前話でお知らせしたとおりワクチンの副作用にてダウンしておりました。
熱はなかったんですけど頭痛がとにかく激しくて、とても書けそうになかったので少し休ませてもらいました。
今はもう回復しているので、ここからはまたいつも通りに活動したいですね。
「マホイップ、『マジカルシャイン』!!」
「……サニゴーン、『げんしのちから』!!」
ぶつかり合う光と岩の波動は、お互いが放った技同士のぶつかりによって激しい音と振動を響かせながら空中へと霧散していく。もう何度目か分からない技と技のぶつかり合いだけど、ぶつかり合う度に変わっているところもある。それは……
「ゴオオオオォォォォン!!!」
「…………マホ!」
お互いの技の威力だ。
ぶつかる度にサニゴーンのげんしのちからの追加効果である全能力アップが発動し、そしてそれに負けないようにとマホイップもめいそうを行って能力を引き上げているため、お互いの技が相殺し合うという事象こそ変わらないものの、その規模がどんどん大きくなっている。ちょっとした爆風が起きただけの最初と比べて、今は観客すらをも吹き飛ばすのではと言わんばかりの衝撃波が産まれていた。ボクも、オニオンさんも、吹き飛ばされないように踏ん張って耐えるのがやっとなレベル。そして問題なのがこれがまだMAXではないということ。たった今もサニゴーンが能力を上げ、マホイップが対抗でめいそうを行ったため、次にぶつかるお互いの技は先程よりもさらに強力なものとなる。
このままでは威力が上がるだけで相打ちしか起きないから決着がつかない……と思われるかもしれないが、その実確実に追い詰められているのはこちらだったりする。というのも……
(ぶつかる度に衝撃波でクリームが吹き飛ばされる!!)
これだけ激しい戦闘が起きていれば当然周りのものは吹き飛んでしまう。それはマホイップが頑張って準備したクリームのフィールドも例外ではない。クリームがなくなってしまえば、素の火力で勝っているサニゴーンにどうしても軍配が上がってしまううえ、現状オニオンさんの指示力の高さゆえか、げんしのちからを発動する度に必ず能力が上がっている現状、そのインフレに追いつくためにもこちらもめいそうをする必要がある。そのための時間を稼ぐためにもこのクリームのフィールドというのは必要不可欠だ。ただ、とうぜんこの場を作るのにもスタミナは必要なわけで、クリームで場を固めるだけでもかなりの重労働となる。技を打っているだけの相手と比べるとスタミナの消費はどちらが早いのかは比べるまでもない。
今も、全く息の乱れていない━━そもそもゴーストに息切れという概念があるのか不明だが━━サニゴーンと、さすがに疲れの表情を隠しきれないマホイップという盤面が出来上がってしまっている。
(元々耐久の高い方であるマホイップだからまだ耐えられる。けど、ジリ貧感は否めない……なにか手を変えないと……!!)
「『マジカルフレイム』!!」
「……4時の方向。……サニゴーン、『おにび』!!」
クリームの中を泳ぎ、相手の死角に現れて何とかマジカルフレイムの命中した相手のとくこうを下げるという追加効果で相手の火力を下げようと試みるも、オニオンさんの目がそれを見逃さない。正確に、的確に、サニゴーンの目の代わりとなって迎撃の一手を示し、しっかりと守りきる。強いてプラスなことを言えば、おにびは攻撃技では無いのでげんしのちからによる効力を受けず、相殺の余波はこちらの能力が上がっている分全部サニゴーンに向かっているということだろうか。
ここだけ見ればダメージレースには勝っている。じゃあこのままマジカルフレイムを打ち続ければいいのかと言われるとそんな簡単な話ではなく、マジカルフレイムではタイプ相性上げんしのちからに打ち勝てない。
そもそもゴーストタイプのジムである以上ゴーストタイプは絶対に入っているはずなのにここまで頑なに打たないところを見るといわとゴーストの複合なんじゃないかとまで勘ぐってしまう。そのことを頭に入れれば余計にマジカルフレイムだけで攻めるのは危険すぎる。
(単純にたたりめしか覚えてなくておにびを待ってる可能性もあるけど……そこにかけるのはさすがにリスキーだもんね)
「……『げんしのちから』」
「『マジカルシャイン』!!」
(ここで起きる爆風でクリームの量が減るからめいそうの後にまたクリームを足して……)
この次の展開を考えながら相殺するであろう2つの技を眺める。しかし、ここでオニオンさんがとうとう打開の一手を打つ。
「ゴォォンッ!」
「イプッ!?」
「なっ!?」
マホイップに向かって放たれたと思われたげんしのちからがサニゴーンの周りの地面にぶつけられ、おもいっきり爆ぜる。ここまで大量に上がった能力にものを言わせた力ずくの一撃はとんでもない爆風を生み出し、余波だけでマジカルシャインを受け止め、かつ自分の周りのクリームを全て吹き飛ばしきってしまう。これではめいそうをするために1度体を隠す場所がない。
「……まだまだ……『げんしのちから』!!」
「っ!!マホイップ!!げんしのちからに向かってクリーム発射!!さらに自分の周りをクリームで固めて受け止めて!!」
地面に空打ちで終わっているはずなのになお能力が上がっており、弾速と威力がさらに上がった岩の塊に対してマジカルシャインで受け止められる自信がなかったためクリームで相手の攻撃を包むことを優先。さらに、自分の周りにしっかりとクリームを重ね、クリームによる鎧を作成。形こそ急造建築故見た目が不格好だけど、マホイップの体が見えなくなってしまう程重ねられたクリームは見ただけでもかなりの防御力を誇っているように見える。
クリームに包まれた岩の塊はマホイップの鎧にしっかり当たるものの、岩と本体の間にあるクリームがクッションの役割を果たすことによって威力を軽減。さらに、マホイップに攻撃が当たった衝撃で辺りにクリームが飛び散り、自分で蒔いたほどではないにしろ再び周りにクリームのフィールドが出来上がり、周辺に数個のクリーム柱が出来上がる。続けて飛んでくる岩の塊もうまくクリームを使って受け流し、全て後方へ流すことに成功。結果としては少量のダメージだけで何とか済んだ。
「……早い判断」
(危なかった……とっさの起点で何とかなったけどいきなりなんて大胆な……けどこれでまためいそうを積む時間が……)
ゴーストタイプとは思えないパワープレイに肝が冷えるのを感じたものの何とかやり過ごした。
「……けど防がれるのも予想通り」
「なにを……っ!?」
オニオンさんの言葉とともにマホイップの鎧が紫色の炎によって燃え上る。まさかと思い、先ほど受け流したげんしのちからを確認すると、げんしのちからからわずかながら紫色の炎が確認できた。
(げんしのちからにおにびを張り付けて……!!)
「……おにびでやけどは負わせた……鎧の中にいるから……きっと動くこともできない……なら……能力が沢山上がった……この技を当てられる……!」
だんだんと声量が上がっていくオニオンさん。次の攻撃は間違いなく今までの……なんならこの試合通して一番やばい一撃が来る。しかしそれがわかっていてもいまのマホイップは動くことができない。今のボクには願う事しかできない。
「……サニゴーン……『たたりめ』!!」
「ゴォォォン!!!!!」
サニゴーンから現れるのは身の毛もよだつほど深く、そして黒より濃い漆黒の霧。しかし霧というには不自然なほどの速さで迫ってくるそれは、一瞬にして紫色に燃えるマホイップの鎧へ肉薄し、包み込んでしまう。霧のせいで一瞬マホイップの鎧が見えなくなり、その鎧の中身へとしっかり貫通しているであろう、クリームを叩く音だけがしっかりと耳に入ってくる。若干生々しいその音のせいで思わず目と耳をそらしてしまいたくなる衝動に駆られるものの、そんなことは決して許されないのでしっかりと戦場を見つめる。
時間にしてわずか数秒。
漆黒の霧が攻撃を終え、ゆっくりとその姿を霧散させていく。あとに残されたのは形こそあまり変わらないものの、それでも紫色の炎によって溶け始め、もともと不格好だったものがさらに崩れ、もはや原型を失うのも時間の問題と思われるクリームの塊があった。あと数秒もすれば崩壊によって中にいるマホイップの姿も確認できるだろう。
果たして中にいる彼女は無事なのか。
観客も実況も、そしてオニオンさんもその中身が気になるゆえに凝視する。沢山の視線を集める中、だんだんと崩壊の速度を速めていくクリームの鎧。そしてついにその中身が明かされる。
果たして、中にいるマホイップはどうなっているのか。その結果は……
「……いない!?」
「マホイップ!!『マジカルシャイン』!!」
「……どこから……ッ!?」
鎧が崩れ、あらわとなった中身には
「……サニゴーン!!」
意識外からの強烈なそれは、本来げんしのちからで増強されていた防御力をも貫通する、まさしく急所をとらえた一撃になり、サニゴーンを地に沈めていった。
『サニゴーン戦闘不能!!勝者、マホイップ!!』
「ナイスマホイップ!!」
「マホマホ〜!!」
審判からの宣言と同時に、乱立していたクリームの柱のひとつから飛び出し、全身で喜びを表すマホイップの姿が出てくる。その場所はクリームの鎧があった場所からはかけ離れており、そのありえない現象に誰もが目を見開いていた。ただオニオンさんだけを除いて。
「……『げんしのちから』を受け止めた時に飛び散った……クリームと一緒にいつの間にか……飛んだんですね」
「そういうことです」
確かにはたから見たら何が起きたか全く分からないかもだけど、やっていることは単純で、クリームの鎧をデコイとして置くことで、あたかもまだそこにマホイップがいると見せかけておき、その間に移動を済ませていたマホイップは、攻撃のチャンスが来るまでひたすらめいそうによって自身のちからを限界まで高めていたという訳だ。移動したタイミングはオニオンさんの言っている通り、げんしのちからで飛び散っていたクリームと一緒になって飛んで行っただけ。マホイップ自身の身長が0.3mと小柄故に取ることのできる作戦だ。
正直オニオンさんの観察眼ではいつ見破られるかが怖くてヒヤヒヤものだったんだけど、何とか上手くごまかしきれたようだ。最悪最後のマジカルシャインを耐えられることも想像はしていたけど、それも運良く急所に当たったことにより致命打となったため無事突破。
(いよいよオニオンさんをあと1匹まで追い詰めた!!)
そしてことゴーストタイプ相手に残り1匹に追い込むというのは、ほかのタイプを相手にするよりも何倍も意味のある行為となる。
理由はみちづれを使われることがないから。
みちづれはその技の性質上先にする側が倒れてしまうので、最後の1匹同士だと意味の無い技になる。さっきとどめを刺した時も頭をチラついて不安だったけど、もう気にしなくていいとなると全力で攻めることが出来る。もちろん、楽になるのかと言われると素直に頷くことは出来ないんだけと……
(さぁ、最後の1匹……来い!!)
兎にも角にもラスト1匹。オニオンさんの切り札だけはもう知っている。
「……他のジムリーダーの皆さんと……同じように少し本気出してるのに……全然くらいついてくる……最後の1匹になってしまったのは……寂しいし怖い……けど……それ以上に楽しい……!!……こんな楽しいバトルを……させてくれるあなたのことが……ボク大好きみたいです……フリアさん」
「はい、ありがとうございます!ボクもこのワクワクする戦いをさせてくれるオニオンさんが大好きです!」
仮面で分からないけど、間違いなく笑顔を浮かべているであろう声色を放ちながら最後のボールを構えるオニオンさん。
……なんか少し黄色い叫び声が聞こえた気がするけどそちらは無視して、今はただただ前を見る。
「……そんな楽しい戦いも……終わっちゃう……寂しい……けど、負けるのは……もっと怖いし嫌だ……だから……っ!!」
オニオンさんが大事そうに抱えていたモンスターボールが、オニオンさんの左腕にあるバンドから流れてくる赤い光を吸収しどんどん大きくなっていく。
『……全てを黒で包んで……勝利を踏んで縫い止めて……』
大きくなりきったボールを大事そうに抱え、ひとつ、ふたつと撫でていく。その手に反応し、カタカタと揺れるそのボールは解放のときを今か今かと待ちわびており、その要望に答えるべくオニオンさんの手元から離れ、大きく弧を描きながら飛んでいく。
投げられたボールは普段は空中で開き、その中身をすぐさま吐き出すのに、今回はその動きが一切見られずそのまま地面へと吸い込まれ、その姿を地中へと隠していく。見たことの無いダイマックスボールの動きに一瞬戸惑ってしまうものの、少し変な話だけど地中の中から確かにボールの解放音が聞こえた。それはつまり、ボールの中のポケモンが今、地面の中で開放されたということ。
『……いこう。……ゲンガー……キョダイマックス!!』
『ゲンゲーーラァァァ!!』
地中の中で呼び出されたゲンガーが、まるで地面から生えるかのようにその巨体を露わにする。元々大きかった口はさらに開かれ、そこから伸びる長い舌はボクたちを口の中という地獄に誘い込む門のようにも見える。下半身は完全に地面に埋もれており、両手までもが陰から生えているようなその見た目は、生きた幽霊屋敷。はたまた動く幽霊トンネルと言うべきか。20mにも及ぶその巨体がボクとマホイップの前に立ちはだかる。マホイップが0.3mと小さいため、2匹の身長の差から威圧感はさらにまして感じてしまう。
もちろんこの体格差は見掛け倒しなんかじゃない。元々攻撃面が優秀なゲンガーが、ダイマックスをすることによってさらにその火力を上げ、頼りない耐久も倍に膨れ上がり文字通り地獄へ招く門として立ち塞がっている。
「マホイップ!!『マジカルフレイム』!!」
「マホ!!」
ただ、今のマホイップはめいそうをたくさん積んでいるために特防がかなり高い。そして相手の火力を落とすことが出来るマジカルフレイムを覚えている。サニゴーンという超火力との戦いも響いているため勝ち切るのは難しいかもしれないけど、元々攻撃を受けることに長けているマホイップならゲンガーのキョダイマックスを受けきることは出来るかもしれない。となればやることはまず敵の火力を落とすところ。
マホイップの周りに赤と黄色が混じった明るい炎が浮かび上がる。ゲンガーの大きさに比べればちっぽけなものだけどそこにはめいそうによってかなり強化された激しい炎が浮かんでいる。
(いくらキョダイマックス相手とはいえさすがにここまで強化された攻撃なら!!)
おにびのおぞましさとは真逆の不思議な温かさを持ったそれは、ものすごい速さでゲンガーに飛んでいく。対してゲンガーは……
「……ゲンガー……『キョダイゲンエイ』」
「っ!?」
一言。それだけで背筋を走るとんでもない悪寒。思わず自分の体を抱きしめてしまうほどの寒気を感じ、慌ててゲンガーを見れば、その周囲には紫色の椅子やらポットやらの家具をかたどった幻影が浮かび上がっており、ゲンガーが一言叫んだ瞬間、その幻影全てがマジカルフレイムをかき消しながらマホイップを包囲する。
(めいそうで強化しているのに一瞬で!?)
そのあまりにもな威力に思わず体が固まりかけてしまうものの、ここで指示を止めてしまうのはまずい。
「マホイップ!!クリームで防御!!」
攻撃を相殺できないなら守るしかない。サニゴーン戦で見せたのと同じようにクリームで壁を作り、防壁として機能させる。しかし……
「……無駄です……だって、ゴーストだから……!!」
「クリームの壁をすり抜けて……っ」
まるで何も無かったかと言わんばかりに、マホイップを包囲した幻影がクリームをすり抜け本体に直撃する。ものすごい爆風と共に辺りが紫に包まれてバトルフィールドが全く見えない。
『ケーッケケケケケケ!!』
真っ暗で何も見えない中響き渡るのはゲンガーの笑い声。強いていえば、まだ地面はうっすらと見えるけど、その地面でさえ、ゲンガーの瞳を思わせるような赤色の光が2つ輝いているせいで安心感なんて全くない。攻撃を受けてしまったマホイップの状態も気になるし、可能なら反撃したいけどこの視界だと何も見えない。
そんな状況が終わったのは数秒ほど経った頃で、急に晴れていく視界に目が対応できずに目を少し瞑ってしまうけど無理やり開く。
「マホイップ!!大丈夫!?」
「マ、マホ〜……ッ!!」
チカチカする視界に耐えながらようやく見えたマホイップは、かなりボロボロになりながらも、それでも両足でしっかりと地に立ち、体を起こしていた。
「……まさか、耐えるなんて……」
『ゲゲッ!?』
めいそうのおかげで何とか耐えきったマホイップがゲンガーをその瞳にしっかりと捉える。
「マホッ!!」
「よく耐えたよ!!……けど、傷が大きすぎる……クリームに飛び込んで『じこさいせい』!!」
キョダイゲンエイの一撃は確かにきついけど、ここまでめいそうを積めばまだ耐えられるということがよくわかった。ならばじこさいせいをすれば間違いなく相手のダイマックスを枯らすことが出来る。地面にクリームもあるから、それを使えば相手の攻撃を避けるのは難しいけど、狙いをつけさせるための時間稼ぎをすることは可能だ。上手く行けばじこさいせいを何回も出来て、ダイマックスが切れた瞬間マホイップで反撃して勝てる未来も全然ある。そう判断しての指示。
「マホッ!?」
「マホイップ!?」
しかし、マホイップがクリームに飛び込もうとした瞬間、体が凍ったようにピタリと止まってしまう。
(そういえばキョダイゲンエイの効果……ダイホロウと違って防御を下げる技ではないはず……今までアーカイブでも技自体は見てきたけどキョダイゲンエイを受けたポケモンはほとんど一撃で倒れていたし、マリィたちみたいなタイプで受けきった人たちも、ダイマックス状態で技の打ち合いになっていたから追加効果まであまり注意深く見てたなかった……けどこの現象……まさか!!)
「……キョダイゲンエイ……そう、ほとんど一撃で倒れるか……ダイマックスして……砲台化して技の打ち合いばかりしていたから……あまり効果を知らない人も多いけど……
オニオンさんの説明で予想が確証に。
キョダイゲンエイ。
その技の追加効果はかげふみ。この技を喰らったポケモンは、その動きに制限がかけられ、同時にポケモンの交代を禁止する。相手がゲンガーに不利なポケモンなら、そのまま倒されるまで逃げられない凶悪な一撃。
先程地面に現れたゲンガーの瞳のような光は、正しくゲンガーが地面からマホイップの影を喰らった証。そして身動きの取れなくなったポケモンはゲンガーにとって絶好の獲物。
「……ゲンガー、『ダイアシッド』!!」
「まずいっ!!マホイップ、ごめん!!『マジカルフレイム』!!」
地面から吹き出す毒の間欠泉に対してもはや防御は不可能。せめてダイアシッドの追加効果である特攻上昇を相殺するためにマジカルフレイムで攻撃をする。両者の攻撃が直撃。流石にここまで強化されたマジカルフレイムはキョダイマックスしたとは言えゲンガーに確かに刺さる。しかしマホイップはそれ以上の威力を持った毒の波に吹き飛ばされ、ボクの足元近くで地に伏した。こうかばつぐんなうえ、ここまでの戦いで体力が削れていたた仕方がない。
『マホイップ戦闘不能!!勝者、ゲンガー!!』
「お疲れ様、マホイップ」
マホイップにリターンレーザーを当ててボールに戻す。進化したばかりでなれない戦いだったと思うのにここまで善戦してくたことに感謝だ。最後のマジカルフレイムだって少なくないダメージを与えられている。
さぁ、こちらもいよいよ最後の一体。既に1度出しているため、ここから変えることは出来ないし、そもそもここでは活躍がかなり難しいと思っていたキルリアは、本人はすごく不満顔だったけど今回はお留守番。
トリを預けるは無限の可能性を秘めたこの子だ。
最後の1匹が入ったボールに赤い光が注ぎ込まれ巨大化。力強く投げられたそのボールばゲンガーの目の前で開き、ゲンガーの畏怖を抱かせるような見た目にも負けないようにと声をはりあげながらボールの中から現れる。
『さあ行くよ……君に託す!!イーブイ、ダイマックス!!』
『ブイブィッ!!』
いつもは可愛らしいその見た目も、ここまで大きくなれば頼もしさを感じる。
ダイマックスイーブイ。
このジムで戦うにおいてある意味1番暴れられる可能性のある子。
「勝つよ、イーブイ!!」
ラテラルスタジアムでの激闘も、いよいよ佳境を迎えた。
サニゴーン
描写することが少なくなりそうな鈍足キャラは個人的に書くのは苦手だったりします。
というより描写少なかったらなんか物足りない……()
ただサニゴーンは好きなので活躍させたいですね。
もっと言えば作者はゴーストタイプが大好きです。
どれくらい好きかと言われたらゴースト統一で潜ったりするレベルで……
ゲンガー
基本的にどのポケモンもキョダイマックスの方が実機では弱いんですけど……それだと面白くないのと、実際かげふみ効果があるならこれくらい起きるのでは?ということで思い切った解釈を。
技エフェクトはポッ拳のゲンガーの技っぽくて好きなんですけどね~。
あまり長くするのはと思いつつも全ポケモン活躍させようとすると長くなりますね。
次回で決着はさせたい……
ラテラルで書きたいことはまだまだあるので。