プリキュア5の世界に転生しました…悪役サイドだった者ですが。 作:クルミ割りフレンズ
今回は話数としては本編の4話と5話の間くらいのオリジナル回となります。
また今回は割と独自解釈が多いです。あんまりにもアレならタグに独自解釈を追加しときます。
それと短めです、それではどうぞ。
以前の事件&説明会から幾日か経過しました。この間にあった大き目なイベントと言えば うららちゃん のオーディションやドーナツ国王が発見された事くらいですか。結果的にはスキンヘッドさんの介入もあって落選してしまいました。あの時はキュアレモネードとして成長出来るイベントでもあったので極力私は介入しない様にしていました。
問題は国王様の方ですね、今現在も昏睡中。ココさんナッツさん、そして彼女達はどうにか目覚めさせられないか奮闘中な様です。しかしそれはまだ先の事、私も何かしらお手伝いしたいのは山々ですが私は私で別の懸念事項がある為以前ほど自由に動けません。
目下最大の懸念事項、『漆黒のローブの男』これに尽きるとしか言いようが無い。エターナルに関しては問題ありません、未だ彼女達は成長途中であるため館長クラスは兎も角として他の輩ならば撃退可能でしょう。
ガイアメモリを作り出せる能力を持つ奴は危険以外何者でも無い。最も気を付けなければならない事は風都の様に町中にメモリをばらまかれる事。それだけは避けなければいけません。
彼女達の暮らすこの街をジャンキーで溢れ返させる訳にはいきません。そして少なくとも彼女達の前ではハッピーエンドであって欲しい。
奴は何の躊躇も無く毒性の強いメモリを中学生に使用した。私が早期に除去出来た事もあって毒素による影響は数時間の昏睡程度で済んだだけです。もし少しでも発見が、対処が遅れたのならば増子さんの命は無かった可能性がある。ただでさえメモリの毒性は大人であっても過剰使用すれば死亡するリスクもある、あの日以降奴は目立ったアクションを取っていないのもあって不気味さする感じる程。
やはり注意しなければいけないのは毒素ですね。メモリブレイク出来たのに人間に戻ったら死亡したら目も当てられない。風都、というか仮面ライダーWの世界ではメモリの使用した事での死亡は全て事故・自業自得として処理される。当たり前ですね、メモリ使用者の殆どは往々にして犯罪者。更生出来た者の方が少ないのですからメモリ犯罪という特殊犯罪にはそういう対処がされて当然。しかし、この世界にはそんな物は存在しなかった。
井坂の様に消滅するならば最悪彼女達の前に屍は晒さずに...いけませんね、そんな事を希望にしてはいけません。やはり救助の方向で行かなければ。
毒素はメモリが排出されれば少しずつ体外へと排出されはします。そうする事で依存性や身体への負担を減らしていくという現実の違法ドラッグと同じような対処方が出来ます。が、それは肉体が毒素にある程度耐えられているならばの話。ガイアメモリの毒素は違法ドラッグと比べても数倍は危険な筈、更に言えばメモリの力が強ければ比例する様に毒性もまた強い筈。奴は出力を高めでこの嘗て『カメラ・メモリ』だった物を作ったと言っていた。
私の力でどうにか出来るならば、流石にウェザーの力では...ん?私の力では?
そうか何故気付かなかったのか、ウェザーの力でどうにも出来ないならウェザー以外の力でどうにかしてしまえば良いじゃないですか!
至極簡単な事でした、あくまで私はウェザー・ドーパントっぽい怪人です。割とドーパントのモノじゃない力を使っておいて灯台下暗しにも程があります。以前自分の異常性に触れておいてこの始末、心までは老化したくはありませんねぇ。
私の出した結論には何の理論もありません、だって私自身ガイアメモリについて知っている事は設定で語られている部分だけ。事細かにどういった物質で作られているとか毒素の化学組成なんて知りません。しかしウェザートとしてのこの身体ならば限りなく可能である筈です。天気の情報をコアとしたデータで構成されている身体ならば恐らくではありますが毒素の分析が可能です。分析が終われば次はその毒素を打ち消す特効薬を構築すればいい。
サンプルは私の手の中にあるコレをこうして...ふむふむ成程成程、異物が入り込んだ感じはしますが問題ありません。次は取り込んだメモリをデータ分解し毒素を検出、成功しましたね。
後はこの毒素のデータを解明する作業に入るだけです。
◇ ◇ ◇
むむむ、どうにもこの毒素というモノが難しい。私も一応は一端の理科の先生として勉強しましたがこんな組成は初めて見ました。
物質というよりは膨大な情報体という方が近いかもしれません。しかしそれでも分析は進んでいるので成果ありですね。後は同時進行で作り始めたコレが早めに完成しましたし順調なのは間違いありませんね。
おや?この気配は...
コンコンコン
「開いてますよ、どうぞお入り下さい。」
「失礼します、上里先生。」
やっぱり かれんさん でしたか。そうですねぇ、一人でアレコレしていて一段落着いた事ですし休憩がてら かれんさん のお話を聞かせてもらいましょうか。
「立ち話も何ですし、どうぞ掛けて下さい。飲み物はぁ...インスタントで良ければ紅茶がありますよ。」
「ごめんなさい、お気を遣わせてしまって。」
そんなに申し訳なさそうにしなくても大丈夫ですよ、そう伝えるといつも通りの笑顔を見せてくれました。
紅茶とクッキーを出して話をしていくとどうやら次の生徒会の会議での確認だった様です。
そういえば少し前に目安箱を設置していましたねぇ。この学園の生徒さん達は自分達の学園が大好きなのも相まって良く意見が生徒会に届けられていましたね。でも逐一相談にのっていると捌き切れないので目安箱を設置する事になった、でしたか。皆さんの意見は少しでも学園をより良い場所にしようとするもの。無碍には出来ませんし色んな所から来る意見は身内だけでは浮かばなかった改善案のヒントになったりするので大歓迎だと言われてましたね。
かれんさん もやっぱり未だ中学生、こうして学園の事で笑ってくれるのは個人的にも教師としてもとても嬉しい事なのですね。
「いつもお話を聞いてもらってありがとうございます。」
「お気になさらず、これも先生としての仕事ですしね。ぶっちゃけ皆さんが優秀過ぎて顧問としてもそこまで大きな仕事してない位ですよ?」
「そんな事ないです、生徒会の皆や委員会で集まる人達も上里先生は優しくてさり気無く的確な意見をくれるって言っていました!」
おお!こうして かれんさん が大きな声を出す所は久しぶりに見たような気がします。勿論プリキュア以外で。
あっ、大声出したの気付いて赤くなりました。こういう所は年相応でオジサン微笑ましくなりますねぇ。
しかし、そういってくれる生徒がいると分かるのは嬉しいのプラス若干の気恥ずかしさがありますね。
「そういって貰えるのなら先生冥利に尽きると言えますね、ありがとうございます。」
「いえ、こちらこそ大きな声出してしまって...それでもこうして長く話せたのは久しぶりですね。」
「ええ、ドーナツ国王はまだお目覚めには?」
「今は うらら が保護していますが目覚めていないそうです。」
国王様が目覚めるのはやはり原作通りですか、まぁそう遠くない内に起きる筈ですし気長に待ちましょうか。
それに後もう少ししたら今度はキュアアクアの成長イベント、これも出来れば手出しはしたくありませんねぇ。というかブンビーさんが来るんでしたか?
いやー実はメルポさん初登場回はかつての同僚との顔合わせってのが自分の立場の複雑さも相まって会わない様にしてたんですよ。後から のぞみちゃん が教えてくれましたが苦笑いするしかありませんでした。
「あの、やっぱりウェザートさんが最近一人で考え事が多いのって図書館や説明会での事が原因ですか?」
「正直に申しますとその通りです。どうにか出来ないものかと悩んでいました、心配をお掛けしましたね。」
「確かに皆心配しているわ。でも一番は私達は直接力にはなれないかもしれないけど相談くらいはして欲しいって事なのよ。」
「...一人でウジウジ考えていたのが情けなく思う限りです。ただご心配無く、どうにか出来る筈なので。」
心配を掛けた事を謝罪し、悩みの種も解決に向かっていると話せば驚いたという様な表情をされていました。それ程ここ最近の私は酷かったようですね、後程開店予定のナッツハウスにて皆さんに謝罪をしなければ。
序でに何か美味しいお菓子でも買って行きましょう。
さて、もう少しで下校時間です。そう伝えると笑顔で「また明日もよろしくお願いします。」と言われて帰られました。
私ももう少しだけお仕事頑張りますか!
あっ、のぞみちゃん前より小テストの点数13点上がってます。
◇ ◇ ◇
「貴方、一体どういう事ですか?ここ最近出動していないと報告を受けていますよ。」
エターナル本部にて高級そうなソファーにドカッと座り込んでいるローブの男がアナコンディに説教を受けている。本人はそれさえも何処吹く風という感じに流している。
曲がりなりにもアナコンディは最高幹部であり、ただでさえ釣り目も相まって威圧感があるというのに本当に微々たる物だが怒気を滲ませているにも関わらず飄々としているローブの男は欠伸すらしてみせる。
「前にも言ってやったろうがよぉ、俺ぁ俺の好きな時に出張るってよぉ。」
「ええ契約内容は憶えています、しかしそれにも限度というものがあるでしょう。」
「あー、うるせぇなぁ。俺は俺で仕事してんだよ。」
何を言っても聞く耳を持とうとしないローブの男の態度に我慢の限界が来そうになり本気の怒気が溢れ出る。この怒気だけでも他のエターナルの構成員ならば瞬時に戦意喪失する程だ。
少しは痛い目を見て貰おう、そんな風に思考を巡らせていると...その時。
「あんまり喧しくするなら お 前 か ら 狩 る ぞ ?」
男は未だソファーに凭れかかったままではあるが左腕をアナコンディの方に向けており袖の中から無数の槍の様に
根拠は無いがこのまま停止していなければ自分は貫かれていただろう。アナコンディは冷静に分析こそするが冷や汗を掻き動く事すら儘ならない。
そして最も驚く事は見えなかった事。攻撃する素ぶり・初動・停止するまでが全く見えなかった。実力者であると自覚している自分が知覚出来ない程のスピードが何らかの術を有しているという事。その事を認識して改めてこの男の異質さを強さを味わわされた。
「んぁーこのメモリも俺とは相性が悪ぃな。他の奴で試すしかねぇな。」
「そ、れは...?」
「言っただろ、俺は俺なりに仕事してるのさぁ。」
男の右手で弄ばれるように持たれている黄緑色の四角いUSBメモリのような物。
そこらの違法ドラッグよりも数倍は危険な悪意は着々と増えている。
「RHIZOPHORA!」カチ
次の更新は早ければ再来週くらいになりそうですけど、あまり期待しないで下さいね。
そういえば今更ながら私がサボってた間に色々発表されましたよね。中でも風都探偵アニメ化!これはもうやるしかねぇよなぁ!
直感で選んで下さい。
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G4
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王蛇
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オーガ
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グレイブ
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歌舞鬼
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キックホッパー
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コーカサス
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牙王
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ネガ電王
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レイ
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アーク