比企谷八幡とイナズマイレブン   作:チャキ

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どうもチャキです!第2話どうぞ!


第2話

八幡side

 

河川敷の練習から翌日。どうやらオレのクラスに転入生が来るらしい。誰だろうがオレには関係ねぇと思っていたら、その転入生はあの河川敷で出会った青年だった。すると…

 

円堂「あー!」

 

と指をさしながら叫ぶ円堂。とりあえずお前めっちゃ目立ってるからな。

 

担任「なんだ?知り合いか?」

 

円堂「いや、その知り合いって訳じゃあないんですけど」

 

担任「いいから座れ」

 

円堂「あ、はい」

 

そう言って座る円堂。そして隠れてガッツポーズをとる。わかりやすいやつだな。そして担任の先生が転入生の豪炎寺の事を説明する。どうやら前はサッカー名門、木戸川清修にいたらしい。そして休み時間になると円堂が豪炎寺の席へと向かっていく。おいおい、早速かよ。

 

円堂「豪炎寺、昨日自己紹介してなかったからさ。俺、円堂守。サッカー部のキャプテンやってるんだ。ポジションはキーパー」

 

おお、すげえぐいぐい行くなおい。

 

円堂「お前も入らないか?木戸川清修ってサッカーの名門だもんな」

 

確かにサッカーの名門だが、部活は個人が決めるもの。誘うのは良いが、あんまりしつこい勧誘はダメだろ。

 

円堂「どうりであのキック。凄いはずだぜ!」

 

確かにすごいキック力だった。けど、何やら浮かばない顔だな。

 

豪炎寺「サッカーは……もうやめたんだ……」

 

円堂「やめたって、どうして」

 

豪炎寺「俺に構うな」

 

何やら訳ありのようだ。円堂も円堂で何残念そうにしてるんだよ。すると…

 

半田「円堂。冬海先生がお前を呼んでる。校長室に来いってさ」

 

冬海先生、名目上サッカー部の顧問らしい。けど顧問らしい事したことは何一つ無い。しかも何考えてるのかイマイチ分からん。

 

円堂「校長室?」

 

半田「大事な話があるらしい。俺、嫌な予感がするんだ。例えば、廃部の話とかさ……」

 

円堂「廃部ぅ!?」

 

木野「私もそんな噂聞いたけど……」

 

マジかよ。本当にその噂あるんだ。全然気にしてなかったからな。

 

円堂「冗談じゃないぞ!廃部にされてたまるか」

 

そう言って校長室へと向かう円堂。そしてオレは自分の席から立ち豪炎寺の席に向かう。何をするかって?そりゃ…

 

八幡「豪炎寺」

 

豪炎寺「なんだ?」

 

八幡「昨日、河川敷にいたんだけどさ。その時に小学生の女の子を助けてくれてありがとうな」

 

豪炎寺「え?」

 

八幡「それだけだ」

 

そう言って自分の席に戻る。

 

 

そして場所は変わり部活。円堂からありえない話を聞く。それは練習試合をすることになった。その相手はなんとあの帝国学園だった。しかも負けたら廃部らしい。おいおい、マジかよ。もう、これって確実に廃部決定じゃん。

 

円堂「やるさ!廃部になんてされない!きっちり11人揃えてやる!」

 

宍戸「相手は帝国ですよ。無理、絶対無理」

 

少林「ボコボコにされて恥かくだけですよ」

 

半田「はぁ、結局廃部って事か」

 

壁山「この部室ともおさらばですね」

 

お前らの言いたいことは分かる。相手はあの帝国だもんな。ここまで頑張ったのに廃部か……。まぁ、人生諦めが肝心って言うしな。

 

円堂「お前らな!サッカーを愛する気持ちがあれば、不可能だって可能になる!何も始まってもないのに諦めちゃダメだ!諦めちゃダメなんだよ!」

 

っ!オレは何をやってたんだ!オレはサッカーを…円堂達とサッカーをしたくてこのサッカー部を作り入部したんだ!確かにやる前から諦めちゃダメだよな。円堂…ありがとう。助かった。そして円堂は部員の勧誘へと出かけた。オレ?オレは1人で練習。オレも勧誘したいけど、この見た目じゃあな。なので1人で練習をしているのである以上!

 

そして放課後オレは鉄塔広場へと向かっている。なぜって?だってそこにはアイツがいるからな。ん?アレは…豪炎寺?なんでここに?まぁ、いいや。そう思いながら豪炎寺とすれ違い、坂を登っていくと…

 

「おりゃあ!」

 

ほら聞こえた。この声の主は円堂。ここで練習しているから来てくれって言われたしな。登りきると、そこには円堂がタイヤに吹っ飛ばされる姿だった。

 

円堂「イッテテ…ん?比企谷!比企谷じゃないか!来てくれたんだな!」

 

八幡「お、おう。それよりすげえ練習だな」

 

円堂「へへっ。まぁな」

 

八幡「手伝うぞ」

 

円堂「本当か!ありがとう!」

 

そこからオレと円堂の2人だけの練習が始まった。というか他の奴らは来ねぇのか?まぁ、いい。オレは木にぶら下がっているタイヤを円堂に向かって投げる。

 

八幡「おらっ!」

 

円堂「ぐあ!」

 

タイヤにまた吹っ飛ばされる。

 

八幡「大丈夫か!円堂!」

 

円堂「あ、ああ…大丈夫だ。続けてくれ」

 

八幡「良いんだな」

 

円堂「ああ!」

 

八幡「よし!行くぞ!」

 

円堂「おう!」

 

八幡「っら!」

 

再びタイヤを投げる。

 

円堂「うあっ!」

 

そしてまた吹っ飛ばされる。

 

円堂「いてて」

 

八幡「おい、大丈夫か?」

 

円堂「あ、ああ…なんとか」

 

助け起こそうと駆け寄ると

 

「無茶苦茶だなその特訓」

 

八幡・円堂「「ん?」」

 

声をかけられたのでそっちを見てみると、そこにはロングの青髪で、後ろに髪をまとめてポニーテールにしており、左目は髪に隠れていた。

 

円堂「風丸!?」

 

八幡「知り合いか?」

 

円堂「ああ!俺の友達」

 

風丸「風丸だよろしく」

 

八幡「比企谷だ」

 

風丸「そうか比企谷か。それにしても変な特訓だな」

 

円堂「ああ、アレだよ」

 

そう言って円堂は近くにあったノートに指を指す。ちょっと休憩のついでに見せてもらったが、まったく読めない。めっちゃ字が汚い。

 

風丸「読めねぇ…比企谷はどうだ読めるか?」

 

八幡「いやさっぱりわからん」

 

風丸「だよな。お前これ読めるのか?」

 

円堂「うん、読めるよ。シュートの止め方が書いてあるんだ」

 

風丸・八幡「「へぇ」」

 

そんなことが書いてあるんだ。

 

円堂「それ書いたのじいちゃんなんだよね」

 

じいちゃん?お前のおじいさんか。

 

円堂「ああ、俺が生まれる前に死んじまってるけどね。昔雷門サッカー部の監督だったさ。その時作ったノートらしいんだけどさ。帝国学園はスピードもパワーも想像以上さ。そいつらのシュートを止めるには、じいちゃんの技をマスターしなきゃいけないと思ってさ」

 

風丸「お前、本気で帝国に勝つつもりなんだ」

 

円堂「ああ!」

 

風丸「ん」

 

風丸はそう言って円堂に手を差し出す。なんだ?

 

円堂「え?何?」

 

風丸「お前のその気合いのった!」

 

円堂「ありがとう風丸!」

 

風丸「俺はやるぜ!お前らはどうするだ?」

 

円堂「え?」

 

そう言って風丸の視線の先を見ると染岡達がいた。

 

円堂「みんな!あだ!」

 

円堂は盛大にもつれて倒れてしまう。何やってんだよ。

 

壁山「キャプテン!」

 

栗松「大丈夫でやんすか?」

 

そう言って壁山と栗松は円堂を助け起こす。

 

染岡「帝国と試合する前にお前の方がバテるぞ」

 

円堂「へへっ。大丈夫だって」

 

風丸「コイツら俺が来るよりも前からお前達の事見てたみたいだぞ」

 

円堂「え?」

 

八幡「ああ、だからあんなに視線が感じたのか」

 

半田「気づいてたのか?」

 

八幡「フッ、ぼっちは視線に敏感なんだよ」

 

染岡「お前それ、自分で言って悲しくないか?」

 

八幡「うっせ」

 

全然悲しくないんだからね!……キモイなオレ。

 

円堂「何言ってんだ!比企谷はぼっちなんかじゃない!俺達がいる!」

 

八幡「あ、ああそうだったな。悪いそれで?」

 

半田「あ、ああ。円堂が他の運動部に声をかけてるの見てたら」

 

染岡「ちょっとな…」

 

栗松「その特訓もなんかこう胸がジーンと暑くなってきたでやんす」

 

宍戸「キャプテン!比企谷先輩!俺も特訓一緒にやらせてください」

 

少林「俺も!」

 

栗松「俺もやりたいでやんす」

 

壁山「一緒にやってもいいスっか」

 

八幡「お前ら…どうするよ円堂」

 

円堂「あったり前じゃないか!大歓迎だよ!おお!俺すげえ嬉しい!やろうぜ!」

 

「「「「「やろうぜ!」」」」」

 

円堂の一言で空気が変わり、みんなで猛特訓が始まった。タイヤ引きや、オフェンスやデフェンスの練習、など色々やった。結構色んな特訓をやった。

 

円堂「よし!やるぞ!」

 

「「「「「おう!」」」」」

 

人数は少ないがみんなが一致団結した瞬間だった。オレも性格に似合わず掛け声なんかもした。

 

そして試合当日。このサッカー部に入部してくれた人が1人いる。

 

円堂「みんな紹介するよ。今日の試合助っ人に入ってくれる、松野空介だ」

 

マックス「僕の事はマックスって呼んでいいよ。君たちのキャプテン見ていると、なんだか退屈しなさそうだなって思ってさ」

 

染岡「退屈って遊びじゃあねぇんだぜ試合は」

 

マックス「心配いらないよ。サッカーはまだやった事無いけど、こう見えて器用なんだよね」

 

円堂「と言うことだ!期待しよぜ!」

 

半田「しかし、これでもまだ10人だぜ」

 

「11人だけど」

 

半田「っ!ごめん影野気づかないで」

 

円堂「影野のも入部したんだっけな」

 

あー、そういえばそうだったな。オレも忘れてた。悪い影野。

 

影野「いいのさ。俺はもっと存在感を出せる男になりたくて来たんだからね。フッ、フッフッフッ」

 

なんとも不気味な笑い方だな。でもこれでやっと11人揃った。そして時間になったのでグラウンドの方へと向かう。するとうちの雷門中の校門に大きい車が止まる。え?もしかしてあれが帝国学園の車?マシかよ。すると車のドアが開き、レッドカーペットがしかれる。そして帝国学園のサッカー部の人達が出てくる。そして円堂が帝国学園のキャプテンとおもられる人に近づき。というかなんでゴーグルとマントつけてるの?まさか厨二病?

 

円堂「雷門中サッカー部のキャプテン円堂守です。練習試合の申し込みありがとうございます」

 

と律儀に挨拶をする。アイツがあんな挨拶ができるだなんて思わなかったわ。

 

「初めてのグラウンドなんでね。ウォーミングアップしてもいいか?」

 

円堂「え、あ、どうぞ」

 

その一言で帝国のウォーミングアップが始まる。これで少しは帝国の動きが分かるかもしれないと思った。けど、それは予想を遥かに超えていた。スピードもパワーも予想以上だった。

 

八幡「マジかよ」

 

染岡「あんなのとやるのかよ」

 

ごもっとも。これはさすがにヤバいだろう。なんでウチと練習試合をしようと思ったんだ?するとゴーグルをかけた帝国のキャプテンが指パッチンをすると周りにいた奴らが、ソイツにボールを回し、円堂に向かってシュートする。円堂は何とか止めたが、グローブが少し焦げていた。うわぁお、すげえな。

 

円堂「面白くなって来たぜ!」

 

そう言って両手を叩く円堂。いや、何一つ面白くないからな。

 

円堂「よぉし、一週間の練習の成果!こいつらに見せてやろうぜ!みんな!」

 

「「「「えええっ!?」」」」

 

いやいや、確かに昨日までは諦めたらダメだって思ったけどさ。さすがにこれは無理だろ。

 

壁山「あのー…ちょっとキャプテン」

 

円堂「?なんだ?」

 

壁山「俺…トイレ行ってくるっす」

 

円堂「え?あ、おい壁山!」

 

ええ〜…ここでトイレっすか壁山さん。マジかよ。

 

「どうするんだ?アイツが抜けたことにより人数は足りなくなったぞ。あと1人いるのかなぁ?」

 

くっ!あの1人はいねぇ。このままじゃ試合が出来ねぇ。くっそ!こうなったら。

 

八幡「おい、お前ら壁山探すぞ!」

 

円堂「そ、そうだな。よし!壁山を探しに行くぞ!」

 

「「「「お、おう…」」」」

 

なんだか元気の無い部員。そしてオレ達は壁山大捜索が始まった。トイレに行くって言ってたけど、どこまで行ったんだよアイツは。

 

円堂「あ、比企谷。壁山見つかったか?」

 

八幡「いや、見つかんねぇよ。もし、見つかったら言ってるし」

 

円堂「だよな」

 

ホントどこいったんだよ。

 

半田「おーい、円堂、比企谷」

 

八幡「半田か。そっちはどうだ?壁山見つかったか?」

 

半田「いや、どこにも」

 

円堂「ったく…どこいったんだ」

 

八幡「まったくだな」

 

アイツが行きそうなところは全部回ったけど、見つからない。ホントどこいったんだよ。すると…

 

栗松「うわぁぁぁ!」

 

栗松のは叫び声が聞こえた。そっちを見るとロッカーがガタガタと動いていた。まさかポルターガイスト?んなわけねぇよな。

 

円堂「そこにいるのか壁山?」

 

と言ってロッカーを開けると、なにかの衝撃で円堂は軽く吹っ飛んだ。

 

壁山「ど、どうもキャプテン。…どうも」

 

「「「壁山…」」」

 

八幡「お前、どうやって入ったんだ?」

 

半田「確かに…」

 

ロッカーには壁山が入っていたが、サイズが合わないのか、ロッカーはボコっと膨れていた。

 

円堂「そんなことより、何やってんだよ。早く出ろよ」

 

壁山「それがその…抜けられないんすよ。助けてください」

 

そう言ってジャンプをする壁山。

 

栗松「ならそのままサッカーすればいいでやんすね。鉄壁の守り。なんって」

 

壁山「そんな〜!出して欲しいっす!うわっ!?」

 

その時ロッカーがツルッと滑り倒れてしまう。

 

八幡「ハァ…どうする?」

 

円堂「どうするって言っても…」

 

ホントどうやって出そうかと思っていたら…

 

少林「俺がやってみます!キャプテン!比企谷先輩!」

 

八幡「少林?」

 

円堂「わかった少林!頼むぞ!」

 

そして少林はロッカーの底にめがけて飛び蹴りをする。するとその衝撃でロッカーから壁山が出てくる。

 

壁山「で、出れた」

 

八幡「壁山…なんであんなところにいたんだ?」

 

壁山「すいません。俺ちょっと怖くなったんす」

 

円堂「壁山。逃げたら何も始まらない。一度逃げたらずーっと、逃げ続けることになる。そんなのカッコ悪いだろ!」

 

壁山「きゃ、キャプテン……」

 

弱気になる壁山を円堂は熱く語りかける。

 

壁山「俺、やるだけやってみるっす」

 

円堂「その意気だ壁山」

 

壁山「比企谷さんもすみません」

 

八幡「別に気にしてないから大丈夫だ」

 

壁山「はいっす!」

 

よし、これで全員揃ったことだし、グラウンドへと向かう。するとそこには1人の男子生徒がいた。誰だ?

 

八幡「コイツ誰?」

 

目金「僕は目金欠流」

 

木野「彼サッカー部に入ってくれるって」

 

八幡「へぇ〜、じゃあ君ベンチね」

 

目金「ええ!?僕、11人目じゃないんですか!?」

 

八幡「ああ、そうだけど。な?」

 

半田「ああ、君を入れて12人だ」

 

目金「何でですか!?僕が颯爽と11人目になって弱小サッカー部を救うはずが……!」

 

ああ、うるせぇな。てか何言ってんだコイツ?

 

八幡「うるせぇぞ。いいからベンチにいけ!」

 

目金「いいんですか!?いいんですね!?」

 

オレは目金の言うことを無視してグラウンドへ入る。

 

審判「これより、帝国学園対雷門中学の練習試合を始めます」

 

整列する雷門イレブンと帝国イレブン。入部して初めての試合、一体どうなるのか分からないが、やれるだけやるか。

 

審判「両キャプテン。コイントスを」

 

しかし、帝国のゴーグルを付けたキャプテンはポジションにつこうとする。

 

審判「鬼道君。コイントスを」

 

なるほどアイツの名前は鬼道と言うのか。

 

鬼道「好きに始めろ」

 

なるほど、強者の余裕か。そしてオレ達のフォーメーションは4-4-2となっている。因みにオレは染岡とツートップとなっている。

 

八幡「行くぞ染岡」

 

染岡「おう」

 

そして試合開始のホイッスルが鳴る。オレはキックオフで染岡にパスをする。染岡はバックパスでマックスへと渡す。そして再び染岡へと渡る。すると帝国の2人が染岡へスライディングをするが、それを染岡はジャンプをして躱す。そしてまたドリブルをするがまた1人染岡へと接近する。

 

八幡「染岡こっちだ!」

 

染岡「おう比企谷!」

 

オレは染岡からパスを受け取る。そして再び染岡へと渡す。染岡とワンツーパスで帝国を躱す。するとまた1人染岡へと接近する。すると染岡の左に風丸が上がってくる。

 

風丸「染岡、パスだパス」

 

そう言うと染岡は風丸にパスが通り、染岡、マックス、宍戸とパスが通る。中々いい感じにきている。けど、かなり強いと言われている帝国相手に上手く行きすぎじゃねぇ?宍戸のセンタリング。半田が合わせると見せかけスルーし、染岡がシュートを放つ。誰もがゴールが決まると思った瞬間、帝国ゴールキーパーはなんなんキャッチする。

 

「鬼道。俺の仕事はここまでだ」

 

そして相手キーパーの仕事終了宣言。なんかヤバそうだ!そう思いオレは一足先に戻る。

 

鬼道「ああ。始めよう……帝国のサッカーを」

 

始めるって…一体何を始めるんだよ。

 

鬼道「行け」

 

鬼道がパスを出し、受け取った選手はピッチ中央。センターラインからシュートを放つ。やっぱりな!

 

八幡「おらっ!」

 

オレはそのロングシュートを止めるため蹴り返そうと、ボールを蹴る。

 

円堂「比企谷!」

 

鬼道「ほう…」

 

オレは足を踏ん張り蹴り返そうとするも威力が高すぎる。ここまでレベルが違うのかよ。

 

八幡「ぐわぁ!?」

 

オレはシュートを抑えられず吹っ飛ばされる。けどさっきよりかは威力を落とせた。それにゴールに近づくにつれて威力も落ちるはずだ。そしてそのシュートを円堂は何とか止める。けど円堂の身体は少し後ろへ下がっていた。

 

少林「大丈夫ですか?比企谷先輩」

 

八幡「あ、ああ。何とかな」

 

鬼道(アイツ…他の奴らより早く自分の陣地に戻っていた。中々勘のいい奴だな。面白い)

 

そしてボールは鬼道に渡る。その鬼道にオレは向かっていく。

 

鬼道「豪炎寺以外にも面白そうな奴がいるんだなんてな」

 

ほう…

 

八幡「お前らの目的は豪炎寺かよ…オレらは眼中に無いと言うわけか」

 

なるほど豪炎寺目的でオレ達と練習試合を申し込んできたのかよ。コイツら絶対舐めてやがるな。

 

鬼道「じゃあな」

 

八幡「なっ!」

 

鬼道はオレを難なく突破する。そしてその後は意図も簡単にゴールを奪われる。その後オレ達は相手の動きについていけないまま、前半が終了した。得点は10対0で負けている。ベンチに行くと木野の隣に女子生徒が座っていた。誰だ?それより全員息が上がっている。

 

風丸「どうなってんだアイツら。誰一人息が乱れてないぜ」

 

マックス「そりゃそうさ。奴ら走ってないからね」

 

少林「僕らずっと遊ばれてるって感じですよ」

 

だろうな。目的が豪炎寺だからオレらには興味はないだろうな。

 

円堂「くそっ。このまま終わってたまるか。後半は奴らを走らせて消耗させるんだ」

 

八幡「それをしたら余計オレらが消耗するだけだ」

 

円堂「うっ…けど!勝利の女神がどちらに微笑むかなんて最後までやってみなくちゃ分からないだろ!そうだろ!なぁ?皆!」

 

しかし、この円堂の熱い雰囲気の語りですら誰一人賛同しない。いや、体力も無いし、何言ってるか訳分からんし。

 

審判「後半を開始します。集まってください」

 

審判からの後半開始宣言。チームメイトも前半と同じポジションにつく。審判のホイッスル。帝国ボールで後半戦が開始された。ボールは鬼道へ。

 

鬼道「行くぞ……デスゾーン開始。そして奴を引きずりだせ!」

 

そう言ってボールを高く上げ、前を走る三人の選手の真ん中辺りに飛んでいく。そこで三人の選手はジャンプ。ボールを中心に正三角形の頂点の一で回転。黒というか紫のオーラを纏いながら三人同時に蹴る。ものすごいスピードと威力だ。ブロックする暇も無い。そして、帝国のシュートは円堂に向かっていく。

 

円堂「止めてやる!」

 

円堂は真正面からボールを受け止める。けど、止めきれず円堂共ゴールに突き刺さる。

 

八幡「マジかよ…」

 

こんな状況だけど、オレ『マジかよ』って言い過ぎじゃねぇ?

 

 

 

 




いかがでしたか?ではまたお会いしましょう。
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