僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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そのモデル、まさに芸術

 

やぁ!見た目で(ヴィラン)と決め付けて

地獄のスピニングファイヤー”を

黒色君にブチかました色丞 狂理(しきじょう きょうり)

 

ナニ?見た目で決め付けるのは悪いことだと!?

ヴァカめ!!人は見た目で9割の情報を得るのだ!

例えば銀行に目出し帽を被った状態で行ったら

間違いなく通報されるだろう!!

例えば実年齢が一桁だったしても

見た目が脂ぎったオッサンなら女湯にいったら

通報されるだろう!!

 

彼は見た目が悪かったのだよ!

いや…この言い方では誤解を受けるな

生まれもった体質やら見た目は仕方ないが

だからといってそれに甘えてはいけないってことだ

 

例えばナイロンアレルギーだからといって、

ナイロンが使われている衣類が着れないので

全裸で外出していたら通報されるだろう?

綿や麻、絹の服を買う努力をしなければならないんだ!

え?私?パンティー被って言っても説得力がないだと?

うるせぇ!人の趣味にまで口を挟むなァ!!

 

…さてと、次は4限目…芸術の時間だな!!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「近代ヒーロー美術史の授業だけど…

 受け持つのは私!ミッドナイトよ!」

 

美術室にて近代ヒーロー美術史の授業が行われる

“個性”により創られた作品や

芸術におけるヒーローの概念を学ぶこの授業ではあるが

一般的な“美術”の授業も併合されている

 

「今日!やってもらうのはコレ!!」

 

そういってミッドナイトが指差す先にあるのは

籠に盛られた野菜類であった

端的に言えばスケッチである

しかし、異能としての“個性”ではなく、

性格としても“個性”が強いA組である

普通に授業を受けることなどなかった

 

「先生!!モデルの変更を求めます!!」

 

クラスの中で一番小柄な少年、峰田が叫ぶ

 

「ここはヌードデッサンしかないでしょうよぉぉ!!」

 

思いよ届け!!と、魂の叫び(シャウト)を響かせる

 

「…峰田君、さすがに授業でそれは…」

 

18禁ヒーローに倫理観を説かれそうになるが…

 

「ふむ、ヌードデッサンか…上鳴がモデルをヤります!」

 

ここで変態(色丞)が提案を出した

 

「許可します」

 

「うえええぇぇぇ!?俺!?なんで!?」

 

「そして、CP…ゲフンゲフン!切島君とペアで!」

 

「許可します!!」

 

「俺もか!?」

 

「切島よ…貴様が目指す“男らしさ”とは

 裸を見られることを恥じるような女々しいモノか?

 貴様が鍛えてきた身体は恥ずかしいモノなのか?」

 

「俺は…、俺は恥ずかしくなんかねェ!!」ヌギッ

 

「…え?俺は確定なの?」

 

「上鳴…貴様はモテモテになりたいそうだが

 モテモテになったとして、“その後”はどうするのだ?

 女の子に囲まれるだけでいいのか?

 “その先”には進みたくないのか?」

 

変態(色丞)が片手で輪を作り、もう片方の手を使い

輪に出し入れをするジェスチャーを行う…

 

「皆!!俺を見てくれ!!」ヌギッ

 

「マァァァァァベラッッスゥ!!」

 

某18禁ヒーローの顔が18禁になってしまったが

そんなことは些細なことである

 

「では、ポージングだが…八百万よ」

 

「はい!やはり最初は正常位…ゲフンゲフン!!

 向かい合って抱きしめ合うポーズで!!」┌(┌^p^)┐

 

「では、モデルの2人はそのように!」

 

 

八百万の意見を取り入れポーズをきめる2人であったが

ここで問題が発生し始めた

 

(なんか…)

 

(コレは…)

 

((先っちょにポロンポロン当たってるぅ!?))

 

ここに来て2人はニュータイプだったのかと、

言わんばかりに視線だけで会話を始めた

 

(上鳴!もう少し後ろに下がってくれ!!)

 

(待てって!密着していなかったら見えちゃうだろ!?)

 

(でも俺はこの感触に耐えられねェ!!)

 

(じゃあ女子にチ●コ見られてもいいのかよ!?)

 

(お前とくっついているよかマシだろ!?

てか、お前は“個性”把握テストで一回見られてるから

そんなに気にしねェだろ!?)

 

(その件は忘れろ!!めちゃくちゃ気にするわ!!)

 

 

しかし、その様子を見ていた女子達はというと…

 

「あれ?なんか腰をモゾモゾ動かしてない?」

 

「キマシタワー┌(┌^q^)┐」

 

「滾る!滾るよコレは!!」

 

「ケロケロケロケロケロケロケロケロケロケロエロケロ」

 

「ペン先が踊る!!迸れ!私の妄想力!!」

 

「美しい…これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう」

 

大変ご満悦のようだった

しかし、良くも悪くも時間とは流れるモノである

同じ状態が続くなどは有り得ないのだ

 

(見られてる…クラスの女子に…)ググッ

 

(上鳴!?おまっコレッ!?)

 

(俺の…恥ずかしいトコロまで…)ハァハァ

 

(ちょ!?マジか!?)

 

そして、事件は起きてしまった

原因としては、

まず、モデルに上鳴を選んだことが間違いだったのだろう

もしくは上鳴にMっ気があったのが不味かったのだろう

あるいは切島が押し付けられる硬化電気棒に対して、

ドン引きして思わず“個性”を使用してしまったのが

悪かったのかもしれない

 

 

ガリッ

 

「いっっっってぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

「あ…わり、つい…」

 

あまりの痛みに思わず倒れ、床を転がる上鳴…

その痴態に掛けられるのは言葉ではなく

女子達が構えたスマホのシャッター音だった

ミッドナイトに至ってはデジタル一眼レフで撮影している

 

ところで話は変わるが“絵”とは時間が掛かるものである

より精細に描こうとすればするほど時間が掛かる

1時間すらない授業時間で描けるものではない

…故に

 

「先生!この時間では描き終わらないので

 モデルの撮影をしたいのですが!!」

 

「許可します!」

 

「先生!別のポーズでも描きたいんやけど

 指定したポーズでの撮影は!」

 

「全面的に許可します!」

 

「先生!ウチとしては単独ポージングも

 捨てがたくて…ポーズをとって欲しいのですが!」

 

「許可します!」

 

「先生!私は別カプ…ケロケロ、別のペアで

 書いて見たいわ!あと衣装もね」

 

「許可します!…ただし次回で皆で見ましょう」

 

「先生!だったら、“個性”使って

 解けかけの衣類を纏った状態が描きたいです!」

 

「許可します!…それも次回ね!」

 

 

授業が終わった後、昼休みに上鳴は早退した

そして、3日ほど学校に来なかった




※ミッドナイトの設定

青い果実(意味深)を見れてご満悦
その提案をした色丞と峰田の授業評価を5にした
ショタはいいぞぉ

※上鳴 電気の設定

女子の視線に興奮してスタンダップ↑した
切島の“硬化”で電気棒が少し削れた
某作者曰く、泣き顔がそそるタイプ

※切島 鋭児郎の設定

変態の言葉にノせられた被害者
A組女子達によって鋭児郎の鋭児郎は撮影され
グループラインにて共有された
某作者曰く、ギザ歯って男女問わず萌えるよね

※A組女子~ずの設定

某作者の思惑によって“腐って”しまった
多分、どこぞの蜜柑なブタさんとは気が合うハズ
切×上か、上×切で紛争が起きる…かも?
え?切×爆?、轟×爆?爆×緑?また今度ね
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