僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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その少年、重症につき

 

いったいなにが起きた?

 

 

心操は混乱の最中にいた

競技の途中から記憶がない

気がついたら第1競技は終わり

次の競技に自分は進んでいた

心操は1枚も服を着ておらず

擦りきれたジャージの上に寝ていた

 

そして、察した

おそらく封印された人格が解き放たれたのだろう

きっとそうだ

いわゆる暴走状態になってしまい

敵味方の判別もなく暴れてしまったのだろう

普通科やサポート科の生徒達が傷付いているのも

自分がやってしまったに違いない

なにが起こったか思い出そうとすると

激しい頭痛がして思い出せない

 

なんてことだ

これではヒーロー失格…

いや、もはや(ヴィラン)だろう

それでも…ヒーローを目指したいと思うのは

果たして傲慢なのだろうか?

 

封印された第2の人格

“獣”と言っていい程の攻撃性の塊

ヤツが目覚めた時、

今の自分では制御ができない

守るべき人を傷付けてしまうのではないか?

そんな不安が脳裏に過る

 

周囲を見渡す

 

次の競技は“騎馬戦”らしい

当然ながらチームプレーだ

チームを組めないならば失格となってもおかしくない

なぜならプロヒーローとなった際に

現場で即席のチームアップはよくあることだ

その時に順応できないようであれば

救えたハズの被害者を取り零すこととなる

ゆえにヒーローにとって順応力、協調力は必須

 

だが、

誰も声を掛けてくれない

それだけならば自分から声を掛ければよい

しかし、まるで腫れ物に触るかのように

自分とは目を合わさず

居ないものとして扱われている

 

当然だ

人に見えないモノが見え

ソレと相対する以上は

己とまた人の理から外れることとなる

悲しいがソレが事実だ

 

諦めるつもりはない

ヒーローになってやる

だけど、体育祭ではここまでのようだ

来年…次の体育祭ではきっと…

 

心操が棄権を伝える為に移動しようとすると

そこに声を掛ける人物がいた

“彼”は心操にとって予想外の人物であった

 

 

「(一緒に騎馬戦)やらないか?」

 

 

そう言うと“彼”はおもむろに

心操の手を掴みチームとして申請をした

 

心操はというと再び混乱の渦中にあった

なぜ呪霊であるコイツがいる!?

それにおそらく使い魔であろう

ブドウっぽい奴まで生徒に紛れているんだ!?

 

心操は否定をしようとしたが

1つの考えが浮かぶ

敵の敵は味方

敵同士だったとしても

新たなる敵が現れた場合に

共同戦線を組む場合もある

 

つまり自分は黒● 一●的な立ち位置で○神陣営、

この呪霊達はきっと破●陣営的な感じであり

滅○士陣営的なモノが現れたのだと

 

ふっ面白い

ならば乗ってやろう

だが、貴様等を倒すのは…この俺だ!!

 

 

この十数年後、当時の映像を見た心操は吐血した

治療法が無く後遺症が残るのが厨二というものである




※心操 人使の設定

勘違い系厨二ボーイ
真実は知らないし、知らないままのほうが良い
封印された人格などは無いし暴走もしていない
むしろ暴走に巻き込まれた被害者
ストレス超過による記憶障害が発生している

※心操の裏人格の設定

獣の如く狂暴で凶悪
敵味方関係なく襲う攻撃性をもつ
普段は封印されているがピンチの時に表にでる
なお、そんなモノは存在していない

※呪霊的なヤツの設定

言わずと知れた色丞さんである
チームが組めてないボッチがいたので
声を掛けただけである
心操の眼帯や左手の包帯が気になっている

※使い魔的なブドウ頭の設定

言わずと知れた峰田である
色丞とチームを組んだが
チームを組めてない可哀想な人がいたので
チームに入れてあげた

※蝶々の妖精的なヤツの設定

言わずと知れた青山である
遠近両用かつ機動力にも優れている
某地雷に引っ掛かって惜しくも敗退
まだジェントルトークは終わらない
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