「戻ってください、ギャロップ。よく頑張りました」
クリームの中で身体を横たえるギャロップにリターンレーザーを当て、ボールに戻しながら労いの言葉をなげかけるセイボリーさん。しかしその表情はとてもすぐれているとはいえず、今の状況の苦しさから、まるで苦虫を潰したかのような、苦しそうなそれを浮かべていた。
(セイボリーさんって、『対応する側』の戦いが苦手そうだもんね)
クララさんとのアーカイブを見直した時もそうだったけど、セイボリーさんは予め作戦やら何やらを決めた状態で動く戦い方を好んでいるイメージだ。クララさんとのバトルではトリックルームを使った戦法が、ボクとのバトルでは壁を貼ってからのみらいよち戦法がその代表例になるだろう。そしてその戦法はどれも強力で、ボクも何とかその策を乗り越えることは出来たものの、それ相応の犠牲は払っているし、もう一度打ち破れるかと言われたら怪しいところも多い。
けど、1度打ち破ってしまえば、そこからは一気にこちらに傾く。クララさんとのバトルの時も、そして今回のバトルも、1度策を破られたセイボリーさんの勢いは一気に落ちてしまっている。これが作戦の代償と言われたらそうなんだけど、それでも策が無くなったあとのアドリブが得意では無いというのは確かなはずだ。実際、セイボリーさんとクララさんのバトルでも、全体的にバトルを見てみると支配率はクララさんの方が高かった印象だ。
得意では無いアドリブを強いられる展開。その上、今はクララさんを相手にしている時以上にボクに追い詰められているというさらに苦しい状況。セイボリーさんがあんな表情を浮かべるのは自然と言えば自然かもしれない。
(でも、油断はしない……!!)
かと言って、ここで勝ち誇るなんてことは絶対にしない。セイボリーさんだってボクを超えようと必死に抗っているし、実際に数々の困難を突破して強くなっている。じゃなきゃ、こんな大舞台にまで昇って来れない。それに、確かに試合の支配率では遅れをとっているものの、それでもクララさんには勝利している。これは紛れもない事実だ。
(こんなところでセイボリーさんは折れない!!)
ボクの中でセイボリーさんへの警戒度を上げながら、もう一度表情に視線を向ける。
そこには、さっきまで苦しそうな顔を浮かべていたはずなのに、今は目に闘志を宿し、こちらに対して気迫を放つセイボリーさんがいた。
(来る……っ!!)
「行きますよ、フーディン!!」
セイボリーさんの5人目はフーディン。クララさんとのバトルではトリックルームとテレポートを使って、ポケモンのスピード感覚を狂わせてくる戦い方をしていたポケモンだ。
はたして、今回はどのような手を使ってくるのか。
「フーディン!!あなたならマホイップに勝てるはずです!!『サイコキネシス』!!」
「フゥッ!!」
「マホイップ!!防御!!」
「マホッ!!」
場に飛び出すと同時に自信満々に技の指示を出すセイボリーさん。
指示した技はサイコキネシス。特攻が高く、そして自身と同じタイプであるこの技は、おそらく今フーディンが放つことの出来る最高火力の技。いくらマホイップが特殊に対して態勢がそこそこあると言っても、さすがにそれ以上に特殊が強いフーディン相手では分が悪い。せめて1回でもめいそうをすることが出来れば話は変わってくるのだけど、残念ながらそんな隙は無いので、今回はクリームを前に展開して技を防ぐ方向でいく。
「マ~ホ!」
ボクの指示を聞いて素早く展開されたクリームの壁は、フーディンから飛んでくるピンクの波動を優しく受け止める。その様を見て、しっかりと防御できたことを確信したマホイップは嬉しそうな声をあげる。
「捕まえましたよ!!フーディン!!」
「フゥ!」
「マホッ!?」
しかし、そんなマホイップの表情が一瞬で驚愕に変わる。その原因は勿論フーディンのサイコキネシスなんだけど、問題はそのサイコキネシスの使い方だった。
「成程……最初からそれが狙いだったんだ……」
ボクとマホイップの目の前に広がるのは、宙に浮かぶクリームの塊。そう、セイボリーさんのさっきのサイコキネシスは、マホイップを攻撃するためではなく、クリームを空中に取っ払うためのサイコキネシスだった。サイコキネシスによって空中に持ち上げられたクリームは、綺麗な球を保っており、クリームによってできた巨大なシャボン玉が複数宙に浮かび上がるという幻想的な空間を作り出していた。
「マホイップ」
「マホ……マホ~……」
その様を見たボクは、一瞬見とれそうになるのを必死にこらえて、とりあえずマホイップに声をかけてみる。しかし、帰ってきたのは悲しそうな顔からの首振り。どうやらサイコキネシスにつかまっているクリームの支配権はフーディンにあるらしい。より正確に言うなら、マホイップのクリームを外側からサイコエネルギーで覆われているせいで、マホイップからの指示が阻害されていると言った方が正しいか。
「でも、それはあくまでも操られているものに限るって話だよね。今あるのがダメなら新しいのを出すだけ!!マホイップ!!」
「マホッ!!」
けどこちらの手が全部封鎖されたわけじゃない。ボクの言葉を着て表情をキリっとしたものに変えたマホイップは、またクリームを指先から生み出していく。しかも今度は地面に伸ばすようにではなく、フーディンに向けて発射するイメージだ。見ようによっては、クリームによるビームにも見えるだろうか。
「『テレポート』です!!」
迫っていく水色の線は、しかしフーディンがぶつかる直前でフーディンの姿が掻き消えることで不発となり、そのままフーディンが浮かせたクリームの塊の1つに当たる。
「『サイコキネシス』です!!」
「フッ!!」
「マホッ!?」
「マホイップ!!」
そのクリームの飛び先を追いかけているうちに、マホイップの真後ろに瞬間移動していたフーディンがサイコキネシスを発射。地面にあったはずのクリームを取り上げられているせいで機動力を失っているマホイップにこれを避けるすべはない。直撃を受けてしまったマホイップはそのまま飛ばされ、浮かんでいるクリーム球の1つの真下まで転がっていく。
「『めいそう』していなければフーディンで押し切れます!!クリームもない今のうちに追撃を!!」
「フッ!!」
防御手段が乏しい今のうちにマホイップを仕留めるべく、追撃を図るフーディン。倒れているマホイップに向かって再びサイコキネシスを放ち、こちらを完全に倒しに来る構えを取る。
防御手段も乏しく、めいそうによる成長もしてないから受けて耐えることも難しい絶望的な状況。けど、これを予期していなかったわけじゃないボクは、マホイップにすぐさま指示を出す。
「マホイップ!!逃げて!!」
「逃がしません!!そもそも逃げる手段はすべて封じてます!!このまま素直に━━」
「クリームを手繰り寄せて!!」
「……へ?」
「フゥ?」
此方に逃げる手段がないと思っていたセイボリーさんとフーディンが、ボクの言葉に素っ頓狂な声をあげながら固まってしまう。それによりほんの少しだけ産まれたラグ。そこをついて、マホイップは自身の真上に、フーディンによって浮かばされていたクリームの球に引っ張られるように飛んでいく。
「なっ!?」
「フゥッ!?」
いきなりアクロバティックな動きを始めたマホイップに驚く2人。けど、その驚愕も、マホイップの指先から伸びるクリームを見て納得する。
「先ほどフーディンを狙って放ったクリームを、そのまま宙に浮いたクリームにワイヤーの様にくっつけて、それを引っ張ることで空中に……いえ、やっぱり意味が分かりませんが!?あの柔らかいクリームでそんなことできますっけ!?」
「そんなこと言ったら、クリームの触手で足を掴まれただけで、あのギャロップが足を止めるわけないじゃないですか」
「それはそうですが……いえ、それで納得してももよろしいので!?」
と思ったらやっぱり納得していなかったセイボリーさんが軽い錯乱状態に入る。その突っ込み具合が、いつものボクたちのやり取りの真逆の対応になっていて少し面白かった。しかし、忘れていけないのは今が真剣バトルの最中だという事。錯乱するのは結構だけど、こういう時に冷静を失っているようではまだまだと言わざるを得ない。
「マホイップ!!今のうちに!!」
「マホッ!!」
フーディンとセイボリーさんの動きが固まっている間にマホイップはクリームを展開していく。しかし今回は展開の形をいつもと変えており、地面に海のように広げるのではなく、宙に浮いているクリームの塊を利用し、クリームの橋がいたるところにかかるようにした。クリームの塊同士は勿論のこと、クリームと地面や、クリームと壁までも繋げるように沢山張り巡らせていく。
「これは……」
「フゥ……」
クリームによるジャングル。言葉にするならそうだろうか。張り巡らされたクリームの線は、その数をどんどんと増やしていき、その中心にいるマホイップの姿が少しずつ視認しずらくなっていく。
「これでは『テレポート』の位置調整も難しいですね……」
「フゥ……ッ」
テレポートは確かに便利な移動手段だ。しかし、強力で便利故、それなりの制約というものがある。それは、『移動先に物があった場合は、その移動がキャンセルされる』というものだ。これはポケモンたちによる一種の生存本能みたいなものらしく、テレポート先に物があった場合、無意識のうちにそれを止めてしまうらしい。理由としては割とシンプルで、テレポートした先が壁の中や地面の中だと、最悪そのまま窒息してしまうから。だからこそポケモン側が無意識のうちにセーフティをかけているらしい。最も、これはいくつかある諸説のうちにひとつらしいから、これが正しいと断定できるわけではないんだけどね。
ちょっと専門的な話は置いておくとして、今回大事なのは『このセーフティがかかる条件がどれほどのものなのか』という点だ。さっき言った通り、テレポートは自身がテレポートする先に物があったら行うことが出来ない。これは間違いない。それを踏まえたうえで、ここからが本題だ。
じゃあ、テレポートした先を、『フーディンが持つスプーンだけが壁に埋まるような立ち位置に設定したら』どうなるか。
フーディン本体は壁の中……つまり、物体に触れてはいない。しかし、フーディンが持っているものは移動先に物体があることになる。という特殊パターンだ。……まぁ、特殊と言っておきながら、こういうパターンの方がよく起こりそうな気はするけどね。むしろ全身壁の中に埋まるようなテレポートをすることの方がまずない気がするが……。
また脱線しそうなので話しを戻す。と、同時にさっきの疑問に対する結論も一緒に出してしまおう。
答えは、『テレポートはキャンセルされる』だ。
術者であるフーディンがたとえ物体に触れていなくとも、持っているものが触れたらアウト。もっと言うなら、テレポートする、もしくはされる予定のもののどこか一部分が触れていたらアウトだ。それがたとえ自分が飛んだとしても、他の誰かを飛ばしたとしても、一部分でもかかっているのならテレポートはキャンセルされる。だから、テレポートの効果を十全に発揮したいのならそれなりにスペースのある場所で闘う必要がある。
それは逆に言えば、狭く、入り組んだところで闘えば、テレポートを防ぐことが出来る。ということの裏返しでもある。
(このクリームの橋は、そんな『テレポート』を防ぐための守護結界……)
そして今フィールドには至る所にクリームの線が張り巡らされており、この線全てを避けてテレポートするのはとても現実的じゃない。
つまり、もうテレポートはできない。
「マホイップの機動力を奪われたのなら、フーディンの機動力を奪っちゃえばいい……!!」
「マホッ!!」
「くっ……!!」
「フゥ……!!」
いつの間にかフーディンの周りまでも覆っていくクリームの線。そのことに怯んだフーディンが、少し後ろに下がった際に、下げた右足がクリームの線を1つ切断してしまう。
「『マジカルリーフ』!!」
「マホッ!!」
「フッ!?」
「なぁっ!?」
クリームが切断されると同時にクリームから飛び出してきたのは虹色の葉っぱ。その正体は、マホイップがクリームの線を伸ばしたときに一緒に仕込んでいたマジカルリーフだった。
「そのクリームの線1つ1つが、『テレポート』を防ぐ防御結界でありながら、フーディンの動きをからめとる罠結界でもあります。動くときは気を付けてくださいね?」
「マホッ!!」
「そんなこと言われましても……」
「フッ!?」
クリームの断面から飛んできたマジカルリーフを受けて、そのダメージからまた一歩足を下げたところで次のクリームの線を切断してしまい、そこからさらにマジカルリーフが飛んでくる。これを今度は避けようと上に飛ぶと、上に張られたクリームの線に接触して切断。上からも降りそそぐことになってしまう。
「ええい、『サイコキネシス』です!!」
「フッ!!」
どうアクションしても、身体のどこかしらがクリームの線に触れて、マジカルリーフが飛んでくることにしびれを切らしたセイボリーさんが、自身を守るように周りにサイコエネルギーを展開さ、飛んでくるマジカルリーフをしっかりと受け止めて、葉っぱを自身の足元へ落としていく。
これでようやくフーディンを追い詰めていた一連の攻撃が一旦停止し、落ち着いて周りを見られるようになる。
「……なんと」
「フゥ……」
そこでセイボリーさんの目に入ったのは、マホイップを中心に半径数十メートルに及ぶクリーム結界が敷かれた空間。この結界の中では、フーディンがどのように動くかが、手に取るようにマホイップに伝わることとなる。この状況でまた何かしらのアクションを起こそうとすれば、また先ほどと同じようにマジカルリーフの雨がフーディンを襲うことになるだろう。
じゃあ何もしなければいいのかと言われると、そういうわけでもない。こちらはクリームの間を縫って攻撃できるマジカルリーフが存在するから、相手が動かないという選択肢を取るのなら、今度はこちらから攻撃をしかけ、相手を無理やり動かすという戦い方に移ることだってできる。
「くっ……どうすれば……」
「フゥ……ッ!!」
勿論、いまボクが述べた戦法についてはセイボリーさんだって理解している。だからこそ、今もどうすればいいのか迷って混乱しているし、フーディンへの指示も出せない状態で固まってしまっている。
「マホイップ!!押し切るよ!!」
「マホッ!」
「『サイコキネシス』です!!」
そんなセイボリーさんの隙を当然逃す選択肢はない。マホイップから虹色の葉っぱが放たれて、それらが張り巡らされたクリームの間をすり抜けてフーディンに向かって飛んでいく。威力に関しては少し心もとない所があるから、サイコキネシスをされてしまえばさっきみたいに防がれる可能性はあるけど、サイコキネシスとマジカルリーフでは、技を打つ時に使うスタミナが違う。サイコキネシスよりも、マジカルリーフの方が打つのに全然体力を使わない。だからこの打ち合いをずっと続けた場合、先にガス欠を起こすのはフーディンの方だ。耐久戦はこちらも望むところである。
そこからはしばらく場が動かず、フーディンに向かって葉の刃が突き刺さり続ける。サイコキネシスの壁にその葉がどんどんくっつくことによって、フーディンの姿が葉っぱに隠されていくけど、未だにサイコキネシスの壁があることから、あの中にフーディンがいることに変わりはないだろう。ボクはこのまま攻撃を続ければいいだけだ。けど……
「……嫌な予感。なんか、クララさんとのバトルの最後を思い出す……」
ぶきみなじゅもんの周りに毒を纏わせて、そこから巻き返したセイボリーさんのラストアタック。あれを見てしまうと、どうしてもこの状況でも安心できない。
(セイボリーさんは、まだ何かする気だ……)
有利状況でも消して目を離さず、何が起きてもすぐ対応できるように注視するボク。そんな時に、ついに場に動きがあった。
「ッ!?マホイップ!!攻撃ストップ!!」
「マホ!」
ボクの言葉を聞いて攻撃をやめるマホイップ。すると、サイコキネシスにくっついていた葉っぱたちが、勢いを無くして重力に沿って落ちていく。それはサイコキネシスにくっついていたものも同じで、刺さっていた物がひらひらと舞って地面に落ちる。が、問題なのはここから。
サイコキネシスのバリアが消え、葉っぱが落ちることで本来目に入ってくるはずのフーディンがそこにはいなかった。
「やっぱり……!!『テレポート』で脱出してる!!いったいどこに……」
「マホッ!?」
「マホイップ!?」
瞬間移動で消えたフーディンを探すために、視線をいろんな方向へ向けている時に聞こえたマホイップの声。そちらに無意識のうちに視線を向けていくと、そこには、サイコキネシスの浮力がなくなり、どんどん地面に落ちていくクリームの塊たちがあった。それに伴って、沢山広げて展開していたクリームの線も一緒に落下していく。
(フーディンが『サイコキネシス』の全部を切ったんだ。だから空中に浮いていたクリームが落ちて、それにくっついていたクリームの線も全部落とされたんだ)
クリームの結界を全部消すならサイコキネシスを切ればいい。とても単純な答えだから勿論ボクもその反撃は視野に入れていた。けど、この対策の問題は、自分の上からクリームが降ってきてしまう点にある。たとえ結界の線を全て消すことが出来ても、自分がクリームの中に埋もれてしまったらもっと逃げ場がなくなってしまい、意味がない。だから絶対にこの手は使わないと思っていたのだけど……
(まさかあれだけ『サイコキネシス』に力を入れながら『テレポート』をすることが出来るとは思わなかった……いや、『テレポート』用の力をためるために、わざと『サイコキネシス』で受け続けていたんだ……)
地面に落ちるマホイップとクリームの塊たちを見送りながら、先の展開の答え合わせをしていく。テレポートに込める時間で瞬間移動の距離が延びるのは、先日のオーベムの活躍でわかっていたから、この答えで間違いなはずだ。
(クリームは大丈夫。いくらマホイップの上に積み重なっても、マホイップ自身もクリームだからダメージはない。けど問題は……)
どこを見渡しても、肝心のフーディンがいない。もしかしたら、このサイコキネシスの解除は、相当遠くに瞬間移動したから起きてしまったものであって、自分の意志で切ったものではない可能性がある。それなら今も姿が見えないのは納得だ。
(でもじゃあ……どうしてそんなことを……)
「マホッ!!」
そちらに思考を回しているうちに、クリームの海からひとまず顔を出したマホイップが、頭だけを表に出して、周囲の状況を確認しようと辺りを見渡し……
「フーディン!!見えましたか!!ここです!!」
「ッ!?」
マホイップの姿を見たセイボリーさんが天に向かって声を張り上げる。と同時に、マホイップの前にフーディンが瞬間移動で現れた。
「マホイップ!!クリーム━━」
「『サイコキネシス』!!」
すぐさまクリームに潜るか、クリームで壁を作ろうとするけど、ここまで接近されてしまうと防御は間に合わない。
「マホッ!?」
サイコキネシスを直撃させられたマホイップは、そのまま壁の方まで吹き飛ばされて叩きつけられる。
「マホイップ!!」
「マホ~……」
突如目の前に現れたという奇襲性と、フーディンという高火力特殊アタッカーの攻撃を至近距離から受けてしまったという結果から、マホイップは壁に背中を預けながら目を回していた。
「マホイップ、戦闘不能!!」
「ありがとう、マホイップ」
倒れたマホイップに声をかけながら戻すボク。モスノウ同様、大暴れしてフーディンをかなり削っているので十分な活躍だ。安心して次に任せて欲しい。
「はぁ……はぁ……後2人……並んでいるはずなのに、遠いですね……」
「フゥ……」
一方で、明らかに疲れの色が見え始めたセイボリーさんとフーディン。
リードは未だこちらにある。
「譲らない……このまま行くよ、インテレオン!!」
「レオッ!!」
そのリードを死守するために、ボクの5人目が出陣する。
クリーム結界
半径20メートルくらいはありそうですね
フーディン
苦戦はしましたが突破。初代の意地ですかね。
アニポケの新しいOPがとても綺麗で好きです。見ててちょっと鳥肌が立ちました。ああいう感じもいいですね。