アカメが斬るIF ナイトレイド生存ルート 作:Yuna・dragnyl
アカメが斬る6話 絶対正義を斬る中盤から
任務を完了したマインとシェーレであったが、アジトに帰還する途中、ナイトレイドを断罪する帝都警備隊の1人、セリュー・ユビキタスに遭遇してしまった。
敵を退けようとパンプキンを放ったマインだったが、セリューの所持する帝具、魔獣変化ヘカトンケイル(以下コロと略す)に防がれた。
核を破壊するか、使い手を倒さない限り無限に再生を続ける生物型帝具に彼女は苦戦を強いられる。
一方で、シェーレはセリューと交戦するが、彼女はエクスタスの奥の手である「金属発光」をうまく利用しつつ、
セリューの両腕を切り落とし大打撃を与えた。
更には切断された彼女の腕に仕込まれていた2丁拳銃の攻撃も防いで、見事にその腕も切り落とす事に成功した。
追い詰められたセリューはコロに奥の手を指示。
強化したコロは全身を巨大化させ、更にはその腕でマインを握り潰そうとする。
ザシュ
シェーレは即座にマインの元に駆けつけて彼女の拘束した腕を切断し、間一髪の危機を救ったのだった。
「シェーレ!」
「間に合いました」
一安心した瞬間
「!?」
不吉な予感がすると悟った彼女はすぐさまに180°回転しエクスタスで自分の胸元を防御した
パキン
豆鉄砲の様な小さい弾丸が静かに落ちていく
反応が遅れていれば危うく自分の生命が奪われてしまったかもしれないと思われる一撃
口の中も改造し小型銃を身につけていたセリューであったが、彼女の運良く気づいた事で、仕留め損なった。
「シェーレ、ここは引くわよ。このままだと敵の増援が押し寄せて来るわ。」
「ええ、急いでアジトに戻りましょう。エクスタス!」
二度目の奥の手の発動によってセリュー達の眼を眩まし、即座に離脱するシェーレとマイン
ナイトレイド アジトにて
「まさか2人を襲ったのが道に迷った俺を助けてくれた人だったとはな」
良い人だと思っていた人が今後自分達の目の前に立ちはだかるかもしれないと残念そうな表情をするタツミ
「アタシもシェーレも最悪そいつに殺されていたかもしれなかったわ」
無事にアジトへ帰還したシェーレとマインはナイトレイドメンバー全員にセリュー達の詳細を話した。
「帝具使い相手に無事に戻って来てくれて何よりだ。とは言ったもののマイン、お前はしばらく腕の治療に専念しろ。完治するまではしばらくアジトで待機してもらう」
「この腕じゃパンプキンをまともに扱えそうにないわね...了解ボス」
自分の状況を理解して納得するマイン
(アイツは今後もアタシ達の前に何度も立ち塞がるかもしれない。今日はシェーレも一緒に運良く生きて帰って来れたけど、次はもう命の保証は出来ない。今の自分の力でとても敵わない。だからアタシ達はもっと強くなって必ずアンタを撃ち抜いてやる!セリュー・ユビキタス!)
今日の戦いで自身の未熟さを知った彼女は、今より強くなる事を誓ってセリューとの再戦を誓うのだった。
ブラート生存ルート
アカメが斬る8話 3匹を斬る後編の中盤から
「ずあああああ!」
「ふんっ!」
帝具戦で体力を消耗したインクルシオの使い手ブラートとエスデス直属の部下、三獣士のリーダーであり水を操る帝具ブラックマリンの持ち主リヴァ
2人の戦いは生身の身体の剣と剣のぶつかり合いで勝敗をつけようとしている
「あれが手負いの人間の動きかよ」
レベルが違い過ぎると驚きを隠せないタツミ
両者一歩も譲らない戦いであるが、
「うおおおおお!」
「ぐっ!」
ブラートの攻撃を防御するリヴァであったが、防ぎきれず剣ごと砕かれ渾身の一撃が決まる
「やった!...いや?気をつけろ兄貴!何か仕掛けて来るぞ!」
「何!?」
思考が一瞬蘇る
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回想
「水の帝具ブラックマリン。装着者は自在に液体を操る事ができる」
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「(血?そうか!こいつも液体の一種!)」
直ぐに反撃が来ると予知した
「うおおおお!」
咄嗟にインクルシオの剣で留めの一撃を急所に突き刺す
「あと一歩のところで...」
息を引き取るリヴァ
「反応が遅れていたら俺の負けだったかもしれん...タツミ、お前のお陰で助かった...俺もまだまだ甘かったな」
「いや、兄貴はスゲェよ!こんな強敵を何人も相手に戦えて生き延びるなんて!俺が足を引っ張っちまったけど、これで2人無事生還出来る」
ブラート「...まだ戦いは終わってねぇぞ..」
ブラートが指し示した先は、三獣士最後の生き残り、笛の帝具「軍楽夢想スクリーム」の使い手ニャウの姿であった。
「奥の手『鬼人招来』」
細身で小柄な体型であった身体が巨大化していく
「僕の帝具は人に聞かせる物だけじゃない。自分の身体を強化してこういう使い方も出来るんだ」
「(マズい..さっきの戦いでも押されていたのに...俺1人でどうすれば)」
先の戦いでブラートも力を使い果たし立っているのもやっとの状態
この状況をどう切り抜ければいいのかと悩むタツミであったが、
「タツミ...お前にこれを託す」
インクルシオの鍵を差し出すブラート
「俺が兄貴の帝具を!?」
「ハハハハ!無理無理。インクルシオは身体の負担がデカすぎて凡人が身につければ即死するくらいの帝具なんでしょ?やめときな、戦う前に死んじゃうよ?普通に戦おうよ」
「....」
ニャウの言葉に惑わされ帝具を使うべきなのか迷うタツミ
バキッ
思い止まる彼に1発の拳が降り注ぐ
「相手のペースに飲まれてんじゃねーよバカやろう!お前と今までの経験値、それを着ける資格は十分にあるぜ!」
「...アニキ」
「お前ならやれる!叫べタツミ!熱い魂で!!」
立ち上がるタツミ
尊敬している人の期待に応えたいという
想いが彼をまた一段と成長させる
「インクルシオーーーー!!」
鋼の鎧は彼の身体に合わせて形を変えていく
インクルシオもまたタツミを適合者と認め進化を遂げる
「ナイトレイドの名を語り、暗殺を繰り返したエスデス軍!報いを受ける時間だぜ!」
「やってみろーー!」
「うおおおお!!」
ぶつかり合う二つの拳
両者の戦いの行方は新たにインクルシオを装着したタツミに軍配が上がり、一撃で撃破したのだった
「やったよ兄貴!俺、インクルシオを兄貴の帝具を使いこなせたよ!」
「流石だなタツミ。お前はまだまだ青いが、厳しく鍛えていけば俺を超えられるぞ」
ブラートはタツミの戦いを見て、近い将来自分の実力を追い越せると確信した
「兄貴、今日の戦いで俺は兄貴の足を引っ張りっぱなしで全然役に立ててなかった。俺はもっと強くなって大切な仲間を守れる力が欲しい。だからこれからも仲間として師匠として俺をもっと鍛えてくれ!」
「ああ、もちろんだ!だが俺の稽古は更に厳しくなるぞ?その覚悟がお前にあるか?」
「どんな試練だろうと乗り越えてやるさ!そして絶対兄貴を超えてやる!」
(その意気だタツミ。もっと鍛えて強くなったお前と一戦交えてみたいぜ)
仲間を守れる力を身につける為にタツミは師であるブラートに自分を更に鍛え上げて欲しいと願い、ブラートもまた自分の弟子を成長した姿で戦いたいと望むのだった。
シェーレとブラートの生存は1話ずつ分けようかと思いましたが、話のネタが足りないかもと思ったので一つにまとめました笑。
まだまだ文章を書く力が身に付いてませんが、1人でも見てくれる方がいるだけでもありがたいです。次回の更新もお楽しみにしてください