神様転生 異世界行ったら本気で生きる   作:白だるま

3 / 9
第二話「やっぱり特典はチートだった」

懐かしい声が聞こえる…

 

「このバカ!!!さっさと起きないと遅刻するよ!!」

 

お母さんが五月蠅いので布団もぐりこみ無視をした時に…惨劇が起きた。

 

私の部屋に誰か入ってくる…多分お母さんだろうな…と思った時に風を切るようなヒュっという音が聞こえた後に…背中に激痛が走り悲鳴を上げて起きると…

 

「とっとと起きろバカ猿…私はいいけど亜子を待たせるのは感心しないわよ?」

 

物凄く良い笑顔と青筋立てて竹刀持った心がいたけどさ…

 

悶絶しながらももっとマシな起こし方出来ないのかと文句言った時に「じゃあ拳でいいかな?」の一言で完全に目が覚めた…この幼馴染は起こし方がかなり過激で本当に困る…

 

「おばさん…起こしたよ。それといつも朝ごはんありがとうございます」

 

「いいのよ…この馬鹿のせいでいつも迷惑かけてごめんね」

 

…何かお母さんと普通に話してるけど、朝ごはん食べる為にいつも起こしに来てるんじゃないでしょうね?

そう言えば休みの日なのになんで起こすのかな…ネットゲームで徹夜して眠いのに無理やり起こすなんて酷いわ。

その事で文句を言うと心が呆れた口調で

 

「まだ寝ぼけてるの?亜子と町で遊ぼうって約束忘れた?」

 

…あ!!そうだった…

 

「はあ…やっぱここに来て正解だったわ…でもあなたがいなければ亜子と平和な休日過ごせたわね」

 

ごめんと謝り身支度しながら思い出していた。

 

何でこんな計画をしたのか…実は数か月前まで私はストーカー被害が酷かった。

犯人はなんとネットゲームのギルメンでしつこく交際を迫っていたフリーターの男で、何でそんなトラブルになったかと言えば、ストーカー被害と報酬の横取りなどをギルマスに報告し即座に引退した事で一番の稼ぎ頭でプレイヤーランクでも上位だった私が引退した事をメンバー全員が批難し追放し、その後何処もパーティもギルドもその事を知ったいて入れずにゲーム内で違反行為繰り返してアカウントロックされそのきっかけとなった私に逆恨みしたのだ…どうやって私の住所調べたのかは知らないけど、私の家に何回も来て謝罪しろだのあのゲームでの損失払えなど意味不明の行動をとって警察に掴まり有罪となり、私は平和を手に入れてめでたしめでたしになった事件だ

 

ぶっちゃけ、運悪く亜子と一緒に帰ってる時に絡まれた時には亜子に迷惑かけたのと、あのストーカーに殴られそうになった時に心が駆け付け助けてくれたことのお礼として今日私のおごりで遊びに行こうとしていたのを忘れていた…ごめんね。

 

家を出た後は心は「それにしても災難だったわね…あの馬鹿のせいでゲーム禁止令が出そうになったのは危なかったんじゃない?」と心配そうにされたけど「あんな事あったら仕方無いかも…」苦笑いして答えるぐらいしか出来なかった…

 

「あのゲームを勧めた亜子が一番気にしてるみたいだから少し二人で話してすっきりさせなさい…今日は遠慮なく奢らせてもらうわよ」

 

「お手柔らかにお願いします…」

 

「私より亜子に気を遣いなさいよ。私はもう構わないから」と心は笑いながら話しかけてくれるのは本当に心配しているからだ。

 

「そういえば、弟君の稽古相手しなくていいの?」

 

「もう、あの子も一人で出来るからって貴方たちとの時間を優先してくれって…出来た弟で良かったわ」

 

「心が居たからじゃないの、私だったらあんな事になったら捻くれてるわ…あの同級生との喧嘩で自分の仕事優先で本当は悪くなかった弟君殴り倒して、その事で文句言ったら心が顔面パンチで殴られて顔を腫らして何もないように学校来た時には驚いたわ…

 

あの時の事だって、あんな事した理由も聞かずもいきなり蹴り飛ばして先生達ドン引きしてたし、先生達も軽いお話ぐらいで済むと思ったら別の暴力で警察沙汰になる寸前って普通にあり得ないしね。まあ…私と遊んでいた時も良い顔しなかったし…今落ち着いているようで良かったね」

 

「本当は…今すぐでも家を出て行きたいけど母さんと将一の事が心配だったから…もうあの人には何も期待してないわ…自分で作った刀で事故で死ねばいいって何回思った事か…」

 

「…愚痴ぐらいなら聞くわよ?ストレス発散で組み手の相手もいいけどさ…」

 

「…やめとくわ…数少ない友達をサンドバックにするのは気分が乗らないわ」

 

「貴方…さっき寝ているその友人に竹刀でぶん殴りましたよね?」

 

そんな、冗談と雑談をしながら駅に行く私達…亜子との待ち合せしてる所までは電車で行くのでホームで目的の電車を待っている時に、色々と雑談していた時に、私はこの日が人生最悪の日になる事とは知らずに話していた…

 

予定の電車の前に急行電車が通ると思っていた時に背中を誰かに強く押され線路の方へと飛ばされ…落ちると思っていた時に手を引かれホームの方に戻され助かったと思い手を引かれた先にいたのは心だった…

 

その心にお礼を言おうとした時に…

 

 

 

 

 

 

私の視界は…赤く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に最悪の目覚めよね…

おねしょはするし気持ち悪くてゲロ吐いちゃうし…食事もする気も無くなる程何もしたく無くなるほどに本当に思い出したくない悪夢ってあるわね…

 

メイドさんのリーリャさんにはその日に迷惑かけちゃってお母さんにも心配された。

一応は精神的なものなので平気と言ってはいたけど…

心は私が殺したようなものだ…

 

あの時に救ってくれた心の分まで生きようとしたのに交通事故で死んだ事になんて言葉で呆れながら慰めてくれるのか…それとも恨んでいるのか。

 

そんなナーバスな気分をぶち壊す両親の毎日のような夜のアレが助かっているぐらいだ…

本当に…仲いいよね。ルディも覗こうとしてるみたいだし…リーリャさんも良く耐える事出来るよね。

でも近い内に弟か妹出来そうね…にぎやかになって楽しくなりそうだ。

 

そんな中でもロキシーさんの魔術授業は面白く何とか中級まで唱えられるまでいきました…ルディはそれ以上の事してて何か魔法ではもう勝てないと判断し剣術の方へ集中する事になった…

 

そしたら、お父さんが凄い剣の腕前で木剣で石真っ二つってチートじゃない?私も出来たけどさ…

ルディは出来なかったけど、お父さんの言う通りにしただけなのになんでこんな事出来たのかな?

お父さんもビックリして模擬戦してみたけど、お母さんも「うちの子達は天才だったのね」と感激してたけどそれ程喜ぶ事なの?

お父さんも「俺も真面目に稽古しておけばよかったな…息子ならともかく娘に追い抜かれるのはな」とショックを受けていたけど、剣術の三大流派を全て上級でもすごいと言ったけど、私の実力はもう上級に値するんじゃないかと…鬼滅の刃の剣技の方はあのお爺ちゃんの神様にズタボロになるまで鍛えられたので体に染みついてしまった為に強くなったのかなと思い始めた。

 

 

ロキシーさんには本当にこの世界の事を教えてもらった。

 

魔法もそうだけど、ロキシーさんの故郷の事や自分の種族の事など前世で勉強嫌いだった私も夢中になったぐらいだ。

剣の稽古も本格的に出来る様にお父さんから許可が出たので庭で木剣を振っているとお天気雨が降った…

そう言えば今日はロキシーさんが天候魔法使うって言っていたので見に行こうとしていたのにどうやら集中しすぎていたみたいだ。

出遅れたな~と近くで使っている所を観たかったと思いながら後悔しているとルディが何故か何かに怯えたようにうずくまっているのを観た時に何かあったのかと駆け寄ろうとした時にロキシーさんが帰ってきて何か話しているようだった。

盗み聞きは悪いと思って偶然を装って話をしたけど、本格的な魔法を学ぶために国外の魔法学校に通う事を勧めたり、ルディも私も魔法の事に関しても師匠なので師匠と呼んでいたけど、余り本人は良く思っていないのが良く分かった。

ルディは此処を出たくないとはっきり言った…私は両親には大反対にされそうだけど冒険者になって世界を回ってみたいと…ロキシーさんにはその事を言うと、紛争地域があるから絶対にそこに近寄らないければトラブルに巻き込まれないとアドバイスされた…まあ実行するにも15歳までは家から出られなそうだけど…

 

そんな事を思いながら私は5歳の誕生日を迎える事が出来た…

 

この世界では5歳10歳15歳で誕生日を祝うのが普通で私も少しばかりお手伝いをした。

 

久々に料理のお手伝いはしたけど料理出来る人に従うのは当然としても私はそれしか出来ないのは悲しい事だった…

この先努力して勉強していけばいいと気楽に思っていたけど、その後キッチンに立つことを禁止されたのは言うまでもない…なんで?

 

そんな事よりも誕生日のお祝いは豪華でプレゼントも嬉しかった…

お父さんからは剣を貰って(しかも訓練用ではなく実戦用)お母さんからは回復魔法の指南書を貰いすっごく嬉しかったのを憶えている…

ロキシーさんからも魔石付きの杖を貰い、初心者魔法は合格の証しとして、初めは全く使えなくて悔しいと思っていて努力が実った事を認めてくれたのは本当に感謝しかなく…中級魔法までで十分と判断して今のままで十分だとロキシーさんにこの日の前日にお礼を言った事で魔法教育の方針は決定し…ルディの卒業試験は明日始める事に決定した。

 

その卒業試験の内容は私は見てはいないけど、その日からルディは積極的に外に出るようになり村の人達と交流できるようになってからは笑顔も増えたと思うし、私も一緒に外に遊んでいたりといろいろできる事が増えて楽しくて仕方がない…

 

ロキシーさんはその日の後に魔法の修行を兼ねて旅をすると言い両親の制止を断り旅立っていった。

 

ルディと今後の事を話し…私はロキシーさんみたいな魔法使いにはなれないけど、私は彼女の教えに恥じない魔法使いになる事と、剣では絶対にお父さんを超える…いやそれ以上の剣士になる事を話した。

 

明日から本格的に呼吸法と剣技の習得に集中する…

 

その後、ヒノカミ神楽をひたすらに練習し夢の中で神様のお爺ちゃんに会い間違っていないかを観てもらいながら矯正していき習得していつの間にか日の呼吸を扱っていた私はそれなりに強いのかと冗談を聞くように言った時のお爺ちゃんの感想は…

 

「お主はもう父以上の剣士になっておるぞ?今は5歳児じゃから十分に成長…そうじゃな成人の15歳でトップクラスの剣士になれる程の実力を持ってはいるが、それ以上の剣士や魔法使い…そして原作キャラに追いつくのは今からの努力次第じゃな…鍛えれば鍛える程強くなる体はお主があの世界で生まれた頃から発動しているからしっかり精進するんじゃよ…」

 

…マジですか?

 

お爺ちゃんにその他の事を聞くと魔力も強化されているようで同年代ではレベルは高い位置にいるみたいだけど、ルディが鍛えていてあのレベルになったと思っていた私はやはりバカだったという事か?

 

取りあえず頑張ろう…

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。