僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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          ╰⋃╯






明けましておめでとうございます。
年明け早々に読んでしまった皆様へ
『年越したと思ったら目の前にチ●コがあった』
というサプライズでございます。

書き手も、読み手も今年こそ
どうか真人間になりますよう
心からお祈り申し上げます。





その少女、思い出す

 

 

 

『お茶子ちゃんはいい子ねぇ…』

 

『お茶子ちゃんはお父さんみたいなったら駄目だぞ』

 

『はい、お年玉』

 

『ちゃんと貯金するんだぞ』

 

『コレで好きな物でも買いなさい』

 

親戚のオジサンやオバサン

おじぃちゃんやおばぁちゃんが

渡してくれたお年玉

 

 

 

『お茶子、もらったお年玉だが…

 お父さんが貯金しておいてやろう!

 なーに、すぐ倍に増えるさ!』

 

 

 

「ハッ!?今の夢は…そうや思い出した!!」

 

……

………

 

 

「なに、お年玉貯金?」

 

「うん、父ちゃんが私の口座作って

 貯金しているハズなんよ!」

 

「僕は自分の口座に振り込んだな」

 

「オイラはすぐに使っちゃったスね」

 

 

過去の夢を見た麗日はその日、

食堂でいつものメンバー…すなわち

色丞、飯田、峰田に相談をした

 

「少なくとも10年分は貯めてあるから…

 皆にお世話になってるしお返しできたらなぁって」

 

「好きでやっていることだ気にしなくともいいさ」

 

「そうっスよ水臭い」

 

「だが自分の口座ならば通帳等も

 自分で管理すべきだな…麗日さん、実家は?」

 

「三重なんよ」

 

「ならば明日は学校は休みだし

 皆で観光がてら麗日嬢の実家に行くか!』

 

「え!?でも家まで片道10日はかかるよ!?」

 

「麗日さん…それは…」

 

「受験の時…大変だったなぁ…

 半日歩いて寝床探して…スーパーとかで

 ダンボール貰ってテント代わりにして…」

 

なぜダンボールが必要なのか?

路上生活を送った者ならばわかるだろうが

路上で寝る場合、下が土ではなく

アスファルトやコンクリートだと体温が奪われ

低体温病や最悪の場合凍死する可能性もある

現に某上野駅近くの公園では

毎年凍死者もでているのだ

なので毎朝、交番のお巡りさんが

生存確認の為にダンボール(マイホーム)を叩いてくるのだ

 

 

そして定住するならともかく、

一晩過ごすくらいならば

しっかりとしたダンボールハウスは必要ない

(というか大御所の公園内だと撤去させられる)

(また、了解者が多い公園だと通報されるのだ)

ダンボール箱の蓋と底を拡げて

ダンボール箱同士で連結を繰り返せば

寝袋型のダンボールハウスの完成である

狭くはあるが小さい分熱がこもりやすく

コレだけでも健康な身体ならば

都内クラスの寒波は十分耐えれるのだ

だから純ダンボール製棺桶なんて言ったらダメだ

 

 

 

「目が…目が麗らかから程遠くなってるっスよ!?」

 

 

ハイライトが消えた目の麗日は麗らかではない

かといって物欲にまみれた強日(したたか)でもなく

ましてや羅刹の如き修羅日(しゅららか)でもなく

全てに絶望し諦めた瞳の彼女は泡沫日(うたたか)さんだ

 

「麗日さん!いけない!それ以上は!?

 というより色丞君!新幹線を使ったとしても

 移動時間だけで半日はかかってしまうぞ!?」

 

「ん?日帰りで行くぞ?」

 

「だがそれだと現地についてからの時間が…」

 

「私の小型ジェットでなら1時間かからんよ」

 

「さすが色丞さん!」

 

「色丞君はスケールが違うな…」

 

「…ふふ、交通費だけで私の貯金よりも…うふふ」

 

 

浴場、色丞達は三重へ向かった

某全身黒塗りのR18男(黒霧)に頼めばいいじゃないかと

そう思うかもしれないが

せっかくのクラスメイトとの小旅行なのだ

旅行とは移動すらも楽しむものである

知らない道や流れる風景、とりとめのない会話…

それらも重要な旅のスパイスである

もっとも、移動方法が小型ジェット機の時点で、

大幅に移動を簡略化しているのだが

 

「見ろォ!!人がゴミのようだ!!」

 

「飯田よ、人が小さく見えるからって

 某大佐ごっこはよしたまえ」

 

「な!?だが“すまっしゅ”でも…」

 

「黙らっしゃい!!見たまえ麗日嬢を!」

 

「飛●石だよォォォォ!!」

 

「麗らかさの欠片もない顔じゃないか!」

 

「…なんか、すまない」

 

「…もうそろそろ到着だな!」

 

「40秒で支度しな!!」

 

「麗日さん…本当にすまない…」

 

 

閑話休題

さて、三重に到着した一行だが

三重県といえば

松阪牛にウナギにアワビ、伊勢エビと

美味しい物がいっぱいの県である

某作者が住んでいる茨城のように

納豆くらいしか他県から見たイメージがない県とは

根本から違うのだ

茨城のイメージの為に言っておくが

ローズポークや常陸牛、ハマグリにアンコウ

レンコンの生産量は日本一ィィィ!!

アニメだと“ガ●パン”だとか

最近なにかと話題のトレセンだってあるし

少し古いが“マキ●オー”にもでてたし、

新世紀な福音でポジトロンなスナイパーライフルの

ベースを造っていたのも“つくば”だし

あの“ガン○ムさん”の作者や

“バトルストーリー□ックマンエ●ゼ”の作者だって

茨城県出身だったりするんだ!!

ドラマだと“R○OKIES”の撮影だとかもしたんだ!

都道府県魅力度ランキング7年連続最下位だからって

田舎扱いせんでよ!!

それと、トンカツに納豆を掛けるのは

主に北茨城人だ

南茨城人からみたらちょっとどころか

だいぶ引いているからな!!

でも納豆に砂糖は入れるぞ!!(※家庭によります)

 

 

「む?なにやら作者の心の叫びが…」

 

「もうすぐ家に着くよ!

 やっぱり車だと早いんやね!」

 

「確か麗日さんの家は建設業だったな…

 なら日曜日は両親は家にいるのか?」

 

「…父ちゃんは日曜日は“お馬さん”のとこに

 遊びにいっとるよ…うん」

 

「っ!?すまない!!」

 

「ほらチョコレートっス!落ち着くっスよ!」

 

 

何気ない日常会話でも

彼女の地雷を踏み抜けは空気が凍る

吸魂鬼(ディメンダー)でも気を使って

チョコレートを、それも高いヤツを渡すだろう

 

 

そうこうしている間に麗日の実家にたどり着いた

一部を除いて一般的な家庭兼事務所だ

壁や扉に“金返せ”だとか“給料払え”と

落書きされているのを除けばだが…

 

「では勇者よろしくタンスをあさるかね」

 

 

…数分後

 

「む!あったぞ貯金通帳!麗日嬢名義の!」

 

「やった!ほんまにあった!!夢じゃなかった!」

 

「色丞君!麗日さんに渡してやってくれ!」

 

 

 

「いやだ」

 

「なんやて!?………」

 

「な、なにをバカなことを言っているんだ!

 冗談はやめて渡してあげるんだ!!」

 

「コレはここまでの交通費と

 麗日嬢に貸している部屋代として

 私が全部貰っていく!!」

 

「色丞君!!いい加減に…」

 

「ええんや!!もう、ええ…」

 

「麗日さん、しかしアレは…」

 

「色丞さん!…アンタはええ人やなぁ…」ポロ

 

 

沈黙する色丞と涙を流す麗日

状況が読めず戸惑う飯田に

下着類はないかとタンスをあさる峰田

 

 

「麗日さん!それは!?」

 

「うすうすな…もしかしたらってな…

 思ってたんや…!!なるべく…

 考えへんようにしてたんやが…」ポロリ

 

 

 

「無いんやろう!!…中身が…!!」ポロポロ

 

「そんな…!?」

 

「ある!!中身はたんまりと!!

 私が奪っていくだけで!!

 確かにお年玉は貯金されていた!!!」

 

「ええんや…父ちゃんのことや…

 大人しく貯金するハズないって分かってたんや」

 

「麗日さん…!」

 

「さて、そろそろ落とし前の時間だな」

 

 

……

………

 

本日未明、

三重県の自称 建設会社社長の麗日さんが

倒れているところを発見されました

麗日さんは『おいなりさんが…おいなりさんが…』

と、支離滅裂な言葉を発しており

警察による事情聴取は難航しております

警察は事件と事故の両方で捜査を進めて行くと

表明しています

次のニュースはNo.1ヒーローのホムラが・・・・・・

 

 

 






※麗日 お茶子の設定

悲劇のヒロイン
受験の時には徒歩で10日掛けて
三重からはるばる上京した
ダンボールは住居兼布団兼家具兼非常食
『採れたてのダンボールって
 たまに野菜の味が染みてて美味しいんやけど
 なんでかなぁ・・・ 
 食べてると妙にしょっぱくなるんよ』ボロボロ


※色丞 狂理の設定

個人で小型ジェット機を所有している
運転はできるが免許はもってないので
運転は秘書にたのんだ
麗日パパンに制裁をしたった
ちなみに残高は0では無かった
具体的には麗日パパンが引き落としに
使用していたためにマイナス表記だった


※飯田 天哉の設定

“個性”ゆえにオレンジジュースを飲むが
好物はビーフシチューである
今回は涙を飲んだ
オレンジジュースが出る蛇口が気になっているが
あるのは愛媛だし出てくるのはポ●ジュースである


※峰田 実の設定

黙々と下着探しをしていたナイスガイ
残念ながら出てきたのは督促状
あんまりなタンスの中身に
麗日になけなしの小遣いを渡した
なお、彼の資金源はバイトであり、
親にも仕送りをしていたりする
バイトの内容はAVのレビューである
仕送りに対して親は二重の意味で泣いている


※○ンジュースの設定

オレンジジュースではなく
オレンジ果汁と温州みかんのブレンド飲料
濃縮還元果汁100%である
多分、飯田が飲んだらエンストを起こす
“オレタチ”のジュースだったら
どうなるのだろうか?


※茨城県の設定

某作者が生息している
“いばらぎ”ではなく“いばらき”である
千葉や群馬、埼玉とまとめられると怒る
某有名心霊スポットは今はソーラー発電所になっていた
県庁がよく特撮の撮影に使われる県


※麗日パパンの設定

粛清された(※生きています)
”お馬さん”も“自転車”も“ボード”も大好き
“銀玉”も“回胴”も大好き
粛清された(※かろうじて生きています)
退院する時を今か今かと待ってる
主に借金取りと児童保護施設の職員が





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