ウルトラマンX ~怪獣の魂を宿す少女達~   作:火野ミライ

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宇宙、そこは人類が夢見る場所

ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!

宇宙、そこは未知の空間

「シェアーーー!」

太陽系内で虹色に輝く巨人と紫の発行体が戦闘を繰り広げていた。
虹色の巨人攻撃を何事もなくかわす紫の発行体。

ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!

「デェヤァァーーー!」

かなりのスピード激突する光。二つの光はやがて青く輝く惑星の前まだやって来る。
光線の渦で紫の発行体を吹き飛ばす!その際、紫の発行体から
いくつかの小さな光が地球に降り注ぐ。

虹色の巨人は、自身を中心に虹色のオーラが発生させ、手に持つ武器ですれ違いざまに2回切る。
紫の発行体もやられているだけ無く、紫色の雷撃を虹色の巨人に放ち吹き飛ばす。
虹色の巨人は地球へ、紫の発行体は太陽の方へ吹き飛んでいった。

[OP.ウルトラマンX]




第1話:光の巨人

___1週間後

 

今で世間では地上からも観測された二つの光について口論されている。

人類に害が有るのか無いのか?光の正体は宇宙人なのでは?

この光が地球にもたらすものはいったい何なのか?人類滅亡の予兆では?

様々な意見が、テレビや新聞などで報じられている。

 

そんないつもとは少し違う東京の街を歩く青年がいた。

赤に黒をメインに銀ラインやロゴの入った特徴的な服を着ており、

その上からブラウンコートを羽織り、首にヘットフォンをかけた青年。

左手には金色のパーツに縁どられたスマホのような物が握られていた。

スマホのようなデバイスの画面に一瞬、胸元に[X]がある超人の姿が映し出せれた。

 

そんな青年の姿を通り過ぎる人は不思議そうね目で見ていた。

その視線に気づいた青年は苦笑いを浮かべ、デバイスを左腰のホルスターしまう。

 

「うん?」

 

コートをかけ直した時に、ポケットの中身が震えている事に気づく。

 

「あの~お兄さんどうかしたの?」

 

ポケットの手を入れようとしたその時、後ろから緑の瞳をした少女に声をかけられる。

 

「えっと‥‥‥」

 

白色の服の上にオレンジの半袖パーカーを羽織っており、外見的に青年と同い年だろうか?

身長は少女の方が低く、青年を見上げる形となっている。

声をかけられると思っていなかった青年は、戸惑いながらもポケットから手を離す。

 

「遠慮なく言ってくれて良いよ!」

 

戸惑っている青年に対して、遠慮していると思った少女は再び声をかける。

 

「じゃあ・・・おすすめの場所とか?」

 

「任せて!」

 

青年の言葉に笑顔いっぱいで答える少女。

 

 

 

 

 

1週間前に落ちたものが原因で小さなクレーターが出来ており、

その中心部では約15㎝ぐらいの怪獣人形が怪しく紫の光を放っていた。

 

 

 

 

 

「ごちそうさま!・・・ごめんね。案内すると言いながら、お昼にしちゃって。」

 

申し訳なさそうに謝る少女・黒田(くろだ)ミカヅキ

 

「気にしないで。ちょうどお昼時で、俺もお腹すいてたから。」

 

対面に座るのは上着の類を脱ぎ、赤とグレーの半袖となった青年・大空大地(おおぞらだいち)

二人は会計を済めせ店の外に出る。

 

「さて、何処から案内しようかな~」

 

腕を組み悩むミカヅキ。その音色はとても楽しそうだ。

いや、楽しそうなのはミカヅキだけじゃない。辺りを見渡せば、

子連れの親子や恋人同士が平和な日常を過ごしている。

そんな人々の姿を見て大地は無意識に笑みを浮かべていた。

 

「やっと笑った~!!」

 

「え?」

 

「だってダイ君、何処か難しい顔してたんだもん。」

 

しかし、平和な日常はすぐさま終わりを告げる。

警報が鳴り響き、避難指示の放送が流れる。

 

「お、おいアレ!」

 

一人の男性が指さす方向から巨大な影が現れる。額に黄色く光る一本角を生やし、

ナイフのように反った背びれを一列にもつ、オーソドックス見た目の怪獣。

雄たけびを上げ、周囲に火球を降り注がせビルを破壊しながら進撃する。

その姿に恐れた人々は悲鳴をあげ、走り出す。

 

「グバアァァァーー!!」

 

口から赤色の熔鉄光線を放ち建物を破壊してく。

自衛隊の戦闘機が攻撃を仕掛けるも、大したダメージになって無ない…

 

「も~何あの怪獣!!」

 

「デマーガ‥…」

 

ミカヅキの叫びに、大地が答える。

 

「デマーガ?」

 

「あぁ。あいつの体組成は79%が熔けた鉄で、黄色い角には神経と熱源が集中してるんだ。」

 

デマーガを楡め付けながら解説する大地の横画を、不思議そうに眺めるミカヅキ。

既に周囲には二人を除いて人は居なかった。

 

「グバアァァァーー!!」

 

「っあ!」

 

デマーガの熱戦が戦闘機に命中する。幸いパイロット達は無事に脱出をする。

だが、デマーガはそれを許さず再び熱戦を放とうと力を溜める。

 

「黒田さん!これから見る事は、誰にも言わないでね!!」

 

「え、ダイ君?」

 

「エックス、ユナイトだ!」

 

困惑するミカヅキをよそに、金色のパーツに縁どられたデバイスの上部を押し、

左右の金バーツがX字に展開、大地は光に包まる。

 

「きゃ!」

 

デマーガが熱戦を放つと同時に光は一面に広がり、その光量にミカヅキは目を瞑る。

光が晴れるとそこに大地は居なく、光に包まれた巨人の姿あった。

巨人は地面に手を置き開く。その手の平にはデマーガに狙われていた隊員の姿がった。

隊員が手の平から降りたのを確認すると巨人はデマーガの方へ振る向く。

 

「グバアァァァーー!!」

 

デマーガが雄たけびを上げる中、巨人を包む光が晴れ行き、姿が明らかになる。

銀と赤に黒の身体に、胸部には青色に発行するX型のクリスタル。

人間の耳に値する部分にはヘットフォンのようにも見える。

 

「・・・・・・」

 

巨人の姿を見たミカヅキ、何も言わず只々巨人を見つめていた。

 

「イィィィーーッサァァーーー!」

 

「グバアァァァーー!!」

 

地を駆け、デマーガに接近する巨人。

デマーガの尻尾による薙ぎ払いを跳んで躱し、頭部の角にチョップを入れ、

そこから拳や蹴りでダメージを与えていく。デマーガの腹部に強烈な蹴りを入れ距離を取る。

その時、胸部のクリスタルが赤く点滅を始めた。

 

「グバアァァァーー!!」

 

それを起点にデマーガの猛攻が始まった。

最初の数発を腕で防いだが、熱戦をもろに受けビルを下敷きに倒れる。

 

「頑張れ~!!」

 

「デェア!」

 

苦戦する巨人の耳にミカヅキの声が届く。

立ち上がった巨人はクリスタルを黄色に輝かせ、右腕を斜め上に突き上げてから、

左脚を弧を描くように後ろへ持っていき腰をひねり、エネルギーを溜める。

上半身を戻しながら腕をX字にクロスさせる事でエネルギーを光線として発射!

 

「シェアァー!!」

 

「グバアァァァーー!!」

 

光線がデマーガに直撃!光線に対きれず大爆発を起こす。

爆発は中心地点に凝縮、元の人形へと戻った。

 

「・・・ショワ!」

 

それを見届けた巨人はミカヅキの法を見てから、空へと飛んで行く。

 

 

 

 

 

瓦礫山があちこちにある道中にデマーガの人形(スパークドールズ)が落ちており、

いつの間にか来ていた大地が拾い上げる。

 

「君はこの宇宙のデマーガなのか?」

 

デマーガの頭部を指で撫でながら優しく声をかける。

 

『可能性はゼロではない。あの戦いの影響で目覚めた個体が居てもおかしくないだろう。』

 

大地の疑問に答えるかのように、左手に持つデバイスから男性の声が聞こえる。

その声を聞き大地は再び、デマーガに視線を向ける。

 

 

 

 

 

___この日の夜

 

小さなクレーターの中心で紫に輝くスパークドールズ。

頭部には固い角、背中にも頑丈な殻をもつその怪獣は本来の姿へと戻った…




ー次回予告ー

この世界を守る少女達。その一人が俺達に接触してくる・・・って!黒田さん!?
こんな時にシャドウにゴルメデまで現れ、さぁ大変!
黒田さんと協力する中、あのアーマーが力を取り戻す。

次回、ウルトラマンX ~怪獣の魂を宿す少女達~。『怪獣娘』
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