「いやぁ各選手、皆地雷を抱えていますね」
「生キルトイウコトハソウイウモノダ」
のほほんと茶をすすりながら実況する2人
実況席は実に平和である
「おっここで”クサリガミ”が地雷原に到達しました!
…早速地雷が起爆!!ん?アレは何でしょうか?
ノート位の大きさの冊子が出てきました」
「ナント!…非人道的ナ…」
「知っているんですかエクトプラズム先生!」
「アレハ“推シカプ”ニ対シテ“逆カプ”ヲ出シテイル!
…一般的ニ男子ハ“抜ケルカドウカ”ノ絵ニコダワルガ
一歩デ女子ハ“推シカプ”ノ“イチャイチャ”ニ対シテ
“萌エ”ヲ求メテイルノダ!」
「エロさよりもストーリー重視なんですね
おや”クサリガミ“同士で戦闘が勃発しました!」
「オソラク“イチ×カラ”ト“カラ×イチ”デノ
派閥争イノヨウダナ…度シガタイ」
「ああ…”あの六つ子”ですか」
「ソウダ声優ガ豪華過ギル“アノ6ツ子”ダ」
「そういえばトップの方にいた色丞君がいませんね」
「イヤイルゾ?」
「え?えーと…」
「観客席ダ」
「喰らうがいい爆豪パパンよ…
”コンプリート♂ショット”!!」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「か~ら~の“キャメルクラッチ”!!」
「ギブ!ギブ!ギィィブ!!」
「理由も無い暴力が爆豪君のお父さんを襲います!」
「自然ニ奥方ガ関節極メニ行ッタナ」
「おっと!さらに色丞君コースに戻って…
倒れている爆豪君を無理矢理起こし上げ…
出たー!!“シャイニングチンザード”です!!」
「夢ノ親子共演ダナ」
「とんでもない親子どんぶりです!!
あっですが爆豪君!今のが気付けになったのか
レースに復帰しました!ですが目が死んでます!」
「アレハヒーローノ目デハナイナ…」
「そうですねどちらかと言えば廃人のソレです!」
「さらに“クサリガミ”の集団がまた来ました!
よく見ると何か運んでますね!」
「普通科ノ心操ダナ」
「いつの間にか上着も脱がされスッポンポンです!
普通科 心操 人使!スッポンポンで運ばれてます!」
「マルデ神輿ノヨウダ」
「ここでチーム“クサリガミ”!心操君を降ろしました!
あっ下にジャージを敷いてあげてますね!
変なところで優しい!“クサリガミ”妙に優しいです!
だったらパンツを返してあげてほしいです!!」
「ム?気絶シタ心操ヲ押シテ進ンデイルナ
…ナルホド、ソウイウコトカ」
「えっ?どういうことでしょう?」
「地雷ハ踏ンダ者ヲ対象ニ起爆スル
ナラバ先ニ心操ヲ押シ進メテ起爆サセテシマウノダ」
「えげつない!実にえげつない戦法です!
意識の無い心操君の心の地雷が本人の知らぬ間に
どんどん起爆していく!!実に残虐!!
こんなことがあっていいのでしょうか!?」
「マァ、テクニカルダロウナ…多分」
「そうしている間に早速、地雷炸裂!!」
「ホウ、心操ノ心ノ地雷ハ初恋カ」
「コレは強烈!!初恋だった近所のお姉さんが
実はオネエさんだったとは!!クリティカルヒット!
少年の心を粉々に砕く一撃だと言えますね!!」
「本人ガ起キテ知ッタラ泣クナ」
「あっ偶然にもオネエさんが会場に来ております!
心操君に手を振ってますね!」
「本人ハ気絶シテイルガナ」
「まだまだ心操君の地雷は続きます!次の地雷は…
小学校の時に間違えて女子の体操服を着てしまい
持ち主の女子にガチ泣きされたことです!」
「普通ニ傷付クナ」
「続いて中学校の修学旅行で奈良に行った時に
奈良公園で鹿の糞の上に座ってしまったこと!
そして気づかずにそのまま半日!
ついたアダ名はウンコマン!!」
「アダ名ノネーミングガ小学生ダナ」
「漢字表記なら糞野郎ですね!
しかもメスの鹿の糞だったらしく
オスの鹿に何度か襲われてますね!」
「確カニ、トラウマ物ダ」
「ちなみにですが実況席にお茶請けで出されたのが
かりんとうです!なんか食べにくくなりました!」
「オマ…ソレハ言ッタラ駄目ダロウ」
「すいません、でも食べにくいんです!」
「後デ心操ニ差シ入レヨウカ…」
「そうしましょう!おっとレースもいよいよ終盤!
最初にゴールに戻って来たのはヒーロー科!!
爆豪 勝己だぁぁ!!僅差で“クサリガミ”軍団!
峰田 実!飯田 天哉!残り30メートルです!」
「果タシテ1着ニナルノハ…」
「残り10メートル!!」
「第10位階魔法
「フォォォォォォォォォォォォゥ!!」
「なんと1着は色丞君だぁぁぁぁぁ!!
過程をすっ飛ばしていきなりゴォォォォル!!」
「キングクリムゾン!」
「続いて爆豪君ゴール!怒涛の追い上げで峰田君!
塩崎さんが轟君を拾ってゴール!!
次の同人誌のモデルにするとはなんなんだ!?
骨抜君、飯田君、口田君ゴール!!
校長先生は自重してください!
続いて常闇君、障子君!えーと、瀬呂君ゴール!
次々にゴールしていきます!!
そして“クサリガミ”軍団!
…と、運ばれている心操君と物間君!!」
「トップカラ遅レルモノノ実力者達ガ
ドンドンゴールシテイクナ」
「さぁ第2種目の枠が埋まっていきます!
選手の皆さん!頑張ってください!!」
実況される側は兎も角、
実況席は楽しそうである
※クサリガミの設定
成長したクサリガミは群をつくり
群同士で縄張り争いをすることもある
お互いに不滅の存在であるために
妄想力の強さが勝敗を決める
※爆豪 勝(爆豪パパン)の設定
意味もなく理由もなく被害にあった
あげく、悪乗りした妻から
キャメルクラッチを喰らって腰と首を痛めた
保健室で湿布をもらった
※爆豪 光己(爆豪ママン)の設定
息子の応援に来たママン
丁度いいところに旦那がダウンしてきたので
反射的にキャメルクラッチを極めた
そのまま反転ロメロスペシャルに移行した
※爆豪 勝己の設定
もう少しでゴールというところで
しれっと抜かされてプンプン丸
怒りのあまりに死んだ目から
殺人鬼のような目に移行した
※峰田 実の設定
心の地雷を踏んだが
変態道の1つマゾ道を嗜んでいるため
劣等感や羞恥心を起爆剤にして
さらに加速してゴールした
※飯田 天哉の設定
峰田の走った後を進んで
地雷の被害が少なかったラッキーボーイ
だが次の競技に進んだのは
果たしてラッキーと言えるのだろうか
※クサリガミ軍団の設定
クサリガミの上位種の軍団である
全てのカプを受け入れる為に
同士撃ちを避けることができた
芦戸、蛙吹、拳藤、小森、宍田、角取、八百万
※心操 人使の設定
残念ながら強制的に突破させられた
まだまだ彼の受難は終わらない
目を覚ましたらなぜか全裸でかりんとうを持っていた
本人は時間操作系能力者に襲われたと断定
※物間 寧人の設定
角取の角に引っ掛かったままに
第1種目を突破した
途中で目を覚ますも脳が現状を受け入れず
再び気絶した