「ムクホーク!!『インファイト』だ!!」
「オトスパス!!『たこがた━━』」
「遅い!!」
オレのムクホークが空を駆け回り、地面で腕をくねくねさせながらたこがためを構えていたオトスパスに対して一瞬で肉薄。触手で絡め取られる前に猛烈なラッシュを叩き込んで、相手が行動する前に攻め切ろうとする。その効果は絶大で、ムクホークの翼と爪による連撃は空中を漂うオトスパスの腕を華麗にすり抜け、そのほとんどがオトスパスの体に直撃していく。既にかなりの体力を削られていたオトスパスは、この致命打の前にその体をくずし、地面に倒れ……
(よし、これでまた1人……)
「いまだ!!捕らえろ!!」
「なっ!?」
その寸前で踏みとどまったオトスパスが最後の力を振り絞って、腕の1本をムクホークの爪に絡ませた。結果、インファイトを打った後の隙を飛んで減らそうとしたオレの計画を見事に潰し、ムクホークをその場に押さえつけられてしまう。
たこがため。
現状オトスパスのみが使うことのできる専用技で、この技に捕まったポケモンは『たこがため状態』となり、ボールに戻すことも逃げることも出来なくなり、体のいたるところを絞め付けられることよって体力を削られてしまう。更に、固められている間は継続的に防御と特防を下げられ続けてしまうという効果まである。1度掴まってしまえばそのまま絞め落とされ、たとえ耐えられたとしても、防御を下げられたところに行われる追撃によって仕留められるという2段構え。インファイトの効果によってさらに防御が下げられている今のムクホークにそんなことをされたら、致命傷は必須。下手をすればそのまま落とされる可能性だってある。けど不幸中の幸いか、インファイトのダメージが思いのほか大きかったらしく、たこがためで捕まえられている範囲はムクホークの爪の部分にとどまっている。勿論このまま放置すれば、いずれは羽の部分まで捕まり、飛行機能さえ奪われて完全に機能停止に追い込まれるだろうけど、それまでの時間こちらが抵抗しないはずがないし、それだけの時間があれば十分に対応できる。
「ムクホーク!!『そらをとぶ』!!」
「ホークッ!!」
オレの声を聞き届けたムクホークが空に向かって急上昇。足にオトスパスがついていることなんて気にせず高く飛び上がったムクホークは、はるか上空まで飛びあがったところでスピードを落とし、一瞬制止。完全に止まったと思ったらお次は反転、今度は地面に向かって急速落下。ムクホークとオトスパス。2人分の体重も乗せたその速度は、そのままそらをとぶの威力へと変換され、そのすべてが地面にたたきつけられたオトスパスへと襲い掛かる。
「オトスパス!?」
「どうだッ!!」
上空からの叩きつけ。みようによっては地球投げにも見えるその攻撃は、わずかなところで耐えていたオトスパスの体力を削り切り、戦闘不能へと追いやった。
「よくやったぞムクホーク!」
「くっそ~、防御に自信はあったんだがな……」
「それをさらに上から叩き潰すのがオレのスタイルだからな!簡単に止められたら世話はないぜ!」
(とはいったものの、本当なら『インファイト』の時点で倒す予定だったんだがな……)
さすがはガラル地方の元チャンピオンの弟子と言ったところか。負けはしないがなかなかどうして予定通りにいかない。
鍛錬平原のど真ん中で行われたオレと門下生のバトルがまた一つ終わりを告げ、オレの休憩時間に入る。
マスタードさんに言われて始まったこの特訓。オレは今回、清涼湿原とチャレンジビーチで封鎖班を担当していた人たちを連れて鍛錬平原に来ていた。オレの主観的な理由を説明するならとても簡単な話で、オレがまだこの目で見ていない且つ、防御が得意な面子を特訓相手に指定することによって、オレの攻めがどこまで通じるのか。そして、もし今のオレの攻撃が通じない相手がいた場合、どのようにすれば通用するようになるのかという、行動の見直しのための選択だ。そしてこれは、オレだけが利のある選択ではなく、相手側の人たちにもちゃんとメリットがあるようになっている。というのも、今回フリアとクララを除いた4人の中で、一番攻めが得意なオレと戦うことによって、攻めが得意な人がどのように攻めているのかを目で見て、体感して学び、どうすれば自分の攻めに転用できるか、また、自慢の防御で受けるにしても、どう受けるのが効率がいいのかを学ぶことができるからだ。どうやらあちら側は、苦手な攻めを勉強したいみたいだしな。だからこの選択にはお互いに利がある。と、オレは思っているんだが……いや、正直頭で色々考えるのはオレの分野じゃないって言うか、フリアに全部任せていたから全然分からないというのが正直なところだ。
(あいつ本当、よくこんなこと毎日考えてたな……)
出会った頃から何かとよく考え事の多いやつだったけど、今回こうやって、自分の弱点と向き合ってみるという特訓を行ったことで、改めてフリアの思考能力の高さと、自分の応用力の低さにため息が出てしまう。
(そりゃ途中で置いていかれるわけだぜ……)
オレとフリアの今回の旅の目的はコウキに追いつくことだ。旅の途中からぐんぐん先に行き始めたあいつに、今度こそちゃんと追いついて、立派なライバルとして隣に立つ。それがオレのやりたいことであり、オレの……いや、オレたちの目標だ。だが、ことオレに関しては、もう1つ目標がある。それは……
「フリア、お前にも置いていかれないことだ……」
オレたちは2人ともコウキに置いていかれている。だけどこれは、オレたちが揃って置いていかれたわけじゃない。
シンオウリーグ、スズラン大会。その成績において、コウキは優勝し、フリアは準優勝を果たしているけど、オレはベスト4。3位決定戦で負けてしまっている。四天王とのバトルだって、フリアはキクノさんを越えているけどオレは誰一人として勝つことが出来ていない。フリアはコウキとの差を物凄く悔しがっているけど、オレはコウキだけじゃなく、フリアにだって追いつけていなかった。
一緒にスタート地点に立っていたはずなのに、気づけば一番後ろを歩いていたのはオレだった。
誰よりも前を走って、誰よりも足を動かして、誰よりもがむしゃらに動いていたのに、それでも最後に立っている場所は一番後ろだった。悔しくないわけがない。辛くないわけがない。フリアは心が折れたって言ってたけど、オレはフリアなんかよりももっと前から心が折れちまってたんだ。
オレの心が折れた時、オレよりも前に行く2人がぐんぐん先に行く姿が想像できた。テンガン山でも前を走っていた2人の背中はとてつもなく大きかったし、今思えばあの瞬間、オレは確かに『この2人には追い付けないんだ』と心のどこかで諦めてしまったところがあったのかもしれない。
だが、現実は違った。オレよりも前に走っていたと思っていたフリアでさえも、コウキに辿り着く前に折れてしまった。しかもコウキはそのまま前を走り切ってシロナさんにまで勝ってしまう始末。
オレよりも上だと思っていた人でさえも、コウキに追いつくことが出来なかった。じゃあいったい誰があいつに追いつくことが出来るというのか。当然オレの心は更に折れることとなる。けど、そんな時にテレビで見たコウキの姿は、なぜかオレ以上に絶望したかのような表情を浮かべていた。
(2人に置いて行かれて最初に心が折れたオレと同じで、あいつは前を走りすぎて誰もついてきてくれなかったんだ……)
ひとりの辛さは、オレが一番最初に知っている。そして、今その辛さにオレの大事な親友が直面してしまっている。そして、本来ならその隣に立てたかもしれなかったもう一人の親友も、追いかけることが出来ずに折れてしまっている。
(なら、気持ちだけでもいつも前を走っていたオレが、立ち上がらないわけにはいかないだろ!!)
確かにオレは一番後ろに立たされていた。けど、それまではずっと、誰よりも前を走っていたはずなんだ。せっかちだなんだと言われていたけど、それでもオレが前を走っていたからこそ、最初はみんなで前に進めた。これはオレのうぬぼれなんかじゃなくて、昔フリアとコウキに言われた言葉だ。
(オレのこの前向きさは長所なんだ。このせっかちさも長所にできるんだ)
ただでさえ、ポケモンバトルの腕で前を走っていた2人に負けているのに、気持ちまでも負けてしまえばいよいよ追いつけなく……いや、背中が見えなくなってしまう。それだけは絶対に嫌なんだ。
「だから、今度は見失わない。そのためにも、もっと強くならなくちゃな……」
「ホークッ!」
「おう!どんどん強くなるぞ!!」
「ペルッ!!」
「ん?」
オレの声に元気に返すムクホークを労ってあげていると、後ろから聞き馴染みの声が聞こえてきたから振り返ってみる。するとそこには、オレの仲間がずらっと並んでいた。
エンペルト、ヘラクロス、カビゴン、ロズレイド、ギャロップ、そしてムクホーク。
オレとともにシンオウ地方を駆け抜けてくれた大切な仲間たち。こいつらだって悔しい思いをしたはずだ。特にエンペルトは、みんなと一緒に旅を始めたのに、オレのせいで悔しい思いを無茶苦茶させてしまった。そこから這い上がったおかげで、フリアのゴウカザルを倒すことが出来るほどの、圧倒的な『げきりゅう』を身に着けることが出来た。しかし、『げきりゅう』の仕様上、体力を削られないとダメだったとしても、ブランクのあるゴウカザルにちょっとてこずってしまっていた。
「それじゃあだめだよ……もっともっと強くならないと、フリアにあっという間において行かれるぞ」
フリアは努力の天才だ。元々考えるのが得意で、自分が強くなる方法や、自身の新しい戦い方をどんどん開拓して手数を増やしていくあいつのスタイルは、経験を積めば積むほど強くなっていく。それはこのガラル地方での活躍と久しぶりなのにあそこまでゴウカザルと上手く連携したところを見れば一目瞭然だ。となれば、当然あいつのエースであるヨノワールはもっともっと強くなっている。
「だから、この島の特訓で、今度こそあいつの背中を捕まえるぞ!!」
「ホークッ!!」
「よーしっ!休憩終わりだ!!次の人!!バトルしようぜ!!」
鍛錬平原に響くオレとムクホークのさけび。それにつられるようにエンペルトたちも雄たけびをあげ、再び特訓へと駆けていく。
今度こそ遅れないため。
絶対に本人には言えない、そんなオレの内に秘めた思いを燃え上がらせながら、オレはまた戦いへと身を投じた。
☆
「ふぅ……みんな凄いぞ……」
喉の渇きを潤わせるために水を飲み、一息ついたオレは、目の前で繰り広げられているポケモン同士の激しいせめぎ合いを観察していた。
ヨロイ島はチャレンジビーチ。オレは選択しなくちゃいけない2つの班に、清涼湿原と鍛錬平原で護衛班として活躍した班を選んで連れてきていた。というのも、護衛班の攻撃力の高さは、クララと一緒にチャレンジビーチを駆けていた時にしっかりと観ることができ、その攻めの力に興味を惹かれたからだ。
オレの戦闘スタイルは、ジュンと同じくガンガン前に出て攻める戦い方だ。けどジュンと違うのは、すばやさや火力に任せてガンガン攻めるわけじゃなくて、ポケモンの持つ耐久の高さを利用した『耐えながら攻める戦い方』を中心にしていること。そのうえで、体力を削られたらきしかいせいをしたり、ねむるのような回復技を使って延命してっていう、傍から見たらどうしても花がない不器用な攻め方しかできないでいた。勿論、たまには変わった戦い方をするにはするけど、どうしてもこの戦い方に慣れてしまっているからこの手に任せてしまうことが多い。当然だけど、こんな戦い方をすればいつか限界が……というか、フリアには絶対に勝てない。ビートにはお前の強みだから貫けと言われ、そのおかげでスランプを脱することはできたけど、フリアやジュン、アニキと言った、格上の相手に勝つためにはこのワンパターンだけでは当たり前だけど読まれてしまう。だからこそ、オレの強みである、『耐えながら攻める』力を磨きながらも、それを支えられる別方面の戦い方も覚えなくちゃいけない。そういう意味だと、ジュンのような特性やポケモンの技の性質をうまく活用して、『ガン攻めだけどそのレパートリーが多い』という戦い方は、1つのオレの終着点だったりするんだけど……
「う~ん、オレにそんな器用なことは難しいしなぁ……」
忘れちゃいけないのが、オレがトレーナーになったのはまだ2ヵ月とかその辺だという事。フリアやジュンに比べたら圧倒的に経験値が少ないし、ゴリランダーたちについても、まだまだオレの知らないことも多いからできることがそもそも少ない。そのためにこうやって攻めるのが得意な人たちの戦い方をこうやって観察して、1つでも自分の糧として吸収しようと頑張っているんだけど……
「何か掴めそうか?ゴリランダー」
「グラ……」
戦闘を見つめるゴリランダーは少し不安そうな声を上げるだけだ。
「う~ん、ユウリはどうしてあんなに強いんだ~……あいつの才能には驚くぞ……」
こうなってくると嫌でも目に入って来るのがユウリの存在。
オレと同じタイミングでトレーナーになり、何なら最初の手持ちの数はオレよりも少なくて、旅立ちの時は正直言ってオレほど熱意があるようにも見えなかったユウリだけど、このジムチャレンジの戦績を見てみれば、ユウリが負けた回数なんて片手で足りるほどだ。途中スランプで負けまくったオレと比べれば、キバナさんに勝ったタイミングは同じと言っても、とてもじゃないけど『ユウリと同じくらい自分は強い』とは胸を張っては言えなかった。
「やっぱりフリアの存在が大きかったのか~……?」
同じスタートを切ったのに、どうして差があるのか。そこを考えた時に、真っ先に頭に浮かぶのはやっぱりフリアだった。オレとマリィ、ユウリにフリアの4人は、一緒に旅をする時間はかなり長かったけど、その中でもユウリとフリア、オレとマリィの2つに分かれた時間があった。その間に、経験豊富なフリアと途中で出会ったであろうセイボリーやサイトウにいろいろ教えてもらえたというのなら、確かに成長に差があるというのは納得はできる。これは別にマリィが特訓相手にふさわしくなかったというわけではなく、マリィの戦闘スタイルとオレの戦闘スタイルが違いすぎて、参考になることが少ないという事に原因がある。
オールラウンドな戦い方ができる器用なユウリだと、フリアの多彩な戦い方というのは物凄い刺激になるはずだ。これはユウリの才能が凄い結果であり、例えバウタウンに残ったのがオレだったとしてもこうはならなかったはずだ。
「……ってなると、やっぱりオレはこうやって攻めを観察するしかないかぁ」
ゴリランダーのほかにもバチンウニやアーマーガアたちも全員呼び出し、しっかりと色々な戦い方を見ていくけど、やっぱりちゃんと戦って身に刻まないとオレは体感しづらいらしい。
「仕方ない。不器用だし不細工かもしれないけど、今はとにかく戦って戦って戦いまくるしかないか!」
幸い、さっきも言った通り今この島にはジュンという攻めに関しては文句の言いようがない大先輩がいるし、シロナさんやカトレアさんと言った凄い人たちもいる。その人たちに話を聞けば、何か掴めるものもあるかもしれない。
「この後も頑張るぞ!みんな!!」
ほっぺを軽く叩いて気合を入れ、砂浜を走りだす。
「行くぞゴリランダー!……ゴリランダー?」
「グラ……?」
「ああいや、……何でもない。……気のせいか?」
ゴリランダーの足元にあったような気がした、草原には気付かずに……。
☆
「今日は……こんなところかな……ふぅ……」
「そうね……さすがに……これ以上は無理と……」
マリィと2人揃って、膝に手を起きながら肩で息をする。
清涼湿原にて、チャレンジビーチの護衛班と、鍛錬平原で封鎖班を勤めていた人たちを連れてきていた私たちは、とにかく経験値を得るためにたくさんの相手と手合わせをしていた。ジュンやホップのように、なにか一芸に飛び出ているという訳では無い私たちにとって、基本的な戦い方や、個人で持つ型にはまった戦い方というのは特にない。……いや、マリィはタイプを統一しているわけだから、その時点で型にはまってはいるんだけど……そんなタイプ統一の中でも割と柔軟な戦い方をするマリィや、いろんなタイプのポケモンを使って、その場その場にあった戦い方をする私にとって、一番重要なのは手札の多さと、とっさの出来事にも対応できる適応力だ。私たちの中で例えるなら、フリアが一番該当する戦い方。とはいっても、フリアって、どちらかというとあらかじめ作戦を考えたうえで戦いを挑んでいることも多いから、正確にはちょっと違う気がするけど……私の周りがどうしても特化型の人が多いから、一番バランスが良いのは?と聞かれるとフリアになってしまうというのがしっくりくる。本人も、アドリブが強いわけではないとはちょくちょく言っているしね。
「ふぅ……それにしても、遠いところまで来たとね……」
「そうだね……」
2人で並んで休憩しながら空を見上げれば、思い出されるここまでの道のり。
ハロンタウンから始まった私の旅は、シュートシティを越えてこんなところまで来てしまった。しかも、ただ観光できたわけではなく、トーナメント参加者の一人として……。
「ここまでこれたのも、やっぱりフリアのおかげなんだろうなぁ……」
まどろみの森で出会った不思議な男の子。最初見た時は、私よりも小さいし、かわいらしい見た目をしているから『年下の迷子かな?』なんて思っていたのに、蓋を開けてみたら私よりも一つ年上の先輩トレーナー。それも、他地方のチャンピオンに推薦されてここに来たとんでもない大物で……そんなフリアに沢山教えてもらったからこそ、ここまでこれたんだと、今なら胸を張って言える。本当に凄い人と関われて私は幸せだ。
「そうそう、そのフリアについてユウリにちょっと聞きたかと」
「え?」
そんな感じで過去を振り返っていた時にマリィから投げられたのはフリアに関すること。なんだか最近やたらとフリアについて聞かれることが多い気がするんだけど……気のせい?
「前からそうだったけど、キルクスタウンについてから、フリアに対する態度が更に変わった気がするんだけど……あたしの気のせい?」
「え゛っ!?」
「うわ~あからさま。……ちなみにクララも気づいとうよ」
「え゛っ!?!?」
「声……」
ヒカリさんには速攻でばれ、マリィにもこうしてばれ、クララさんにも察せられている。私ってそんなにわかりやすいのかな……ホップやフリアは全然気づくそぶりを見せないのに……
「でも……ふ~ん……そっかそっか……やっぱり、ユウリはそうだったんね~……」
「な、何?……すご~く顔がにやけているよ……?マリィ……?」
「いや、あたしもわかるんよ?フリアに対してちょっと危ないときあったし、小さいのに意外と包容力というか、頼りがいがあるというか、凄い安心感あるとよね」
「な、なんのこと!?」
「ん?もしかして、ユウリは違うところに惚れたと?」
「惚れた前提で話すの違くないかな!?っていうか、ほんとにマリィ!?この手の話題でマリィが盛り上がるの予想できなかったんだけど!?」
「あたしだって一人の女の子と!そういう話はやっぱり……気になるし……」
「あ、もじもじしながらそう言うマリィ、ちょっと可愛いかも……」
「い、今はあたしのことなんてよかと!!さあ、たくさん吐いてもらうとよ!!」
「いやぁ!!もうヒカリに散々いじられてるもん~!!」
気づけば周りの視線を集めていたけど、そんなことなんてお構いなしに話を続ける私たち。流石にちょっと緊張感がなさすぎる気もするけど……たまにはこんなのもいいよね……?
代わりにここにいるほとんどの人に私の想いがばれた気がするけど……気のせい、だよね……?
ジュン
ジュンの過去を少し。元気に見える彼も実は……というお話。メンタル面で言えば、最初に折れてはいるものの、一番強いのは彼だと思います。
ホップ
置いて行かれるわけにはいきません。ですよね?ゴリランダー。
マリィ
一方コイバナ(?)たまにはこんな空気もどうでしょう?
次回はちょっと違う書き方をしてみるかもしれないですね。というのも、あることを書きたいので、そのことを書くのにちょっと変わった視点をしてみたいなぁと……さぁ、誰のお話でしょうね?