僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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峰田「仲間が生まれた気がするぜ!!」

上鳴「…今回のIF、俺の立ち位置どーなのよ」

峰田「安心しろよ!どうせモテないからよ!」

上鳴「ざっけんな!?オマエも非モテだろうが!!」

峰田「オイラは…世界に求められてっからよォ!!」

上鳴「誰得だよ!?」

峰田「そんなわけで年末スペシャル2発目だぜ!!」


その男、敵?自警団?それとも…

 

━━(ヴィラン)

 

 

“個性”を犯罪行為に使用した犯罪者に対する俗称

厳密に言えば許可なく“個性”を使用した時点で

すでに違法行為である

“個性”対応法令にて

 

許可なく“個性”を使用しようすることを禁ず

ただし、特定職業において必要とされる場合、

または、本人の意図せず発動したもの

常時発動型、異形型、それに類するものを除く

 

と、明記されているので

テレビのリモコンを“個性”(念動力)で引き寄せたり、

洗濯物を乾かすのに“個性”(温風)で乾かしたり

そんなことでも厳密には許可なく“個性”を使用した為、

犯罪行為となり

“個性”を使った犯罪であるゆえに

(ヴィラン)と扱われても不思議でないのだが

暗黙の了解として認知されているので割愛する

 

 

━━自警団(ヴィジランテ)

彼等は許可なく“個性”を使い活動する

ゆえに厳密に言えば犯罪者ではある

なら、ならばだ

“個性”を一切使わずに活動したならばどうか

責められる由縁は無いだろう

善意からの行動で法に反することなく人を救えたなら

それは、きっと英雄(ヒーロー)と呼ばれるもので

“個性”の有る無しに関わらず尊いものであろう

 

 

もっとも、

善意からの行動であり

“個性”を一切使用しておらず

結果的に人も助けてはいたのだが

 

彼は・・・

 

 

あの緑色の髪の児童が成長した姿は・・・

 

 

どうしようとなく変態であった

 

 

ゆえに猥褻物陳列罪や迷惑防止条令に引っ掛かり

公然猥褻罪やら他諸々の軽犯罪にも引っ掛かった

 

そんな奴が居たらヒーローはどうするか

勿論、確保しようとする

ヒーローの特権である“個性”を使ってだ

 

しかし、幾度となく戦えども確保はできず、

鮮やかで変態的な回避術は

“個性”だと認識されていた

そのため世間では(ヴィラン)として扱われていた

 

 

“上”の考えと“現場”の考えが剥離することは多々ある

“上”は理論的には、計算上では、と利益を求める

そんなことは“現場”から見たらクソ喰らえだ

“現場”には“現場”の判断があるのだ

まずは自分達の生活、次に現状維持、

最後に周囲の利益である

 

“上”は(ヴィラン)として“変態”を捕まえろと言う

“現場”としてはたまったものではない

なにをとち狂って“変態”に自ら近付かねばならないのか

ぶっちゃければ『キモいからイヤです』なのだが

 

ネームドヴィランとしては有名ではあれど

民間の被害は無く、

手出しをしなければ何も問題はない

むしろ、(ヴィラン)を成敗してくれる

放っておいていいんじゃね?が“現場”の素直な意見だ

 

例えるならば

普通の“敵”(ヴィラン)がクマだとしよう

農作物を荒らしたり、民間人にも被害が出るかもしれない

なるほど、それなら駆除が必要だ

 

だが“変態”はハエだった

よく現れる割には特に害は無い不快害虫

ブンブンと飛び回り、

バカにしたように人の近くに止まり手を擦るヤツだ

叩こうとすれば逃げるし、腹は立つが害は無い

 

クマが出たなら通報するだろう

そして、救助に来てくれるだろうが

ハエが出て通報する者がいるだろうか

 

だから本気で捕まえようと動く者も居らず

変態は日々活躍をしていた

 

 

 

「…フッ、こんなものだろう」

 

 

倒れている男達

見るからにチンピラでございといった風体だ

立っている1人の男

見るからに変態である

顔に被ったパンティーから除く常軌を逸した目、

伸ばしきったブリーフと網タイツ

間違いなく変態であった

 

 

変態がパンティーを顔から外すと

身体が萎んでいった

腹筋バキバキのマッチョボディから

アバラが浮き、

腹筋の無さからお腹が少し出たナードボディに

 

緑谷 出久 14歳である

 

 

彼は“あの日”から変わってしまった

“力”を手に入れたのだ

“個性”とは違う特別な“力”を

 

だから暴走した

夢だったヒーローみたいに

“無個性”ゆえに夢でしかなかったヒーローみたいに

 

“敵”(ヴィラン)と戦って倒した

火災現場に飛び込み救助をした

 

本当に“英雄”(ヒーロー)だった

ヒーローのような活動ができていた

憧れに手が届いた

そう彼は思った

そう彼“だけ”が思っていた

 

 

世間の反応は実に冷ややかであった

いつの間にか自身が“敵”(ヴィラン)として扱われていた

そして、彼は

 

夢を見ていただけの少年は現実を直視した

 

 

 

僕は正義の味方だけど・・・

 

 

正義は僕の味方じゃないみたいだ

 

 

 

それは少年にとって酷くショックだった

あんなに好きだった“オールマイトのデビュー動画”さえ

1日に50回程度しか見れなくなるほどに

 

だが、少年は立ち直った

パンティーを被るのは確かに問題かもしれない

でも、

パンティーを被るだけで人を助けられるのならば、と

 

いや、むしろパンティーを被るだけで

ヒーローになれるならアリかもしれない、と

 

 

そして今日も学校が終わり次第、

着替えて街へ繰り出す

正義を体現するために

 

 

 

そして、原作(僕のヒーローアカデミア)が動き出す

 




※ヴィランの設定

とんでもない変態と同じ括りにされた
風潮被害であり、
断固としてソレを認めない
訴訟も辞さない覚悟である


※ヴィジランテの設定

とんでもない変態と同じ括りにされかけた
同じ括りにされたヴィランには同情的
でも助ける気はない
だって自警団だもの


※ヒーローの設定

ヒーローだって人間である
イヤなモノはイヤ
ヴィランなら兎も角、変態はイヤ
見て見ぬフリをする公務員


※緑谷 出久の設定

ヒーローオタクの中学生
裏の顔は正義の味方 変態仮面
パンティーは主に学校の更衣室で入手している
自身が変態だとは思っていない


※爆豪 勝己の設定

幼なじみが女子更衣室にコソコソ入って行き、
ホクホク顔でナニカを持って出てきたのを目撃した
幼なじみと決定的に距離を置くことを決意
『いつかヤると思ってました』


※緑谷 引子の設定

息子の部屋の掃除をしていたら
パンティーを発見した
自分の物ではないソレに衝撃を受ける
旦那に相談した


※緑谷 久の設定

妻の相談に悩んだ旦那
確かに良い事ではないが
思春期の男子なら…いや、擁護するわけじゃ…
とりあえず様子見で、ね?


※緑谷 久の裏設定

妻の相談に自分の性癖が遺伝したのかと驚愕
郊外の貸しコンテナ倉庫に
“コレクション”を揃えている男
“コレクション”は真空パックで低温貯蔵している
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