バチバチと、グラグラと、技を1つも放っていないというのに、お互いのポケモンが放つ圧だけで地面と空気が揺れ、痺れるような空間が出来上がっているシュートシティはシュートスタジアム。
中心でにらみ合うは、メガシンカしたミュウツーX、ミュウツーYと、ピカチュウ、ピジョット、メガリザードンX、メガフシギバナ。
ピカチュウ以外はどのポケモンも、このガラル地方では見ることのないであろう姿をしてにらみ合う姿は、この場においてはかなり異質に映っていた。
そんな彼らのバトルは、特に何かの合図があるわけでもなく、唐突に始まった。
「「ヌ……オオォォォッ!!」」
最初に動き出したのはミュウツーたち。
全身に込め、もはや紫色に発光すらしている身体から力を解き放った両者によって、空中の至る所に紫色のリングが発生。数えるのも億劫になるほど現れた、まるでどこからかの入り口のように空いた穴からは、サイコエネルギーがどんどん溢れ出て、ピカチュウたちに向かって襲い掛かる。
ダイサイコの連打。普通なら考えられないダイマックス技の乱射は、戦っているのがガラル地方の人であれば、ありえないその光景に固まってしまったことだろうが、今ここで闘っているのは、数多の地方を旅しているとはいえ、基本的にはカントー地方を中心に活動している、ダイマックスに縁が少ない人間だ。故に、今回のようなイレギュラーを前にしても、特に動揺することもなく判断を下せる。
「フシギバナ!!『ハードプラント』!!」
動き出したのはフシギバナ。
先ほど放たれたダイサイコの雨によって、今まで展開していた根っこによる森が崩されてしまっていたため、それを再構築する兼、自身の足元から根っこを伸ばすことによって、それに乗って移動することで自身の動きをサポートするために触手を呼び出して自在に操作。いくつかのダイサイコに対しては壁になるように伸ばし、それで防ぎきれないものは、伸びていく触手に移動を任せることで、自身に向かって飛んできた技を回避。触手の位置を高くすることによって、まるで森の中に出来た根っこの玉座に座る、森の王のような姿になった。
フシギバナがそうやって攻撃を避けている間に、他のメンバーも行動を開始。ピジョットとリザードンは翼を大きく広げて飛翔し、天空を舞うことによって攻撃と攻撃の隙間を潜り抜けて回避。ピジョットは風を、リザードンは炎を纏いながら駆け回ることで、攻撃を避けながら、反撃の準備を整えていく。
そして最後のピカチュウは、フシギバナが呼び出した根っこを足場とし、その隙間を駆け抜けることによって、ダイサイコに対する盾のように利用しながらミュウツーたちへの距離を詰めていく。
ハードプラントを起点とした大進軍。
もはや、このバトルにおいて定番化しはじめた攻めに対して、ミュウツーたちはいい加減どうにかしなくてはと思ったらしく、2人揃ってサイコエネルギーをチャージし、それを1つに合体。合わせたそのエネルギーを、同時に腕を前に突き出すことで発射し、1つの巨大なサイコブレイクとして発射。その規模は、ダイマックスしているポケモンですら飲み込むほど巨大な球となって打ち出され、今しがたフシギバナが作り出した森を全て破壊しかねない勢いで繰り出された。
「フシギバナ!!」
「…………!!」
この技を見て、空を飛ぶピジョットとリザードンはともかく、地面を走っているピカチュウと、足元の根っこがないと宙に立てないフシギバナがまずいと察したグリーントレッドはすぐさま2人に指示。根っこを足場にしていた2人は、その場からすぐさまジャンプすることによって、少しでも球の攻撃範囲から逃れるように移動を開始する。ただ、ピカチュウはまだしも、体重の重いフシギバナがそれをしても移動できる距離なんてたかが知れている。だから、今度は地面からではなく、スタジアム端の壁面からハードプラントを伸ばし、その触手を自身の体に巻きつけ、持ち上げてもらうことによって範囲外に逃れていく。また、ピカチュウの近くにも同じように根っこを伸ばすことで、こちらはその根を駆け上がり、スタジアム天井にある鉄骨に乗ることで、ミュウツーの攻撃をやり過ごした。
一方で、機動力で攻撃を避けたピジョットとリザードンは、ピカチュウたちに比べて回避に使っている労力が少ないため、ダイサイコの雨を避けたと同時にすぐさま反撃開始。風と焔をそれぞれ纏っているピジョットとリザードンは、そのままミュウツーへ突撃を行い、つばめがえしとフレアドライブをもって襲い掛かる。
「ピジョッ!!」
「グアァッ!!」
「「ヌオオォォォッ!!」」
対するミュウツーは、Yの方は両腕にサイコブレイクを溜めてピジョットの方に、Xは額にしねんのずつきを構えてリザードンの方に狙いをつけ、それぞれ準備をした技を叩きつける。
ぶつかり合う技と技の衝撃はすさまじく、辺りに暴風をまき散らしていく一幕となるが、流石に一対一でミュウツーに勝てるほど甘いわけではなく、リザードンもピジョットも、ミュウツーの反撃によって後ろに弾き飛ばされてしまう。
「フシギバナ!!援護!!」
が、この展開をあらかじめ予想していたグリーンはフシギバナに指示を出して、地面から一本の大きな根っこを天に向かって真っすぐ伸びるように成長、大きな柱としてステージに出現させた。この生えた場所と言うのが、今リザードンとピジョットが吹き飛ばされている先の場所で、この柱に向かって先に到達したリザードンは、ここに吹き飛ばされた勢いを維持したまま右腕を引っかけることによって、木の根を中心に時計周りに高速回転。その速度を維持したまま、遅れて飛んできたピジョットをキャッチしてさらに回転。その勢いを利用して、ミュウツーの方にピジョットを投げ返したリザードンが、そのピジョットについて行くように自身も飛翔。ピジョットも、乱暴に見えるこの行動をあらかじめわかっていたため、すぐさま空中で態勢を整えてミュウツーめがけて突進。さっき攻撃した時よりもさらに速度を上げた状態で、つばめがえしとフレアドライブが襲っていく。
再び襲ってきた突進攻撃。これに対して、同じように反撃してやろうとまたサイコブレイクとしねんのずつきを構えるミュウツーたち。
確かに、いくら速度が上がって威力を上乗せできたとしても、それでミュウツーの攻撃力を上回ることはできない。このままぶつかったとしても、またさっきと同じように弾き飛ばされて終わりだ。
「ピカッ!!」
しかし、そんなことを理解していないレッドたちではない。再び力をため込んでいるミュウツーたちに対して、その動きを阻害するかのように、天から降りそそぐ電撃の雨。
その正体は勿論ピカチュウ。
攻撃を避けるために天井まで逃げていたピカチュウの攻撃が、ここに来てミュウツーたちを襲う。
落ちてきた10まんボルトの雨は、ミュウツーたちがボルテッカーのせいでまひしていたことも相まって、彼らの動きを数秒止めることに成功。しねんのずつきや、サイコブレイクのチャージも中途半端にとどまってしまったせいで、フレアドライブとつばめがえしを返せるだけの威力が確保できていない。
「「ヌ……オオォォォッ!!」」
それでも、直撃をする技に対して防御行動をしないわけにはいかない彼らは、技が未完成ながらも無理やり発動させ、フレアドライブとつばめがえしに対して反撃を行う。
さっきと比べて威力が上がったリザードンたちに対して、逆に威力を下げられたミュウツーとの攻撃のぶつかり合いはリザードンたちに軍配が上がり、ミュウツーたちが後ろに下げられる。
「フシギバナ!!」
「…………!!」
「バナッ!!」
「ピカッ!!」
攻撃を受けてよろめいたところに追撃を叩き込むべく、天井から落ちて来るピカチュウのボルテッカーと、地面から生えた数多の根っこによるハードプラントの乱舞がせまる。
何ならこの攻撃をもって倒してしまおうとさえ考えた一撃は、怯んで動きが鈍いミュウツーに一瞬で肉薄していき、あと数秒もしないうちにクリーンヒットする位置まで近づいた。
「「ヌオオォォォッ!!」」
「「っ!?」」
しかし、ここに来てミュウツーたちの意地が発揮される。
伸びてきた根っこに対して、メガシンカによって強化された筋力を生かして鷲掴みにしてきたXのミュウツーと、Xが根っこを掴んだところを見てすぐさま両手にサイコエネルギーを溜めたYが、根っこの根元に両手を添えて切断。これにより、Xのミュウツーが巨大な根っこを鞭として利用できるようになり、それを振り回して攻撃してきた。
「ピカッ!?」
「グアッ!?」
この攻撃の被害を受けたのがピカチュウ。
空から落ちてきているところに横から殴るように振るわれた鞭が直撃し、ピカチュウの動きが真下から真横に変更。勢いよく弾かれたピカチュウが、そのままリザードンの所まで吹き飛ばされる。
ピカチュウの身体が小さいおかげで、ぶつけられたリザードンは何とかキャッチを成功。ピカチュウも、殴られたと同時にボルテッカーを解除したため、リザードンに電気が入ってしまうということも何とか防ぐことに成功。が、ピカチュウをぶつけられたときの衝撃は重く、リザードンはそのままミュウツーたちから離れるように吹き飛んでいく。
そんなリザードンたちに向かって、持っていた鞭を投げ捨てながら走り出すミュウツーXと、この進撃を止めるべく飛び出したピジョット。
両腕にいわタイプのエネルギーを溜めながら走っているミュウツーの前に躍り出て、少しでもリザードンが立ち直るための時間を稼ごうと動いたが、そんなピジョットの動きを更に止めるように、Yのサイコブレイクが発射される。
あと一歩でも前に出ていれば技が直撃していた。そのことに冷や汗を流したピジョットは、リザードンたちの援護はあきらめてYの方に視線を戻し、つばめがえしの構え。飛んでくるサイコブレイクの下をくぐりながらYの下へ突き進んでいく。
一方、Xに肉薄されているリザードンは、このままではもろともやられると判断し、ピカチュウを上に向かって放り投げ、口元からだいもんじを発射する準備。
対するミュウツーは、ある程度近くに寄ったところで両こぶしを地面に叩きつけてストーンエッジを発動。地面から隆起していく岩の柱が、次々とリザードンに向かって迫っていった。
これに対してリザードンは、地面に向かってだいもんじを発射し、少しでも岩の進軍を遅らせることを選択。この狙い通り、ストーンエッジの動きが若干ゆっくりになった。
しかし、それでミュウツーの動きを止められたわけではなく、この間にさらに距離を詰めてきたミュウツーは、リザードンの目前まで接近。額に溜めたサイコエネルギーをぶつけるべく、しねんのずつきを振り下ろしてきた。
メガシンカ且つダイマックスしているポケモンからの全力攻撃。これを受け止めることを最初からあきらめたリザードンは、この技に逆らうことなく受け入れ、地面に向かって叩き落とされる。が、ただ飛ばされるわけではなく、この時に少しでもダメージを抑えるために、地面に残っている根っこの上に落ちるように調整して、これをクッションとすることで被ダメを抑えながら、すぐに行動できるように耐えた。
「グアァッ!!」
態勢をすぐに取り戻したリザードンは、そのまま自分がクッションとして使った根っこを引きちぎり、上空へ投擲。ずつきを振り下ろしたばかりのミュウツーの顔面目掛けて放り投げる。
いきなり真下から投げられたこの物体に対して、ミュウツーは頭をあげることで何とか回避。が、無理やりのけ反ったせいで態勢が少し不安定になり、次の行動が少し遅れる。
ここを見逃さないリザードンは、地面を強く蹴って飛び上がり、ミュウツーのお腹めがけてフレアドライブを行った。
下から立ち上る業火の突進。これに対して額に込めたサイコエネルギーで迎撃しようと、振り上げた頭を逆再生させるかのようにまた振り下ろしだす。
しねんのずつきVSフレアドライブ。
共にメガシンカしているもの同士の、もう何回目かになるぶつかり合い。けど、やはりその威力の差はどうしようもなく、このままぶつかればまたリザードンが地面に叩きつけられることとなるだろう。
このままいけば。
「ピッカッ!!」
その前提を覆すのが、空から降って来る一筋の電撃。
先ほど空に向かって投げられた木の根っこを足場とすることで、空中で方向転換を成功したピカチュウが、リザードンに夢中になっている隙に後頭部めがけてボルテッカーで突撃。最初からこれが狙いだったリザードンはこの状況に笑みを浮かべながら、ボルテッカーを受けたことによって身体が前のめりになったミュウツーのお腹にフレアドライブを行い、大きく後ろに吹き飛ばしていく。
「ヌ……ゥ……ッ!!」
ミュウツーXを追い返したところで、ボルテッカーをぶつけたことによって推進力を失い、空中に浮いていたピカチュウを回収したリザードンは、だいぶ体力を失って肩で息をし始めたミュウツーを見つめる。
優勢に闘いが進んでいるように見えるが、余裕があるかと言われたら意外とそうではなかったりする。と言うのも、先ほどからリザードンとピカチュウが行っているフレアドライブやボルテッカーは、自身の体力を削る技だ。いくら鍛えられたポケモンとはいえ、この反動ダメージを少なくする工夫は出来てもゼロにすることはできない。そこに、両者とも一撃ずつはクリーンヒットの攻撃をもらっているため、体力は結構削られている。リザードンはともかく、そもそもの体力が多くないピカチュウは、次の攻撃を耐えられるかどうかすら怪しいだろう。
ただそのうえでレッドは、自身の負けを一切考えていない。
「…………」
赤いキャップでほんのり隠された黒い瞳は、ただ真っすぐに、満身創痍のミュウツーへと注がれている。
そして、その後ろにいるメガミュウツーYもその視界に入ってきたところで、隣から声がかかって来る。
「お、そっちも結構攻め切っている感じだな。じゃあそろそろ終わらせるか?」
レッドと同じく、勝ちを確信した様子のグリーン。そんな彼の視線の先には、メガミュウツーYに対してつばめがえしとハードプラントを同時にぶつけ、メガミュウツーXと背中合わせになるように追い詰めていた。
グリーンに関しても、ピカチュウやリザードンのような自傷技を使ってはいないため、ピカチュウたちに比べて体力にはまだ余裕があるが、それでも小さなダメージはたくさん受けている。ピジョットの身体にはいくつかの傷が見えるし、フシギバナはハードプラントと言う大技を連発しているせいで大きな疲れが見えている。こちらも、順調ではあるが負担は大きくのしかかっていた。
が、それでもやはり、2人の辞書に敗北の二文字はない。
「「ヌオオォォォッ!!」」
「…………」
「ああ。次で決めようぜ!!」
最後の力を振りぼって力を溜めだしたミュウツーに対して、レッドとグリーンも最後の攻撃の準備をする。
具体的な動きとしては、レッドはピカチュウに対して技の指示。
レッドの指示に従って、空に向かってピカチュウが10まんボルトを放つと、空にあった雲が反応して雷が落下。それがピカチュウと、ピカチュウを乗せているリザードンに直撃し、2人を電撃が包み込んでいく。
強力な電撃を受ける2人は苦しそうな表情を浮かべるものの、この電撃を耐えきり、
「ピッカッ!!」
「グアァッ!!」
そして電撃を耐えきった2人は、雷を弾きながら、全身を金色に染めた姿へと変化させた。
電気を纏い、金色に染まったピカチュウとリザードン。
神々しさすら感じさせる2人は、しねんのずつきを構えるミュウツーXに向かって真っすぐ、黄金の焔と電気を携えた、1つ閃光となって突き進む。
「合わせるぞ!!ピジョット!!」
その動きを見て、翼を思いっきり羽ばたかせたピジョット。
再びぼうふうの檻に閉じ込める準備を整えるその姿を見て反応したのはメガミュウツーYで、ピジョットにチャージしたサイコブレイクを解き放った。
ピジョットに迫る巨大な紫の球。
メガシンカとしての力をふんだんに注ぎ込まれたその一撃は、ピジョットの風では当然跳ね返せない。
「フシギバナ!!『ハードプラント』!!」
そこでカバーに入るがフシギバナ。
地面から生やした根っこを網目状に組み、即席のネットとして作成。これでサイコブレイクの球を受け止めた後に、トランポリンのようにしならせることでサイコブレイクの球を反射。こちらを襲ってきた凶悪な一撃を、相手を討つ強力な一手へと変えた。
急に裏切ってきた巨大な球を前に、慌てて反応したのがミュウツーX。この球に対して額を打ち付けて相殺することで、何とか自分達へのダメージを抑えることに成功した。
しかし、この行動をしたことによって、相手はピジョットにぼうふうを自由に操る時間を与えることとなる。
結果、ミュウツーたちは再びぼうふうの檻の中にとじ込まられた。
「「ヌゥ……」」
周りを吹き荒れる風の監獄。しかし、あくまでもこれはただの風。ダイマックスし、メガシンカもしている彼らなら、簡単に追い払うことができるだろう。
が、この風の壁に変化が訪れる。
「ピカッ!!」
「グアッ!!」
電気と炎が混じった、黄金のオーラを纏ったリザードンとピカチュウが嵐の中に突撃することによって、竜巻そのものまでもが、炎雷混じる黄金の嵐となってミュウツーたちに襲い掛かる。
「「ヌウウゥゥ……ッ!?」」
只の風が一瞬にして黄金の嵐と化し、高威力となって襲い掛かる。不意に起きたその攻撃に、防御行動しかとることの出来ないミュウツーたち。
「…………」
その姿を見て、自分たちの攻撃が完全に決まったことを確信したレッドが、最後の指示を下した。
「ピカッ!!」
「グアァッ!!」
10まんボルトによって全身に電気を纏って金色になり、ボルテッカーとフレアドライブを混ぜて大きな一つの塊となった2人の高速突進。それが竜巻の中を駆け抜けて真上に上昇し、ミュウツーたちの真上へ位置取り。そこからさらに全身に電気と焔を携えた2人が同時に垂直落下。
勢い良く落ちた金色の2つの影は、ミュウツーたちの足元に着弾したと同時に、とてつもない衝撃と振動をもって、金色の大爆発を巻き起こした。
視界を一瞬で金色に染めるその攻撃は、黄金の嵐をも吹き飛ばし、熱と電気をまき散らしていく。
立っていることもままならない破壊の嵐。しかし、そんな爆心地を眺めている2人の青年は、いつも通りの表情を浮かべながら、平然と立っている。
「さっすが、いつ見てもすげぇ火力だな。ま、おれにはかなわないが」
「…………」
「お、やるか?あの時は不完全燃焼だったからな。今度こそ決着つけてやるよ!!」
「…………」
なんならいつもの会話すら繰り広げている2人。そんな彼らの前では、徐々に爆発も収まり、フィールドを視認できるようになっていた。
「「ヌ……ゥ……」」
そこには、ダイマックスとメガシンカが切れ、地面に倒れ伏した2人のミュウツーと……
「ピカッ!!」
「グアァッ!!」
「バァナ」
「ピジョッ!!」
メガシンカや黄金化を解除し、いつもの姿に戻って、元気な声をあげているレッドとグリーンのポケモンたちの姿があった。
伝説のポケモン、それもミュウツーと言うトップクラスに凶悪なポケモンと言われている彼らによる進撃。そんな悪夢のような出来事さえも、簡単に跳ねのけてしまった伝説のトレーナー。
結果は、誰の目から見ても明らかなものだった。
このバトルの様子を影ながら見ていたシュートスタジアムの従業員によって、2人の伝説がまた1つ歌わっていくのは、別のお話。
レッド&グリーンVSメガミュウツーX&メガミュウツーY
勝者、レッド&グリーン
黄金化
アニポケにて、サトシさんがピカチュウとオオスバメのコンビで行っていた戦法ですね。あの時も、雷を吸収して黄金化し、ジム戦を勝ち抜いていました。初めてあの姿を見た時に『かっこいいなぁ』と思った感情を今でもしっかり覚えています。