップも作ってるからつけて食べてみて」

「うん!!」

 

 甘いものは別腹と言わんばかりに美味しそうに頬張るユウリ。やっぱり疲れたからだ、脳には甘いものが1番。それに、辛気臭くいるよか笑顔で楽しくいたいもんね。

 

「メソ……」

「ラル……」

「バニ……」

「はいはい、君たちの分もあるからね。どうぞ」

 

 足元でものすごく悲しそうな目でこちらを見る3匹に思わず笑っちゃいそうになりながらポフィンを配っていく。どうやらポケモン達にも好評なようでみんな幸せそうな顔をして頬張っている。久しぶりに作ったから少し心配だったけどちゃんとできていたようで何よりだ。

 

(ヒカリにしっかり教えて貰ったのが功を奏したかな)

 

 そんなことを考えている間にあっという間に無くなるポフィン。

 その事に気づきちょっと物悲しそうな顔をするユウリ。

 

「……まだあるけど、食べる?」

「欲しい!!」

「う、うん」

 

 物凄い勢いに少し驚く。

 

(そんなに美味しかったんだ……けど急で作ったから数はあまりないんだよね……あ、そういえば)

 

 カバンの中から取り出すのはひとつの瓶。中には色とりどりかつ様々な形のアメたちが。言わずと知れたバトルカフェで貰ったアメたちだ。せっかくだしこれも少し食べちゃおう。気分はちょっとしたお菓子パーティーだ。

 

「これも一緒にちょっと食べよっか」

「あ、バトルカフェの!!」

「そ、せっかくだからこれも少し食べてみたいなって」

 

 ホップとマリィがいないけどアメの賞味期限はそこそこ長かったはずだしここで開けても大丈夫だろう。ちゃんと2人にわける分は残っているはずだ。ささっとお菓子を準備して……

 

「じゃあ再開しよっか」

「わ〜い!」

「マミュ〜!」

「リリ〜!」

「「……え?」」

 

 いつの間にかすぐ隣に2匹のポケモンがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝。起きて朝食を軽く済ませ、テントを昨日より手際良く片付けていき、準備完了したのでいざ4番道路へ。

 

 4番道路。

 

 雰囲気としてはブラッシータウンが少し近い。石垣が色んなところにたっており、その石垣によって草むらが囲われている景色はどこか畑のように見えなくもない。石垣の中にある草むらは背が高いものが多く、その草に隠れるように色んなポケモンが動き回りカサカサと音を立てていた。その音がどこか心地よく、自然の大合奏と呼ぶにふさわしい心地いい空間となっていた。また、自然のきのみなども豊富なのか石垣の中に生えている木にはみずみずしいきのみがなっており、そのきのみを求めてポケモン達が集まっていた。

 

 ガラル鉱山とは違い、割と真っ直ぐな道が続いているように見えるがターフタウンは見える気配がない。まだまだ数時間かかりそうな所を見るとやっぱり昨日はテントを立てておいて良かったと再認識する。

 

 さすがにここからお昼をすぎて着くことはないと信じながらボクとユウリは一緒にターフタウンへの道を再び歩き始める……んだけど。

 

「マミュ〜!」

「リリ〜!」

「え〜っと……」

「この子達、どうしよう……」

 

 ボクとユウリのそれぞれの腕にくっつく2匹のポケモン。ボクの腕にはバトルカフェでも見かけたマホミルが、ユウリの腕にはツリアブポケモンのアブリーがくっついていた。

 

 昨日のお菓子パーティーをしていたところ突如現れたマホミルとアブリー。2匹とも僕たちの食べていたお菓子が気になったのかじっと見つめていたのでボクはアメをマホミルに、ユウリはポフィンとシロップをアブリーに分けてあげたんだけどそれが思いのほか気に入ったらしく、そのまま一緒にお菓子を食べていた。それだけなら良かったんだけど夜も遅くなり、就寝することとなり疲れもあって熟睡。そして今日、昨日の疲れがそこそこ抜け気持ちの良い朝を迎えたとき、なにか違和感を感じたので横を見るとボクにピタッとくっつくマホミルの姿が。外に出てユウリの方を見るとユウリも肩にアブリーを載せながら出てきていた。

 

 つまり何が言いたいかと言うと……

 

「「まさかこんなになつかれるとは……」」

 

 それぞれがそれぞれにベッタリ懐いてしまった。

 

「マミュ、マミュ」

「リリィ〜」

 

 腕にずっと引っ付く2匹に苦笑いしながらどうしようかと顔を見あわせる。何かいい考えがあるかななんて思いながら2人で思案しているとその間に勝手にガサゴソとカバンを漁り出すマホミルとアブリー。

 

「ちょっと!?」

「ア、アブリー!?」

 

 2人して自分のカバンの食料やお菓子が入っている部分を守るように塞いでいく。昨日のこの子達の動きを見るに多分お菓子が美味しくて食べようと漁っているに違いない。そう思っての行動だったのだが……

 

「「え?」」

 

 2人して疑問の声が上がる。なぜなら2匹が頑張って漁って開けた場所は()()()()()()()()()()()()()()()()。そこから勝手にモンスターボールを取りだすマホミルとアブリー。

 

「「ま、待って!!」」

 

 ボクとユウリで慌てて止めようとするものの予想外の動きに体の反応が遅れてしまい……

 

「マミュ!!」

「リリー!!」

 

 2匹して自分からモンスターボールのスイッチに頭をコツンと当てて入っていってしまう。マホミルとアブリーの入ったボールはそのまま数秒間ゆらゆらと揺れ後にカチッと子気味のいい音を立てて止まってしまった。

 

「「……」」

 

 微妙な空気がボクたちの間に流れるもののこのままでは良くないので2人でそれぞれのモンスターボールを拾う。

 

「えっと……出ておいで、マホミル」

「マミュ〜!!」

「わっぷ!?」

 

 拾ったモンスターボールを解放するとマホミルが飛び出して来てボクの顔に張り付いてくる。少し息苦しいものの鼻から入ってくる甘い匂いが心を落ち着け、色々あったけどまあいっかなんて思うようになってきてしまっている。

 

 ふと横を見てみればユウリも解放したアブリーに物凄くスリスリされてて困り顔になりながらも満更でもなさそうに笑っていた。

 

「まぁ、これも旅の醍醐味のひとつということで……改めて、よろしくね、マホミル」

「マミュ!!」

「アブリー、よろしく!!」

「リリィ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ターフタウン。

 

 ガラル地方中部に位置する小さな町ですり鉢状の窪地の地形になっているのが特徴的な町。農業に関してはガラル1の生産数を誇り、穀物、野菜、乳製品等ガラル家庭の食卓の彩りの大半をまかなっている小さいながら大切な町。ガラルで今流行っているカレーの材料も大半がここで生産されていることを考えてもこの町の陰での重要さというのは否が応にも感じることとなるだろう。また、農業だけでなく歴史的な建造物もいくつかあり、町の各所には石碑が、町の西には何かを表しているのかとてつもなく大きな地上絵もあり、観光地としての側面も持っている。そのため町の大きさの割には人でかなり賑わっており、経済面を考えればガラルの中でもトップクラスに景気がいい場所でもある。そして何よりも注目すべきはすり鉢状の地形の1番低地になっているところに建てられているジム、ターフスタジアムの存在感。ジムチャレンジャーの最初の関門である1つ目のジムのある場所だ。

 

「着いた〜」

「んん〜……疲れたぁ」

 

 軽く伸びをしながらターフタウンの入り口をくぐるボクとユウリ。時間はお昼手前と言ったところか。鉱山を通った兼ね合いで物凄く長い距離を移動したように感じたけど多分直線距離だとそんなに移動はできていないと思われる。けれど鉱山のなれない道のせいで進んだ道以上の疲れはやっぱり残ってる。昨日パスタを食べた手前あれだけど今日はジムに挑むのは控えて、しっかり休んで明日に行ったほうが良さそうだ。

 

 まぁとりあえず予約はしなきゃいけないので日もまだ高いこともありひとまず2人でスタジアムへと足を進める。ターフタウンの風景を眺めながら歩いていとこの小さな町ににつかわしなくない程の人の量。間違いなくジムチャレンジャーだろう。

 

「……こうしてみるとまだまだジムチャレンジャーいっぱいいるね」

「言ってもまだ開会式から1週間しか経ってないからね。突破できない人やまだ挑めてすらいない人もいるんじゃないかな?そういえばボクたちの地方だとジムって予約制だったんだけどここだとどうなの?」

「そこはここも変わらず予約だよ。受付のジムトレーナーさんに挑戦の旨を伝えて予約完了。……でも多分この後が他の地方のジムと違うところって聞いたんだけど、ジムリーダーに挑む前にジムミッションっていうのがあって、それをクリアしないとジムリーダーと戦えないの」

「ミッション……?」

 

 聞きなれない単語に思わず首を傾げてしまうボク。シンオウ地方だと別にジムリーダーに挑む前の条件なんてなかったからそもそも挑む前に試されるなんて想像がつかなくてよく分からない。もっと言えばそもそもジムリーダーへの挑戦が渋滞するなんて聞いたことないので今のジムの状況が信じられないというかなんというか。ジムチャレンジの参加者の多さと1つ目のジムを共通化した結果と考えれば分からなくはないけどにしても人が多いこと多いこと。

 

「ジムミッションは課題を出されるからそれをクリア出来るかどうかの腕試し。内容はポケモンバトルに関係あることから全く関係ないことまで色々あって、その内容も毎年変わるから予想とかもできないんだ。鬼ごっことかクイズとか、果ては家具の配置の相談なんてミッションもあったかな」

「何そのアニマルフォレスト的な課題」

 

 アニマルクロッシングだったかもしれない。

 

「とにかく、突飛な課題も良くあるの。だからまずはそれを攻略しなきゃね」

「なるほどね……ってもしかしなくてもジムへの挑戦って何日もかかるくない?」

「そうだね……ジムチャレンジで1日使ってその次の日にジムリーダーに挑戦で……ってこれはあくまで最速でのお話だよ?もちろんジムミッションに時間がかかればその分日にちは伸びちゃうし……」

「それはそうだよね……ジム挑戦に何日もかかるなんてこっちじゃ考えられないや……あ、もしミッションはクリアした後ジムリーダーに負けたらどうなるの?」

「その時はすぐジムリーダーとの再戦ができるようになってるよ。ミッションは1回クリアすれば十分なの」

「そこは良心的だね」

 

 なんて会話をしているうちにスタジアムの入口へ到着。自動ドアを目の前にそのスタジアムの存在感に少し気圧され……

 

『わああああああああああ!!!』

 

「わわっ!?」

「早速戦ってるみたいだね」

 

 突如中から響く大歓声。その大きさにさらにビックリする。

 

「まだ1つ目のジムなんだけど!?そんなに観客いるの!?」

「それだけみんなこの祭りを楽しみにしてたってことなの。さ、早く受付行こ?私たち、推薦状出した人が人なだけに注目されているっぽいから、きっとこれ以上の歓声を受けるかもしれないよ?」

「うぅ、そっか……」

 

 これは少し緊張する。ここは腹を括らなくては。なんて心に思いながらボクは予約をするために足を動かしていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前回あとがきで書き忘れたこと

ジム

8つ以上あるのはアニメでも明言されていますね。
なので今回はその設定を頂いています。
どうやら設定によっては3回連続で負けるとジムリーダー解雇なんて所もあるみたいですよ。

パスタ

次の日激しく動く予定がある場合は是非。
ちなみに実機でもここのテントのNPCがパスタを材料にカレーを作ってくれます。(これは書いてから知ったのでたまたま重なってびっくりした)

ユウリ

良く二次設定で見かけるユウリの悩み。
けどよくよく考えたら他のキャラが深堀されすぎて本来はこれくらいの理由で十分だと思ってます。
その深堀されている分キャラに魅力が詰まってるのが剣盾のいい所なんですけどね。

マホミル、アブリー

フリアの3体目とユウリの2体目ですね。
どちらも可愛くて大好きなポケモンです。
絆ゲットの中でもさらに珍しめな展開に……?ただ餌付けしただけですねはい。
正直マホミルに関してはアメ細工を手に入れた時点で察した人が多そうですね。

ポフィン

これ人も食べれますよね……?マフィンだし……少なくともポロックよりは美味しいはず……

ターフタウン

書いていたらいつの間にかガラルの台所になっていました。
ガラルの胃袋はヤローさんに支配されていそうですね。

スタジアム

さぁあと少しでジム戦です。




いよいよ来週ポケモンスナップ発売ですね。
楽しみです。
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