比企谷八幡とイナズマイレブン   作:チャキ

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どうもチャキです。第26話ですどうぞ。


第26話

 

 

 

そして時は流れ今日は決勝戦当日。俺は試合の準備を終えて家を出ようとした時だった。

 

小町「お兄ちゃんちょっと待て」

 

小町に呼び止められた。

 

八幡「?どうした小町」

 

小町「お兄ちゃん、これ」

 

そう言って小町は俺の前に何か差し出してきた。その何かは黒いリストバンドだった。

 

八幡「リストバンド?」

 

小町「うん、お兄ちゃんの為にお小遣いを貯めて買ったの。でも、ちょっと足りなくてお母さんにも手伝ってもらっちゃったけどね」

 

八幡「俺の為に」

 

小町「うん。だから、はいっ!お兄ちゃん、受け取って」

 

八幡「ああ、もちろん。ありがとうな小町」

 

小町「うん、えへへ」

 

俺はリストバンドを受け取りながら小町の頭を撫でていると、足音が聞こえてきた。聞こえた方を見るとそこには俺と小町の母ちゃんがいた。今日は珍しく家にいるようだ。

 

母「八幡、もう行くのね」

 

八幡「ああ」

 

母「そう、頑張ってね。今日は私も見に行くからね」

 

八幡「母ちゃんも見に来るのか?」

 

母「そうよ。今まで見に行けなかったけど、今日は見に行けるの。ごめんね今まで行けなくて」

 

八幡「気にしてねぇよ」

 

母「そう?ありがとうね。それと、今日行けないけどお父さんが『頑張ってこい』って言ってたわ」

 

八幡「親父が?」

 

母「ええ。行けなくて本当に残念がってた。でも、応援してくれてるわよ」

 

八幡「そっか」

 

今まで、俺の事あんまり構ってくれてなかったけど、結構気にしてくれていたんだな。

 

そんな話をしているとそろそろ行かなくてはいけない時間になってしまった。

 

八幡「それじゃあ行ってくる」

 

小町「頑張ってねお兄ちゃん!」

 

母「行ってらっしゃい八幡。頑張って」

 

八幡「ああ」

 

俺はリストバンドをカバンに入れて、集合場所へと向かった。そして、全員集合したので、会場であるフロンティアスタジアムの前までやってきたのだが、フロンティアスタジアムの門には閉鎖と表記されていた。

 

一之瀬「誰もいないぞ」

 

円堂「どうなってるんだ?」

 

人の気配はひとつもない。一体どうなっているのかと思っていると、雷門の携帯の着信音が流れる。

 

夏未「はい、そうです。…………え?どういうことです?でも今更そんな……はい…はい、わかりました」

 

円堂「誰からだったんだ?」

 

夏未「大会本部から、急遽大会の会場が変わったて」

 

円堂「変わった?変わったって何処に?」

 

夏未「それが…」

 

雷門は言葉を続けることなく、視線は上へと向けられる。それにつられるようにそっちを向けると、そこには大きな浮遊物が現れた。

 

八幡「おい…おいおいおいおい……まさか雷門、あれがって言わねぇよな」

 

雷門「そのまさかよ」

 

その浮遊物はフロンティアスタジアムの真上まで現れる。その浮遊物には、何かを連想させる石像があった。しかも羽が生えているし。というかなんなのが現実に存在するのかよ。

 

 

 

 

俺達は空から現れたスタジアムに入る。あそこにいても何も変わらないからな。

 

夏未「決勝当日になって、ゼウススタジアムに変更、影山の圧力ね。どういうつもりかしら?」

 

雷門の言ったゼウススタジアムというのは、ここの場所の名前らしい。世宇子中だからゼウススタジアムってことか?

 

すると何やら視線を感じて、上を見あげるとそこには人影があった。しかもその人影は……

 

八幡「あそこに影山がいる」

 

円堂「なに!?」

 

全員が俺の視線の方向へ見る。その中でも鬼道と豪炎寺は負の感情を感じた。鬼道は言うまでもないだろう。豪炎寺の方はこの前鬼瓦さんから告げられた妹さんのことだろう。それに強く握りしめられた拳は震えていた。

 

響木「円堂、話がある」

 

そんな中響木監督が声をかけ、全員に聞こえるように話し始めた。

 

響木「大介さん、お前のおじいさんの死には影山が関係しているかもしれない」

 

響木監督の発言にここにいた全員が驚きを隠せなかった。それは重いなんてもんじゃないだろう。

 

円堂「じいちゃんが……影山に…」

 

円堂はそれを聞いてかなり動揺している。そりゃあそうだろう。誰だって自分の家族が誰かに殺されたと聞かされたらそうなる。

 

響木「…ああ」

 

眉間に皺を寄せ、呼吸も荒くなり、拳を強く握りこむ。唇を噛み締めながらも、なんとか落ち着かせそうとしている。そんな円堂の肩を豪炎寺が掴む。そうか、豪炎寺も同じ境遇を経験しているからだろうか。それを円堂も思ったのか大きく深呼吸をする。

 

夏未「円堂君」

 

木野「円堂君」

 

「「「「円堂!」」」」

 

「「「「キャプテン!」」」」

 

八幡「円堂」

 

俺達の声で落ち着きを取り戻した円堂。そして、円堂は響木監督に向き直る。

 

円堂「監督、みんな……こんなに俺を思ってくれる仲間。みんなに会えたのはサッカーのおかげなんだ。影山は憎い。けど、そんな気持ちでプレーしたくない。サッカーは楽しくて、面白くて、わくわくする。1つのボールにみんなが熱い気持ちをぶつける最高のスポーツなんだ。だから、この試合も俺はいつもの俺達のサッカーをする。みんなと優勝を目指す。サッカーが好きだから」

 

どうやらいつもの円堂に戻れたみたいだな。

 

響木「さぁ!試合の準備だ!」

 

「「「はい!」」」

 

響木監督の声に返事をして、俺達は控え室へと向かった。

 

ユニホームに着替えた後、小町から貰った黒いリストバンドを左手首に身につける。

 

豪炎寺「比企谷、そのリストバンドはどうしたんだ?」

 

八幡「ああ、これは小町が俺の為に買ってくれたんだ」

 

豪炎寺「そうなのか」

 

八幡「ああ」

 

豪炎寺「大切にな」

 

八幡「もちろんだ」

 

 

着替え終えフィールドに出ると、そこには超満員の観客がいた。この中に小町と母ちゃんがいるのか。

 

王将『雷門中、40年振りの出場でついにこの決勝戦まで登り詰めた!果たしてフットボールフロンティアの優勝をもぎ取ることが出来るのでしょうかぁ!?』

 

円堂「いよいよ始まるんだな!決勝が!みんなとこの場所に立てて、信じられないくらい嬉しいよ!俺、このメンバーでサッカーをしてきて本当に良かった!みんなが俺の力になるんだ!」

 

まったく、嬉しいのはこっちも同じだっつーの。ボッチだった俺がこんな大舞台に立てるなんて思ってもなかったからな。

 

円堂「さぁ、アップだ!」

 

「「「おお!」」」

 

 

すると、グラウンドに一陣の風が吹く。世宇子中、反対側のベンチに姿を現す。

 

王将『今大会最も注目を集めている世宇子イレブンだ!決勝戦まで圧倒的な強さで勝ち進んできた大本命!この決勝この決勝でもその力を見せつけるのか!?』

 

 

アップも終了し、そろそろ試合開始となる。その前に俺達は円陣を組む。

 

円堂「いいか!みんな!全力でぶつかればなんとなる!勝とうぜ!」

 

「「「「「おおっ!」」」」」

 

いつもは掛け声を出さない俺でも、今回ばかりは出している。いくら俺でも空気は読むぜ。

 

そんな中、世宇子中に運ばれてきた11個のコップ。その中身はドリンクか?確かに水分補給は大事だが……

 

アフロディ「僕たちの勝利の為に」

 

「「「「「勝利に!」」」」」

 

なんだか余裕綽々って感じだな。

 

 

そして、それぞれポジションにつく。フォーメーションは4-4-2だ。FWに豪炎寺、染岡。MFに一之瀬、鬼道、俺、少林。DFに風丸、壁山、土門、栗松。そしてGK兼キャプテンの円堂だ。

 

ピー

 

審判の笛で試合開始の合図が出る。そして、開始直後ボールはアフロディへと渡るが…

 

豪炎寺「動かない?」

 

染岡「舐めんな!」

 

豪炎寺と染岡が動かないアフロディからボールを奪おうとしに行く。

 

アフロディ「君達の力は分かっている。僕には通用しないということもね。ヘブンズタイム!」

 

アフロディがフィンガースナップした瞬間、豪炎寺と染岡の後ろに立っていた。

 

染岡「消えた?」

 

八幡「後ろだ!」

 

豪炎寺「っ!いつの間に!?」

 

すると、豪炎寺と染岡がいた場所に突如突風が吹き荒れ、2人を吹き飛ばされてしまった。そして、アフロディはまるで何も無い道を歩くかのように、ゆっくりとボールを雷門陣内に進めていく。それに、敵は一切フォローに動いていない様子だ。

 

八幡「行くぞ鬼道」

 

鬼道「ああ!」

 

一之瀬「俺も行く!」

 

今度は3人がかりでボールを奪おうとしに行く。

 

アフロディ「ヘブンズタイム」

 

すると、またアフロディがフィンガースナップをすると、俺達3人の前から姿を消した。

 

アフロディ「僕たちは……人間を超越した存在なんだ」

 

また、豪炎寺達と同じで俺達の後ろにアフロディの姿があった。

 

「「「ぐぁぁ!?」」」

 

そして、俺達3人のところに突風が吹き荒れ俺達は吹き飛ばされてしまった。そして、尚もゆっくりと進んでいくアフロディ。続いて土門、壁山の前に現れる。そんなアフロディに怯えてしまう土門と壁山。

 

アフロディ「怯えることは恥じることは無い。自分の実力以上の存在を前にしたときには」

 

3度鳴らされるフィンガースナップ。壁山と土門の後ろにいた。

 

アフロディ「当然のことなのだから」

 

そして、同じように突風が吹き荒れ壁山と土門は吹き飛ばされる。そして、とうとうゴール前までやってきたアフロディ。

 

円堂「来い!全力でお前を止めてみせる!」

 

アフロディ「天使の羽ばたきを聞いた事があるかい?」

 

アフロディは円堂にそう語りかけた瞬間、アフロディの背中から純白の6枚の羽が伸びる。そして、アフロディは天を仰ぐと同時に、羽は更に大きくなり、ボールを包むエネルギーが更に増幅される。そしてそのボールを円堂に向かって蹴りを送り出す。

 

アフロディ「ゴッドノウズ!これが神の力!」

 

円堂「ゴッドハンド!」

 

円堂はゴッドハンドで迎え撃った。まさに神対神の戦いだ。

 

アフロディ「本当の神はどちらかな?」

 

アフロディは余裕の笑みを浮かべながら語る。そして、ゴッドハンドはゴッドノウズに耐えることができずバラバラに砕け散り、威力も削られることなく円堂と共にゴールへと突き刺さってしまった。

 

王将『恐るべきシュート。ゴッドノウズが雷門ゴールに炸裂!世宇子中先制!』

 

やはり、ゴッドハンドじゃ通用しないというのか。それに、アフロディを止めることすらできねぇ。

 

王将『なんということだ世宇子中キャプテンアフロディ。雷門中に全くボールを触れさせることなく得点!これぞまさに神の領域のプレー!』

 

アフロディが自陣へ戻る中、俺達は円堂の所へ駆け寄る。

 

円堂「大丈夫だ」

 

風丸「円堂?たった1度のシュートで」

 

円堂の右手を見ると手のひらが少し黒くなっていた。そこまでの威力なのか。

 

円堂「すごいシュートだった。でも次は止めてみせる」

 

一之瀬「よしっ!みんな次はこっちの番だ!取られたら取り返そうぜ!」

 

風丸「そうだ!点を取るぞ!」

 

「「「おう!」」」

 

試合再開され、染岡から豪炎寺、そして豪炎寺が後ろにいた俺にボールを送られる。そして、前へと一気に駆け上がる。対する世宇子中はこちらを止めようとしない。本当に余裕綽々ってことかよ!

 

八幡「染岡!」

 

俺は染岡にドライブパスを送る。そのパスに対して染岡はダイレクトに合わせる。

 

染岡「ドラゴン!」

 

豪炎寺「トルネード!」

 

赤龍が世宇子ゴールと向かっていく。

 

ポセイドン「ツナミウォール!」

 

それに対して世宇子ゴールキーパーポセイドンは両手を地面に叩きつけると、ゴールを覆うように津波の壁が作り出され、ドラゴントルネードが易々と止められてしまった。

 

王将『なんと!世宇子キーパーポセイドン!ドラゴントルネードを止めた!最強の守護神ここにあり!』

 

すると、ポセイドンはボールを軽く豪炎寺の足元へ送ってきた。

 

王将『おーっと!ポセイドン!雷門にボールを渡してシュートを撃ってこいと挑発!』

 

この野郎ぉ!

 

鬼道「ボールを渡した事が失敗だったという事を思い知らせてろう」

 

そういうと鬼道は指笛を鳴らすと地面からペンギンが飛び出してくる。そして、前へダッシュした豪炎寺と一之瀬に向かってボール蹴り出す。そしてそのシュートを豪炎寺と一之瀬がツインシュートを放つ。

 

鬼道「皇帝ペンギン」

 

豪炎寺・一之瀬「「2号!」」

 

ポセイドン「ツナミウォール!」

 

又もやポセイドンは津波壁を作り出し、皇帝ペンギン2号の威力を完全に消し去った。そして、またもや挑発の如くボールを一之瀬へ送ってきた。

 

一之瀬「だったら!」

 

今度は円堂と土門も加わりザ・フェニックスで対抗することにした。

 

「「「ザ・フェニックス!!」」」

 

不死鳥が世宇子ゴールへと向かっていく。

 

ポセイドン「ギガントウォール!」

 

ポセイドンが巨大化したように感じている間に、シュートの上から拳を打ち付け、地面にめり込ませて止める。

 

ポセイドン「これじゃウォーミングアップにもならないな」

 

一之瀬「俺達の必殺技がどれも通用しない」

 

どの必殺技シュートを撃っても、それを易々と止められてしまう。一体、どうすればゴールを奪えるんだろうか。すると、飽きたのかポセイドンはボールを遠くに飛ばして、前にいたデメテルへ渡った。

 

風丸「ゴールには近づけさせない!」

 

少林「キャプテンだけじゃない!」

 

壁山「俺達みんなで守るッス!」

 

デメテル「ダッシュストーム!」

 

3方向から襲いかかるも、デメテルは一気に加速し、アフロディのヘブンズタイムと違った突風が吹き、守備にいった風丸、壁山、少林が吹き飛ばされる。

 

 

デメテル「はあぁ!リフレクトバスター!」

 

デメテルが短く咆哮すると、地面から何個もの岩が達が宙に浮き、その中の1つボールを蹴ると次々と反射していき、どんどんと威力が上がっていく。そして、最後の岩に弾かれると、円堂に向かってシュートが飛んでいく。

 

円堂「ゴッドハンド!」

 

円堂はそのシュートに対してゴッドハンドで対抗する。だが、このシュートもゴッドハンドをいとも簡単に砕きゴールへと突き刺さってしまう。

 

王将『ゴォール!世宇子追加点!これもものすごいシュートだ!』

 

追加点を許してしまった。しかも、あいつの事も止めることが出来なかった。そう思っていると少林の様子がおかしい。足を抑えている。

 

円堂「少林!」

 

八幡「大丈夫か?」

 

いや、大丈夫ではないだろう。とりあえず、ベンチへ運び治療をするが…

 

少林「ぐぅ!」

 

音無「っ!選手交代をお願いします」

 

どうやらそれしかないようだ。少林に変わってマックスが入ることになった。

 

試合再開直後、ボールは相手に奪われそのボールはまたもやデメテルへと渡ってしまった。

 

土門「好き勝手にさせるかよ!」

 

マックス「全員サッカー!」

 

栗松「それが雷門サッカーでやんす!」

 

デメテル「ダッシュストーム!」

 

デメテルはまたもや加速し、突風が吹き土門達が吹き飛ばされる。あっという間にゴール前まで突破させる。デメテルはリフレクトバスターを撃つのではなく、近くにいたヘラにパスを送る。

 

ヘラ「ディバインアロー!」

 

宙に浮かせたボールに何度も何度も蹴り込み、エネルギーを高められたボールを蹴り込むと、一直線にゴールへと向かっていく。

 

円堂「爆裂パンチ!」

 

ゴッドハンドでは間に合わないのか、円堂は爆裂パンチで対抗する。だが、ゴッドハンドより威力のない爆裂パンチでは止めることができず、ゴールへと突き刺さってしまう。これで3点目。

 

土門「マックス!栗松!」

 

土門の声のした方を見ると、マックスと栗松が倒れて動けない姿があった。まさか、またあのドリブル技でやられてしまったののか。木野と音無が見るもやはり交代をしなくてはならない状態のようだ。栗松に変わって影野、マックスに変わって宍戸が入ることになった。

 

染岡「好き勝手させるかよ!」

 

雷門キックオフで試合再開し、ボールは染岡が持ち前線へ上がっていき、染岡の後ろに宍戸が駆け上がる。だが、その行く手を阻むのは世宇子の大柄DFディオだった。

 

ディオ「メガクエイク!」

 

ディオは大きくジャンプし着地すると、地面が大きく盛り上がり、染岡と近くにいた宍戸までも巻き込まれた。

 

染岡「ぐあぁ!?」

 

宍戸「うわ!?」

 

地面に叩きつけられた2人は身体をおさえている。染岡は肩を宍戸は足をおさえている。これはかなりやばい事になったな。2人をベンチへ下がり処置してもらうが、2人は重症だ。交代するしかないが……片方は……

 

目金「僕が行きます!」

 

マックス「目金…」

 

目金「僕だって雷門の一員だ!」

 

目金……お前。身体も声も震えているのに、勇気を出して出てくれるんだな。初めての帝国戦に比べて成長したな。そして、染岡に変わって目金、宍戸に変わって半田が入ることになった。これで交代枠を全て使い切ってしまった。

 

 

スローインから再開し、ボールはフリーだった目金に送られるが、目金の後ろに忍び寄る大きい影。

 

ディオ「メガクエイク」

 

ディオのメガクエイクにより目金は無情にも吹き飛ばされてしまった。入ったばかりの目金が退場してしまい、雷門は1人足りない10人で戦うしかなくなってしまった。

 

試合再開するもアフロディのヘブンズタイムに為す術なく俺達は吹き飛ばされる。円堂は顔面にシュートを受け倒れ込んでしまう。

 

アフロディ「まだ続けるかい?続けるに決まってるよね。では、質問を変えよう。チームメイトが傷ついていく様子をまだ見たいのかい?」

 

アフロディ「続けるか棄権か。君が決めるといい」

 

あのバカは何を考えているのか知らねぇが、迷っているみたいだな。

 

豪炎寺「何を迷っている円堂!」

 

円堂「豪炎寺…」

 

豪炎寺「俺は戦う!そう誓ったんだ!」

 

風丸「豪炎寺の言う通りだ!まさか俺達の為に思っているのなら、大間違いだ!」

 

鬼道「最後まで諦めない事を教えてくれたのはお前だろ」

 

一之瀬「俺が好きになったお前のサッカーを見せてくれ!」

 

八幡「立てよ円堂。お前がここで諦めるような奴じゃねぇだろ!」

 

円堂「比企谷…」

 

「「「円堂!」」」

 

チームメイトの言葉に円堂は立ち上がった。それでこそ円堂だ。全員が立ち上がるも戦況が変わる訳でもない。ふと、時計を見るともうすぐ前半15分になろうとしていた。だが、それでも俺達は諦めない

 

 

 

 

 

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