比企谷八幡とイナズマイレブン   作:チャキ

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どうもチャキです。第21話どうぞ!


第21話

八幡side

 

雷門に新たな仲間一之瀬が加わって数日。連携の幅も広がり、中盤も硬くなってきていると思う。これも鬼道と一之瀬のおかげだな。あれ?それじゃあ俺、要らなくね?

 

鬼道「お前は要らなくなんかないからな」

 

八幡「何、もしかしてエスパー?」

 

鬼道「お前がわかりやすいだけだ」

 

八幡「さいで…」

 

え?オレってばそんなにわかりやすい訳?そんな事はないと思うんだけどな。ただ鬼道達の勘が良いじゃなくて?んー、訳分からん。そんな事を思いながら練習を再開させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼道「よし、ダイレクトで裏に通してシュートだ」

 

鬼道がそう言って一之瀬にパスを送る。そして一之瀬がシュート体勢に入る。それを土門が止めに入るが、ボールは高く蹴りあげられる。土門はジャンプをするも届かない。そしてシュートを打たれたと思い円堂は大きくジャンプをするが、ボールは染岡の方へ送られる。それに気づいた円堂は地面に手をついて、体勢を立直し反対側へ走り出す。そして染岡がダイレクトシュートを放つ。そしてそのシュートに円堂が飛びつく。が、そんな円堂とボールの間に1人の影が入ってきた。

 

円堂「比企谷!?」

 

染岡「なに!?」

 

そう……オレです。オレが染岡のダイレクトシュートを止めました。はい。

 

一之瀬「嘘…だろ」

 

鬼道「ナイスディフェンスだ。比企谷」

 

八幡「そりゃどうも」

 

土門「一之瀬のボールコントロールもすごいけど、比企谷のディフェンスもすげぇや。もしかしたらフィールドの魔術師の天敵現る、ってか?」

 

八幡「オレらは野生動物か」

 

一之瀬「でも、すごいや。でもなんで染岡にパスをするってわかったんだ?」

 

八幡「一之瀬が一瞬染岡の方を見たから、もしかしてって思ったんだ」

 

一之瀬「え?それだけで?」

 

八幡「ああ」

 

一之瀬「それだけで阻止されちゃうのか」

 

土門「比企谷は周りを見ているからな」

 

八幡「いや、そんなしょっちゅう見ている訳ねぇだろ」

 

鬼道「だが、比企谷がいることにより中盤の守りも高いのは本当だ」

 

八幡「買いかぶりすぎだ」

 

円堂「そんな事ないさ。比企谷がいてくれたから、失点しなかった事もあるんだから」

 

土門「そうだぜ」

 

一之瀬「ここまで言うって事は、きっと本当な事なんだろうな」

 

八幡「あー、もう。いつまでその話してんだよ」

 

円堂「それもそうだな。よーし、もっと精度を上げていくぞ!」

 

「「「おう!」」」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

音無「お疲れ様です」

 

八幡「サンキュ」

 

鬼道「ありがとう春奈」

 

あれから約1時間後、練習の合間の休憩中。俺と鬼道は音無からドリンクを貰い、水分補給をしっかりとる。それにしても一之瀬はすげぇわ。さっき、パスコースを読むことはできたが、やはりボールコントロールや状況判断が優れている。更にはパスの正確さも凄まじい。相手を思っての優しく、足元にピタッとくっつくようなパスを出してくる。ホントこれだけ見ると本当に俺いらなくね?って思ってしまう。

 

 

そんな事を思っていると雷門が近づいてくる。

 

夏未「ちょっと聞いて。Aブロックの準決勝の結果が届いたわ。決勝進出したのは世宇子中よ」

 

円堂「世宇子中か」

 

鬼道「やはり来たか」

 

やはり世宇子中が決勝進出した。そりゃあの帝国にあんな点差で勝ったんだ。そんな奴らが他の奴らにそう簡単に負ける筈がない。なんてったって、全試合を圧倒的点差と相手が棄権で完勝しているのだから。

 

円堂「鬼道!世宇子中とはもう1回戦うんだろ。準決勝は絶対に負けられないぞ」

 

鬼道「ああ、もちろんだ」

 

円堂「よーしみんな!頑張ろうぜ!!」

 

「「「「「おお!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼道「円堂は守備の確認を徹底してくれ。相手はオフェンス重視で攻めてくる筈だ」

 

円堂「ああ、任せろ!」

 

練習を終えた後、公園で円堂、豪炎寺、鬼道が作戦会議をしていた。そして何故かその輪に俺まで参加させられていた。ホントなんで俺が参加しなくちゃいけないんだ。お前らだけでやってくれないかな。

 

鬼道「次に比企谷」

 

八幡「なんだよ」

 

鬼道「比企谷は俺や他の奴らと中盤の守りに徹底してくれ。後、時には点を取る為に攻めてくれ」

 

八幡「へいへい」

 

鬼道「後、何やらDFと何やら作戦を練っているんだろ」

 

八幡「いや、大したことじゃねぇよ」

 

鬼道「本当か?」

 

鬼道は笑いながら問いかけてくる。こいつ絶対に何かわかって言ってるのでは無いだろうか。まぁ、別にバレてもいいんだけど。

 

八幡「それよりこっちの主体はカウンターにするのか?それともバランス型か?」

 

鬼道「多分カウンター主体になるだろう。豪炎寺、攻守の切り替えに注意してくれ」

 

豪炎寺「…ああ」

 

なんとも曖昧というか遅い返事だな。まぁ、仕方ねぇか。相手は前にいた学校なんだから。いくら豪炎寺でもそうなるのかもしれない。それを見かねた円堂が1つ提案を出してくる。

 

円堂「よーし、作戦会議は一旦休憩だ。こいよ」

 

そう言って円堂は歩き始める。

 

鬼道「おい、どこに行く気だ?」

 

八幡「じゃあ俺帰っても良い?」

 

鬼道「まだ、ダメだ。はぁ…円堂について行くぞ」

 

八幡「ええ…」

 

もう良いじゃねぇか。終わったんなら帰ってもさ。はぁ…仕方ねぇか。

 

 

 

 

 

 

そして俺、鬼道そして豪炎寺は円堂の後をついて行き着いた場所は……

 

鬼道「駄菓子屋?」

 

八幡「みたいだな」

 

俺達は円堂に連れてこられた場所は駄菓子屋だった。看板にもひらがなでだがしやと書かれていた。

 

円堂「なんだよ。来たことないのか?」

 

鬼道・豪炎寺「「ああ」」

 

八幡「無いな」

 

いや、マジで来たことないな。鬼道は鬼道で育ちのせいか、駄菓子屋に来たことなんて無いだろう。そんな事を思っていると、円堂は駄菓子屋の中にいた子供達と喋っていた。

 

鬼道「こんな所、まだ残っていたんだな。稲妻町には」

 

豪炎寺「ああ、俺も初めて来た」

 

八幡「俺もだ」

 

円堂はなんの菓子を買おうか子供達と話しながら悩んでいる。俺らは近くのベンチ座りながら話す。

 

鬼道「駄菓子屋か子供みたいだな」

 

豪炎寺「え?」

 

いや、俺らまだまだ子供だと思うけどな。

 

鬼道「純粋でまっすぐで、だからサッカーバカになれるのかもしれないな」

 

豪炎寺「ああ」

 

八幡「お前らちょっと酷い事言って事自覚ある?」

 

鬼道「比企谷もそう思ってるだろ?」

 

八幡「まぁ…多少は」

 

鬼道「なら、俺らと同じじゃあないか」

 

八幡「かもな」

 

鬼道の言う通り。こういう純粋でまっすぐな、サッカーにかける気持ちが伝わって来るのが伝わってくる。初めて会った時からサッカーの事しか考えてないような気持ちがな。

 

八幡「まぁでも、そんなサッカーバカに汚染された俺らも大概だけどな」

 

鬼道「フッ、確かにな」

 

豪炎寺「比企谷も結構酷い事言ってるぞ」

 

八幡「だな」

 

こうやってバカみたいな話ができるのは、紛れもなく円堂のおかげだ。あの時に出会ってなかったらホント俺、今は何をしているのだろうな。

 

そんな会話をしていると何やら駄菓子屋が騒がしく聞こえた。俺と鬼道、豪炎寺は駄菓子屋の中を見るとそこには、濃い緑のような色のジャージに、奇妙な髪型をした3人組がいた。ていうかなんだそのサングラス。ダサいぞ。後で黒歴史を産む事になるぞ。ソースは俺。というのはどうでも良くて、どうやらあの3人が順番を守らないから円堂が注意しているみたいだ。

 

「3対1で俺達の勝ち…みたいな」

 

と真ん中の奴が言うが…なんだその語尾。

 

円堂「人数の問題じゃないだろ!」

 

「いいえ、人数の問題です」

 

「俺たちは常に三位一体なんだよ」

 

はい?こいつら三位一体の意味知ってるのか?まぁ、どうでもいいか。すると3人組はこちらに気づいたようだ。

 

「豪炎寺!」

 

「久しぶりだな。決勝戦から逃げたツンツン君」

 

どうやら豪炎寺とお知り合いのようだな。

 

「「「俺達は!!」」」

 

勝「武方勝!」

 

友「友!」

 

努「努!」

 

「「「3人合わせて!武方三兄弟!」」」

 

青(勝)と緑(努)の手の上に乗るピンク(友)。何やってんの?組体操?

 

八幡「で?結局誰?」

 

鬼道「そいつらは去年、豪炎寺の代わりに出場した木戸川清修のスリートップだよ」

 

八幡「へー、こいつらが…」

 

円堂「豪炎寺の元チームメイト」

 

勝「さすがは鬼道有人。有力選手のデータは全てインプットされるみたいじゃん」

 

鬼道「フッ、3つ子のFWが珍しいかったから覚えただけだ」

 

うわっ、何それ酷。遠回しにお前らは有力選手じゃないって言ってるようなもんだろ。

 

努「何!?今年の俺達の活躍見てないのか?豪炎寺なんかいなくたって、勝てる事を証明したのに」

 

友「今の木戸川清修は史上最強と言っても良いでしょう。なんてたって豪炎寺よりもすごいストライカーが、3人もいるのですからね」

 

自分で言うなよな。

 

勝「まっ、なんつーか。準決勝の相手が雷門中じゃん。かるーくご挨拶みたいな」

 

友「宣言しに来たんですよ」

 

「「「俺達が豪炎寺修也を叩き潰すとな!」」」

 

また組体操をしているよ。ていうか店に迷惑だからやめろよ。

 

 

 

 

ということで迷惑になるので店の外で揉める事になりました。

 

円堂「どういう事だ!なんでお前たちは!」

 

友「豪炎寺修也を叩き潰し木戸川清修の…いえ、僕達三兄弟の恨みを晴らしたい」

 

勝「それは」

 

努「それは」

 

「「「豪炎寺が知っているから聞いてみて!」」」

 

3人は一斉に豪炎寺の方へ指を指す。

 

あっ、そっすか。

 

そしてその恨みについてだが、豪炎寺…からではなく武方三兄弟が話してくれた。いや、豪炎寺に聞いてみてとか言いながら自分らが言うのかよ。

 

それより内容は去年のフットボールフロンティアでは、木戸川清修は豪炎寺のおかげで決勝まで勝ち進んだらしい。けれどあの三兄弟は控えだった。それで豪炎寺に全国制覇という夢を(勝手に)託したらしい。豪炎寺がいれば必ず勝てると信じていた。けれど、豪炎寺は決勝戦に現れなかった。それでプレッシャーに負けて、逃げた卑怯者扱い。いや、自分勝手すぎるだろ。

 

円堂「違う!豪炎寺はそんな男じゃない!あの日豪炎寺は…」

 

豪炎寺「やめろ」

 

豪炎寺が円堂の言葉を遮る。

 

円堂「だけどさ」

 

豪炎寺「もう済んだ事だ。事実は変えられない」

 

確かに豪炎寺の言う通りだ。やってしまったことには変わりは無い。

 

すると勝という奴がカバンからボール取り出した。

 

勝「まっ、せっかく挨拶に来たんだし。偵察するよ。今の豪炎寺クンの力を見てみたいなーみたいな」

 

豪炎寺「悪いがその気はない」

 

そう言って豪炎寺は三兄弟に背を向け去ろうとする。

 

勝「おや〜?また逃げるおつもりですか?やっぱりお前は…臆病者の卑怯者だ!」

 

そう言ってボールを蹴る。そしてそのボールを円堂が手で弾いた。

 

円堂「くっそ〜、もう我慢できない。お前らの偵察とやら俺が豪炎寺の代わりに受けてたってやる!」

 

八幡「はぁ?」

 

豪炎寺「円堂?」

 

友「何言ってるの?」

 

ホントそれ。

 

勝「超意味わかんないんですけどみたいな」

 

マジでそれ。

 

円堂「ストライカーなら相手のキーパーの力を知りたいんじゃないのか?」

 

勝「それはそうだが」

 

円堂「お前らが豪炎寺よりすごいというのなら、俺からゴールを奪って証明してみろ!」

 

勝「う〜わ、マジで時代遅れの熱血くん感じ」

 

鬼道「これは五分と五分の偵察だ。何故ならこちらはキーパー力、そっちはフォワード力を見せ合うんだからな」

 

ああ……鬼道はん、あんたはそっち側なのね。

 

円堂「それでどうするんだ?やるのか?やらないのか?どっちだ!」

 

勝「卑怯者の豪炎寺クンと違って俺達が逃げる訳ないしょ…みたいな」

 

円堂「よしっ、ついてこい!」

 

 

はぁ…面倒な事になったな。まぁ、でも相手の力を見れるんだし、見とかないとな。

 

こうして俺達7人は河川敷へと移動を開始した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

努「これはまたおもしろくなってきたな」

 

勝「偵察ていうか決闘って感じ?」

 

「「「それなら武方三兄弟の力、見せつけてやりましょうかー!」」」

 

はぁ、どうでもいいから早くやれよ。こっちも暇じゃないんだから、さっさとシュート見せて帰りやがれ。

 

勝「行くぞ」

 

努「よし」

 

青い髪をした武方が上にボールをあげると緑色の髪をした武方が回転しながら飛び上がった。

 

円堂「これは!?」

 

鬼道「ファイアトルネード!?」

 

豪炎寺「いや、回転が逆だ!」

 

そう、まさに今俺達が見ているのはファイアトルネードとは回転が逆な技だ。俺と同じだが違うパクリ方法だな。

 

努「これがファイアトルネードを超える必殺技!くらえ!バックトルネード!」

 

左足で叩き落とすかのように放つ。

 

円堂「爆裂パンチ!」

 

円堂は爆裂パンチで対抗する。そしてボールを弾く。…だが

 

「「バックトルネード!」」

 

残り2人も立て続けにシュートをうち、円堂は反応出来ずゴールに刺さる。

 

円堂「なにするんだよ!」

 

勝「はぁーい。ちょっとゴール奪って見ました。みたいな」

 

円堂「ちょっと待てよ!そんなの止められるわけないだろ!」

 

八幡「ふふっ…」

 

鬼道「比企谷?」

 

八幡「フッハハハハハハハハ!」

 

俺は大声でわざとらしく笑う。

 

円堂「えっ!?比企谷?」

 

勝「何?急に笑ったりなんかして?もしかして頭イカレちゃった?みたいな」

 

八幡「あーあ…ホントバカすぎて笑ってしまったわ」

 

友「バカすぎてですって?それはどう言う意味ですかな?」

 

八幡「いやー、だってボールを3つ使ったって事は、お前らはボール3つ使わないと円堂からゴールを奪えないって事だろ?」

 

努「はあ!?」

 

勝「何言っちゃってるのみたいな」

 

八幡「あーあ、わかったわかった。言い訳はいいからさ。何も言うな。……それにしても、俺らには卑怯者とか臆病者とか言っときながらお前らの方が臆病者で卑怯者じゃねぇか」

 

「「「なんだと!?」」」

 

八幡「あれ?もしかて図星だったか?それは悪い事したな」

 

友「黙って聞いていれば僕達が臆病者で卑怯者ですって?」

 

八幡「あれ?違ったか?」

 

努「違う!」

 

友「ボール1個で点を取ればいいんですね」

 

八幡「そうだな」

 

友「では今からそれを証明しましょう。よく見ておきなさい」

 

勝「やってやろうじゃん」

 

「「「フッフッフッフッ」」」

 

さてさてさーて。こいつら一体どんな必殺技を見せてくれるのやら。そして、武方三兄弟がボールを蹴ろうとした時だった。聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

「やめろぉぉ!」

 

声が聞こえた方を見るとそこには、風丸、一之瀬、木野、土門、そして宍戸がいた。

 

風丸「ストップ!ストップだ!喧嘩はまずいぞ!円堂!」

 

円堂「へ?喧嘩?」

 

土門「違うのか?」

 

一之瀬「俺は決闘って聞いたけど」

 

円堂「誰がそんな事…」

 

宍戸「だって!やってやるとか、ついて来いとか!物凄い喧嘩になりそうな感じだったじゃないですか!」

 

お前か…宍戸よ。

 

円堂「サッカーの勝負だよ。サッカーの」

 

宍戸「え?サッカーの?」

 

木野「もう!慌てちゃったじゃないの!」

 

夏未「ほーんと。人騒がせだこと。ま、いつもの事だけどね」

 

お前も来たのかよ。さてと、これからどうする気だ?このまま続けてるか、それとも辞めるかどっちだろうな。

 

勝「さーて、ギャラリーも増えたことだし」

 

「「「見せてやるぜ!武方三兄弟最強必殺技を!」」」

 

なんともまぁアホな奴らだ。自分達から切り札を晒しに来やがったわ。

 

ボールは青から緑に蹴り、緑が上にあげて、ピンクが青の肩を踏み台にして飛び上がり空中で蹴る。そして…

 

 

「「「トライアルグルZ!」」」

 

と言いながら最後に駄菓子屋で見せたあの組体操のポーズをとる。

 

円堂「爆裂パンチ!」

 

円堂はさっきと同様爆裂パンチで対抗するが、パンチを1回繰り出しただけで、ボールは手を弾いて円堂の顔面に直撃しそのままボールと一緒にゴールへと入った。見るからに、さっきのバックトルネードとは威力が格段に上のようだ。

 

勝「どうだ!見たか!腐り目!ボール1個でゴールを奪ってやったぞ!」

 

友「これで僕達が臆病者で卑怯者では無いことが証明されました」

 

努「わかったか!」

 

八幡「いや、何言っちゃってるの?」

 

「「「は?」」」

 

八幡「ボール1個使うのは当たり前の事だから。それを威張って言うことかよ。恥ずかしくねぇの?」

 

「「「なっ!?」」」

 

三兄弟の顔がみるみる赤くなっていく。そんなことをしていると

 

「何やってるんだお前達!」

 

大人の声が聞こえてきた。聞こえてきた方を見ると、そこには木戸川清修のジャージを着た生徒と木戸川清修の監督らしき人がいた。

 

「サッカー選手ならば試合で正々堂々と戦え!」

 

「「「わかりました…」」」

 

「君もそれでいいな?」

 

円堂「はい、すみませんでした」

 

「そっちの君も言いたい事が色々あるかもしれない。けれど、言い過ぎには気をつけまたえ」

 

まさか聞かれていたのか。でも確かに言い方もそうだし、ちょっと言い過ぎたな。

 

八幡「はい、申し訳ありませんでした」

 

「うん、分かれば良い。お前たちは先に帰ってろ!」

 

「「「はい」」」

 

武方三兄弟は監督さんの指示によりそそくさと帰って行った。そしてその後、豪炎寺が監督の名前を呼んだ。どうやらあの人は二階堂と言うらしい。そして、もう1人木戸川清修の生徒に一之瀬、土門、木野が話しかけていた。名前は西垣と言うらしい。そして、その西垣とは知り会いのようだ。

 

まぁ、それよりも決闘騒動は終わったので帰るとしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼道「それにしても比企谷がまさかあんな事を言うなんてな」

 

八幡「なんだよ」

 

鬼道「いや、まさか比企谷があんな感情的になるの初めて見たからな」

 

豪炎寺「御影専農の時も同じ事してたしな」

 

円堂「あー、あったあった」

 

鬼道「ほう、その時も同じ事をしたのか」

 

八幡「別にアイツらが矛盾な事を言っていたから、言い返しただけだ」

 

鬼道「そうしといてやるよ」

 

八幡「ヤロウ…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして俺達は来来軒にてラーメンを食べている。

 

鬼道「問題はあのパワーとスピードをどう阻止するだ」

 

風丸「トライアングルZか」

 

宍戸「あんなすごい技見た事ないですよ」

 

風丸「今まで戦った中でも最強のシュートじゃないか」

 

八幡「かもな。帝国のデスゾーンよりも威力はあったと思う」

 

鬼道「わかるか?」

 

八幡「まぁ、それなりにな」

 

円堂「大丈夫だ。今日は初めてだから驚いただけさ。試合では絶対に止めてみせる」

 

風丸「本当にできるのか」

 

鬼道「根拠は?」

 

円堂「死に物狂いで特訓する」

 

やっぱりか。

 

鬼道「物凄く単純な理論だな」

 

響「円堂の言っている事は間違ってないぞ。サッカーの中で絶対に嘘をつかないのが一つだけある。それは練習だ。練習で得たものしか試合に出てこない」

 

鬼道「確かにそれは正論ですね」

 

風丸「なら、あれも上手く行くかもしれないな比企谷」

 

円堂「あれ?」

 

豪炎寺「確か比企谷と何かしているのは知っていたが、一体何をしているんだ?」

 

風丸「もう、言ってもいいんじゃないか?」

 

八幡「そうだな」

 

円堂「なんだよ。早く教えてくれよ!」

 

八幡「俺がDFとしている事。それは…」

 

円堂「それは!」

 

円堂は目をキラキラさせながら復唱してくる。

 

八幡「オフサイドトラップだ」

 

円堂「お、オフサイドトラップ?」

 

鬼道「なるほど。あの動きはそういう事だったか」

 

八幡「少しでも相手の攻めを阻止できないかと思ってな」

 

鬼道「期待しているぞ」

 

八幡「期待されても困るわ」

 

風丸「まったく相変わらずだな比企谷は」

 

円堂「よーし!明日から特訓だ!」

 

そして残り少ない日で木戸川清修戦に向けて特訓が開始された。

 

 

 

 

 




いかがでしたか?ではまた〜。
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