比企谷八幡とイナズマイレブン   作:チャキ

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どうもチャキです!第15話どうぞ!



前回八幡の新必殺技ナイト・メア・レインとしましたが、少し変えてナイトメア・レインに変わります。どうぞよろしくです。


第15話

八幡side

 

フットボールフロンティア地区予選決勝戦で優勝した翌日。オレたち雷門中サッカー部は雷雷軒を貸し切って集まっていた。翌日の朝刊には、デカデカとオレたちの優勝したところの写真が写っていた。小町と母ちゃんも喜んでいた。だってオレが新聞に写ったんだぜ?それだけで喜んでいたしな。それよりも雷雷軒で打ち上げみたいな事をやっている。まさかオレが打ち上げに参加する時が来るとは思ってなかったな。

 

円堂「やったぞぉ!」

 

「「「やったぞぉっー!」」」

 

円堂が叫んだ後、それを全員で復唱している。オレはやってない。オレの他にもやっていない奴がいる。例えば豪炎寺だ。お前もそういうのやらないタイプだよな。

 

木野「もう何度目よ」

 

木野がツッコム。確かに木野の言う通りこれで何回目だろうかこのやり取り。

 

円堂「何度だっていいじゃあないか。俺達優勝したぞぉ!」

 

「「「優勝したぞぉー!」」」

 

またもやこのやり取り。ホント飽きねぇな。それにしても地区予選で優勝しただけなのにこの盛り上がり様。それにこの雷雷軒のラーメンや炒飯などの食べ物とかが全て監督、響木監督の奢りだそうだ。監督太っ腹だな。オレもラーメンを頼んで食べているけどな。それにしても賑やかというか、騒がしい。

 

風丸「しかし、帝国学園も全国大会に出られるとはな」

 

隣にいた風丸が口を開く。確かにそれに関しては同感だ。前年度の優勝校には自動的に出場枠が与えられるらしい。

 

円堂「大舞台でもう一度戦えるんだ!ワクワクしてくるぜ!ほい、餃子お待ち!」

 

円堂は円堂で響木監督の手伝いをしている。

 

夏未「それは決勝まで勝ち進むという宣言と受け取って良いのかしら?」

 

と言われる。円堂はそれに対して何もわかっていない様子だ。それに対して雷門は続けて言う。

 

夏未「前年度優勝校と同地区の出場校は別ブロックになるのよ」

 

八幡「と言う事は帝国とは決勝戦以外では当たらないということか」

 

夏未「ええ、そうよ」

 

円堂「へぇ、そうなのか。また帝国と決勝戦か」

 

土門「おいおい気が早すぎるぜ」

 

八幡「まったくだ。全国はそんなに甘くはないぞ」

 

円堂「わかってるって!」

 

本当かよ……。

 

木野「でも、夏未さん。なんでそんなに詳しいの?」

 

夏未「大会規約には隅から隅まで目を通したわ。ルールを知らずに慌てるのはもうこりごりだもの」

 

八幡「さすが経験者は語るだな」

 

そういうと雷門は何も言えなくなってしまった。なんだ?いつもみたいに言い返してこない。あー、あれか。痛いところをつかれたからいえなくなってしまったって訳か。その後、今後マネージャーの役割は雷門が事務面、音無が情報面、木野がフィジカル面をそれぞれ担当するということになった。というか雷門がそう決めた時、木野と音無が苦笑いしていた。うん、なんかわかる気がする。

 

風丸「それにしても比企谷の新必殺シュート、凄かったな」

 

染岡「ああ、そうだな。俺と豪炎寺の2人で破ったパワーシールドを1人で破ってしまうんだからな」

 

豪炎寺「ああ、確かにな」

 

八幡「たまたまだ」

 

そう、たまたまあの技で破れただけだ。オレも正直驚いたが、あの時は嬉しさのあまり忘れていた。

 

染岡「こりゃあ俺達も負けていられねぇな」

 

豪炎寺「ああ」

 

え?何?オレらってそういう競いをやってたの?マジで?嫌だなぁ…。そう思いながらラーメンをすする。それからも話は盛り上がってくる。オレも話を振られたりするので、それに答える。こんな騒がしい奴らの中にいるけど、居心地は悪くない。むしろ良い。いやはやホントにこいつらがオレのことを受け入れてくれて良かった。ホント…

 

八幡「…ありがとうな」

 

円堂「え?何が?」

 

八幡「え?」

 

円堂「いや、比企谷さっきありがとうなって言っただろう」

 

え?やっばっ……声に出てしまったか。どうする?正直に言うか?それとも誤魔化すか……。

 

風丸「俺も聞こえたぞ」

 

豪炎寺「俺もだ」

 

音無「私も聞こえました」

 

どんだけ聞こえてんだよ。お前らどんだけ耳良いんだよ。これは正直に言った方が良いのかもしれないな。いや、ちょっと誤魔化してみようか。

 

八幡「は?オレそんな事言ったか?」

 

風丸「言ったさ。バッチリ聞こえたぞ」

 

風丸…コノヤロウ……。ていうか全員の視線がオレの方に集中している。やはりここは正直に言うか。

 

八幡「はぁ……わーったよ言うよ。オレを受け入れてくれて……ありがとうなって意味で言ったんだ」

 

するとこの場シーンと静かになる。

 

八幡「…なんだよ」

 

円堂「いや、受け入れるも何も初めっから比企谷の事は受け入れてるし。な?」

 

円堂がそういうと全員が頷く。

 

風丸「それで悩んでいたのか?」

 

八幡「悩むというか、なんというか……。今でも思うんだよな。オレあんな事したのに居ていいのかな?って思うんだ」

 

そう、オレは帝国戦の時にオウンゴールをした。なのにこいつらはオレを受け入れてくれた。昨日はああ思ったけど、やはり気になってしまう。

 

円堂「良いに決まってるだろ!」

 

八幡「円堂……」

 

オレがそんな事思っていると円堂が口を開く。

 

円堂「昨日も言ったが、比企谷はもう雷門イレブンの一員だ!誰が何を言おうと、比企谷は俺たちの仲間なんだ!だから、もうそんな事言わないでくれ!いくら比企谷でも怒るぞ!」

 

風丸「そうだぞ、比企谷。いくら自虐ネタでも笑えないぞ」

 

八幡「いや、別にそういう訳じゃ…」

 

豪炎寺「オウンゴールの事気にしているのなら大丈夫だ。もう俺達は気にしてない」

 

ふと周りを見ると、視線があった奴らは全員頷いていく。こいつらはもう、あんな事気にしていない様子だ。くっそ……こいつら……

 

八幡「お前ら……良い奴かよ…まったく」

 

ホント良い奴すぎる。まったく……ホント…ホント…

 

八幡「ありがとうな。改めてよろしく頼む」

 

「「「「おう!」」」」

 

ホントありがとうな。

 

響木「比企谷、何か頼むものあるか?」

 

八幡「じゃあ替え玉お願いします」

 

響木「わかった」

 

その後も全員でワイワイ話が盛り上がっていく。

 

土門「監督!餃子もう一皿!」

 

夏未「私も追加をお願いするわ」

 

土門と雷門の注文が重なるも、残念なことにあと1人前しかないようだ。

 

土門「じゃ、夏未ちゃんどーぞ」

 

夏未「夏未……ちゃん(・・・)

 

そう言って鋭い目で土門を睨む雷門。それにより土門は顔を青くして恐怖を覚えている。だが…

 

夏未「悪くないわね。その呼び方」

 

八幡「良かったな土門。寿命が伸びたな」

 

土門「ひでぇ」

 

するとこの場はどっと笑いが溢れ出す。

 

夏未「だけど、理事長代理としての私への敬意は忘れないでいただきたいわ。私の言葉は理事長の言葉よ?」

 

ほう……そりゃあなんとも重みがあるな。

 

響木「それじゃあ理事長ならどんな言葉をコイツらに送るかね?」

 

監督の一言で雷門は顔を引き締めてから、マネージャーとしてではなく理事長代理としてのエールを我ら雷門サッカー部に送る。

 

夏未「今やサッカー部は雷門中の名誉を背負っていると言えるわ。必ず全国制覇を成し遂げてちょうだい!」

 

円堂「おう!やってやるぜ!な!」

 

円堂は豪炎寺に同意を求め、豪炎寺は親指を立てて円堂に応える。

 

円堂「よーしやってやろうぜ!!絶対に全国制覇ぁぁああああっ!」

 

「「「絶対に全国制覇ぁぁぁああああっ!」」」

 

円堂の言葉に全員が声を上げる。ここまで来たのなら全国制覇したいよな。コイツらとならできるかもしれないな。

 

 

そしてその後、食べながら、あれやこれやと話が話が盛り上がる。そしてお開きになったのは、外から夕光が射し始めた頃だった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして数日後、オレ達は河川敷に集まっていた。何故ならイナズマイレブンと練習試合をすることになったからだ。なにやら打ち上げが終わった後、イナズマイレブンの一員である浮島さんと会って、なんやかんやあって試合をすることになった。イナズマイレブン、聞いた話によると伝説があるらしい。というかイナズマイレブン、雷門OBのメンバーなんか見た事のある人ばかりだ。うちの学校の生徒指導部の先生に駅前の紳士服店や理髪店の人などなど、稲妻町で見かける人達ばかりだ。まさか身近にこんなすごい人達がいたなんて、思わねぇよ。そんな中、他の奴らはあの伝説のイナズマイレブンの話で盛り上がっている。

 

円堂「夢みたいだイナズマイレブンとサッカーができるだなんて」

 

風丸「40年ぶりの伝説復活だ」

 

土門「何が飛び出るのか楽しみだな。な、比企谷」

 

八幡「なんでそこでオレに振る?……まぁ、でも確かにそうだな」

 

どんなプレーを見せてくるのか楽しみだな。それをお手本に出来たらいいかもな。

 

円堂「いいか!今日は胸を借りるつもりで全力でぶつかっていこう!」

 

「「「おう!」」」

 

この試合の審判は刑事の鬼瓦刑事にしてもらうことになった。休みなのにありがとうございます。

 

スターティングメンバーはFWは豪炎寺と染岡。MFは半田、少林、オレ、マックス。DFは風丸、壁山、土門、栗松。そしてGKは円堂となっている。

 

そして試合開始のホイッスルが鳴り、民山さんがボールをビルダーさんへと渡す。するとビルダーさんは

 

ビルダー「小僧共よく見ておけこれがイナズマイレブンのサッカーだ!」

 

そう言って足を大きく振り上げる。

 

円堂「えっ?キックオフシュート?」

 

まじかよ初っ端から本気じゃん。そう思いオレはシュートコースを塞ぐように立つ。…………が空振りをしてしまいその場で倒れてしまう。あれ?

 

その隙をついて半田がボールを奪い攻め上がる。そしてボールは豪炎寺に渡り、豪炎寺は軽めのシュートを放つ。小手調べ程度かもな。まぁ、あれぐらいなら響木監督なら止められると思っていたが、雷門の執事のバトラーさんがヘディングでクリアしようとするも失敗してしまいボールはそのままゴールの中へと入っていった。

 

八幡「……入っちゃったよ」

 

その後も試合は続くがこれはさすがになんというか…。でもこの人達は伝説のイナズマイレブンだとしてもそれは40年前の話であって、今もその当時の強さを持っているとは限らない。はっきり言ってしまえば、オレらのボール支配率がほとんどだろうな。シュートも簡単に止めることができる。

 

 

 

 

その後

 

八幡「豪炎寺!」

 

オレが豪炎寺に対してドライブパスを送る。ボールがドライブの頂点達した時に豪炎寺が炎を纏い回転しながら上へとジャンプする。

 

豪炎寺「ファイアトルネード!」

 

お得意のファイアトルネードを放つ。これには響木監督は反応するもボールに触れることができずゴールの中へ入りこちらの得点になった。これで2-0。はぁ……これは練習にもならないかもな。と思っていると

 

響木「お前達!なんだそのザマは!!」

 

と響木監督の声が響く。

 

響木「俺達は伝説イナズマイレブンなんだ。そして、ここにその伝説を夢に描いた子供達がいる。俺達にはその思いを背負う責任があるんだ。その思いに答えてやろうじゃないか!本当のイナズマイレブンとして」

 

 

ん?なんだ?

 

 

「「「「俺達は伝説イナズマイレブン!」」」」

 

「証明しようぜ!伝説は真実だと!」

 

「「「おう!」」」

 

な、なんだ!?今までとは違う雰囲気だ。まさか響木監督の言葉で目覚めたとでも言うのか?

 

八幡「さっきとは違う雰囲気だ。気をつけろ!」

 

「「「「おう!」」」」

 

オレがそういうと全員返事をする。だが、イナズマイレブンのプレーが見違えるように変わる。プレスのかけ方や、パス回しなど全てが変わる。

 

八幡「サイドから1人上がってくるぞ!マークしろ!」

 

マックス「任せろ」

 

マックスがサイドから上がってくる民山さんにマークにつくがそれを難なくかわし、雷門中の菅田先生からパスを受け取った後、縦と横のキックを組み合わせてシュートを放つ。

 

民山「クロスドライブ!」

 

円堂「熱血パンチ!」

 

円堂はそのシュートに対して熱血パンチで対応するが、一瞬にして破られゴールを決められてしまった。ここまで変わるとでも言うのか。そしてオレたちのキックオフで再開する。けれどさっきとは見違えるようなディフェンス。オレはその裏をかくようにして鋭いカーブパスで染岡に送る。

 

染岡「ドラゴンクラッシュ!」

 

スペースが空いたことにより染岡がシュートしやすくなり、ドラゴンクラッシュを放つ。

 

響木「見せてやろう。これが元祖ゴッドハンドだ!うおりゃぁぁぁ!」

 

見事元祖ゴッドハンドでガッチリと止められてしまう。

 

そして響木監督の投げたボールを浮島さんとビルダーさんの二人がそれぞれの足で挟み、同時に上に蹴り上げる。そのボールにビルダーさんはジャンプしてそのまま、浮島さんはオーバーヘッドキックを同時に蹴り込みシュートを放つ。そのシュートはボールを中心に炎の羽根が生える。それはまるで鳥のように飛んでいっているかのように、オレたち雷門ゴールへと襲いかかる。そして円堂はそのシュートに飛びつくが触れることも出来ずゴールの中へと入っていった。これで同点。すげぇ…なんだよあれ。今まで見たことも無い技だ。もしかしたらあの皇帝ペンギン2号に匹敵するのではないだろうか。そんな事を思っていると円堂が審判さんにタイムを要求した。いや、あのね、サッカーにはタイムはないんだよ。知ってる?円堂。

 

円堂「みんな来てくれ!」

 

どうやら許可が降りたようだ。そして雷門ベンチに集まると、円堂は自分のじいさんのノートを取り開く。

 

円堂「あったぞ。炎の風見鶏だ」

 

風丸「炎の風見鶏?」

 

言われてみればそういう感じだったな。

 

染岡「解読できたのか?」

 

円堂「ああ。その上、今日はお手本が目の前にある。絶対にものにしようぜ」

 

マックス「で?誰がやるの?」

 

円堂「えーっと『この技はスピードがビューン。ジャンプ力がビヨヨーン』か」

 

相変わらず語彙力が無さそうだな。ホント意味が分からない。けれど円堂が言ったように、今回はお手本がある。だからいけるかもしれないな。

 

風丸「スピードとジャンプか……陸上部の出番だな!」

 

なるほどな。確かにそれは言えてるかもしれない。スピードに関しては1番に速いから適任かもしれない。そしてもう1人は豪炎寺と決まった。そしてタイムも終わり全員ポジションにつく。

 

円堂「風丸、豪炎寺!頼んだぜ!」

 

風丸・豪炎寺「「おう!」」

 

2人はさっきの技を何度も何度も挑戦するが、全て失敗に終わってしまう。タイミングが噛み合わなかったり、空中にボールをあげれたとしても、タイミングよく蹴れなかったりしていた。

 

響木「浮島!もう一度見せてやるか!」

 

浮島「ああ!しっかりとな!」

 

そんな中、もう一本お手本を見えてくれるイナズマイレブン。案外優しいんですね。と思いながら炎の風見鶏を見ているとあることに気づいた。フッ、なるほど。そういうことか。

 

浮島・ビルダー「「炎の風見鶏!」」

 

円堂「ゴッドハンド!」

 

ゴッドハンドで立ち向かうが簡単に敗れてしまいイナズマイレブンの得点になった。でも、炎の風見鶏のコツがわかった事だし教えようとするかと思った時だった。

 

影野「この技の鍵は……二人の距離だよ!」

 

円堂「え?」

 

ほう、影野の奴気づいたのか。

 

影野「二人がボールを中心に同じ距離、同じスピードで合わせないと駄目なんだ」

 

オレの思ってることほぼ同じ事を言っている。

 

円堂「良く、気づいたな」

 

ホント、よく気づいたな影野。

 

そしてその後、風丸と豪炎寺は影野の言ったことをすると、見事炎の風見鶏を完成させることができた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして試合が終了した。

 

 

円堂「さあ!次はいよいよ全国大会だぞ!」

 

 

「「「「おー!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

比企谷八幡

 

背番号17

 

ポジションMF(場合によっては変わる。GK以外ならどこでもいける)

 

 

習得必殺技

 

ファントムドライブ:ドリブル技

 

ダークトルネード:シュート技

 

ナイトメア・レイン:シュート技

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?ではまたお会いしましょう。
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