僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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その輝き、羽撃く

 

 

我が弟子の成長を見るのは良いことだな!

色丞 狂理(しきじょう きょうり)です

 

今日は皆に重大な告知があるんだ

某作者が何気なく感想への返信を書いていたら

「なんか見覚えがある名前やな~見てみんべ」

って名前をタップしてみたら

あの『我輩は○○である』far先生だったんだ

far先生から感想をいただいてしまったのだ

 

だから某作者からの読者の皆にお願いだ!

 

『品性を疑われる変態作品を読んでないで

 far先生の作品を読んでください』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

青山&口田 VS 蛙吹&砂藤

 

その戦いは一方的であった

時間制限こそあるものの怪力を発揮できる“個性”

“シュガードープ”を持つ砂藤

寒さへの耐性にこそ難はあるものの、

壁に張り付くことができ保護色による迷彩での隠密奇襲、

強力な脚力に変幻自在の舌による強襲が可能な“カエル”

できないことの方が少ない蛙吹

 

戦闘に限っては隙のないペアである

このペアに勝つのならばどうするか?

例えば、2人の攻撃可能な範囲の外からの攻撃

超遠距離攻撃を続けて倒すという手段があるだろう

しかし、舞台はビルの中である

対敵すると確実に2人の間合いに入ってしまう

他の手段を考えよう

例えば、隠密行動からの奇襲

2人とも索敵能力は優れているわけではない

一般的な視力と聴力しか備わっていないのだ

ならば死角からの強力な一撃で倒すか

視角や聴覚を封じて攻撃、捕縛をするという手段もある

しかし、青山も口田もそのような“個性”ではない

上手く隠れたとしても砂藤がいるためパワーで負け、

カウンターでやられてしまうだろう

他の手段を考えよう

時間切れになればヴィランチームの勝利である

ならば逃げ続けてはどうだろう?

これはいい案である

しかし、“核”を確保されたら負けるので

“核”を守る必要があるのだ

つまり逃げ続けることはできない

例えば…例えば…例えば…

 

口田を“核”の防衛として残して青山は1人、対敵していた

青山の“個性”は“ネビルレーザー”

決して近接向きの“個性”ではない

そして現在、一方的に殴られ続けている青山……

防御もできず、反撃もできず、逃亡も許されない

だが、顔をしかめているのは砂藤と常闇であった

 

「フン」バキッ ドゴッ

 

「フフン」ザシュッ ガガッ

 

「意外とイタいけど…ちょっとカ・イ・カン♥️

 

「フザけた格好しやがって…蛙吹!頼めるか!」

 

「まかせて!!」

 

「フザける?何が?

 このまま舞踏会に駆けつけられる程、

 素敵な一張羅じゃないか!☆」

 

 

……例えば、正面から圧倒的な力で捩じ伏せる

 

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その一族は個性発現以降、とある“強個性”の名門であり、

政治、商業、果ては裏社会にも顔が利く

…いわゆる名家であった

 

“彼”はその家の本家の長男として生まれた

そして、デキソコナイと呼ばれていた

 

「パパン、ママン…どうして僕は皆と違うの?」

 

「大丈夫よ…優雅、貴方はまだサナギなだけ…

 きっといつかキレイな蝶々になれるわ」

 

「…ママン」

 

“彼”…いや、僕を抱きしめてくれたママン

だけど、パパン……あの男は

 

「放っておけ!!そんなデキソコナイ!!

 本家の長男がろくに“個性”も使えないなど

 俺はいい笑い者だ!!顔も見たくない!!」

 

「…パパン」

 

あの男は酷く自分本意でね…

幼い僕の“個性”が身体に合っていないことがわかると

僕やママンに当たり散らしたんだ

それでも当時の僕はね

『パパンが怒るのは自分が弱いせいだ』って思ってね

隠れて訓練をよくしていたのさ

 

青山家では“レーザー”や“ビーム”なんかの

光線やエネルギー波系の“個性”が多くてね…

ただ僕の身体には“個性”が合わなくて

“レーザーを出す個性”と言うよりは

“一瞬ヘソが光って脱糞する個性” だったんだ

お腹もすごく痛くなってね

胃腸が丈夫になれば少しはマシかもしれないと

ママンがチーズやヨーグルト、ラッシーなんかを

よく食べさせてくれたのさ

 

ターニングポイントは僕が小学生の頃だね

身体の成長とママンのチーズのおかげで

多少はよくなっていたよ

弱々しいけども“レーザー”と呼んでいいくらいには…

けども、お腹の痛みと脱糞癖は治らなかったんだ

 

絶対に人には見られたくなくて

まだ隠れて訓練をしていたよ

とっくに家の跡取りは分家から取るって決まったのにね

それでも訓練は続けたんだ

小学校高学年にもなってオムツを履いてね

訓練の時は予備のオムツを幾つか持っていって…

 

でも、ある日ね

同級生に見つかっちゃったんだよ

それも着替えている最中にね

そこからは…地獄だったよ

あの男の耳にもその話は届いたみたいで

家の恥を晒すなと何度も殴られてね

それでも…それでも訓練は続けたんだ

オムツはもう買ったらバレるから

バスタオルを洗って使い回してね…

 

これが僕が“イモ虫”だった時の話…

そしてここからが僕が“蝶々”に変身する話さ

 

不法投棄のゴミ捨て場と化した廃工場

ソコが僕の訓練場だった

幸い水道が使えたからバスタオルも洗えたしね

いつものようにソコで訓練をしていた時に出会ったんだ

 

「坊や…性癖は色々あるがね

 君の歳で野外スカトロプレイとは上級者だな」

 

僕は思ったよ……美しい、と

無駄を極限まで省いた純白の聖衣(引き伸ばしたブリーフ)

セクシーかつキュートなレース付きの仮面(被ったパンティー)

この人のようになりたい

だから僕は僕の夢を僕の今を全部話したんだ!

 

「ならば君にはコイツをやろうではないか」

 

そう言って純白の聖衣から六角形の金属を取り出して

僕にくれてね…当然なんなのか気になって訊いたさ

 

「ソイツは核が…ゲフンゲフン“個性制御装置”さ!」

 

これさえあれば…

そう思った僕にさらに贈り物をくれたんだ!

 

「食え」

 

「え?」

 

驚いたことに虫だか魚だか胎児だかわからないソレを

僕に付き出してきたのさ

 

「ソイツはアダm…じゃなくてホムンクル…でもなくて

 そう!新手の健康食品、健康食品さ!」

 

そして、僕は華麗に変身したのさ

 

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『タイムアップ!!そこまで!!ヴィランチームWIN』

 

「ここまで通じないなんて…」

 

「ハァハァ…2人がかりでこれって…化物かよ」

 

「ノン・ノン…僕は蝶人(ちょうじん)さ☆」

 

 




※個性制御装置の設定

六角形の金属 [LXI]と刻印されている
武装錬…ゲフンゲフン色丞特製の“個性制御装置”
普段は青山のコスチュームの中

※健康食品の設定

虫なのか魚なのか胎児なのか…
その正体は健康食品なのさ!
エ●ァのア●ムにも似ている色丞特製の健康食品
色んなトコロが元気になるぞ!

※青山 優雅の設定

色丞特製アイテムの使用により魔改造されている
パワー、スピード…そしてなにより回復力!!
グラスファイバーの武装れ…“個性制御装置”により、
“ネビルレーザー”を好きな場所から出せる
背中から出して飛翔可能な“月光蝶”が使える
ヒーローネーム“パピヨン(予定)”
砂藤と蛙吹の攻撃を受け続け時間切れ勝ちとなった
もし、青山が攻撃していたならば…

※素敵な一張羅の設定

オシャレ上級者向けの素敵な衣装
青山のコスチューム兼普段着である
ネタがわからないオシャレ初心者は
『武装錬金 パピヨン』で検索

※口田 甲司の設定

ずっと“核”の前で待機していた
あんまりにも暇だったので
持ち込んだ春夏糸で愛しの根津校長の為に
“サマーセーター”を編んでいた
よろこんでくれるかなぁ…

※『我輩は○○である』の設定

どこぞの変態作品と違って
気品のある素敵な作品
“○○”はピー音ではありません
変態作品と一緒にしてはいけません
ケモナーの方にもオススメです!!
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