この黒歴史は12発目です。
その日、オール・フォー・ワンは優雅に過ごしていた
“やぎさんにっき”の管理人さんが
書いている雑誌のコラムを目的にして
電子書籍版を購入して音読アプリに読ませながら
刺繍を造っていた
新しく起業したザリガニの養殖会社も運営は順調だし
“やぎさんにっき”を参考にして始めた趣味も楽しい
だいたい“やぎさん”のおかげだ
音読アプリがコラムを読み終わったので
もう一度読ませようとした時、音読アプリが告げた
『本誌特別企画!あの“やぎさん”にも会える!?
サイン会を開催を決定!開催日時は……』
「これは…行くしかないだろうね」
しかし、オール・フォー・ワンは長い時間は外に出れない
後遺症により生命維持装置から離れられる時間が
ある程度限定されているからである
自分の身体の事を考えれば外出は控えるべきである
だが、数々の邪悪な計画を起て実行してきた
オール・フォー・ワンの脳細胞は
たったひとつの冴えたやり方を思いついていた
━━数日後
色丞はオール・フォー・ワンのアジトに招待されていた
「やはり“あの件”だな?」
「ほう…話が早いのはありがたいね」
「10年以上前に、
『先生ぇ…お●んちんが腫れて治らないの…』
…って言われて自分で説明出来なくて
ドクターを呼び出して説明させた件…だな!」
「違う!!というか君が何故知っている!?」
そしてドクターが転弧にセクハラをしているのを
黒霧が止めて
その間に義欄とマキアで
…というオール・フォー・ワン最大の黒歴史である
「え!違うの?」
「いや、確か君は僕の身体を治せると言っていたね?」
「治せる?
「…できるんだね?」
「先のセリフはふざけて言ったわけではない…
あくまで“変質”であり治療ではないのだよ
例えば“折れた骨をくっつける”などはできず、
“折れた骨を新しい骨に変える”という具合だな」
実に有用な“個性”ではあるが
オール・フォー・ワンは決してこの“個性”を奪わない
新しい力を得ることはできるだろうが
人として大切なナニカを失いそうだからだ
「僕のこの身体を健康体に“変質”させた場合、
何かしらのリスクはあるのかい?」
「結構な重症だしな…完治レベルまでだと…
どこぞのクソナードみたいになるが構わんか?」
「完治は諦めよう」
「他には“個性”を原料にして“変質”させれば
疑似的だが健康体にはなれるぞ!
大きく“変質”させる分、原料の影響は出るがな」
耳郎の場合のように一部分のサイズ変更ではなく
ほぼ全身、それも重要器官も含めての“変質”である
多少のリスクは伴うのだ
「ほう…例えば“増殖”を原料にした場合は?」
「身体中から“増殖”したチ●コが生えるやもしれん」
「…“肥大化”の場合は?」
「身体より大きくチ○コが“肥大化”するやもしれん」
「…“空気を押し出す”」
「尻から出るようになってチ●コも“肥大化”するな」
「待て!今どこから“肥大化”がでてきた!?」
「“個性”も含めて全身だからな!影響はあるさ!」
化物チ●コならぬチ○コの化物になるリスク
オール・フォー・ワン改め、
オール・フォォォォォ・ワンになる可能性が出てきた
「…例えば一時的にでも健康体になる方法はないかい?
副作用の無い方法でね」
「あるにはあるが…残っている“素敵☆アイテム”は
”女児用スク水”か“逆バニー”しかないぞ?」
「副作用が無くてもソレを着ること自体がリスクだね」
「あとは用法用量を守れば副作用無しのヤツだな!」
「もう、それでいいや…内容は?」
「一定時間内に元の姿に戻らなければ
チ●コが周囲数百メートルを巻き込み爆発する」
「えげつないな!?時間内なら問題ないんだね?」
「もちろんさぁ~」
「じゃあ、ソレで」
「よし!脱げ!」
「!?」
「対象は全身だろう?」
(マジか…いや、マジだ)カチャカチャ
上着を脱ぎ、ベルトを外してパンツも脱ぎ捨てる
生まれたままの姿となったオール・フォー・ワンがいた
そこに正面から向き合う色丞はその腕で…
「ヴォ●ギン式 股関認識センサーアタック!!」
「ぬぉ!?」
オール・フォー・ワンの身体から蒸気が溢れ始め
その姿を隠した
数秒、数十秒は経っただろうか
「貴様…●ワンじゃないな!」
「…終わったのかい?」
「うむ!我ながらよく出来たと思うな!」
「ああ…久しぶりに自分の目で物が見えるよ」
久しく使われていなかった視覚が戻り
脳がパニックを起こしかけている
だが、ソレだけではないだろう
健康な身体に一時的とはいえ戻れたのだ
喜び、興奮するだろう
そして、下を向いた時に興奮は一気に褪めた
「色丞君、胸があるんだが?」
「うむ!CよりのBだな!」
「僕のチ○コがないんだが?」
「ああ!コレだな!」ポイっ
「人のチ●コを投げるな!
貴様は人をなんだと思っている!?」キャッチ
「まぁ一週間後には爆発するし構わんだろ?」
「させないよ!戻すからね!?」
「でも都市部でチ○コ爆発させれば
“人類初のチ●コでテロを起こした男”
として人類史に名を残せるぞ?」
「そんな汚名は残したくない!!」
「せいぜいTSライフを楽しめ!
「行ったか…まぁコレでサイン会に行けるね」
オール・フォー・ワンに仕込まれていた種は芽吹き成長を続けている…開花し実を着けるまで、あと…
※志村 転弧の設定
あらゆる意味で皆に愛されている
愛されてすぎて性格が歪んだ
特にドクターが身体を触ってきたり
お風呂の時に入って来るので嫌い
※ドクターの設定
『儂は悪くないぃぃ!本当に良心からなんじゃ!
ちょっと大人の階段を登らせようとしただけじゃ!』
等と宣い、黒霧にフルボッコにされた
※黒霧の設定
育つまで待てる紳士なお兄さん
邪悪の化身を討伐した
本当は教える側に行きたかった
※義欄の設定
夜遅くにオール・フォー・ワンに呼び出された
理由は子供への性教育
なにかに目覚めそう
とりあえずドクターは後でシバく
※ギガントマキアの設定
主の命令ならば何でもやるが
子供への性教育はやめてほしかった
とりあえずドクターは後で潰す
※オール・フォー・ワンの設定
サイン会に参加するために色丞を呼んだ
そしたらTSさせられた
一週間以内に元に戻らないとチ●コが爆発する
※オール・フォー・ワンのチ○コの設定
あらゆる意味で凶器となってしまった
保管に困ったので痛まないように
ラップで包んで冷蔵庫に仕舞った