朝に爽やかな一時を提供する
まさか麗日嬢がノーブラ女子だったとは…
この色丞の目を持ってしても読めなかった!!
え?
アレはただの下衆だね!
血走った目でJKの下着を覗くような男は
下衆で充分さ!
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さて、麗日の服を買った一向は次なる目的地…
ゲームセンターへと到着していた
「ゲームセンター…初めて来たがうるさ…
いや、賑やかなのだな」
「オイラはよく脱衣麻雀ならやるっスね」
「私、ゲームセンター初めてだ!」
悲しいことにゲームセンターは
“不良とオタクの溜まり場”のイメージがある
ゆえに真面目の権化たる飯田は縁がなかったのだろう
彼はゲームと言えばテーブルゲーム系統か、
マインス●ーパーくらいしかやったことがなさそうだ
また、物にもよるが1ゲーム100円というのは
麗日家の財布事情的に行くことが出来なかったのだろう
ちなみに彼女の家にある“ゲーム”は
“あやとり”と“ペットボトルの蓋のおはじき”だそうだ
「あ!アレ可愛くない!?」
麗日がクレーンゲームの景品のぬいぐるみを指差す
「可愛い…のか?しかし、コレくらいなら
僕にも取れそうだ!」
女子の前で格好をつけたいのだろう
飯田が100円玉を入れプレイするが…
「なっ!?アームの力が弱すぎる!?
コレでは取れないではないか!!
色丞君、コレでは詐欺ではないのか!?」
「やれやれ、コレだからお坊ちゃんは…
良いかね?そもそもクレーンゲームとはな、
“ゲームであって遊びではない”のだよ」
「そ、それはどういう意味だい?」
「まずクレーンゲームの特性上の話だ
1プレイ100円でホイホイ取れたら
原価率+光熱費+人件費が賄えないだろう?
ゆえに設定を厳しくするのは基本なのだよ」
「しかし、ソレでは取れないのに
お金を払うことになるぞ!?」
「ふふん、そこがミソなのだよ!
まず子供の小遣いとは基本的に少ない…
されど景品は欲しいという状況はだね
限りあるコストに対して目的を果たせるかという
状況判断能力を鍛える為にあるのだよ」
「幼い子供の内から戦術眼を鍛えるというのか!?」
「もちろんソレだけではないぞ!
先程、君が経験した通りアームの力は弱い…
つまり自分より格上の相手と戦う際に
いかに臨機応変な行動ができるか、
あるいは戦力差を考慮して撤退できるかと
このクレーンゲームは問うているのだよ」
「臨機応変な行動だって!?」
「そうとも、例えばこの機体ならば
左アームはわりと力が強いので
左アームを使って掴むのではなく押し出すのが
模範解答であろうな」
「まさか…そんな手が…」
「コレは“職業訓練”における
“クレーン”、“玉掛け”にも応用が効く技術だ!
ゲームセンターとは“ゲーム”という形で
子供達に自主的に訓練をさせる為の修練所なのだよ」
「では、まさか峰田君がやっている
“脱衣麻雀”とやらもそうなのか!?」
「そうだな!牌の流れを読み、
相手の待ちを読んで行動をする頭脳戦だな!
さらに言えば闘争本能が刺激され、
ボケ防止にも良い麻雀に“脱衣”というエロを足して
性欲も刺激しているわけだな!
脳内ではアドレナリンが分泌されて
同時に計算することで脳が活性化されているな」
「ではソコにある射的のようなゲームもか!?」
「ふむ、ガン・シューティングかね!
脳の活性化は無論あるにはあるが…
このゲームの目的は別にあるのだよ!
戦場において多角的な視野を持つこと、
注意力の維持…ソレ等の訓練もだが、
飯田よ、君は銃を持っていきなり使えるかね?」
「銃か…考えたこともなかったが…
使い方を教われば可能かも知れない」
「そうだろう!使い方を教われば
“使い方”は理解できるだろうな!
しかし、十全に目標を狙えるかね?」
「ハッ!?まさか…」
「そうとも、過去の歴史を振り返ればわかるように
いざという時は学生でも戦わねばならない…
銃の使い方等は説明を受ければわかるだろうが
そこに精密性はないのだよ…
精密性を出す為には地道な反復練習が必要なのだ
ココまで言えば…もう、わかるだろう?」
「なんてことだ…
僕より幼い子供ですら訓練をしているというのに
僕は…!!もっと早くココに来るべきだった!!」
なお嘘八百である
ついでに飯田をからかいながら
ぬいぐるみを取りました
※ゲームセンターの設定
子供から大人まで利用する修練所
様々な“技能訓練”が受けることが可能であり
例えば、メダルゲームでは資産運用を学べる
ある程度、技術が向上すれば
プリクラで証明写真を撮って
書類を作成して“資格”を取りに行ける親切設定
※ぬいぐるみの設定
クレーンゲームの景品である
彼らは一体、どんな罪を犯したのだろか?
衆人の元、吊るされ見せ物にされて
アームにド突かれ、挟まれ、落とされる…合掌