僕のH☆EROアカデミア   作:紫煙隊

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その変態、魔導王と出会う

花粉症シーズンだね!!色丞 狂理 (しきじょう きょうり)

 

昨日、と言っても数時間前に同類と出会って

夜更かしも相まってハイ☆テンションさ

 

思えば恐ろしい程の女子力の高さだったぜ

思わず“個性”で作った“聖衣”を授ける程にな!!

 

いい加減に帰らないと、と思ったんだが

股間のセンサーがまた反応してるんだなコレが

もうビックンビックンしてんのよ

これ以上は見るに耐えない染みが着いちゃうわな

 

頭を吹き飛ばされ半死半生の奴がいても俺は驚かないぞ

 

深夜のテンションそのままに突撃するとしますか

 

 

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(油断だったのかもしれないね 長い時を生きて幾多の“個性”を手に入れてきたが、ワン・フォー・オールがここまで育っているとはね 思えば再生系の“個性”無しに戦ったのはよくなかった)

 

脳が剥き出しになるほどの重症を負うも生き延びた男

オール・フォー・ワン

━━━“個性”の名で呼ばれるこの男はしかし

虎視眈々と次を見据えていた

 

 

「ゲッダン!揺れる廻る振れる 切ない気持ち~♪」

 

そこに現れたのは一人の変態(ナースver)

 

 

「「・・・・・・・・・」」

 

予想だにしない事態に悪の象徴(笑)も思わずフリーズした

 

「二人で一緒に眠る ウィンターラァァ↗️」

 

「…まだ、歌うのかい?」

 

物理法則やら関節の可動域に喧嘩売ったダンスをしながら

オール・フォー・ワンに近づく もう一人の巨悪(変態)

 

 

「ところで こいつを見てくれ こいつをどう思う」

股間を前面に押し出しながら変態が問う

 

「・・・すまないが 僕は目が見えなくてね」

見えないのは事実だが赤外線探知ができる男は

顔を背けながら言った

 

「それは申し訳ないこと訊いたな せめて感触だけでも」

 

「大丈夫だ!!それにはおよばないよ!!!

探知はできるから!そうだね!すごく大きいね!!」

この象徴(笑)必死である

 

「しかしずいぶん前衛的なファッションをしているな」

「ハハハ、君にはおよばないさ」

 

「そうだな私はファッションリーダーだからな」

 

オール・フォー・ワンは考える

これ程(変態に)追い込まれたのは初めてのことだ

ナニをするかわからない恐怖がそこにあった

もし対抗できずに この変態に捕まるくらいならば

自首してタルタロスに収監されるのも辞さない覚悟である

 

 

「その怪我、治したいかい?」

 

━━━悪魔が囁いた

 

「私の個性ならば 可能だ」

 

━━━破滅的しかし魅惑的すぎる甘言

 

「もう 大丈夫 私がいる」

 

━━━圧倒的な(性)犯罪者のカリスマが

 

「いくらでもやり直せる そのために私がいるんだよ

全ては君のためにある」

 

 

「・・・チェンジで」

さすが先生 英断である

 

 

「カマトトぶってんじゃねーよ●●●年童貞がッ

アレだろ?童貞拗らせすぎて魔法使いどころか

むしろ魔導王陛下だもんな!!バーカバーカ」

 

こ れ は ひ ど い

 

散々言って変態は帰っていった

 

 

斯くしてオール・フォー・ワンの心の平和は保たれた

え?焼け野原?むしろ爆心地?

人がいなければ戦争は起きないし ずっと平和だよ?

 

 

その“個性”は押し付けられていた

オール・フォー・ワン本人にすら気付かれないほど巧妙に

 

その“個性”は誰かに与えることも抹消することもできず

オール・フォー・ワンの奥深くに巣食っている

 

その“個性”の名は“■■■■” という

オール・フォー・ワンの“■■”をトリガーに発動する

 

 

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