17話
「ほんっっっっっとうにっ!!!申し訳ありませんでした!!!!」
「あ、あはは……気にしなくて大丈夫ですよ。何事もなかったですから」
「い、いえ。だって……とてもそうには……」
「「「し、死ぬかと思った……」」」
「うぅぅ、ごめんなさい〜……」
「ちょっ!?みんな!?」
「「「だって事実!!」」」
バンバドロの集団に襲われた所をジムチャレンジの時のようにボクのマホミルとユウリのアブリーの力を借りてあまいかおりによりなんとかバンバドロをしずめることに成功したボクたちは、いきなりの臨死体験にどっと疲れた体を引きずりながらバンバドロの群れをあの時叫んでいた人の元に送っていた。
ボク個人としてはあの時のイワークに追われたのが久しぶりとはいえ、以前にも経験したことがあるのでびっくりこそすれ、懐かしいなぁで決着してしまう程の出来事になってしまっている。
一方でユウリたちはまだまだ追いかけられるなんて経験は少なく、マリィに至っては初めてかもしれないあの光景。
(……そもそもバンバドロって確かトラックをスクラップにできるほどの力持ってるんだっけ?)
頭の中の情報と組み合わせてみるけど……そりゃ死ぬかと思ったというのが普通の思考回路だ。そう考えるとボクの反応の方が異端児なのかもしれない。……少しはボクも危機感を覚えた方がいいのかもしれない。これは少しは情けをかけてちょっとは気をかけるべきでは?とは思ったものの擁護できないかも……。
「ほんとにほんとにほんっと〜〜〜〜〜にごめんなさい!!そしてありがとうございます!!バンバドロをしずめて下さって感謝しかないです!!」
一生懸命頭を下げながら謝罪とお礼をしてくる女性。そんな女性に対して少しジトーっとした視線を送る3人をまぁまぁと宥めるボクの図。
さて、そろそろここがどこだかの説明をした方がいいだろう。
場所は5番道路に建っているとある煉瓦建築の家の中。
今頭を下げている女性はこの家の住人でかつ、この家はとある意味を持つ大事な建物である。どの地方に行っても必ずと言っていいほど存在する、一部の人にとってはとても大事な施設。誰もが1度は聞いたことはあるはずの施設……そう、『預かり屋』だ。まぁ、ボクの地方では『育て屋』と言う言い方もあったけど……まぁとにかく、ポケモンを預かってくれる場所とだけ思ってくれればいい。そしてこの女性はここの従業員でもあるみたいで、この『預かり屋』はどうも家族で経営しているみたいだ。
「本当に、うちの孫が迷惑かけましたね……あまりおもてなし出来ないけどゆっくりしていってください。まったく、いつもここを継ぐんだってはしゃいでいるのにこういうそそっかしいところは治らないんですから……」
「うぅ、返す言葉もありません……」
現に目の前で家族会議じゃないけど思いっきり怒られてるし……お婆さん、お母さん、娘さんの三世代で経営している預かり屋のようだ。
「ほんとにありがとね。あのバンバドロの集団、うちのお得意様のひとつでね。結構やばかったのよ」
「いえ、たまたま近くを通りかかっただけですから……」
「それでも助けてくれてのはあなた達だから、ね?」
「は、はぁ……」
店主のお婆さんと孫さんが説教話をしている間に話してくるお母さんポジションと思われる人。手を握られながらお礼を言われるもののそんなに褒められても何も出ないんだけど……
「そう言えば自己紹介してなかったわね。私は預かり屋のヒマリと言うわ。あの二人は店主のスミレと私の娘兼お母さんの孫のアオイって言うの。よろしくね」
「ジムチャレンジ中のフリアです」
「同じく、ユウリです」
「ホップだ!」
「マリィ、です」
つつがなく自己紹介も終わったあたりで向こうの説教も終わったみたいでこちらに向かってくるスミレさんとアオイさん。かなりこってり絞られたのか、アオイさんの表情はとてもぐったりとしていた。
「本当にうちの孫が迷惑かけました。お礼に何かをしてあげたいんですが……」
「と言われましても……」
「「「う〜ん……」」」
スミレさんにそう言われるものの本当にたまたま近くにいたからってだけだし、お礼なんて求めてはいないしと特に何も思いつかない。こういう店とかでありきたりな利用する際割引してあげますよ!なんてお話だってボクたちはみんな預かってもらう必要があるほど手持ちが沢山いる訳でもない。さっきはここは大切な施設とは言ったけど残念ながらボクたちはこの施設を利用する一部の人間という枠組みからは外れている。20匹、30匹とか手持ちが居れば考えるんだけど10匹くらいなら自分で持っておくしね……。そもそもボクは別地方の人間だから実家に送れば問題ない。
ちなみにポケモンを手持ちに持つ数は別に規制はされていない。公式戦のポケモンバトルでエントリーできるのが6匹までと決められているだけで別に冒険に7匹以上連れて行っても問題はなかったりする。現にどこかのチャンピオンは確かパソコンの預りシステムの使い方が分からないという理由で首から7つモンスターボールをぶら下げていたのを記憶している。もっとも、数を増やせば当然育てるのが難しくなるのでポンポン捕まえる人はそういないけど……
っと、話が脱線した。しかし、やっぱり基本的には使うことのない施設と言うだけあって別段して欲しいことは特には……
「あ、そうだ!スミレさん、ここって他にもポケモンを沢山預かっているのか?」
「ええ、バンバドロ以外にもサイホーンやウールー、カジッチュにヤンチャム、バルキー、カムカメ……まだまだいますね」
「あ、バンバドロのことで忘れてたけど他の子たちのお世話しなきゃ!!」
「だったら、その仕事を見学させて欲しいぞ!!」
「なるほど……確かに。それはボクも見てみたい」
「どんな風にお世話してるか気になるのはあるかも」
「あたしも見てみたい……かも」
「そんなことでいいんですか……?」
少し困惑気味な顔をしているスミレさんだけどホップの言葉にものすごく賛成。確かに預かり屋で一体どんなことしてるのかって聞かれると何も分からない。これを機に預かり屋の職場体験はすごく面白そうではある。
「う〜ん、あまり面白くはないと思いますけど……」
「そんなことないぞ!他人のポケモンを預かるってすごく大切で難しいことだし、それができるってことはポケモンと仲良くなるのが上手いってことだろ?ならそのコツとか知ることが出来たらもっとコンビネーションとか上手くなると思うんだ!!フリアみたいに!!」
「ぼ、ボク関係あるかな……?」
「私もそこは気になるから是非!!」
「なんならあたしたちでアオイさんを手伝うのもいいかもね」
「そうか!そうなったら色んなポケモンと触れ合えるのか!!名案だぞマリィ!!」
ボクをおいてけぼりにしてどんどん話がまとまっていくけど正直この提案はボクにとっても凄く魅力的だからこのまま流れに乗っておこう。ボクもまだ見ぬガラルのポケモンと触れ合えるチャンスだし、職場体験みたいですごく楽しみだ。
(カジッチュとカムカメって子はまだ知らないし楽しみだなぁ)
「そういうわけだからスミレさん!お礼はここの預かり屋の職場体験じゃだめか?!」
「それは……」
「いいんじゃないお母さん。私は賛成よ?アオイも他の人と作業することによっていい刺激が貰えるんじゃないかしら?」
「……ヒマリがそう言うなら尊重しましょう。アオイもいいですか?」
「は、はい!!全力でお礼と案内します!!」
ビシッと背をただし元気よく返事をするアオイさんがどこかおかしくついつい笑ってしまう。そんなボクたちの様子に少し赤くなりながらも案内する準備をしていくアオイさん。
「で、ではついてきてください!まずは先程止めてもらったバンバドロの毛繕いからいきます!!」
「気をつけて行くのよ〜」
「行ってらっしゃい」
「「「「はーい!!」」」」
誤魔化すように大股で急いで前を行くアオイさんに置いていかれないように少し早足で追いかけるボクたちを見送るスミレさんとヒマリさん。
さぁ、預かり屋の奥へレッツゴー!!
☆
「バンバドロの毛並みは固くて短いの。何日も走り続けることを想定してるから長いと汚れたり水分すったり……あとは排熱の邪魔になっちゃうからね。でも頭の毛の部分だけは別でここだけフサフサだからよく砂が奥まで入っちゃって……ここは定期的にとってあげないと菌が湧いたりしちゃって不衛生だからこうやってよくブラッシングするの」
「「「「へ〜……凄い……」」」」
慣れた手つきでブラッシングをかけていくアオイさんに関心の目を向けるボクたち。その手つきはとても丁寧でブラッシングを受けているバンバドロもものすごく心地よさそうに目を細めていた。さっきまで暴れていたのが嘘みたいに穏やかな顔を浮かべるバンバドロとそれを手懐けるアオイさんの手腕はなるほどここを任されるだけはあると素直に尊敬する。いや、むしろなんでさっきはあんなに暴れてたのか……
「あはは、これで間違えてバンバドロの尻尾を踏まなかったら完璧だったんだけど……」
「それであんなに暴れてたのか……」
「私が踏んだのは1匹だけなんだけど、いきなりでびっくりしちゃったみたいで踏まれた子が暴れちゃってね?その不安がみんなに伝染しちゃって……」
「それであんな集団暴走みたいな感じになったんだ……」
「そのせいでみんなに迷惑かけちゃったし……それに地面も凸凹。これもちゃんと直さなきゃ……はぁ」
言われて地面に視線を向けると雑に耕された地面みたいな惨状になっていた。
(そう言えばバンバドロって体重やばいんだっけ……)
図鑑説明によればその体重なんと920kg。場所によっては……というか、ガラル地方でもしっかりあるんだけど一部の公道ではバンバドロの走行は法律によって禁止されている。だって、この地面がたとえアスファルトだったとしても砕け散るみたいだから……そう考えたらあのバンバドロの大軍とのチェイス、本気で死ぬところだったのか……
(い、今更ながら悪寒が……)
「フリア、震えてるけど大丈夫と?」
「大丈夫……大丈夫……なんでもないよ」
920kgは普通のポケモンの中では1番重いポケモンだ。ホエルオー2匹よりも重い。……というよりこれに関してはホエルオーが図体に対して軽すぎる気がしなくもないけど……それよりも今更震え始めた自分の体の鈍感さにびっくりする。
「大丈夫だよアオイさん。私たちも手伝うから!!」
「そうだぞ!大変なことも、みんなでやれば一瞬だ!!」
ボクがもしもの未来に若干震えている間にユウリとホップが元気に答えていた。その頃にはボクも落ち着けたのでマリィにお礼を改めて言って立ち直り、アオイさんの方へ視線を向ける。
「うぅ、ほんとにありがと〜みんなぁぁぁ!!」
わんわんと泣きながら、けれどバンバドロを撫でる手は丁寧に。そんな無駄に器用な行動を苦笑いしながら眺めるボクたち。スミレさんの言っていたことが何となくわかった気がする。
「とりあえず、みんなで分担しながら作業しよっか。どうすればいい?」
「そ、そうだね……えっと、それじゃあ……バンバドロの毛繕いがまだまだだからこちらに2人と、地面の穴を埋めるために2人で別れてもらっていい?」
「それならオレはバンバドロの毛繕いしてみたいぞ!」
「あたしもやってみたいかも」
アオイさんの提案が出た瞬間真っ先に反応したホップとマリィ。2人ともバンバドロの毛並みに興味津々と言ったところだろうか。
「じゃあ穴埋めはボクとユウリでやろっか」
「そうだね。アオイさん、埋めるための土とか道具ってどこにあるの?」
「それなら最初にいたあの家のところに行ってもらえる?きっとお母さんとおばあちゃんが教えてくれるから」
「わかった。すぐに行って帰ってくるよ。行こっかユウリ」
「うん」
アオイさんからの指示を受けて来た道を引き返すようにして歩くボクとユウリ。その間にも周りを見渡すとたくさんの種類のポケモンが視界に入る。大体が初めてここに来たボクたちに対して少しの警戒心を見せているものの一部のポケモンはかなり人懐っこいみたいで、現にウールーやネイティ、ココガラ、ワンパチ、コロモリなどといったポケモンがボクたちの周りを楽しそうに飛んでいた。その光景に少し微笑ましさを感じながら2人でみんなを撫でたりするとさらに大喜び。そのうち周りにいた警戒していた子達も次々とつられてきて、気づけばボクたちの周りはものすごい数のポケモンで溢れかえっていた。
「こんなにいるんだ……凄い」
「この子たち全員のお世話をちゃんとしてるって考えたら凄い仕事だよね」
「そう言ってもらえると私達もやりがいがあるわね」
「「うわぁ!?」」
仕事の重要さに感銘を受けているところに突如かけれれる声。びっくりして飛び上がりながら後ろを振り向くとそこにはヒマリさんが。飛び上がったせいで何匹かのポケモンもつられて驚かせてしまったことに若干の抗議の意味を込めてヒマリさんを見つめるボクたち。
「ごめんなさいね。ちょっとイタズラがすぎちゃった」
ぺろっと舌を出しながらまるでイタズラが成功した子供のような表情を見せるヒマリさん。なんというかこう、すごく子供っぽい。これでもアオイさんのお母さんだとは思うのだけど……見た目が凄く若いので人によったら姉妹と見間違うのでは……?そもここの預かり屋3世代、みんなとても綺麗な人ばかりである。
「ただやりがいをこういう形で感じるのは本当よ。こういう裏方の仕事ってあんまり日の目を浴びることがないから関心や感謝を向けられることがないのよ。そのせいかたまにこういう仕事をあまり大切にしない人が多くてね……」
「そんな人いるんだ……」
「確かにわかりづらいとはいえやるせないですね……」
「いいのいいの。こうやってあなたたちに関心を持ってもらえているだけで嬉しいわ……っと、そういえばあなたたちだけなの?」
「あ、そうでした!バンバドロが走ったことで開いた穴を埋めようと思って……道具とか土とかあったりしますか?」
「成程ね。それだったら本家の倉庫にあるからついてきてちょうだい」
ヒマリさんの言葉に二人で返事をしてついて行く。バンバドロの集団から本家まではそんなに離れているわけではなく、すぐ到着してそのまま本家の端の倉庫っぽい所へ。ドアを開けてくれたヒマリさんについて行き中に入ると電気を落としているのか真っ暗で何も見えない。若干の気味悪さを感じたものの、それもすぐに電気をつけることによって解消される。光によって明るく照らされる倉庫の中。きっと道具であふれているんだろうななんて思いながら中を見るとそこには予想外の光景が……
「え!?これって……初めて見る!!」
「ボクは初めてではないけど……この数はすごい……」
「凄いでしょ?結構自慢だったりするのよ」
ボクたちの目の前に映るのは倉庫の壁に立てかけられている棚の上にきれいに並べられたたくさんのポケモンの卵たち。
何段にもなっている棚が壁の端から端までずらっと並んでいる様は壮観で、その卵の中からは小さいけど確かに生命の力強さを感じる。中にはカタカタ揺れているものもあり、どのポケモンから、また誰から預かったポケモンから産まれたのかを識別するために張り付けられていた紙を小さく揺らしていた。
「ここに並べられている卵は預かっているポケモンがいつの間にか抱えてたものなの。いつ、どこで、どうやって卵ができたかは一切わからないんだけど、私たちは一応、卵は親のポケモンの持ち主に渡すようにしているの」
「それでこのように紙を貼って識別を……」
「凄い……卵なんて初めて見たけどこんなに並んでいるところなんて……私感動した!!」
ポケモンの卵。
番でいるポケモンの間に卵が産まれるといわれているもののどれだけ観察しても産む瞬間というのが目撃された例がただの一つもなく、いつの間にか抱えているといわれている謎に包まれた存在。一説によればどこかから持ってきた、ないし持ってきてもらったのではないか?と言われているけどそれだと産まれてきた子供が親の能力を受け継いでいることが説明できず、未だに学者を悩ませているポケモンの不思議のひとつである。
(そんな不思議で神秘的なものがこんなにも……あれ?)
たくさんの卵を眺めながら歩いていると識別の紙が貼られていない二つの卵が目に入る。他の卵と場所も少し離れていて模様も少し違い、揺れもあまりないその姿はどこか元気がないようにも見えた。
「ヒマリさん、あの卵はなんですか?識別もないしどこか元気もないですし……もしかして……」
ふと頭に嫌な想像が横切っていくがどうもそういう事ではないらしく笑いながら首を振るヒマリさん。
「大丈夫よ。あなたが考えているような捨てられたとか、受け取りを拒否されたとかそういうのじゃないわ」
最悪の展開じゃないことにほっと安心感を覚えてため息を一つ。ユウリも同じ気持ちみたいで安心したような表情を見せていた。そんなボクたちの表情に「とてもやさしいのね」と言いながら話を続けるヒマリさん。
「この卵はちょっと特別なのよ。というのも……本当に
「「どうしてあるかわからない?」」
「卵がどこから来たかわからないって話は聞いたことはあるわよね?」
「そうなの?」
「うん。番のポケモンの間に卵が見つかったって例はいくつもあるんだけど、ずっと目を離さずに観察してたはずなのに出産の場面には一度も立ち会えたためしはなく、ほんの少し目を離して目線を戻したらいつの間にか手元に卵があったとか……」
「卵の存在は確かなのにどうやってできたかは誰も知らないって……すごい不思議……」
卵のことを詳しく知らないみたいなユウリに向けていろいろ説明をすると興味深そうに耳を傾けるユウリ。ヒマリさんがユウリが話についてきて、理解しているのを確認しながら再び話を進める。
「でも一応卵が見つかるには条件があるの。それはタマゴグループが同じ子の♂と♀が長時間同じ場所にいた時。もしくはメタモンと別のポケモンが一緒にいた時ね」
「性別がない子はどうなるんですか?」
「その場合はメタモンとの間に見つかるわね」
「メタモン万能説……」
「ははは、間違っちゃいないかも……」
性別が片方しか確認されていないポケモンの卵もメタモンとなら見つかるみたいだしね。
「ただね、この卵。見つかり方がおかしかったのよ……」
「「おかしかった……?」」
二人して首をかしげて話の続きを促してみる。
「ここに並んでいる二つの卵……茶色の水玉と紫と白の縞々の卵ね。この卵もほかの卵然り、ポケモンが持ってきていたのだけど……茶色の卵は二匹のウォーグルが、紫と白の縞々の卵はパルスワンとダストダスが預けられているところで見つかったの」
「またすごいところで見つかってますね……」
「そうなの?パルスワンとダストダスの方は納得できるけどウォーグルの方は普通な気がするよ?」
「ぱっと見はそう思うかもだけどウォーグルって♂しかいないポケモンなの。つまり本来は卵が見つかるわけがないのよ。ちなみに別に違う種類のポケモンだったとしてもタマゴグループが同じなら卵は見つかるのよ?その場合は♀側のポケモンが生まれるみたいね。まあそれを踏まえたとしてもパルスワンは陸上グループ。ダストダスは鉱物グループ。どちらにしろ見つかるはずのないありえない組み合わせなの」
「成程……」
「不思議ですね……本来見つかるはずのない環境での発見……そういえばこの卵を見つけたポケモンの持ち主はどうしたんですか?」
「それがね……卵を育てるほどの余裕がないから受け取れないって。そこの家の事情はよく知るところだったし、申し訳なさそうな顔もしてたから無理強いもできないしね。仕方なくって言ったらあれかもだけどここで預かることにしたの。何が生まれるか楽しみではあるからその分に関してはいいんだけどね」
「ちょっと、かわいそう……」
「私たちもそう思うわ。せめて、生まれたら私たちがちゃんと愛情を注いであげないとね……さ、長話もここまでにして……この奥に道具と土があるわ。ついてきてちょうだい」
「「はい!」」
いいものを見せてもらえたのだ。そのお礼にしっかり働こう。不思議な二つの卵に後ろ髪を引かれつつも、ボクたち二人は倉庫の奥へと足を運んで行った。
バンバドロ
伝説を抜けばぶっちぎりの重さ。
アローラ地方では公道での走行が法律で禁止されてるみたいですけど……主人公普通に走っていたような……
預かり屋
一応5番道路はカウンターにいる人の孫が卵をくれる人というのは会話で確認できるのですが、中にいるもう一人の人は確認できなかったのでめんどくさいから全員血縁にしました()
名前はオリジナルですね。
七つのモンスターボールをぶら下げたチャンピオン
一体何ガモスさんなんだ!?(逆)
真面目に言うと公式設定です。
七つ以上持っても問題ないんですよね。
アニポケではサトシが七匹目(クラブ)を捕まえた瞬間謎の技術でオーキド博士のもとへ即テレポートしてましたが……
卵
まあこの施設と言ったら卵ですよね。
何個の卵とマラソンをしたことやら……
一応厳選をしたことない人でも伝わるように軽く説明はいれています。
この小説は別にガチ勢に対してのみ向けた作品というわけでもないですからね。
実機ではこんなイベントないですけどこういう卵のお話ってアニメだとよく見ますよね。
ピカチュウが初めてボルテッカーを使ったお話もタマゴ関連のお話でした。
現在のアニポケもなかなか気になる話が来そうで楽しみですね。
……そういえばPokemon UNITEまだですかね?
すごく興味があるんですが……