比企谷八幡とイナズマイレブン   作:チャキ

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とてもお久しぶりです。ホント毎度毎度すみません。今回は世宇子戦最後までです。良かったら最後まで見てください。


第27話

 

 

雷門は1人少ない10人で戦っている。

FWは豪炎寺のワントップ。MFは一之瀬、鬼道、比企谷、半田。DF風丸、壁山、土門、影野。そしてGKは円堂となっている。そして、もうすぐで前半が15分になろうとしている時、鬼道、豪炎寺、一之瀬は世宇子陣へ攻め上がる。

 

アフロディ「ディフェンスは攻撃陣を徹底的に狙え!」

 

ディオ「メガクエイク!」

 

「「「ぐあぁ!」」」

 

地面が大きく突き上げて鬼道たち3人を吹き飛ばした。そしてそのボールはデメテルへわたる。

 

アフロディ「オフェンスは守備陣を」

 

デメテル「ダッシュストーム!」

 

「「「「うわぁああ!」」」」

 

強い突風が吹きつけ、守備に入っていた俺や土門や影野達が吹き飛ばされる。

 

アフロディ「キーパーは重点的に」

 

ヘラ「ディバインアロー!」

 

円堂「マジン・ザ・ハンド!」

 

ヘラの必殺シュートに対して円堂は未完成のマジン・ザ・ハンドで対抗するが、やはり未完成により、完全止めることはできなかったが、シュートは跳ね返すことはできたが、跳ね返った先にヘラ達がいた。

 

ヘラ「跳ね返りの角度も予想通り」

 

アフロディ「やはりあの技は習得できていないようだ」

 

おいおい、どっから情報が漏れたんだよ。

 

円堂「こんな奴らにどうやったら勝てるかそんなのは分からない。だけど分かっているのは、絶対に諦めないことだけ」

 

そうだな。まったくその通りだ。だけど、未だに突破口は見つかっていない。一体どうすれば……そんな事を考えている間にも、アフロディは立ち上がる円堂に対してシュートを放つ。そして、シュートは円堂にぶつかり跳ね返ってくる。

 

アフロディ「まだ耐えられるのかい。興味が湧いてきた。君がどこまで耐えられるのか」

 

するとアフロディはボールを外へと蹴り出した。

 

王将『おーっと、アフロディいきなりボールを外に蹴り出した!ミスキックではない。これは意図的に蹴り出したのか?』

 

アフロディが蹴り出した後、世宇子達は一斉にベンチへと向かっていく。何をするかと思えば水分補給をしていた。

 

王将『なんと世宇子中、余裕の水分補給だぁ!』

 

こいつら水分補給する余裕もあるのかよ。……だが、なぜ全員一斉に水分補給する必要が?確かに水分補給は大事だが。

 

その後、試合は雷門のスローインで再開されるが、やはり世宇子の圧倒的な強さに歯が立たない。そして、アフロディ達は得点を取るのではなく、円堂をサンドバッグのように、ボールをぶつけていた。そして、円堂までも倒れてしまった。そして誰も立ち上がれなかった。

 

アフロディ「限界だね。主審」

 

アフロディの声に反応するかのように主審は口を開く。

 

「試合続行不可能と判断し、この試合、世宇子中の「まだだ…!」」

 

主審の声を遮るように円堂は声を上げる。

 

円堂「まだ、試合は終わってない!」

 

そう言って立ち上がる円堂。

 

主審「しかし、君だけでは「そいつだけじゃあない」」

 

鬼道「そうだ!」

 

一之瀬「まだまだ戦える!」

 

八幡「ちょっと休んただけですよ」

 

そう言って次々と立ち上がる雷門中。

 

八幡「どうです主審?俺達はまだまだ試合続けられますよ」

 

「…わかった。試合は続行とする」

 

主審は試合続行の判断を下した。そしてアフロディを見ると……

 

八幡「フッ、そんな顔もできるんだな」

 

鬼道「信じられないという顔だな。円堂は何度でも何度でも立ち上がる。倒れる度に強くなる。お前は円堂の強さには敵わない!」

 

アフロディ「では、試してみよう」

 

そう言ってアフロディは背中に6枚の白い羽を羽ばたかせ、上空へと飛び上がる。さすがにこれ以上はやばい。そして、アフロディはゴッドノウズを放とうとした時

 

ピッ、ピー

 

前半終了知らせる笛が鳴り響いた。

 

王将『ここで前半終了だ!』

 

アフロディ「命拾いしたね」

 

そう言ってアフロディは自分のベンチへと向かっていった。俺達はお互い支えながらベンチへと戻る。戻ると雷門が告げた。

 

円堂「えっ!?神のアクア?」

 

夏未「ええ、神のアクアが世宇子の力の源よ」

 

鬼道「体力増強のドリンク!」

 

とんでもないものを作りやがったな影山。

 

円堂「許せない。俺達の大好きなサッカーをどこまで汚せば気が済んだ!」

 

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一方観客席では……八幡の母が試合を見守っていた。

 

息子の八幡がサッカー部に入ったと聞いた時は驚いた。人付き合いが苦手な八幡がまさか部活に入るなんて。だけどその時はまだ人数も少ないって聞いた。だけどその日以降からあっちこっち泥だけになりながら帰ってくることが多くなった。多分サッカーの練習をしていたのだろうと思った。いつもは一人でサッカーをやっていたから泥だけにはなっていなかった。けれど、一緒にサッカーをしてくれる人達と出会ってからは、とても楽しそうだった。微妙な顔の変化だったが母親の私にはわかる。毎日とても楽しそうだ。今まで、八幡にはかまってやることは出来なかった。仕事を理由にして。でも八幡は楽しい環境に巡り会えた。だから、せめてサッカーを楽しくしている八幡を応援しようと思った。そして、八幡は11人揃え、フットボールフロンティアに出場することが決定したらしい。私もより一層応援しようとしたが、仕事が入ってしまい息子の試合は見ることは出来なかった。試合は携帯や録画したものを見ていた。息子が得点を入れた時、相手を抜いたり、止めたりして活躍しているのを目にした。帝国学園戦の時は驚いたけど、だけど八幡達雷門中は決勝までたどり着いた。そして今日、生で息子の試合を見ることができた。やはり、生は違う迫力があった。そして、試合が開始されたが相手の世宇子中は圧倒的な強さだった。八幡達は倒されては立ち上がるの繰り返し、手も足も出ないような感じだった。負傷者もでており、このまま負けてしまうのではと思ってしまった。だけど、八幡達は諦めていなかった。絶対に勝つという思いがこちらまで伝わってくるような感じだった。だから、私は最後まで応援することにした。

 

「頑張って八幡」

 

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そして雷門中ベンチへ戻る

 

夏未「円堂君……」

 

雷門が円堂へ声をかける。表情を見るととても心配そうに見える。

 

円堂「大丈夫!俺はやれる。やらなきゃならない。俺達は世宇子のサッカーが間違っていることを示さなきゃいけないんだ」

 

そうだ。こんなのはサッカーじゃない。サッカーはこんなにも楽しいんだと知った。だから、サッカーは楽しいものたんだとこいつら一緒に示さなきゃならない。

 

響木「よしっ!いけ!」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

俺達は各自ポジションにつく。後半、ここで何とかしないとな。

 

そして後半開始のホイッスルが鳴り響く。豪炎寺がドリブルしながら世宇子陣内へと切り込んでいく。

 

ディオ「神には通用しない」

 

そう言って豪炎寺とぶつかる。だが、やはり相手の方が力は上だ。

 

「「まだだ!」」

 

鬼道と一之瀬2人の力も加わる。1人じゃ無理なら数人で突破しようとする。

 

ディオ「無駄だ。神には通用しない。メガクエイク!」

 

「「「うわぁああ!」」」

 

地面が大きく突き上げ3人を吹き飛ばされた。そして、ボールはデメテルへ渡る。これ以上攻め上がらせない。

 

八幡「うぉぉおおお!デスカット!」

 

デメテル「フッ、無駄だ!ダッシュストーム!」

 

八幡「っ!ぐあぁぁあああ!」

 

突風が吹き荒れ俺や他の奴らまでもが吹き飛ばされてしまう。そして、ボールはアフロディへと渡る。アフロディはゆっくりと歩くように雷門ゴールへと向かっていく。そんなアフロディへ土門、壁山、影野が向かっていく。

 

土門「キラースライド!」

 

影野「コイルターン!」

 

アフロディ「ヘブンタイム」

 

「「「うわぁああ!」」」

 

アフロディがフィンガースナップをすると、土門達3人の後ろに現れ、3人は突風で吹き飛ばされてしまった。そして残るのは円堂ただ一人

 

アフロディ「残るのは君だけだ」

 

アフロディは円堂へシュートを放つ。シュートは円堂の顔面に当たり跳ね返る。跳ね返った先はまたもやアフロディ。アフロディはそこからまた円堂へシュートを放つ。シュートは円堂の身体中に当たり跳ね返る。そして跳ね返るその先はアフロディ。その繰り返しが続いている。

 

円堂「サッカーを…大好きなサッカーを汚しちゃいけない!」

 

アフロディ「うそ……体力は既に限界のはず」

 

円堂「そんな事は……そんな事は許しちゃいけないんだ!」

 

円堂の姿勢にアフロディはわずかだが震えている。どうやら怯えているみたいだ。そんな俺達は円堂に負けじと立ち上がる。

 

アフロディ「そんなものがあるものか!」

 

アフロディは怯えを振り払い、雰囲気が変わる。それでも円堂は動じない。

 

円堂「これは大好きなサッカーを守るための戦いだ!」

 

豪炎寺「円堂!」

 

「「円堂!」」

 

八幡「円堂!」

 

「「「円堂!」」」

 

「「キャプテン!」」

 

次々と円堂の名前をあげる俺達の声がフィールド中から鳴り響く。

 

円堂「感じる。皆のサッカーへの熱い思いが」

 

アフロディ「神の本気を知るがいい!」

 

アフロディは6枚の白い羽を羽ばたかせ上空へと飛び上がる。そしてボールへエネルギーが流れ込む。すると、円堂は何かに気づいた様子になったと思うと、突然身体を捻りアフロディに背中を向けるような姿勢になった。

 

アフロディ「諦めたか。だがもう遅い!」

 

すると、円堂から今まで感じたことの無いオーラがあふれているのが見えた。これはもしや……

 

八幡「豪炎寺!鬼道!上がれ!」

 

「「おう!」」

 

王将『なんと!豪炎寺に鬼道!比企谷の合図で世宇子陣内へと上がっていく!これは一体!』

 

アフロディ「ゴッドノウズ!」

 

円堂「うおおお!マジン・ザ・ハンド!」

 

円堂の背後には魔人が現れた。そして、魔人共に右手を突き出し、アフロディのゴッドノウズをガッチリとキャッチした。ついに完成したなマジン・ザ・ハンド。おっと見てる場合じゃあない。

 

八幡「円堂!」

 

円堂「ああ!いっけぇええ!」

 

円堂の豪快なスローでボールを俺は受け取る。そして、世宇子陣内にいる鬼道へシュートに近いパスを送る。

 

八幡「鬼道!」

 

鬼道「ああ!円堂が止めたこのボールは」

 

ディオ「メガクエイク!」

 

地面が突き上げ鬼道を吹き飛ばしたが鬼道はその状態で上空へパスを送る。そして、送った先には豪炎寺がいる。

 

豪炎寺「ファイアトルネード!」

 

そして、豪炎寺のファイアトルネードは世宇子ゴールではなく、真下へ送られる。

 

鬼道「ツインブースト!」

 

鬼道は上手く着地をし、そのシュートにツインブーストを合わせ、世宇子ゴールへと向かっていく。

 

ポセイドン「ツナミウォール!」

 

ファイアトルネードとツインブーストが合わさったシュートはツナミウォールとぶつかる。

 

「「うぉぉおおおおお!」」

 

ポセイドン「な、なんだ!このパワーは!?」

 

ツナミウォールを貫きポセイドンまでも吹き飛ばし世宇子ゴールへ深く突き刺さった。

 

王将『ゴォール!!ミラクルシュート炸裂!雷門!ついに1点を返した!』

 

 

世宇子のキックオフで再開させると、アフロディが攻め込んでくる。

 

アフロディ「僕は負けない!僕は確かに神の力を手にしたんだ!」

 

八幡「何が神だ!笑わせるな!うぉぉおおおおお!デスカットォォ!」

 

アフロディ「うわぁ!?」

 

弧を描くように右足をふると、アフロディの前へ着弾する。そこから黒紫色のような色をした衝撃波がでてアフロディを跳ね返す。そして次も鬼道へ素早いパスを送り出す。そして、先程同様そのボールを豪炎寺へと送る。

 

豪炎寺「ファイアトルネード!」

 

鬼道「ツインブースト!」

 

ポセイドン「ギガントウォール!」

 

ポセイドンはツナミウォールではなく次はギガントウォールを出し豪炎寺達のシュートの上から押さえ込もうとしたが、こちらの方がパワー上だったようで、ポセイドンをまたもや吹き飛ばし2点目をもぎ取った。

 

 

そして世宇子のキックオフで開始させる。アフロディはまたもや攻め込んでくる。

 

円堂「比企谷!お前は行け!必ず止めてお前に渡す!」

 

八幡「ああ!」

 

その言葉に俺は世宇子ゴールへと走り出す。

 

アフロディ「ゴッドノウズ!」

 

円堂「マジン・ザ・ハンドォォ!」

 

円堂は宣言通りガッチリとキャッチした。

 

円堂「いっけぇぇぇええ比企谷!」

 

円堂の豪快なスローでボールは俺に渡り、そのまま俺は世宇子ゴールへ走り出す。そして、横を見れば鬼道が見える。

 

八幡「鬼道!ちょっと付き合え!」

 

鬼道「フッ、いいだろ!」

 

円堂「決めろ!比企谷!鬼道!」

 

豪炎寺「いけぇ!!」

 

仲間の皆の想いがボールへ流れ込み光り輝く。その光はまるで夜空に輝く星のように。そして、俺と鬼道は同時に飛び上がり、仲間への想いをこのシュートに込める。

 

「「うぉぉおおおお!プライムレジェンドォォォ!」」

 

そしてその一筋の閃光は止まることなく世宇子ゴールへ向かっていく。世宇子ゴールを守っていたポセイドンは反応できず、シュートは世宇子ゴールへ突き刺さった。

 

王将『ゴォォール!!比企谷と鬼道の連携必殺技で雷門ついに同点だぁ!』

 

同点になり、世宇子も攻め上がってくる。

 

アフロディ「こんな……こんな事があってたまるかぁ!」

 

冷静を失ったアフロディは真っ直ぐ向かってくる。そんなアフロディから俺はいとも簡単にボールを奪う事ができた。

 

アフロディ「そ、そんな…」

 

八幡「一之瀬!」

 

一之瀬「任せろ!土門!円堂!」

 

「「おう!」」

 

もうあまり時間が無い。これがラストチャンス。そして、一之瀬、土門、円堂はザ・フェニックスの体勢に入る。

 

円堂「最後の1秒までたたかう!」

 

「「「それが俺達の!!」」」

 

3人が作り出したフェニックス。それを3人が打つのではなく、炎纏った我がチームのエースストライカー…

 

豪炎寺「サッカーだ!!」

 

豪炎寺のファイアトルネードが打ち込まれる。すると、フェニックスはさらに炎纏い巨大な不死鳥となり、世宇子ゴールへ迫る。そんなフェニックスを見た世宇子ゴールキーパーポセイドンは悲鳴を上げながら逃げていく。そして、無人となった世宇子ゴールへ今までよりも深く突き刺さった。

 

王将『ゴォォール!ついに雷門逆転、勝ち越しだぁ!』

 

ピ、ピー!

 

王将『ここで試合終了!フットボールフロンティア決戦!勝ったのは雷門!劇的な逆転勝利だぁ!』

 

円堂「…勝った」

 

「「「「「やったあぁぁ!」」」」」

 

八幡「やったな」

 

鬼道「ああ」

 

豪炎寺「ああ」

 

俺達3人は互いの拳をぶつけあった。

 

まさか、優勝するとは。最初の頃は1人だった俺がここまで来るとは想像もしてなかったな。俺が今ここにいるのは、サッカー部に誘ってくれた円堂のおかげだな。

 

八幡「円堂」

 

円堂「なんだ比企谷」

 

八幡「俺をサッカー部に誘ってくれてありがとうな」

 

円堂「ああ、どういたしまして!」

 

ホントありがとうな。

 

 

 




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