僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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その変態、教えを説く

HAHAHA!!私だ、 色丞 狂理 (しきじょう きょうり)

 

先日は性欲を持て余す少年に

股間の紳士を揉み絆されてしまったが

心の広い私は少年達が性欲を発散出切るように

近くにあった下着一式をプレゼントしてあげ

ヒーローを目指す少年達にアドヴァイスまで送ってやった

きっと彼等は私を心の師匠と呼んで敬うに違いない

 

さて今日は別の街に来てみたが

確かこの街にも私立だがヒーロー科のある高校があったな

では早速潜入を・・・

 

なんてこったい

夏休みで生徒が居ないなんて

トボトボと商店街を歩いていると

キャーキャーと黄色い声が聞こえる

やはり私の肉体の美しさは刺激が強いようだな

 

おや、あれは学生演説かな

人は集まってないがヒーローに関して説いているようだ

どれ、ここは1つ私のヒーロー像を説いてやろう

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「何事も成し遂げるには、信念、思いがいる・・・!!」

 

「名誉、報酬、私利私欲にまみれたヒーローは贋者だ!!

信念なき贋者を取り除き!!

今こそヒーローを取り戻そう!!

正しき社会の為に!!」

 

街頭演説をする少年

赤黒 血染

━━━彼は私立高校ヒーロー科に入学するも

周囲の拝金主義、名誉欲にまみれた願望を知り失望し

自主退学して今は街頭にて彼の思う正しいヒーロー像を

演説していたが彼の言葉は誰にも届かなかった……

 

 

 

(ハァ俺が叫び、警鐘を鳴らしても誰も聞かぬ…か。ハァ

ならば俺に何ができる?正しき社会の為に……)

 

悩んでいた。まだ言葉で警鐘を鳴らすしかできない

その言葉も誰にも届かない

人の足を止めることもできずに改革はなせない

 

 

ふと気が付くと人が集まってきている

こんなことは初めてだ

スマホで撮影している者もいる

やっと声が届いたのかと更に声を出そうとして

囲んでいる人々の視線が

俺より上を向いていることに疑問を持った

俺の後ろには電信柱くらいしかなかったハズ・・・

振り向き上を見上げると

 

━━━そこにはM字開脚の状態で電信柱に

縛りつけられた変態がいた

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・なんだ!?キサマはァ!?」

 

 

「私か?私は正義の味方だ!!」

 

ぬけぬけと言い放つ変態に血染は激昂した

 

「・・・!?・・・論外!!

キサマのような正義の味方がいてたまるかぁ!!」

 

「フッ青いな。少年、教えてやろう。

正義とは誰かに認めて貰う為に行うのではない!!

例え世間に嫌われようとも救おうとする心!!

……それが正義だ!!」

 

 

「!?・・・・・・ハァ強い信念・・・いい」

騙されてはいけない赤黒 血染!!

言ってることは正論でもやってることは最低だぞ!?

 

 

「君が君の正義をもっているならば!!

君はもう立派ヒーローさ!!」

 

変態は電信柱からするすると降りると赤黒の前に立ち

赤黒の顔に目元を隠すマスクの様なものをそっと着けると

 

「君は染料(ステイン)さ!!

周囲の有象無象なんて君の正義で染めあげてやれ!!」

 

颯爽と走り去っていった

 

「・・・ハァ俺の正義、俺は染料(ステイン)か」

 

いい感じでまとまったが 瞬間、赤黒の脳裏に電流走る

 

(待て待て待て、ヤツが俺に被せた布、もしヤツが被っていたものと同じだったならばばばば)

 

目眩がし酷い動悸が、呼吸も乱れる

いきなり挙動不審になった赤黒に周囲はざわめく

 

━━━ざわめきの中で赤黒の聴力はその言葉を拾っていた

 

 

「お巡りさん、早く来てください。パンティーを被った2人組が・・・。はい、はい、そうです。なんかハァハァしてて怖いんです」

 

何気ない一言が赤黒 血染の心を傷付けた

 

そして赤黒は無駄に洗練された無駄の無い動きで被ったパンティーをむしりとり地面に叩き着けると

全身全霊全力で逃走した

 

 

━━━赤黒 血染 16歳 夏

 

名誉は欲しくないが 失いたくはない と学んだ

 

 

 

 

 

 

 




※色丞 狂理の設定

“個性”[変質者]

物体や生物の姿や特性を変質させる
結果や法則、他人の“個性”すら変質可能
前提条件として■■であることが求められる
■■でないものがこの“■■”を使うと■■になる
また、自分の変態性を変質させ物体を創造できるが
変態グッズに限定される
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