259話
いきなりフルスクリーンに現れたポプラさんを前にして、呆気に取られてしまっているボク。もしこのままポプラさんとのバトルに突入したら、間違いなく流れを取られて負ける自信がある。それくらいには、今この会場の空気はポプラさんに支配されていた。
『やれやれ、なんだいそろいもそろって、クスネにつままれたような顔をして……』
「いや、それはポプラさんがいきなりこんなことをしているからだと思うんですけど……」
いつもならバトル中にしかスイッチが入らない首元のマイクが、今回だけは既にONになっていたためかボクの声が大きく響き、同時にボクの言葉に、ここに観客として来ているほとんどの人が同意をするかのように首を縦に振っている。やっぱり、ポプラさんの行動はガラル地方にいる人にとってもなかなかつかみづらい様だ。
「それよりも……もう少しで試合が始まってしまうんですけど……ポプラさん、今どこにいるんですか?」
『なんだい、そんなこともわからないのかい』
その掴みづらい行動の芯を確かめるために、今この場にいる人のほとんどが抱えている疑問を代表して投げかけてみると、返ってきたのはこれまた辛辣な言葉。たとえ誰にどんなことを思われたとしても、そんなこと知るもんかと我を貫く態度を一切変えないポプラさんは、画面越しでもわかるくらいに、めんどくさそうな表情を浮かべながら言葉を続ける。
『あたしがいる場所なんてアラベスクタウン以外にないだろう?わざわざ分かり切っていることなんて聞くんじゃないよ』
「いやでも、チャンピオンリーグは……」
『チャンピオンリーグ?あれはジムリーダーが参加するものだろう。
「いやジムリーダー……え?」
そんなポプラさんから発せられたのは、思いもよらない言葉であり、ボクとこの場にいる観客たちのほぼすべてが、ポプラさんがモニターに現れた時以上にあっけにとられた表情を浮かべてしまう。
ジムリーダーからの卒業。それは、ちょっと失礼な言い方になるかもだけど、ポプラさん程の年齢の方であるのなら全然納得できる行動ではある。しかし、問題はチャンピオンリーグが開催されるこの瞬間にやめていると発表されることだ。いくらなんでも急すぎるし、なんならトーナメント表の抽選の時はポプラさんは参加していたので、その時はジムリーダーはやめていなかったはずだ。なのに今ここで言うということは、ポプラさんがジムリーダーをやめたのはここ4日以内という事。
正直、ポプラさんの言葉をすぐには信用することが出来ないし、例え本当だったとしても、よくそんな無茶苦茶な理論をリーグ側が許したなぁと思ってしまう。
(……いや、ポプラさんなら無理やり貫いてきそう……)
が、マスタードさんと激戦を繰り広げたと言われているポプラさんなら、それだけの無茶を通せる権利があってもおかしくはなさそうだ。
しかし、そうなって来ると今度は今日の対戦相手のことが気になって来る。あれだけ大々的に抽選会を行い、そして今日の試合のために競争率の高いチケットを販売しているのに、まさか肝心の選手の片方が当日になっていなくなったために、急遽試合をなくしました。なんて、そんなバカげた話はさすがにないはずだ。そんなことをしようものなら、いたるところから苦情の嵐がやって来る。そんな簡単な結末は誰だって想像できるし、そんな未来を簡単に許すほど、リーグ側も考え無しなんてことはないはずだ。
となれば、考えられる可能性は1つ。
「……今日、ポプラさんの代わりにここに来る人は……ポプラさんの跡を引き継いで、新しくフェアリータイプにジムリーダーになった人は誰ですか?」
『ほう……考えればできるじゃないか。だったら初めからそうやって頭を回しな。あんたならそれくらいできるだろう?』
(この人はボクを高評価しているのか、はたまた低評価しているのか、どっちなんだろう……って、今はそこはどうでもいいか。それよりも……)
相変わらずよく読めないポプラさんの考えを一旦他所においておき、ボクはポプラさんに変わってここに来るトレーナーについて思考を伸ばす。
「ポプラさんの代わりのジムリーダー……もしかしなくても……」
『さぁ、さっさと入ってきな!!』
ポプラさんの声を聞きながら、ボクの視線はバトルコートの入口へと伸びていく。
ポプラさんの登場で空気を持っていかれていたため気づくのに遅れてしまったけど、ボクが入ってきた方とは逆の入口には、確かに人影が見えていた。その人影は、今この場にいる全員からの視線を受け止めながら、それでも堂々と前を向いて歩いてくる。
それはまるで、はなからボク以外眼中に無いとでも言わんばかりに。
徐々に輪郭をはっきりさせ、招待を表したポプラさんの代わりにジムリーダーになったトレーナー。その
「「……」」
目を合わせて、じっと見つめるボクと新しいジムリーダー。その様子を前に、観客たちはあれだけどよめきで動いていた口をピタリと止めて、こちらを見守っていた。
少し重く、緊張で強ばった空気。先に口を動かしたのは、ボクだ。
「久しぶりだね……ビート」
「ええ、久しぶりですね」
新しいフェアリータイプジムリーダー、ビートに対して、ボクは懐かしさを感じながら言葉をかける。久しぶりに見る彼は、やはり目には色は灯っておらず、浮かべる表情は自信満々で慇懃無礼。しかし、それは相手を見下しているからのものではなく、自身の能力をはっきりと理解しているからこその態度。故に、不快感は感じず、むしろ引き込まれる空気をまとっているようにも見えた。
服装ももちろんフェアリータイプのユニフォーム。水色とピンクのパステルカラーのユニフォームに身を包んだ彼は、ボクに一言挨拶をした後に、話したいことを伝えようと口を開きかけ、しかし、まだやることがあるのを自覚しているために、その視線をボクから観客席へと変え、訴えかけるように声をあげる。
「皆様、ぼくのことを憶えていらっしゃいますでしょうか。……ジムチャレンジで無念のリタイアとなってしまったビートです」
マイクによって拡声されたビートの声が響きわたると同時に、にわかに観客席が騒がしくなる。ビートの名前は、ジムチャレンジに少しでも興味を持っている人なら、誰だって聞き覚えのある名前のはずだ。
リーグ委員長であるローズさんから推薦状を出してもらった人で、ジムチャレンジを4つ目のジムまで順調に進み、そしてそこで消えていった選手。
表向きには、ラテラルタウンの壁画を壊した罰として、ジムチャレンジの資格を剥奪されていることになっているが、その実はセイボリーさんと因縁のある人によって洗脳された故の出来事という、ビート側には一切の非がない事件だった。
ボクやセイボリーさんのように事情を知っている人は、ビートのことで誤解は全くしていないのだけど、世間はそうはいかない。
『ビート選手?ビート選手って確か……』
『ああ、ラテラルタウンで暴れてたっていう……』
『捕まったって聞いてたけど、どうしてこんなところに?それにあのユニフォームって、フェアリータイプジムの物じゃない?』
『何でそんな危ないやつが今ここにその服を着ているんだよ』
「……」
周りから聞こえてくる声は疑問と疑惑。しかも、その声にはマイナスの感情が多分に含まれている。もし許されるのならば、今ここでビートがどんな目に合い、どれだけ頑張ってきたのかをはっきりと伝えたい。
(でも、きっとビートはそれを望んじゃいない)
ビートは、自分の力でこの状況をひっくり返そうとしている。だから、ボクはじっと事の顛末を見守る。
「ぼくは、フリア選手とは浅からぬ因縁があります。その因縁に、1つの決着をつけるために、ルールー違反は承知のうえでこの場に立たせていただきました。……ぼくについて思うところがある人も多いでしょう。この場に立つことすら、許したくない人もいるでしょう。……ですが、それでも通したい意地がぼくにもあります。そのために、ばあさ……ポプラさんの下で沢山の修行を積んできました」
訴えかけるように言葉を紡ぎながら、観客に向けていた視線をゆっくりとボクの方に向ける。
「ビート……」
ボクとビートの視線が、またぶつかる。
「無茶苦茶なのはぼく自身が一番わかっている。けど、ここで引くわけにも、言わないわけにもいかない。……あなたと、約束しましたからね」
「……ふふ、そうだったね。……覚えててくれたんだ?」
「当たり前です」
ラテラルタウンで、そしてアラベスクスタジアムのジムチャレンジでもしたビートとの約束。
スタジアムでぶつかり合うために、ボクが先に行って待っているという話。
(……って、今じゃもうフェアリージムのジムリーダーって、ボクを越えているじゃん……全く、本当にみんな成長が速い……)
ユウリしかり、ビートしかり、成長性が高い人が多すぎる。ちょっと気を抜いたら一瞬で追い抜かれてしまう。
(やっぱり……『待つ』なんて消極的な考えはダメなんだね)
ユウリとのバトルの時に着いた心の火が、また燃え上がる。
「さぁ、あなたとバトルするための最高の舞台は整えました。ばあさんの跡を継ぐという目標も、今日あなたとのバトルで、ぼくへの不満を持っている人を黙らせることで達成する。あとは……」
ゆっくりと、スーパーボールを左手で構えるビート。
「あなたに勝って、ぼくが天才であることを証明する」
ハイライトの灯っていない目で、ボクをじっと見つめる。
「……負けない。ボクだって、負けられない理由がある。まだ挑みたい場所がある。だから……勝つのはボクだ!!」
「……ふっ」
ボクの言葉を聞いて、少しだけ笑みをこぼしたビートは、再び観客へ声をあげる。
「あの事件の頃のぼくと違うことを、今日フリア選手とのバトルで証明して見せます!!ですから……今だけは、ぼくがここで無茶をすることの許可をお願いします!!」
「その心意気、確かに受け取った!!」
「「!!」」
再び響くビートの声。しかし、今回はこの声に同じ音量で返答をする声があった。
それは観客席の一角の特別席。このガラル地方のチャンピオンが、このバトルを観戦するために設けられた特等席がある場所。ボクとビートがいる場所からは、さすがに遠すぎるせいかダンデさんの姿はかなり小さい。しかし、それでも楽しそうな表情が分かるくらいには、立ち上がってマイクを構える姿は一種の迫力があった。
「ガラル地方のチャンピオンとして、キミのジムリーダー就任と、この場でのバトルを認める!!さぁ、熱い試合を見せてくれ!!」
ダンデさんによる最高のマイクパフォーマンス。これにより、不満感をにじませていた観客の声はピタリと止み、かと思えば一転して歓声が沸き始める。
『チャンピオンが許可するのなら、俺たちがいうことは何もねぇ!!』
『ビート選手!!それだけ大口叩いたなら面白いバトルを見せてくれよ!!』
『つまんなかったら承知しないわよ!!』
『生まれ変わったってところを見せて見ろ!!』
嫌な空気が一気に霧散し、むしろビートを応援する声が増えていく。このことに、少なくない衝撃を受けたビートの表情が一瞬だけ驚愕に歪み、しかしちょっとだけ嬉しそうな笑みを浮かべた後に、いつもの慇懃無礼な笑みを浮かべてボクを見る。
「さぁ……舞台は整いましたよ……フリア」
「うん……!!」
歓声を受け、いよいよバトルの準備を始めるボクとビート。視線を合わせ、同時に頷くとともに、背中を向けてそれぞれの立ち位置へ移動を始める。
(ビートとのバトル……久しぶりだなぁ……)
始めて戦ったのは深夜のラテラルタウン。そして2回目に戦ったのはアラベスクジムのジムミッション。しかし、1回目は近所迷惑になってしまったゆえの強制終了をしてしまい、2回目に関してはビートの特訓期間ということもあり、まだ慣れていないポケモンでの戦闘ということもあって、彼の全力ではなかった。
そういう意味では、こうやって何の気兼ねもなく全力をぶつけ合うことの出来るバトルは、これが始めてだ。
(どんな戦い方をしてくるのかな……)
ワクワクとドキドキを胸に、一歩。また一歩と、立ち位置へと向かっていく。
「すぅ……ふぅ……」
深呼吸をしながら歩き、程なくして立ち位置に着いたボクは、後ろを振り返って既に場所についていたビートに向かって視線を合わせる。すると、さっきまでボクがしていたのと同じように、目を閉じ、呼吸を整えるビートの姿があった。
「ぼくのハートは、砕けてなんかいない……」
目を閉じながら小さく、しかし力強くそう言葉を零すビートは、意を決して閉じていた目を見開く。
その瞳には、アラベスクスタジアムのジムミッションの時にも見せた、眩しいくらいに輝くハイライトと闘志を宿していた。
その意志に応えるべく、ボクもボールを握り締めて吠える。
「無理を通してやっと到達できたこの場所で、ぼくはあなたを倒す!!」
「ずっと焦がれていた君とのバトルを制して、ボクは前に進んで行く!!」
ジムリーダーの ビートが
勝負を しかけてきた!
「行くよ!!
「行きますよ!!
「ノワアアァァァッ!!」
「リオオオォォォッ!!」
ついに始まったビートとの因縁のバトル。その開幕を飾るのはヨノワールとブリムオンというお互いの切り札同士のバトルから始まる。
ビートの切り札に関しては、観客視点だと情報がまるでないのでわからなかったかもしれないけど、ボクが初手でヨノワールを出したのが信じられない観客たちから、少しだけ動揺したかのような声が浮かび上がる。しかし、そんな周りの空気なんてお構いなしに、ボクとビートのバトルが始まっていく。
「ブリムオン!!『サイコキネシス』です!!」
「受け止めて!!」
ブリムオンから放たれる強力な念動力。それを腕をクロスさせて受け止めたヨノワールが、腕を広げると同時に念動力を霧散させていく。
「『じしん』!!」
「ルォッ!?」
お返しとばかりに地面を殴り抜けるヨノワール。これによって大地が大きく振動し、攻撃が直撃したブリムオンが声を漏らしながら後ろに下がっていく。しかし、見た目以上にダメージを負っているわけではないのか、特に気にすることなくブリムオンはこちらを見て来る。
「ヨノワール、『いわなだれ』!!」
余裕で耐えているブリムオンを前に、続いて此方がとる行動はいわなだれ。ヨノワールが地面に手を当てると、ヨノワ―ウの周りに岩の刃が現れ、それらが一斉にブリムオンに向かって発射される。
「『ムーンフォース』!!」
対するブリムオンは、この岩の刃の雨に対して、自身を中心に月の光を模した輝きを周囲に放ち、そのすべてを打ち落として、岩を周りに散らしていく。が、眩しすぎる光によって、ブリムオンの視界が少し阻害されたので、この隙をついてヨノワールが影に潜り、ブリムオンに接近。
「……『かわらわり』!!」
ブリムオンの懐まで潜り込んだヨノワールが、右腕を光らせながらブリムオンを殴り抜ける。これによって衝撃を受けたブリムオンが、また後ろに弾かれることになるけど、今度はさっき以上にダメージを抑えながら後ろに下がり、同時にヨノワールに反撃するべくムーンフォースを発射。しかしその時には再び影に潜ったヨノワールが既にボクの近くに帰ってきており、技は不発におわる。
「岩に向かって『サイコキネシス』!!」
攻撃を外したブリムオンは、今度はサイコキネシスの準備。周りに落ちている岩を放置するとヨノワールの有利になると考え、これを除去しながらヨノワールを攻撃する算段だ。
「『かわらわり』!!そのままおかえし!!」
これをかわらわりで次々砕いていくヨノワールは、バラバラになった小さな粒手を大きな手でキャッチし、それを思いっきりブリムオンに向かって投げ飛ばす。
「『ぶんまわす』で防いでください!!」
この粒手を、ブリムオンは頭から伸びている触手を黒いオーラでまとい、それをムチのように振り回すことで全ての攻撃を除去。投げた粒手の一切を吹き飛ばしていく。
「ヨノワール、『じしん』」
が、そんな防戦一方なブリムオンに対して、今一度拳に力を込めたヨノワールが、それを地面に叩きつけることによって再び大地が怒り、破壊の波がブリムオンを襲っていく。
せめて少しでもダメージを減らすためと受け身の構えを摂るものの、被ダメージそのものはかなり抑えられたけど、威力が高すぎてブリムオンは空中に打ち上げられる。
「ヨノワール!とどめの『かわらわり』!!」
この隙に、影に潜ってブリムオンの真下まで来たヨノワールが、影から飛び出して一瞬のうちにブリムオンの真上まで移動。
「叩きつけろ!!」
そこから右腕を白く光らせたヨノワールは、かわらわりを上から下に振り下ろし、ブリムオンを地面に向かって叩きつける。
ブリムオンが地面に叩きつけられることにより砂煙が発生し、ブリムオンの姿が隠される。傍から見ればかなりのダメージが入ったように見えるけど……
「……ッ!!ヨノワール、ガード!!」
攻撃の気配を感じ、すぐさま防御姿勢をヨノワールに取らせる。すると、土煙が揺れ、中からサイコキネシスの波動が発射。それは寸分の狂いもなくヨノワールに直撃。両腕をクロスしてガードしているのに、その上から貫通してダメージを与えてくる。
「やっぱり立ってくるよね」
「当然です」
「ルオォン」
サイコキネシスによって晴れた土煙の中から姿を現したのは、やはりまだまだ余裕そうなブリムオン。先のかわらわりも、頭の触手で受け止めていたということだろう。お互いのダメージを確認しても、どちらもまだまだ平気と言ったところだ。
「『かわらわり』!」
「『ぶんまわす』!」
遠距離攻撃から一転。次はヨノワールが右腕を白く光らせながら接近し、真上から振り下ろし攻撃。これに対してブリムオンは漆黒の触手を右から左にないで迎撃。
激しい音をたてながらぶつかり合うふたつの攻撃は、しかし攻撃力の差からヨノワールが打ち勝ち、ブリムオンが態勢を少し崩した。
「『いわなだれ』!!」
「『ムーンフォース』!!」
バランスを崩しているブリムオンに追撃するべく、右手を前に向けたヨノワール。すると、それを合図にブリムオンの周りを囲むように岩の刃が生成され、その全てがブリムオンを全方位から包み込むように発射される。これに対してブリムオンは、自身の身体に月の光を貯め、輝きを周囲に発射。飛んでくる岩の全てを消し飛ばし、ついでにヨノワールにも少し攻撃。無茶をしないヨノワールは、これを後ろに下がって、ボクのそばに戻ることで回避した。
これでお互い初期位置へ。仕切り直しの形になる。
いきなり行われた淀みない攻防に、観客は思わず声を出すのを忘れる。傍から見たら、それだけ高レベルのバトルに見えたのだろう。
「「……ふ、あっはははは」」
しかし、ボクとビートに取っては、今のやり取りは少し違った意味を持つ。
「全く、随分と味なことをしますね」
「そういうビートだって、まさか付き合ってくれるなんて思わなかったよ」
ボクたちの首元には小型マイクが着いている。当然今のボクとビートの言葉もマイクは拾っており、観客たちは全員この会話を聞いている。しかし、この会話の理由を理解している人は誰もおらず、全員が首を傾げていた。
それでいい。今は、ビートとのバトルを楽しむことが出来るのなら、構わない。
「さぁ……行くよ!!ビート!!」
「ええ……フリア!!」
長く待ち望んでいた戦いが、本格的に開始した。
ポプラ
ピンクの心は次世代にしっかりと受け継がれました。ちなみに、ポプラさんが堂々とたっていたディスプレイは、ビートさんが入場したと同時に消えています。
ビート
ピンク落ちですが、実機に比べて引き継ぐ気満々なので引退のくだりはありません。ここでは既に心決まってますからね。
試合
いざ、いつかの決着をつけるべく。
フリアさんとビートさんの笑顔の理由がわかったあなたには、多分私は頭が上がりません。本当にありがとうございます。
そして明日のニンダイが楽しみな作者。個人的にはリズム天国が欲しいこの頃です。