マジすみません(土下座)
改めて、戦闘描写の書ける人ってスゲェなって思いましたね。
いつもより更新早いと思ったそこの貴方!褒めて。
まぁこれガチガチのじゃなくて頭ハッピーみたいな小説だし多少はね?
「じゃそういうことでお邪魔しました」
それからの千景の行動は早かった。相手は身寄りのない子どもだ、誰に連絡するでもなくさっさと丸亀城に連れ帰ってきてしまったのだ。
誘拐である。
「あ!(唐突)そういえば名前を聞いてなかったわね、というわけで貴方の名前はなんて言うの?」
「いやちょっと待って下さい、いくら何でも早すぎでは・・・流石に市長とかに何か言った方がいいんじゃないんですか?」
「嫌よめんどくさい」
「そうなんですね・・・」
少年は、目の前の人の態度の変わりように驚いた。
「それより、貴方の名前は?」
「・・・えっと・・・継夢です・・・」
「継ぐ夢か・・・いい名前ね。苗字は?」
継夢は少し照れくさそうに教えてくれた。
「それで・・・?その子を連れ帰ってしまったと・・・」
「私の趣味だ、いいだろう?」
「いいわけあるか!犯罪だ犯罪!」
「バレなきゃ犯罪じゃないのよ、それに、この子は拾ったみたいなもんだし」
「あのなぁ・・・」
継夢を丸亀市に連れ帰った翌日、勇者達一同は頭を悩ませていた。なにせ仲間の一人が犯罪紛いの事をしたのだ、まだ中学の彼女達にはどうしたらいいかも分からない。
「まぁまぁ、若葉ちゃん落ち着いて。何も悪気がある訳じゃないのよ」
「つーかコイツ、タマより身長低いのな」
「タマっち先輩、当たり前ですよ。相手はまだ小学生なんですから」
その後流石に大社に隠し続けるのは無理だと言う事で意見が一致し、彼女達は黒服達に報告する事にした。
「と言うわけでこの子をうちで預かりたいと思うんだけど」
「ええ・・・(困惑)」「やべぇよ・・・やべぇよ・・・」「身長がナオキですね(錯乱)」「勇者様!?まずいですよ!」「覚悟の準備をしておいて下さい!」「すっげぇ動揺してる、はっきりわかんだね」「まぁ・・・部長に聞いてみるか・・・(諦め)」
トゥルルルルルル(着信音)
部長が電話に応じる。
「残業外から失礼するゾ〜(謝罪)、今月ノルマ多スギィ!何か勇者様が独り身の子ども拾ってきたらしいんですけど、保護いいっすか?」
「あ、いいっすよ(承諾)」
部長の鶴の一声により、継夢は無事保護される事になった。
が、その時世界が光に包まれ、周りには木の根がそこらじゅうを駆け巡っている。先程の黒服達もマネキンのように静止している。
樹海化だ。
「まったく、タイミングが悪いわね」
「それより敵の量だ。前回の侵攻よりも遥かに多いぞ」
「へへっ、タマに任せタマえ!」
「少し不安ですね・・・」
前回に比べ今回は友奈がいない。それで敵の数が多いのだから、厳しい戦いになるだろう。
彼女達は端末を操作し、光を身に纏った。
「ハァァッ‼︎」
千景が切る、切る、更に切る。空を自由に飛び回り、目につくバーテックスに凄まじい速さで接近し、相手が反撃する間も無く斬り伏せる。それを何度も何度も繰り返し、いつの間にか周囲のバーテックスは消え失せていた。
赤いその姿も合わさり、その姿はまるで流星の様。
(流石に量が多い・・・でも、負けられない!)
若葉達も負けじと応戦する。
「郡さん、流石だな」
「ムムム・・・タマも負けられない・・・」
「もう、タマっち先輩はそうやっていつも対抗を・・・」
「闘争心を失ったら負けかなと思ってるっ!」
流星が舞う中、若葉は刀を握りしめ負けじと最高速度でバーテックスに肉薄する。バーテックスの口に刀を突き刺し、内側から切り刻む。まず一体斬り伏せた後また別のバーテックスに接近する。その合間に見える鈍色の刀は鬼神の様な近寄り難い恐ろしさを表した。
若葉が憎しみをぶつけている中、球子はバーテックスの大群に向けて旋刃盤を振りかぶり、まず一体に突き刺す。突き刺したバーテックスごと自分を回転させ、大きな円を描く。その円の内に入ったバーテックスはたちまちバーテックスというオマケ付きの旋刃盤にミンチにされる。重くなってきたらワイヤーで引き寄せる、が前回と同じようにその隙を狙ってバーテックスが後ろから噛み付かんとする。
「同じ手は食うかっての!」
即座に後ろへ下がり、戻ってきた旋刃盤を口に押し当て捩じ伏せる。
球子が無双ゲーよろしく薙ぎ倒していくなかで、杏もクロスボウで援護をする。このクロスボウはリロードも無く、マシンガンの様な連射速度の為、隙は無かった。少数で奇襲を仕掛けてくるバーテックス達を撃ち抜き辺を見回し、若葉達のカバーを続ける。
前回より不利な状況ながらも、彼女達は善戦していた。
(私が一番多く倒して・・・皆んなを守る・・・!)
バーテックスの集団が一つ、また一つと消えていく。
(私の価値が、ヒトの価値がどのぐらいか・・・それは誰かに決められるものではない。でも私はヒトの価値を守る為に、ヒトが無価値ではないと証明する為に・・・何があっても守ってみせる・・・!)
残ったバーテックス達が集まり、巨大な人型実体へと変貌していく。
進化体のその先へと変貌していく。
そして融合が終わった後、そこには元の白いバーテックスは影も形もなかった。
あるのは40mほどの巨体に、オウムの様な顔と嘴。手には爪を持ち、目の周りにはミカンのヘタの様なマークが見える。
それは別の世界で真紅のパワーファイターに暗殺を仕掛け、見事打ち破った無敵の宇宙人。
その名は分身宇宙人ガッツ星人。
千景が斬りかかるものの、ガッツ星人は分身してみせる。
「くそっ!」
後ろに下がるとガッツ星人は分身をやめ、目の前から姿を消す。その後背後から、千景を殺さんとガッツ星人が襲いかかる。
「上等よ・・・ッ!超人ではなく、ヒトとして戦ってやるわ!」
体の内側に意識を集中させ、神樹の持つさまざまな概念的記録にアクセスする。そこから力を抽出し、自らの体に宿す。千景の体に神のエネルギーが満ち、それは完了する。
精霊 七人御先だ。
その力を纏った千景の能力は、千景が7人に分裂し同時に倒されなければ死なないというもの。ガッツ星人に対抗して分身対決だ。
「勝負よ!」
ガッツ星人に向かい七人の千景が斬りかかる。だがそのガッツ星人は幻、また背後からガッツ星人が拳を振り上げるものの仕留めた標的は一人。
残った六人が一斉に斬りかかり、ガッツ星人はまた分裂。今度は挟み撃ちの形となる。
そして千景達は半分に分かれて分裂したガッツ星人へと刃を向ける。
しかしこれも幻、消えた後本体のガッツ星人が現れた。
「忘れて貰っては困るわよ」
時間差で復活した千景が本体のガッツの首元に鎌を突き刺し、動きを止める。
「私の武器は鎌・・・大葉刈。死ぬにはまぁ、相応しいわね」
そこへ集まった千景達が一斉に鎌を振り下ろし、ガッツ星人は細切れのサイコロステーキへと調理され、哀れ無惨にも爆発四散した。
郡千景はヒトとして勝った。
戦いの後、樹海化が終わった後千景は継夢を探していた。
「あ!千景さん!」
「見つけた。ごめんなさい、突然居なくなって・・・。」
「いえ、良いんですよ。それが役目ですし」
その言葉に、千景が持っていた罪悪感は消えるのだった。
プルルルルルル(電話)ピッ(電話を取る音)大社からの電話だ。
「はい、えっあぁ(承諾)はい分かりました(適当)」
千景は電話を切りポッケに突っ込む。
「今、貴方の住む場所が決まったってことが電話で来たわ」
「それで、何処なんです?」
「・・・私の部屋よ」
「・・・えっ?」
少年の顔がみるみる赤くなるのが見てとれた。
その後千景は一人道場にて大鎌を振るい、訓練をしていた。
「私は、強くならなくてはいけない。皆んなを守る為に・・・。」
「ぐんちゃーん!」
「高嶋さん!?病院はどうしたの?」
「今日ようやく退院出来たんだ。退屈だったけど、この前の戦い、病室から見てたけどカッコよかったよ!タマちゃん達が見過ごしてたバーテックスも、ぐんちゃんが全部倒してた!」
「・・・ありがとう」
千景の頬が少し赤くなる。
「ところでぐんちゃんは自主訓練中?」
「えぇ・・・そうだ!(ひらめき)、高嶋さん」
「何?」
「私に貴方の戦い方を教えてくれるかしら?」
「いいけど、どうして?ぐんちゃんは鎌を使うはずだけど・・・」
「もしも鎌が使えなくなった時用にね・・・」
「なるほど、んじゃみっちり叩き込むよ!」
訓練の後、千景は新たな同居人の待つ自分の部屋に来た。
「ただいま〜。疲れたわ・・・」
「お疲れ様です」
千景の心が癒される。
「早速だけど私は寝るわ、おやすみ。」
「おやすみなさい」
突如、何かに気が付いたかのように彼女は覚醒した。
(さてと・・・とうとうこの時が来たわね。事前に沢山寝といてよかったわ。訓練もある程度したし、後はやる事やるだけね)
同居人に気付かれないように足音を立てず部屋を出る。
(必ず帰ってくるから、良い子にしてるのよ・・・」
彼女の足取りは重く、これから赴く戦いへの覚悟が滲み出ていた。
郡千景 どいて!私はお姉さまよ!状態な人。年下の少年と一つ屋根の下、何も起こらないはずが・・・。原作と比べて戦う目的が全く違う。
継夢 お姉さまに拾われた小学生。年は・・・ナオキですね(決まってない)。当小説の最初で最後のオリキャラ君、苗字はその内分かる。
大社の人達 ユーモア溢れる人達。
や さ い せ い か つ な感じの社畜。部長は竹刀をよく持ってるってよ。
戦闘描写GOMI☆今回もすっげえ疲れたンゴねぇ。今更だけどUA1200感謝します、後お気に入りも。
感想とか色々くれると内容が濃くなるかも!(当社比)