もう直してますが、あらためて感謝を。
そしてもう一つ。
前回、ナックルシティからキルクスタウンまでは7番道路を抜けてとしていましたが、正確には8番道路も含みます。そのあたりも修正してます。
そして最後。
日間ランキングで一桁を獲得させていただきました。
最高順位は、確認できたところでは二次7位。総合8位でしたね。
UAが急に伸びていたのでずっと不思議に思っていたのですが……本当にありがとうございます。
やっぱり皆さんポケモンが大好きなんですね。
アルセウス効果もあってか、とてもそのことを強く感じました。
これからも作者の妄想に付き合っていただけたら嬉しいです。
では本編へどうぞ。
「……」
「ど、どうしたのフリア……?」
「こんなにも落ち込んでるフリアは初めてだぞ」
「落ち込みすぎて暗い靄まで見えてしまいそうですね……」
「あはは、まぁ……仕方なかと」
ナックルシティでのまったりとした自由時間を過ごした次の日。いよいよ次のジムがあるキルクスタウンに向けて足を進めようと、ナックルシティのスボミーインの自動ドアから出ようとしているところだった。時間通りに全員でホテルのロビーに集合したボクたちは、ラテラルタウンからここまで来た時と同じように、5人で協力しながら進もうとしていたんだけど……
「はぁ……」
「本当に、見つからなかったとね」
「「ああ……」」
「?」
マリィの言葉に事情の知っているユウリとホップは納得の声をあげるものの、出会ったのがラテラルタウンからだったため、状況を把握しきれいていないマクワさんは首を傾げていた。そんなマクワさんの為にぽつりぽつりとボクが落ち込んでいる理由を落としていく。
「結局めざめいし、なかった……」
「1日使って成果ゼロだと、やるせなかとよね」
「めざめいしを求めていたのですか。その様子だと……ジムチャレンジの景気にのまれて見つからなかったみたいですね」
そう、あれから残り3軒ほどと言っておきながら、3軒見て見つからなかったあともどうしてもめざめいしが欲しかったので、ちょっとでも可能性がありそうなところも含めて片っ端から歩き回った。けど結局成果はゼロ。なんの成果もあげられなかった。
「ごめんねマリィ。振り回すだけ振り回しちゃって……」
「ううん、気にしないでよかとよ。あたしの買い物はすぐに終わっちゃってたし」
「でも一日中連れ回しちゃったからなぁ……」
もしかしたら必要なことが終わっただけで、やりたいことが出来たわけじゃないのでは?なんて考えてしまう。ナックルシティと言えば、シュートシティほどではないにしろ、シュートシティに次いで賑わっている大きな街だ。一言に商店街と言っても、そのラインナップは今まで立ち寄ってきた街とは比べ物にならず、お店に並んでいる商品だってなかなかお目にかかれないものが多いはず。実際にユウリはブティックによってたみたいだし、他にも少しパンフレットみたいなものを開けば、この街のおすすめスイーツ店とか、ちょっとおしゃれなカフェとかがピックアップされており、長いこと一緒に旅をしてきたからこそわかるマリィの趣味を的確にとらえているものもちらほらと見受けられる。
(途中からマリィにお礼もかねてカフェとか寄った方がよかったよね……反省……)
マリィなら気にしないかもしれないけど、ボク個人の気持ちとしてあまりよろしくないのでせめてキルクスタウンではお返しができるようにしておこう。
「むぅ~……」
「ユ、ユウリ?」
なんてことを考えていると、脇腹をつんつんしながら頬を膨らませるユウリがこちらをじっと見つめていた。絶妙な力加減で突かれているせいでどこかこしょばゆい感覚を感じながらも、どう反応するのが正解なのかわからないためどもってしまう。
「え、え~と……」
「むぅ!むぅ!」
「……エースバーンに進化、おめでとう?」
「……ありがと」
「ちょ、お礼言いながら突く速度ちょっと上げないで!?くすぐったい!?」
言葉選びは間違ってはいなかったけど正解でもないみたいで、ユウリからの謎の攻撃が加速してしまった。
「キルクスタウンにあるいいブティックを後で紹介します。ついたらぜひ、ユウリさんと行ってみてください」
「え?」
ユウリとの謎の攻防をしていると、肩をポンと叩いてきたマクワさんからボソッと呟かれる。その言葉の意味があまりよくわからず、思わず生返事を返してしまうものの、そんなボクの反応に特に気にすることなく、続けてユウリの肩を叩き、ボクに聞こえないようにしているのかこちらに背中を向けながら耳打ちをする。流石に盗み聞きするのもよくないので、この間にユウリのエースバーンとともに進化したゴリランダーの話をするためにホップの下へ。
「ホップも進化おめでとう」
「ありがとうだぞ。インテレオンに負けるわけにもいかないし、お互いこの調子で頑張ろうぜ!」
「だね。ボクのインテレオンも同期にはライバル心燃やしているみたいだし、タダでは負けないよ!」
「さて、皆さん、あまりここで時間使うわけにはいきませんし、準備ができているのなら発ちましょう」
ホップと男らしい言葉を交わしていると、マクワさんから再び声をかけられる。ユウリとの会話はそんなに長いものではなかったみたいで、話したいことはまだあったけど、マクワさんの言っていることも正しいのでここは出発することを優先しよう。
(……ユウリが少し頬を赤くしているのが気になるけど)
けどここで聞くのはなんか違う気がしたので黙っておくことにする。
マクワさんが言っていた通り、なぜか不満を持っていたユウリへの償いはキルクスタウンに行ったときに行うとしよう。
☆
ナックルシティの東に向かって歩き出し、ナックルシティの駅を超え、ほどなくして見えてくるのはターフタウンとバウタウンの間でも見た立派な橋。といってもあの時見た橋よりも全然短いそれを渡っていくと、いよいよ7番道路が待っている。
ここからそのまま東に行けば、7つめのジムがあるスパイクタウンへ行くことができ、ここを北に進めば6つめのジムがあるキルクスタウンに行くことが出来るという、ひとつの分かれ道を担っている道路だ。今までが森だったり、高低差の激しい崖ばかりのところだったのに比べて、この7番道路は比較的穏やかな地形をしており、分岐地点というだけあって人通りもそこそこ多いのか、整備も他の道路に比べてまだまだされている方ではある。そのため少し視線を逸らせば、テントを立ててちょっとしたキャンプに洒落こんでいるトレーナーや、観光客なんかもちらほら見受けることが出来る。
風が流れ、葉のこすれる音とともに漂ってくるカレーの匂いが、朝ごはんをしっかり食べてから出発したはずのボクたちの胃をしっかりと刺激してくる。そんな甘い(辛い?)誘惑を振り払いながら(特にユウリが)歩いていくボクたち。
本当なら少しくらいお菓子を取り出してもいいんだけど、それが少し難しい理由がひとつあり、それがここに出てくるポケモンたち。
ここで出てくる野生のポケモンはどこか好戦的な性格のポケモンが多いみたいで、代表的な子をあげるとレパルダスとニャイキングが該当する。どちらもトレーナを見かけると一直線に追いかけてきてバトルをしかけてくるジャンキーっぷりで、しかもどちらも進化している個体と言うだけあって、素の戦闘力もなかなか高い。負けることはないけど、追い返すのに少し手間がかかったりすることも多々あったりする。だからこそ、食事の誘惑があってもしっかりと振り切って戦っているという訳だ。さすがに襲われている中呑気に休憩なんて出来ないからね。
こういう背景もあってか、ここでテントを立てている人は、逆説的にそれ相応の実力があるということになる。実際にここから今見える範囲のトレーナーたちは、ボクたちよりも早くアラベスクジムを突破している人たちばかりだからね。
(そういえば、今のボクたちってどれくらいの順位なんだろう?)
特に急いでいる訳では無いけど、気にならないかって言われると嘘にはなる。そこそこ早い位置にいるとは思っているんだけど、どうなんだろうね?
なんてことを考えているうちに、また一匹のレパルダスを追い返すボク。横を見れば、マクワさんとユウリもレパルダスとニャイキングを追い返しており、特にこの道路でも苦戦することなく進めるだろうということが分かる。みんなしっかりと成長している証だ。
「さて、こちらは大丈夫みたいですね」
「これくらいポプラさんたちに比べれば楽勝だよ」
「比べる相手を間違ってる気がするけどね」
戦闘後の軽いポケリフレを行い、みんなのコンディションを元に戻しながら軽く雑談。だけど、本来なら聞こえてくるはずのあと2人の声が聞こえない。
「マリィとホップは何してるか分かる?」
「「……?」」
どこにいるかわからなかったので、試しにユウリとマクワさんに聞いてみるも、2人そろって首をかしげているあたりどちらも場所は知らないようで……あまり遠くに行ってないといいなぁと思いながら、周りを見渡してみると、少し離れたところからこちらに向かって走ってくる2人の影。
こちらに手を振りながら走ってくるその影は、すぐにマリィとホップだということが分かった。けど、どこか2人のテンションが舞い上がっているような気がして。
「フリア!フリア!!」
「こっちでマリィが新しいポケモンゲットしたんだぞ!!」
「おお~、どんなポケモン捕まえたの?」
ボクの目の前までダッシュしてきて急ブレーキをするのはマリィ。ボクの目を見ながら、興奮したように名前を連呼するマリィは目をキラキラさせ、まるで小学生低学年のように純粋に、真っすぐに見つめてくる。よっぽどその新しく捕まえたポケモンが欲しい子だったのだろう。名前しか読んでいないのに、「早くあたしに聞いて欲しか!!」と声が聞こえてくるほど感情を顔に出して迫ってくるマリィを何とか頭を撫でつつ宥めて、彼女が求めている言葉を口に出す。その言葉を聞いてさらに嬉しそうにしながら返事をマリィが返してくれる。
(こんなにテンション高いマリィを見るのは初めてかも……)
普段からクールな彼女からは想像もつかないその豹変っぷりにもあって、いったい何を捕まえたのか凄く気になる。
「みてみて!この子が新しい仲間と!!」
ボクも内心ワクワクしながらマリィが天高く投げたボールから姿を現すのは、黒い体を基調とした大きい二足歩行の狐ポケモン。非常にボリュームのある赤いたてがみや、隈取のような模様がとても特徴的なそのポケモンは、図鑑の説明では「ばけぎつねポケモン」というものに分類される珍しい子だった。
「ゾロアーク……こんなところにいるなんて珍しいですね」
「この子が……私初めて見たかも……」
その姿にマクワさんもユウリも驚きの表情をが隠せず、同時にマリィがここまで喜んでいる理由もよくわかった。あくタイプの専門家である彼女にとって、この子との出会いはとても魅力的なものだろう。
「本来ならヨロイ島に生息しているはずのこのポケモンがここにいるのは本当に珍しい事ですよ。いったいどのような出会いを?」
(ヨロイ島……確か、セイボリーさんがいた場所だっけ?)
ついでに言えば、ビートがポプラさんに拾われなかったらたどり着いていたかもしれない場所で、元チャンピオンの人が道場を開いているところだ。海を渡った先にあるその孤島から、遠路はるばるこちらに来たということを考えると、マクワさんが興味を持つのもよくわかる。そんな期待と興味の視線にさらされているマリィが、さっきまでのテンションとは真逆の、どこか慈愛のこもった表情でゾロアークを見ながら撫で、ゆっくりと口を開いていく。
「それが、ホップと一緒にレパルダスを追い払っていたら、草陰から何かが鳴いているような声が聞こえて……」
「マリィが急に走り出すから何事かと焦ったぞ」
「ごめんって……それで、続きなんだけど、草むらをかき分けてその先に行くと傷ついているこの子がいて……」
「レパルダスとニャイキングの群れに囲まれていたから、2人で追い払ったんだ」
それから聞かされる2人の話によると、そのままレパルダスたちを軽く追い払った後、傷ついたゾロアークを手当てするためにあれやこれやと頑張ったらしい。特に、ゾロアーク自体がかなり警戒心の強いポケモンであるため、最初はマリィたちのことも警戒し続けて、決して近寄らせないようにしたらしいけど、それでもめげずに頑張って治療を試みたマリィの根気強さと、だめ押しのポフィンが効いたみたいで、ようやく心を開いてくれたゾロアークがそのままマリィについてきてくれるようになったという事らしい。
今となってはもう警戒心のけの字も見当たらないくらい、お互いくっついているところを見るあたり、もう怪我の方も心配しなくてもいいみたいだ。
しかし……
(本来いないはずのポケモンが傷ついた状態で遠くの場所で発見される……なんだろう、マリィとゾロアークが出会えたことはいいことなんだけど、それ以上に気になるところが……)
ワイルドエリアの吹雪事件の時に出会ったウルガモスのことが頭をよぎってしまう。
後処理をすべてカブさんに任せてしまったから、結局あのウルガモスがどうなったのかはボクの知るところではないけど、もしかしたらあのウルガモスも今回のゾロアークと同じように傷ついた体を癒すために追い立てられていた可能性も……
「さて、みんなの無事も確認できたし、早く先に進むぞ」
「フリア、行くよ?」
「っと、ごめんごめん。すぐに行くよ」
頭の中でいろいろ考えているうちにゾロアークの顔合わせも終わったみたいで、みんながポケモンをボールに戻して先に歩き出していた。ユウリの言葉によって思考の海から引き上げられたボクは、すぐさま返事をして走り出す。
(気のせい……だよね。うん)
ほんの少しだけ残る、わずかな不安感をぬぐって、ボクは皆に追いつくために走り出した。
☆
「さあ気を引き締めてくださいね。キルクスタウンへの道はここからが本番です」
「「「「了解!!」」」」
7番道路の分岐点を北に進み、レパルダスたちの攻撃をいなしながら進み続けたボクたちは、そこそこの時間をかけてようやく8番道路へとたどり着いた。
8番道路。
主に2つのエリアに分かれた道路で、南半分はマクワさんに教えてもらっていた通り高低差の激しい地形となっており、その高さを梯子を昇降することによって移動することとなる。ただ、想像と違ったところがあるとすれば、梯子が沢山かかっているこの場所が遺跡エリアになっているという事。昔の建築物の名残なのか、レンガ造りの壁があちこちに見受けられ、まるで何かが暴れたかのようにいろいろ崩れ去り、ボロボロとなった跡がある。そのボロボロとなった壁の隙間に隠れるように潜んでいるポケモンもいれば、建築物の跡の壁にぶつかって自身の力を鍛えるもの、建築物の跡を再利用して豊に暮らそうとしているものなど、それぞれのポケモンが今まで見てきた場所とはまた違った生活をしていた。
地形や景色の色は6番道路に似ているものの、聞こえてくる音はまるで違い、これはこれで歩くのが楽しそうな場所だなぁとのんきに思ってしまう程。遺跡を歩き回ることが出来るというのも男心をくすぐられるというか、シロナさんを手伝っていた時のことを思い出して感傷に浸れるというか、とにかくボクの興味を惹いてやまないのがそういった感情を抱かせてくれる原因だろう。
現にホップも少し目を輝かせているように見えるし、気を引き締めてくださいねと言っていたものの、地形の影響かいわタイプを多く見かけるこの場所にきた瞬間、マクワさんの表情も心なしか柔らかくなったような気がする。
一方で北半分エリアはどうなのかというと、どうやらかなり標高の高い所に位置しているらしく、キルクスタウンに近づくにつれてどんどん寒くなり、最終的には常にあられが降り続けているような場所となるらしい。このあたりまで来るとシンオウ地方に似てきているのでむしろ歩きやすいかもしれないけど、あられが降り続けるとなるとポケモンバトルにも影響が出てくるから気を付けないといけないだろう。
遺跡の残骸で自主的に訓練をしている野生のポケモンに襲われる前半部分と、あられによってちょっと癖のあるバトルを強いられる後半部分。成程、マクワさんがこちらの道路の方が危険があるというのも納得できる状況だ。今もふと視線を横にずらせば、ドテッコツたちが自慢の鉄骨を振り回してお互いの力を比べ合っている姿が目に入る。
しかし襲ってくるのはあくまで野生のポケモン。ここまで数多の強敵たちと戦ってきたボクたちにとって、本能のままに襲ってくる野生のポケモンたちをいなすことはそんなに難しいことではない。確かに敵のレベルは少し高いけど、指示するトレーナーがいない以上、行動が単調だからやっぱり対応は簡単だ。
梯子を越えてドテッコツを退け、梯子を下ってソルロック、ルナトーンを返して、今までと比べると確かに進行スピードはゆっくりだけど、安全に、確実に先へと進んでいた。
だんだんと余裕が出てきたボクたちは、戦闘に割いていた意識をその分、少しずつ雑談へと向けていく。
話の話題は自然と最近仲間になったばかりのマクワさんについて収束していた。
「そう言えばマクワさんって、どうしていわタイプを極めようと思ったんですか?」
ユウリからの質問はマクワさんの戦闘スタイルについて。
確かに、基本的にいわタイプってちょっと言い方悪いけど、無骨なイメージが強いせいか好みがわかれる傾向にある。と、個人的には思っている。偏見かもしれないけど。いわタイプの技はどれも強いイメージは確かにあるんだけどね。そのポケモンで頑張ろうと思った理由は確かに気になるところだ。
マリィやセイボリーさん、サイトウさんのように、家族や家系、通っている設備などに深くかかわるタイプだからという理由だったり、オニオンさんのように、もはや自分の世界の一部になってしまっていたりする。というのであれば、そのタイプを極めるために統一するというのはよくある話なんだけど、マクワさんの話を聞く限り、特に特別な施設や家系に携わっているというわけでもなさそうだし、オニオンさんタイプでもなさそうに見える。そういったこだわりや、しがらみがないのにタイプ統一をしている人ってほとんど見たことがないため、マクワさんはいったいどうしてその道に進んだのかはぜひとも聞いてみたい。
「僕がいわタイプを極めたいと思った理由ですか……それは、この子が関係するんですよ」
そう言いながらマクワさんが投げた一つのモンスターボール。その中から飛び出したのは、青を基調とした大きな体に長い首と、その首からひらひらと伸びている帯状の黄色いヒレが物凄く特徴的なポケモン。まるでオーロラのように見えるその美しいヒラヒラをなびかせて、元気よく鳴く姿は、確かにいわタイプのポケモンでありながら、無骨なイメージとはけはなれた、むしろ美しく、かわいさすら感じさせるあのポケモンだった。
「ルゥ~!!」
「アマルルガだ!」
ツンドラポケモンのアマルルガ。
こおり、いわタイプであるこのポケモンは、カロス地方にて発見されたカセキポケモンだ。
(成程、だからウオノラゴンにも詳しかったんだ)
手持ちにカセキポケモンがいるのであれば、いわポケモンの専門家である以前にカセキポケモンに詳しいのは当然のことと言えば当然のこと。
そんなアマルルガに対して、とても大切そうに背中を撫でてあげるマクワさんの姿はとてもやさしそうな雰囲気を醸し出しており、本当に心から大切にしているんだなぁというのが伝わってくるようだった。
「この子のためにいわタイプを極めようと思ったのですよ」
「マルゥ!!」
そんな2人の姿が微笑ましく、ついつい頬を緩めてしまう。
一体どんな出会いがあって、ここまでどんな冒険をしてきたのだろうか。ボクたち4人の頭の中は、どんなことを質問するかで埋め尽くされて行き、2人の馴れ初めに関する思考や妄想でいっぱいになっていく。
さて、どこから質問していこうか。と迷っているボクたち。少しだけ考えたのちに、やっと決まった一つ目の質問を投げかけようと、ユウリが口を開こうとする。
「ねぇマクワさん!アマルルガとはどうやって━━」
「ヘイ!!」
「「「「「へーイ!!」」」」」
しかし、ユウリの質問を遮る新し影が現れる。急に視界を横切ったその影にびっくりして、みんなで慌ててその影の方向へと視線を向ける。
「ヘイ!!」
「「「「「へヘイ!!!」」」」」
「この子たち……?」
そこには、黄色い球体のフォルムをした6匹の生き物が、一列に並んで行進をしていた。
ゾロアーク
実機ではマリィさんは5体しかポケモンを出してないので6匹目の仲間です。
もちろん、鎧の孤島で追加されたポケモンなのでここにいるわけはないのですが……少しくらいいいですよね?(ちゃんと理由は作ってますが)
アマルルガ
こちらもマクワさんの幻の6匹目。
マリィさんと同様に6匹必要なのでアマルルガを追加しました。
アマルルガ可愛いですよね。
どうしてこの子なのかは……すでにバレてそうですね。
ヘイ
黄色球体。
パッ○マンではありません()
アルセウスの図鑑があと少しで埋まります。
……どうでもいいんですけど、とある新ポケモンに驚きが隠せませんでした。
ちなみに初見の反応は、一言目が「は?」で二言目が「きもっ」でした。
今となっては一周まわって好きです。
ネタばれはしたくないのでこの辺で……。
早くアルセウスに会わないといけませんね!
ではまた次回。